kurazoh さん プロフィール

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kurazohさん: 教育失敗学から教育創造学へ
ハンドル名kurazoh さん
ブログタイトル教育失敗学から教育創造学へ
ブログURLhttp://f-sekiya2005.cocolog-nifty.com/novel_miyagitani/
サイト紹介文使命感をもった教師とは? 子どもの未来のために本当に必要な教育改革とは? 望ましい教師教育とは?
自由文公立学校に子どもを預け,PTA活動に参加した保護者・指導主事としての行政経験をもつ中学校の現役教師の目から,「本物の覚悟」ができる教師のあり方を考えています。本気で「本物の教師教育」のあり方を考えている人,教職について壁にぶつかっている人のうち,自分が「壊れてもよい」覚悟のある人に読んでもらえれば…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供328回 / 365日(平均6.3回/週) - 参加 2013/09/23 23:40

kurazoh さんのブログ記事

  • SAPIXの先生が教えてくれた,「通っても意味がないレベルのクラス」
  •  私の子どもが通っている塾(SAPIX)から,ときどき電話がかかってきます。 今までは,「よくやっている」という内容の連絡でしたが,今日は「正答率が50%以上なのに間違えた問題を,自宅で勉強させろ」という指示の電話でした。 「今のままだと,どこかに合格しても,進学した学校で,他の子はこんなにできるんだとショックを受けることになる」という脅し文句つきでした。 もともとできる子が集まっている進学塾という [続きを読む]
  • 教育管理職試験の面接はどうなっているのか?
  •  前事務次官の告発を聞いて,ふと,あることの現状はどうなっているか興味を持ったことがある。 教育管理職試験の面接である。 15年以上前に,私が教育管理職試験を受けたころ,事前に区の校長会の先生方に模擬面接をしていただいたことがあった。そのとき, 「もし校長から,とても納得できない指示を下されたときは,どうするか?」 という趣旨の質問があった。 「上司の命に忠実に従う」ことが地方公務員法第32条に規 [続きを読む]
  • 他人事ではない通学路暴走動画
  •  学校の通学路におけるトラブルは多い。 通行人から学校に苦情が寄せられるケースも多いだろう。 「広がって歩くのはやめなさい」と全校集会などで注意を呼びかけても,なかなか改善しにくい。 自転車に乗っている人に対しては, 「歩道を自転車が通行することの方が悪い」と堂々と反発する生徒もいる。 自転車の方も,車道の左側のスペースがほとんどない道では, 「自動車への迷惑」を考えて,歩道を行くことなる。 だか [続きを読む]
  • 「任せながら鍛える」のではなく「鍛えながら任せる」?
  •  教育の世界には,「言葉遊び」で戯れ合う暇な人たちがいる。 「任せながら鍛える」のではなく,これからは「鍛えながら任せる」ことが大切だ,などと主張している人がいた。 両者の違いは何だろうか。後者は「任せる」ことに主眼をおく,という意味だろうか。 教師が課題を与えておいて,「任せる」も何もない。子どもは「やらされている」だけである。  「任せながら鍛える」ときの「鍛える」方法とは何だろう。結局「任せ [続きを読む]
  • 前事務次官の「武士の一分」
  •  日本の政治は明治維新や占領期の変革を経ても,結局江戸時代と何も変わっていないような気がしています。 国民がだめだから,こうなっているという見方もできるでしょうが, 批判的精神が「うざいもの」とされる流れは,これからも変わっていかないかもしれません。 日本の政治に最も必要なのは,正しいものは正しい,間違っているものは間違っていると堂々と言える人間の存在です。 前事務次官は,辞めたことで言えるように [続きを読む]
  • 義務感を持たせて死亡率が2倍に
  •  政治家の中には,自分の命を狙われることなど何とも思わず,言うべきことを言ってきた人がたくさんいる。 人の命がどうなろうとお構いなし,という政治家も,もちろんいた。 自分の信念を貫くために,平気で嘘をつく政治家もいるが,神様と個人が直接対峙しにくい日本には,そういう人間を許容する緩い文化がある。 ただ,子どもの将来にかかわることについては,いたずらに危機感を煽り,「おれたちの仲間だけが救世主だ」み [続きを読む]
  • 結果至上主義の部活動と「全員に正解させる」教育の共通点
  •  目標だけを最優先させる精神は,多くの問題を生む。 結果至上主義の部活動と,「全員に正解させる」授業には,全く同じ共通点がある。 「できない」という状態や「失敗」を認めないということである。  「できていない状態」「わかっていない状態」=悪という単純な発想が,いかに子どもたちの健全な成長を阻害するか,教育現場に長くいる教師だったらわかるはずだ。 「全員ができること」「一人も置いてきぼりにしないこと [続きを読む]
  • 頼る相手を間違うと子どもが不幸になる
  •  公立小学校に子どもを通わせている経験からすると,隣のクラスに警察官が入ったとか,ときに物騒なニュースを耳にすることもあるが,親としては淡々と日々の生活をこなしてくれている子どもと教師たちに感謝したい。 多くの教師たちが,思うように子どもの学力が伸びないこと,子どもが言うことを聞いてくれないことに悩んでいる。 その処方箋を与えているつもりの人間がいるから,仕方のないことではあるが,だれかに頼ろうと [続きを読む]
  • 人のコンプレックスを利用した商売
  •  だれもがコンプレックスを抱いて生活を送っている。 容姿について,仕事の能力について,人間関係に作り方について・・・ 商売をする人から見れば,とてもおいしいマーケットである。 こうした「コンプレックス市場」は,教育業界においても存在する。 その勧誘の言葉がえげつない。 コンプレックスを何かの商品で覆い隠そうとしても, 教育の場合はすぐに馬脚を現すことになる。 人と人とがぶつかり合うことが,成長の糧 [続きを読む]
  • 子どもは教師を選べないが,教師は子どもを選び直せる
  •  学級経営や授業づくりに行き詰まって,自称・成功者たちが開く,3000円くらいが相場の有料のセミナーに参加したことがある教師は多いかもしれない。 小学生たちは,学校教育の求めるレベルに照らしてみると,基本的に優秀で,真面目で,向上心にあふれているから,教師が自分の方に問題があるのではないか,と疑ってかかる姿勢は非常に正しい。 教育の世界でいう「七五三」とは,小中高における子どもの平均的な学習到達度を指 [続きを読む]
  • 人を見捨てる余裕のある人にはわからない話
  •  子どもたちは,教師の想像以上に自分たちのことがわかっている。 また,教師の想像以上に教師のことがわかっている。 そういう子どもたちのことを信頼できない教師に限って,どんなことを言い出すのか。 「だれも見捨てるな」 これほど傲慢な言葉はない。お前は,何様なんだ? 「私はだれも見捨てない」 おいおい,お前に何ができるっていうんだ? うちの家族の喧嘩も止められるのか? 家を出ていったオヤジを連れ戻せる [続きを読む]
  • 見えていないものがそこにある
  •  子どもっぽい集団のいじめと,そうでない集団のいじめの区別を見誤ると,とんでもないことになる。 子どもたちの世界では,リアルのミサイル発射よりも,見えない消耗戦が続いているものである。 教師が一生懸命になって「見よう」「見届けよう」としているものに対して, 子どもたちは敏感である。 それがプラスに働くのは,中学生といってもほとんど小学生に近い子ども集団に限られるだろう。 教師が一生懸命になっても「 [続きを読む]
  • 教育と政治的「排除」
  •  自分に対して「悪口」を言うような人間は,どんどん「排除」する。 「排除」というキーワードが最もわかりやすいタイムリーの国は,アメリカである。 政治と教育の関係は,韓国に関するニュースを見ているととてもわかりやすい。 日本については,教育基本法が改正されたのは,どの内閣のときだったか。 学習指導要領の質が大きく変わろうとしているのは,現内閣である。 どういうつながりがあるのか。 それをわからずに, [続きを読む]
  • 「あいつは自分のことしか考えていないやつだ」は「悪口」か?
  •  「先生,相談があります。××くんが,僕の悪口ばかり言うんですよ」 「どんな?」 「自分のことしか考えていない」 「人の話を聞かない」 「自分と違う考えを認めない」 「証拠を示さないくせに証拠があるんだと言い張る」 「高圧的な話し方だ」 「それから・・」 「みんな正しいことですか」  「そうですね」 「どうしてそういうことを言ってくるんでしょう」 「自分のことではなく,他人のことを考えて,ときには [続きを読む]
  • 「自負」の塊たちとの確執
  •  「自負」をもっていない人間が生き残れない世界があるというのは理解できる。 しかし,教育の世界こそ,「自負」を脱ぎ捨てられる人間でないと,見るべきものが視界に入らないまま終わってしまう。 自分が見たいものしか見ず,聞きたいことしか聞かないようにする人間に,教育を語る資格はない。 自分に都合のいいように,言うことを聞かない人間や言うことをきく人間の話を持ち出して,お山の大将ぶる醜悪な姿は,必ず教え子 [続きを読む]
  • 小学校の教師たちが築いている財産とは何か
  •  小学校の教師を希望する人の中には, 英語が苦手だから・できないから 部活動の指導をしたくないから・できないから 家族との時間を大切にしたいから などといった,自分の特性が理解できている人が多くいるそうです。 中学校や高校でも,部活動から距離を置いて生きていくことは不可能ではありませんし, 教師集団や子どもたちから「この学校では必要とされない人」というプレッシャーを強く受けた場合は, 2〜3年周期 [続きを読む]
  • 「徳」より「得」に訴えかけて「政治」をする人間
  •  現在の代議制は,本当の民主制ではなく,選挙で選ばれた寡頭制にすぎない,という考え方がある。 だから,直接民主制を取り入れる部分を増やすことが,本当の民主制を守るためには必要なのだと。 実際に,コストを度外視して,直接民主制の機会を増やしている国がある。 国民自らがそれを望んでいることが必要である。 日本は大丈夫なのか。 国レベルではなく,地方レベルで見たらどうか。 トップにいる人間が,ただ「お上 [続きを読む]
  • 社会に出てもすぐにドロップアウトしてしまう才能ある若者たちを救うために
  •  「打たれ強い人」という評価がある。 こういう人たちに共通した「過去の経験」を抽出した調査結果もあるのだろう。 成功体験があることは大切だが,失敗体験,挫折の体験があることも,「打たれ強い人」になるためにはとても重要なのではないか。 では,「失敗体験」「挫折の体験」ができる,最も適切な場所はどこだろうか。 多くの人にとってその経験をした場は,学校なのではないか。 しかし,現在の学校教育では,「失敗 [続きを読む]
  • 中学校の先生は,同時にいくつの仕事を進めているか
  •  学校の先生には,給料にわずかですが調整手当がついてしまっているために,日常的な「残業」という概念は存在しません。 だから長時間勤務が常態化する,という考え方があるのはうなずけます。 ごくわずかな調整手当分も「労働なしでもらえる」ように,必死に勤務時間内で仕事を終えて帰ろうとするツワモノが出てくるのはその反動でしょうか。 教師の「責任」が重いのは当たり前で,公務員=全体の奉仕者としての自覚と能力が [続きを読む]
  • 進学塾と進学塾についていけない子どもが通う進学塾
  •  たかが小学校の教育内容と侮っていると,扱われている教材の奥の深さに気づけない教師が行っている学校の手抜き授業を見逃してしまう。 学習指導要領に示された内容を十分に身につけるためには,学習の「量」と「質」の両方が必要になる。 この「量」と「質」の両面において,学校教育のはるか上をいくのが進学塾のカリキュラムである。 「はるか上」のカリキュラムであることから,当然,「落ちこぼれ」が発生する。 以下に [続きを読む]