kurazoh さん プロフィール

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kurazohさん: 教育失敗学から教育創造学へ
ハンドル名kurazoh さん
ブログタイトル教育失敗学から教育創造学へ
ブログURLhttp://f-sekiya2005.cocolog-nifty.com/novel_miyagitani/
サイト紹介文使命感をもった教師とは? 子どもの未来のために本当に必要な教育改革とは? 望ましい教師教育とは?
自由文公立学校に子どもを預け,PTA活動に参加した保護者・指導主事としての行政経験をもつ中学校の現役教師の目から,「本物の覚悟」ができる教師のあり方を考えています。本気で「本物の教師教育」のあり方を考えている人,教職について壁にぶつかっている人のうち,自分が「壊れてもよい」覚悟のある人に読んでもらえれば…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供353回 / 365日(平均6.8回/週) - 参加 2013/09/23 23:40

kurazoh さんのブログ記事

  • NHKドラマ『精霊の守り人』が守れなかったもの
  •  いつの間にか,『精霊の守り人』シーズン2が最終回を迎えていたらしい(見逃してしまった)。 視聴率も6%と低かったようで,気の毒に主演女優の「大爆死作」という穏やかではないコメントが寄せられている。 主演女優にとって,『精霊』が『悪霊』になりかねない事態だという。 最初のシリーズを家族が楽しみに視聴していたので,少し間があいて始まったシーズン2も何度か見ていたが,ストーリーがつまらないために誰も見 [続きを読む]
  • 嘘をつかなければならない子どもと大人
  •  正しいことを主張するときには,相手を傷つけないようにすることに留意すべきである。 教師を長くやっていると,「正義感」がいかに人を傷つけるかがわかるようになってくる。 年はとっても,経験が浅い教師は,「信頼感」が失われたことに我を忘れ,たたみかけるように「正しさ」を追い求める愚を犯してしまう。 なぜその子ども(大人)は,嘘をつかなければならないのか。 なぜそのような状況に追い込まれているのか。 教 [続きを読む]
  • 安かろう疑わしかろう
  •  「安かろう悪かろう」「安物買いの銭失い」 こういう言葉を浴びせられては,気の毒な方々がいる。 航空機を使った旅行は,正規の?運賃ではとても財布がもたないので, 割引を得るために出発日のかなり前に予約する人や,  ホテルの宿泊費とセットになっているものを利用する人が多いだろう。 必ずしも,「安い」ことがサービスの質を低下することとは結びつかない商品は数多くある。 「安さ」に釣られて「引っかかってし [続きを読む]
  • SDGs(持続可能な開発目標)の時代の2年目に当たり
  •  ESD(持続可能な開発のための教育)=イーエスディーはまだ言いやすかったのですが,  SDGsはちょっと日本語でイメージが持ちにくい略語になってしまいました。 昨日の予算委員会の中でもふれられていたので,あれっ?何のことだろう?思った人が多かったかもしれません。 SDGsは,2000年に採択された国連のMDGs(ミレニアム開発目標)が2015年に終了するのに伴い,昨年=2016年からの開発目標を定めたもので,以下の17の目 [続きを読む]
  • すぐに嘘がつける子どもの言い逃れの仕方
  •  嘘をつくことが習慣になっている子どもに1年か2年おきくらいに必ず出会う。 空気を吸ったりはいたりするのと同じくらい自然に嘘がつける。 嘘というのは,自分がやったことを「やっていない」と言うだけではなく, ほぼ同時に「やっていない」ことをやったと言うことが多い。 教師である私が直接見ていたその場のことであるにもかかわらず, すぐに見破られる嘘がつける子どもとは,どのように育ってきたのか。 これから [続きを読む]
  • 「入試問題が変わる」という安直な発想
  •  「入試が変わるから学校での学習が変わる」などと安易に語っているのは,おそらく「学習の質を変える」ほどのインパクトのある試験問題をつくったことのない人たちだろう。 採点基準を厳格に定めなければならない入学者選抜試験では,想定外の正解が出てこないような出題に限られてしまう。 私が学校の定期考査で行っているように,生徒の答案を集めて全部読んでから,採点基準を決めるようなテストは入試では実施できない。  [続きを読む]
  • 嘘がつけない人の言い逃れの仕方
  •  今まで何百人の子どもの生活指導をしてきただろう。  重たい問題でも100人を超えている。 こういう子どもを相手にし続けていると,嘘をついているかどうか,たいていは見破れるようになってくる。 中には嘘なのだが真実っぽい話をする子どももいて,逆にバレやすかったりもする。 問題行動を繰り返す子どもの中には,親の教育のおかげか,本人の性格かはわからないが,嘘がつけない子どももいる。 こういう子どもの共通 [続きを読む]
  • 「聖徳太子」を「厩戸王」と呼ばせない圧力の正体
  •  社会科教育というジャンルがあるが,ここでご活躍のセンセイ方の中には,政治学や経済学,地理学や歴史学といった「学問」へのアンテナが高くはない方もいらっしゃるが,さすがに「聖徳太子」という呼称を続けていくのはまずいだろうと思っているはずである。 「指導の継続性」という観点から言えば,大学や高校で「聖徳太子」と表現すればバカにされてしまうので,中学生だけではなく小学生にも「本来の呼称」を教えていくのが [続きを読む]
  • 某芸能事務所と教育現場の共通点
  •  超人気グループの解散にともない,某芸能事務所では,若手人気メンバーやマネージャーの退所が相次いでいるらしい。 このままだと,事務所には大ベテランと新人しかいなくなってしまう。 ・・・という記事を読んで,これは今の教育現場と似ているなと思った。 大ベテランがいるうちは,まだ「崩壊」はしないだろうが・・・。 教育現場において,団塊の世代の大量退職のあとにひかえているのは,若手の大量採用である。 ある [続きを読む]
  • 道具化される「天皇の権威」
  •  日本のはじまりとはいつのことか? 日本独自の紀年法に,神武天皇=初代天皇が即位したとされる年(西暦で言えば紀元前660年)を元年とする「皇紀」というものがある。「皇紀」の正式名称は「神武天皇即位紀元」といい,「神武暦」「皇暦(すめらこよみ)」などともいう。「皇紀」が公的な暦として制定されたのは明治5年(1872)で,太陽暦が採用された年でもあった。 今年は皇紀2677年に当たるが,社会での一般的な生活では, [続きを読む]
  • ヘンな人とヘンではない人の差
  •  ぶろぐ村のブログを読んでいると,きっと「この人はとてもヘンな人だなあ」と思える記事に出会える。 他人に対して「異常」だとか「頭がおかしい」とか言えてしまうのは,小学生のようにまだ人間や社会のことがわかっていない子どもだけではないのである。 ただ,だからといって「ヘンな人」を排除するのもよくないのだと言える「大人」でありたい。 コミュニケーションとは,「自分が変わるための手段だ」と表現する人がいる [続きを読む]
  • 「教育」が国の足を引っ張る時代
  •  これも歴代政権が,「教育」を軽視し続けてきたツケだろうか。 よりによって,現政権を利用してのし上がろうとした教育関係者が,現政権を潰す爆弾を背負って野党に接近しようとしている。 野党といっても,今の日本に長期政権が維持できる党は存在しないから,またしばらく前の「年ごとに首相がかわる」時期に戻っていくのだろうか。 しばらくぶりに,政治が安定するかと思われていた日本だが,他人の足の引っ張る仕事を延々 [続きを読む]
  • オウム全集
  •  著者に都合のよいことだけが書いてある宗教書のような教育の駄本を読んだら,こんな「先人」の話が書いてあった。 ある教育の考え方に従って指導をすると,教材研究に時間をかけなくてすむようになる。 その分,校務に費やす時間を増やし,他の先生方の負担を減らして,変わった授業をしている自分に対して批判を受けないようにしている,というのだ。 こういう「先人」を参考にする,「教師」とは呼べない「教育事務員」が増 [続きを読む]
  • 理解するよりも誤解する人が多い教育論
  •  「アドラー心理学」は,理解する人よりも,誤解する人の方が多いだろう,とアドラー自身が語っているそうです。 中教審の答申で,「生きる力」というキーワードは何とセットで使われていたか,よく理解している人は,どれくらいいるでしょうか。 「ゆとり」教育とは,何のために,どんな方法で実現しようとしたか,ご存じでしょうか。 もしこのことを知っていたら,現在の公立中高一貫校がどれだけ「約束違反」の代物か,理解 [続きを読む]
  • いかにして手を抜くかを必死に考えるための教育論
  •  自分の理論に賛同してくれる教師だけを集めた学校はつくりたくない。 それはそうだろう。 「こんな理論では教育はできない」ことが,ものの見事に証明されてしまうからである。 そもそも,「教育の仕事についていけない教師をつくりたくない」という動機が不純なのである。 目の前にいる,「こんな学生,教師には向かない」と思える人が,どんどん採用される時代になっていくことの危機感があるのはわかる。 ただ,そういう [続きを読む]
  • 注目を浴びたい子どもがすること
  •  教師になって多くの人が最初に戸惑うのは,あり得ないような問題行動を起こす(繰り返す)子どもへの指導だろう。 特に,自分の子ども時代にそういう問題を起こす子どもとの接点がなかった人は,「教師」であり続けることが難しくなる。 あるときはできそこないの「刑事」になり,あるときは「裁判官」になり,そしてあるときは「暴力で動かす」人となる。 問題行動を起こす子どもに「寄り添う」ことができるようになるには, [続きを読む]
  • ブログ上での非難と告白
  •  何度も登場するのでおなじみの話だが,世の中には,怒りを生きがいにしている人がいる。 とても気の毒なことは何かというと,憤っている相手の描写が,自分自身にぴったり当てはまってしまっていることである。 漫才なら,綺麗なボケである。 「それ,お前のことじゃん!」とツッコミを入れたくなってしまう。 自分以外の机を汚い,汚い,といって非難しているが,だれの目から見てもその人の机の上が最も汚い。 そういうタ [続きを読む]
  • 小学校による子どもの違い
  •  私は中学校の教師だが,小学生6年生を相手に授業をしたことが2度ほどある。 1つ目の小学校では,中学生より賢いのではないか,と思えるほど輝いていた。 テンポもよく,何より意欲が非常に高い。活動がとても活発で,無駄がない。 2つ目の小学校では,全く逆で,時間が非常に遅く流れていく感じだった。  テンポが合わない理由があとでよくわかった。 いつもすぐに発言するような子どもが,黙っていたのだ。 答えがわ [続きを読む]
  • 学校における非常識空間の多層化
  •  大阪府の中学校教師による窃盗事件。 窃盗という犯罪行為によって,失った退職金はいくらくらいだろう?などと考えた人もいるだろうが, 世間の常識から言うと,さらに2つのことの「異常性」に気づく。 一つは,鍵のかからない机の中に,21万円という自分のものではないお金を入れておくという神経。 もう一つは,それが部活動にかかわるお金だということ。 公立小中学校では,校内予算などたかが知れている。 研修など [続きを読む]
  • 教師の「踏み台」にされている子どもたち
  •  私が学校で最も気の毒に思うのは,教師たちの「見世物」にされている子どもたちである。 的を射ていないズレた発言などは,他の子どもたちの「餌食」になるが,獲物に食らいついた子どもを教師は嬉しそうな表情で見ている。 生け贄になった子どもが,小学生くらいだと,まわりで何が起こっているのかよくわからない。 「発言さえすれば,教師からいい評価がもらえる」と思い込んでいたり, 「発言したくてしかたがないだけ」 [続きを読む]
  • 「ヘンな人」が「よき人」を駆逐していく
  •  ヘンな人を邪険にする集団より,ヘンな人を大切にする空気をもった集団の方が, 人間集団全体としてはうまくいくかもしれません。 「ヘン」と言ってもレベルはさまざまなで,高い・低いや浅い・深い,広い・狭い,早い・遅いなど,四次元空間の「ヘン」さが存在するので,だれでもどこからしら「ヘン」な部分はあるわけで, そういう「違和感」が全部お互いの「敵」になってしまったら,すべての人を排除する方向に流れやすく [続きを読む]
  • 「ヘンな人」も大切に
  •  私の知っているある学校では,「ヘンな子ども」がとても元気に活躍している。 こういう学校は,存在できる力をどんどん失ってきている。 「ヘンな子ども」が元気になるのは,どうしてだろう。 それは,「ヘンな先生」が多いからである。  「ヘンな子ども」や「ヘンな先生」の中にも,いじめや犯罪行為をしてしまう人はいる。 ただ,「ヘンな子ども」や「ヘンな先生」ではない「子ども」や「先生」よりは,その発現率はぐっ [続きを読む]
  • 教育への情熱は,どこに消えたのか?
  •  教育論・教育問題を語る意味は,どこにあるのでしょうか? 子どもの教育のために,真剣に語れる教師は今,どのくらいいるでしょう。 教育への情熱を語りにくい情勢があるのは確かです。 定時に帰り,個人の時間を大事にすることが大事な人や 家事や育児のために担任をもっていない人と, 何時まででも学校に残り,次の日の授業の準備をしている人を比べてしまうことはタブーです。 部活動の指導の能力も意欲もない人と,  [続きを読む]
  • 都心で見つけた「避難小屋」を訪れる人たち
  •  営業をやめたパン屋さんに近づくと,「男性」「女性」別々の入口が用意されていた。 中に入ると,風呂屋の暖簾がかかっている。 ここはどこなのか? 奥から現れた女性は,週2回ここにいらっしゃる「管理人」であった。 いろいろなものを見せていただいた。  廃業したパン屋さんが使っていた,種類ごとのパンの値札。 端数を見て,見学に訪れた生徒は,すぐに「これ,消費税が3%だったころのものだ!」と気づいた。 他 [続きを読む]