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くもの行方 http://kumonoyukue.cocolog-tcom.com/blog/

アラフィフ主婦のなんでもない日常も、文字にしてみれば意外にドラマチックじゃない?楽しんで書いてます。

さぼてんの花
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2013/09/24

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  • もうひとつの相棒

    10年使ったパソコンを処分した。10年といえばひどく長い時間のように思うが、そのパソコンを使い始めたのはついこの間(正確にはちょっと前くらい)のような気もしてしまうのも事実で、10年というのは長くもあり短くもある。母曰く、「年を取るほど時間の流れが速くなる」のだそうで、私も年を取ってきたということな...

  • 穏やかな日々

    このごろ、毛穴のことばかり気にしている。以前はそれほど気にしたことのなかった鼻や頬の毛穴が、とても目立つようになったのだ。いろいろなコスメも試してみたが、多少の目立つ目立たないはあるものの、あるものをまるっきりなかったことにするのは無理だという、当たり前の答えに行きついた。同年代の友人とランチをし...

  • 真夏の夜の夢

    夢を見た。ナノコしかいないはずのキッチンに、見慣れたキジトラが入ってくる。キジオなの?ほんとうに?床にしゃがんで、そのこげ茶の毛並みに手を伸ばして触れた瞬間、私には分かってしまう。キジオによく似たその猫は、キジオではない別の猫なのだ。気が付くといつのまにかたくさんの猫がいて、いやに人馴れ...

  • KIJIO FOREVER

    またも悲しい別れがあった。わが家で20年暮らした猫のキジオ。気立てのいい猫は、本当に最後までいい子だった。私たちの思いも医療も生き物の宿命もすべてのものを受け入れ、最後の最後まで頑張りぬいた。与えられた命を最大限使い切って、旅立っていった。思えば一昨年、突然体調を崩したキジオは死の淵を彷徨った...

  • 別れ

    父が他界した。突然のことだった。倒れて病院に搬送されたものの、脳幹の出血で手の施しようもなかった。連絡を受けた私が病院に駆けつけた時、父の意識はなく、父はただ静かに最期の命の火を燃やしていた。「パパ、来たよ」やっとそれだけ言った私の声は父に届いたんだろうか。発熱した父の腕にそっと触れ、...

  • 再び

    一都三県で、再び緊急事態宣言が出されることになりそうだ。またなのか。また、あの極度に制限された生活に戻されるのか。と思う一方で、今度は一度目のように自粛が守られるのかという疑問もある。一度緩めた手綱を再び引き締めるというのは、容易なことではないような気がするのである。大晦日に、東京都の新規感染者数...

  • バランス

    あれから一年。昨年のちょうど今ごろ、私は病棟で入院生活を送っていた。MRIで、脊髄に炎症が認められたため、緊急入院となったのだった。つい最近のことのようでもあり、遠い昔のようでもある。改めて振り返ると、本当によく回復したと思う。一番ひどいときには肩から上を除く体のほぼすべてに痺れが出ていた。自分の体...

  • コバエとみかんとQOL

    あ。 やばいな、これ と思った。キッチンに小さい虫が飛んでいる。2匹目も発見。きっと、どこかにもっといる。不規則な弧を描きながらしつこく飛び回るいやな虫。ショウジョウバエ。以前からたまにこういうことはあった。買い置きのジャガイモやくだものがうっかり傷んでしまうと、どこからか匂いを嗅ぎつけて虫はすぐ...

  • 洗面台

    つい最近、洗面台を新しくした。それはもうピカピカ。手や顔を洗い、歯磨きをし、髪を整え というルーティンが俄然楽しくなる。今まで使っていたものは30年以上前からで、掃除してもとれない汚れが染みつき、見た目にもひどく劣化していた。それでも毎日、家族が入れ代わり立ち代わり、そこで当たり前に水を使っていたの...

  • 丁寧に生きること

    最近、買い物に行ったとき、なにとはなしにチェックする商品がいくつかある。マスクとハンドソープとアルコールジェルとティッシュ。それにタオルである。見たからと言って必ず購入するわけでもないが、それらが店で売っているという事実が私を安堵させるのだ。未知の感染症への不安に加え、必要なものが手に入らないという...

  • 診断はおあずけに

    病気になるということは、体内でなにか普通ではない事態が起きているということである。原因となるなにかが症状を引き起こすのだが、症状は自覚できても原因は自分でわかるものではない。病院に行き診断を受けるということは、そうした健康上の不具合について「あなたはこの病気ですよ」とカテゴライズしてもらうことだ。正...

  • とまどい

    その時私は、キーボードの上をに軽快に動く女性医師の指を見ていた。「再発って、するんでしょうか」答えなどないとわかっている質問を唐突に彼女の横顔に投げかける。私はそのとき、なんと言ってほしかったのだろう。いや、答えがほしいというよりも、独り言に近い呟きだった。女性医師は入力の手を止め、こちらを向いては...

  • アラフィフの私は自分ファースト!

    アラフィフになってからの私は、生きるのが少々楽になった。白髪やシワが増えたりとか、若いころとは違う体形の変化とか、キャッシュレス決済がスマートにできなかったり、知らないものをそれなに?と聞けてしまうようなことも、もう50の立派なオバサンなんだし。そう思えば、かっこわるい自分も許せてしまう。それほど肩...

  • キジオの実力

    昨夜のことである。遅い時間に帰宅した長男のために、私は食事を温めなおした。ところが当の長男は、自分の部屋に入ったまま何をしているのか出てこない。せっかく温めたのに、また冷めてしまうじゃないの。近くには猫のキジオ。キジオは我が心の友だ。私はなんということもなく、ひとりごとのように呟く。「...

  • 雨を泳ぐ夢

    今夜はひどく湿度が高い。息苦しさを覚えるほどに、蒸している。人間にもエラがあって、エラ呼吸もできるんだったら、こんなときは楽なんだろうか? などとバカげた考えをめぐらしていると、ふと昔見た夢のことを思い出した。外は雨が降っている。今で言うゲリラ豪雨のような、バケツをひっくり返したよう...

  • いろんな先生

    「伊東先生は、いい先生だった」と、しみじみ次男は言う。伊東先生は次男の小学校の時の先生で、六年間のうちの三年間、担任をしてくださった。まじめでとても熱心な先生と定評があり、保護者の間でも人気があったが、そのあまりに徹底した指導は少々堅苦しくもあり、そんな伊東先生を当時の次男は、「厳しすぎ」「め...

  • 年の初めの運試し

    昨年秋から家族で集めていたものがある。それは、スターウォーズのチョコエッグである。チョコエッグというのは、卵の形のチョコの中にカプセルが仕込まれている食玩で、カプセルの中身は動物のフィギュアだったり、ディズニーのキャラクターだったり、その折々でいろんなシリーズがこれまで販売されてきた。この秋冬は、そ...

  • ピンクちゃん

    いつもはパパにべったりのナノコが私のところに来るのは、「ピンクちゃん、取って!」ていうときだけ。ピンクちゃんはこれ↓寒がりのママとナノコの唯一分かり合えるところ。にほんブログ村クリックよろしく♪...

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