古書店 月映書房 さん プロフィール

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古書店 月映書房さん: 小松駅前れんが通り 古書店月映書房だより
ハンドル名古書店 月映書房 さん
ブログタイトル小松駅前れんが通り 古書店月映書房だより
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/art_komatsu
サイト紹介文古書店「月映書房」日誌  さまざまな本の紹介もします
自由文古書店「月映書房」は、アニメーション企画制作とウエブデザインのparaparaart.comが運営しています。 
美術専門古書店としてスタートして3年目になります、美術関係書籍は充実しています。小説やエッセイ、歴史関係などを含めて、さまざまな本の紹介もいきたい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2013/10/13 17:52

古書店 月映書房 さんのブログ記事

  • 上村松園さんの『焰』
  • 以前、上村松園さんの『花筐』をFBで紹介しましたが、今回は『焰』を紹介します。松園さんは、金剛巌さんから謡曲を習っていたこともあり、能楽から画題を得て優れた作品を数枚遺しています、『焰』もその1枚です。『焰』は、能楽『葵上』から画題を得たものですが、言うまでもなく『源氏物語・葵上』を題材に、世阿弥が脚色したと伝えられていますが、詳細はともかく『世阿弥風』です。『花筐』も『葵上』も、生死の境目を綱渡り [続きを読む]
  • 継体天皇と照日の前の姿に世阿弥の本意が垣間見えるのです
  • わたしが世阿弥を気がかりに想うようになったのは、ふと手にした野上豊一郎さんの『精解・風姿花伝』『観阿弥・世阿弥』を読んでからのことですが・・・それまでは、上村松園さんが謡曲『花筐(はながたみ)』を画題にして描いた作品を通して『世阿弥』を知っていたに過ぎません。『狂気の女』が舞う姿の妖しいまでの美しさに心を奪われた人はわたしだけではないと想います。謡曲『花筐』が演じられているところを観た人も少なくな [続きを読む]
  • 和田さんの構想は決して的外れではないかもしれない
  • わたしたちの事務所が小松駅前(れんが通り)にあった頃、三日市・八日市アーケード通り(通称シャッター通り)や駅周辺商店街の現状を見ながら、異口同音に『このままではいけない・・・』を繰り返していたように思います。小松市長選の争点に『駅前に公立小松大学設置の可否』があります、これは和田(現市長)さんの駅前活性化のひとつであり、旧「小松大和跡地」を活用するひとつの解決策ですが、これに否を問うたのが対立候補 [続きを読む]
  • 和田さんの構想は決して的外れではないかもしれない
  • わたしたちの事務所が小松駅前(れんが通り)にあった頃、三日市・八日市アーケード通り(通称シャッター通り)や駅周辺商店街の現状を見ながら、異口同音に『このままではいけない・・・』を繰り返していたように思います。小松市長選の争点に『駅前に公立小松大学設置の可否』があります、これは和田(現市長)さんの駅前活性化のひとつであり、旧「小松大和跡地」を活用するひとつの解決策ですが、これに否を問うたのが対立候補 [続きを読む]
  • レオナルド・ダ・ビンチの『手稿』
  • レオナルド・ダ・ビンチが『手稿』を遺し、その一部を弟子のメルツィがまとめて『絵画論』として発刊しています。この膨大な資料(手稿)は、レオナルドが書籍として刊行することを前提に書いていたものです、そのためか、索引らしきメモや注釈が随所に書かれています。『鏡面文字』と言われる、すぐには読み取れない表記には、その内容によっては破棄される可能性を排除しきれない『恐れ』があったためかもしれません・・・『真理 [続きを読む]
  • レオナルド・ダ・ビンチの『手稿』
  • レオナルド・ダ・ビンチが『手稿』を遺し、その一部を弟子のメルツィがまとめて『絵画論』として発刊しています。この膨大な資料(手稿)は、レオナルドが書籍として刊行することを前提に書いていたものです、そのためか、索引らしきメモや注釈が随所に書かれています。『鏡面文字』と言われる、すぐには読み取れない表記には、その内容によっては破棄される可能性を排除しきれない『恐れ』があったためかもしれません・・・『真理 [続きを読む]
  • 理念なき『権力』に背を向けた芸儒家
  • わたしは、イタリア・ルネッサンスを基軸にヨーロッパ文化の推移を見ています、謎を解く近道であり、今や習癖になっています。イギリスのEU離脱決定以降、ヨーロッパは次第に厳しい状況(綱渡り)に置かれていく、ひとつの冒険(試み)が失敗に終わる可能性すらあります。ルネッサンス期のメディチの盛衰とイメージが重なる、メディチ家がスポンサーとしてルネッサンス社会(試み)を支え、時代変革がそのエネルギーを削いでいく・ [続きを読む]
  • 理念なき『権力』に背を向けた芸儒家
  • わたしは、イタリア・ルネッサンスを基軸にヨーロッパ文化の推移を見ています、謎を解く近道であり、今や習癖になっています。イギリスのEU離脱決定以降、ヨーロッパは次第に厳しい状況(綱渡り)に置かれていく、ひとつの冒険(試み)が失敗に終わる可能性すらあります。ルネッサンス期のメディチの盛衰とイメージが重なる、メディチ家がスポンサーとしてルネッサンス社会(試み)を支え、時代変革がそのエネルギーを削いでいく・ [続きを読む]
  • 輪島住民投票・不成立』に民意が正当に示されたか・・・
  • 『産業廃棄物最終処分場計画』の賛否を問う住民投票の結果、投票率が50%を下回ったため『開票に至らず』・・・梶市長はこれを『計画の推進』の民意としている。開票されないことになったが、中日新聞社の出口調査では反対票が91.8%、賛成票が7.7%であり、これも無視できない数値であり、民意の多くは『反対』のようにも見える。さらに言えば、計画推進派の市長・市議たちが『棄権するよう』市民に訴えたらしい、民意を問う大 [続きを読む]
  • 輪島住民投票・不成立』に民意が正当に示されたか・・・
  • 『産業廃棄物最終処分場計画』の賛否を問う住民投票の結果、投票率が50%を下回ったため『開票に至らず』・・・梶市長はこれを『計画の推進』の民意としている。開票されないことになったが、中日新聞社の出口調査では反対票が91.8%、賛成票が7.7%であり、これも無視できない数値であり、民意の多くは『反対』のようにも見える。さらに言えば、計画推進派の市長・市議たちが『棄権するよう』市民に訴えたらしい、民意を問う大 [続きを読む]
  • 昨日と今日の朝刊『能美市長選』を見ながら気がかりに
  • 昨日と今日の朝刊『能美市長選』を見ながら、少なからず気がかりに想うことがあります。三町合併後の課題を、前任市長が難なくこなしていた(その手腕をわたしは高く評価していました)だけに、合併以前の『いさかい』が戻ってきたような有様に、多くの市民が不安視しています。市長候補者の井出敏朗さんにしても橋本崇史さんにしても充分な意欲と資質を備えている人ですが、選挙後に残る『しこり』を心配しているのです。闘いが激 [続きを読む]
  • 昨日と今日の朝刊『能美市長選』を見ながら気がかりに
  • 昨日と今日の朝刊『能美市長選』を見ながら、少なからず気がかりに想うことがあります。三町合併後の課題を、前任市長が難なくこなしていた(その手腕をわたしは高く評価していました)だけに、合併以前の『いさかい』が戻ってきたような有様に、多くの市民が不安視しています。市長候補者の井出敏朗さんにしても橋本崇史さんにしても充分な意欲と資質を備えている人ですが、選挙後に残る『しこり』を心配しているのです。闘いが激 [続きを読む]
  • ボッティチェルリはダンテの『神曲』に何を見ていたのか・・・
  • ボッティチェルリの『ビーナス誕生』は、華麗な作品です。しかしながら、わたしたちはボッティチェルリが晩年に描いた100枚の『神曲』を知らない。ボッティチェルリは、ダンテの『神曲』に何を見ていたのか・・・。その謎を解くキーワードは『天使』、移ろいやすくそれでいてイメージしやすい存在・・・。天使は、生身の人(世俗の人)ではありません。マリアもキリストも教会に住む聖職者たちも生身の人です。繰り返し現れて消えていく天 [続きを読む]
  • ボッティチェルリはダンテの『神曲』に何を見ていたのか・・・
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  • ダンテの『神曲』(世界観)に惹かれたしても不思議はない
  • 『春』『ヴィーナスの誕生』で知られる画家ボッティチェリ、女性をこのように華美に描いた画家はいない、わたしも例外なくそう思っていました。学生の頃、画家ボッティチェリに違和感と疑念を抱きました、わたしには『謎』でした。晩年のボッティチェリが、ダンテ『神曲』を素材に、多くの素描を遺していることはあまり知られていない。この『神曲』が、ミケランジェロの壁画『最後の審判』にも影響を与えていると想われます。先日 [続きを読む]
  • ダンテの『神曲』(世界観)に惹かれたしても不思議はない
  • 『春』『ヴィーナスの誕生』で知られる画家ボッティチェリ、女性をこのように華美に描いた画家はいない、わたしも例外なくそう思っていました。学生の頃、画家ボッティチェリに違和感と疑念を抱きました、わたしには『謎』でした。晩年のボッティチェリが、ダンテ『神曲』を素材に、多くの素描を遺していることはあまり知られていない。この『神曲』が、ミケランジェロの壁画『最後の審判』にも影響を与えていると想われます。先日 [続きを読む]
  • 何故『神曲』を題材にする画家が多いのか
  • 八月京都、ダリの版画を観ました。なかでも『神曲(ダンテ)』を題材にした数枚の版画に注視しました。ダリらしい解釈と明瞭な表現に、目が止まったのです。以前から、わたしには『ひっかかり』がありました・・・何故、『神曲』を題材にする画家が多いのか・・・『ボッティチェルリの神曲』『ヴレイクの神曲』『ドレの神曲』について書いてきたこともあり、ダリの版画を観ながら、多少の違和感を抱いたのです。ダンテ自身が何かから追わ [続きを読む]
  • 何故『神曲』を題材にする画家が多いのか
  • 八月京都、ダリの版画を観ました。なかでも『神曲(ダンテ)』を題材にした数枚の版画に注視しました。ダリらしい解釈と明瞭な表現に、目が止まったのです。以前から、わたしには『ひっかかり』がありました・・・何故、『神曲』を題材にする画家が多いのか・・・『ボッティチェルリの神曲』『ヴレイクの神曲』『ドレの神曲』について書いてきたこともあり、ダリの版画を観ながら、多少の違和感を抱いたのです。ダンテ自身が何かから追わ [続きを読む]
  • アトリエ乙丸の元住民と仲間たち展(金沢・ギャラリーPonte)を観てきました
  • アトリエ乙丸の元住民と仲間たち展(金沢・ギャラリーPonte)を、観てきました。能島芳史さんと松村憲一さんとは、金沢美大・油画専攻の同期ですが、隔年開催のこのホットな展覧会を訪れるのは2回目になります。 能島芳史さんの絵は、北欧古来の画風を色濃く漂わせている・・・緻密で艶やかな絵肌と深みのある色彩が特徴ですが、静寂さのなかにさまざまな記号(象徴)の重なりが観られ、それらが複雑で難解な『謎かけ』を・・・、熟 [続きを読む]
  • スキラ社の画集
  • スキラ社の画集は大きく分けて、小版・中版・大版の三種があります。『小版』は、普及版として刊行されていました。わたしは古書として購入していましたが、発刊当時も手に入れやすい価格だったと考えています。写真製版で別刷りされた『図版』が1枚1枚手作業で貼り付けられています、丁寧な製本現場を感じさせる『美しい画集』です。『中版・大版』は、資料も多く挿入されていますし、美術史からの視点で編集されたものも多い、テ [続きを読む]