漢方1日1歩 さん プロフィール

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漢方1日1歩さん: 漢方1日1歩
ハンドル名漢方1日1歩 さん
ブログタイトル漢方1日1歩
ブログURLhttps://ameblo.jp/youdoutoudou/
サイト紹介文今日から臨床に役立つ漢方1日1話
自由文先哲がつないでくれた伝統医学「漢方」をより多くの悩める患者さんに役立てるための日々の研鑽備忘録です。傷寒論やその他先哲の書物から臨床に有用な文言を抜き出し応用していくことが目的です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供151回 / 365日(平均2.9回/週) - 参加 2013/10/20 21:30

漢方1日1歩 さんのブログ記事

  • 初めて雑誌の執筆をしました!
  • 私自身初めて雑誌の1パートを執筆しました。その雑誌は Gノート増刊 Vol.4 No.6 本当はもっと効く! もっと使える! メジャー漢方薬〜目から... Amazonです。これは初学者向けですが、基本事項を確認したり、初心に帰る意味でも漢方診療する皆様に手に取っていただきたい本です。漢方用語を使わずにという編集方針だったので苦労しましたが私のパートは自分で言うのもなんですが制約の中で頑張って書きました。文章でばれますが私が [続きを読む]
  • 竹久夢二と漢方
  • 竹久夢二は自分のアトリエ兼住居に 山帰来荘 と名付けた。山帰来という生薬は梅毒の特効薬と考えられ、むかし梅毒で山に捨てられた患者が、山に自生した山帰来を服用して元気になって帰ってきたことに由来する。ただし竹久夢二の「山帰来」は永遠の恋人「彦乃」を山と呼んでおり23歳で早世した「山(彦乃)よ帰って来い」という願望から名付けられたという。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 違う名前で出ています。
  • 生薬には別名がある。 香附子と莎草土茯苓と山帰来栝楼根と天花粉大黄と将軍甘草と国老黄土と伏竜肝車前子と芣苡鷓胡菜と海人草木通と通草山薬と薯蕷 などである。源氏名のようで気恥ずかしい。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 寛中湯
  • 寛中湯:半夏・伏苓各6.0;厚朴2.0;甘草・紫蘇子各1.5;乾姜1.0は 半夏厚朴湯合甘草乾姜湯 であるが和田東郭は抑肝散や四逆散や建中湯、瀉心湯でもうまくいかない時に意外と有効と言っている。エキス製剤では 半夏厚朴湯合人参湯もしくは半夏厚朴湯合苓姜朮甘湯 でもよいかもしれない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 鰻と漢方
  • 山椒を含む方剤は 大建中湯と当帰湯 だが大建中湯に比べて当帰湯はマイナーであり。大建中湯がエキス処方1位であるが、当帰湯は頻用方剤には入っていない。 うな重には山椒をかけて食べるが、なぜかその時私の頭の中には当帰湯が浮かぶ。判官贔屓の性格からなのだろうか? 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 温泉・熊・もぐさ
  • 本日漢方先哲誕生日初めてこのブログをご訪問の方は日常診療カテゴリーもご覧下さい。  後藤艮山は、1659年9月9日に生まれている。古方の源流であり、山脇東洋、香川修庵、奥村良筑を育てた。艮山は「湯熊灸庵」とも呼ばれる。温泉(湯)、民間療法(熊胆)、鍼灸(灸)などそれまでの概念にとらわれずいいものを何でも治療に活用した漢方医であった。その医説は「一気留滞説」として知られる。その実証精神は、弟子の山脇東洋の日 [続きを読む]
  • 大承気湯と便秘
  • 大黄というと便秘が必発の症候のように感じるが和田東郭の『蕉窓雑話』には 大黄は邪を追い出すためのもので便秘にこだわる必要はない と書いている。漢方専門医でも便秘があれば大黄、なければ抜くと講演される先生がいる。残念だがその先生は1流ではない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 古方と古法
  • 和田東郭は 古方を主として足りないところを後世方補う 浅田宗伯は 古法を主として後世方を運用すべきこと と言っている。同じようだが全く違う。和田東郭は傷寒論・金匱要略の方剤を多く運用して、傷寒論・金匱省略の方剤に適当なものがなければ後世方で補うという事であり、浅田宗伯は古法(傷寒論・金匱要略の処方運用理論)に則って後世方を運用するという事である。 古方と古法 味わい深い。 応援 お願いします。にほ [続きを読む]
  • 元々は小児の下痢止め
  • 本来小児用で有名なのは 抑肝散 であり、もともとは小児の夜泣きの薬である。実は現在大人の下痢に頻用されている 啓脾湯 も小児用である。小児下痢となるとすぐに小建中湯などに飛びついてしまいそうだがこれは本来大人用である。時代が下って逆に使用されているのが面白い。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 手柄をとられた桂枝加朮附湯
  • 桂枝加朮附湯の創成者は 吉益東洞 という事になっているが実は花輪寿彦の研究では頻用したのは 名古屋玄医名付けたのが吉益東洞 というのが正しいようである。古方の手柄を全部吉益東洞に持っていかれている現在、桂枝加朮附湯の創成者の名前くらい名古屋玄医に譲ってあげてもよい気がする 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 猪苓湯は下痢止め
  • 猪苓湯を 下痢止めとして使うことがある。 『傷寒論』にも条文はあるし阿膠には止痢作用がある。五苓散を下痢に使うのは常套手段だが猪苓湯は膀胱炎で有名になってしまったがために下痢疾患に使われない場合が多い。ある疾患に効くことが分かると他の事には応用が制限される気がしてならない。猪苓湯の威力は膀胱炎のみに発揮されるわけではない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 大承気湯の応用
  • エキス製剤の大承気湯 大黄含有量は2g である。中国では個人差はもちろんあるが最低8g平均13g程度使用すると言われている。傷寒論で使用されている伸るか反るかの時は恐らくこの程度の量は使用すべきだと思う。エキス製剤の大承気湯の大黄含有量は少ないがそのおかげで慢性疾患に気軽に使える。私は腹満などの日常診療にも他剤と併用してよく用いている。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 温めて熱捌く
  • 熱すれば冷やし、冷えれば温めるのが常道だが 甘温除熱 という考え方がある。これは簡単に言うと、甘い生薬で気を補うことによって熱を捌くという意味である。この考えを応用したのが気を補って熱を制す 補中益気湯 である。適切な例えかは微妙だが夏バテに冷房が効いているところで冷たいアイスを食べるより、外で体を動かしてバーベキューする方が効くことに通じるかもしれない。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 自動車修理工場と漢方
  •  江戸時代の最も速い陸上移動手段は馬であり、かなりの高額で取引された。特に田舎では現在の自動車のような存在の所もあり地方では 馬医 の方が漢方医より需要があったらしく、残っている村の職業人数を見るとたいてい馬医の方が漢方医より多い。現在でも田舎に行くと田舎に似合わない立派な自動車修理工場がある。恐らく昔の馬医のような交通手段の大切な維持を担っているのだろう。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 膀胱炎に加味逍遥散
  • 膀胱炎というと クラビット合猪苓湯 が定番だが、猪苓湯を竜胆瀉肝湯や五淋散そして加味逍遥散で行く場合もある。若年の婦人では抗生物質投与により膣カンジダの危険が増える。抗生物質の使用は最小限にとどめるためにも漢方を活用していただきたいと思う。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 乙字湯
  • 乙字湯は原南陽(1753-1820)が創成した痔の方剤だが往時は馬に乗る武士が多いため痔はかなり頻度が高い疾患であった。乙字湯は痔にも使うが 単に便秘 でも使う。当帰を含むことから潤腸にも優れ芒硝を含まないため峻烈でなく使いやすい。 便秘症という保険適応があるのはオースギの乙字湯だけである。 痔に対しては他社でもそん色ないが、保険適応病名の違いから当院はオースギの乙字湯を採用している。 応援 お願いします [続きを読む]
  • 8月2日は亀田綾瀬誕生日
  • 本日漢方先哲誕生日 初めてご訪問の方は是非日常診療カテゴリーもご覧下さい 亀田綾瀬は1778年8月2日生まれ。江戸時代後期の儒学者で亀田鵬斎の子供の内唯一成人したのが綾瀬である。亀田綾瀬は日本漢方の至宝尾台榕堂を語る上での重要人物である。綾瀬の父亀田鵬斎は尾台榕堂の江戸出府を助けた人物であり、医術の師として尾台浅嶽を紹介した人物でもある。江戸出府後しばらくして尾台榕堂は亀田綾瀬の私塾学経堂で学んで [続きを読む]
  • お茶目な人参湯
  • 人参湯には2つの腹候がある 腹壁が固く菲薄でベニヤ板のように触れる場合 全体に軟弱無力で振水音がある場合 である。人参湯は特に推理小説の犯人に例えられることがある。なかなか尻尾をつかませないのである。それでも腹を見ると犯人であることは時にバレバレであるところが私は人参湯のお茶目なところだと思う。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 悪寒の患者をあまり見かけなくなった!
  • 悪寒とは 外来でベッドに休ませて毛布をかぶせても寒い寒いと言って震える状態をいう 最近は売薬が簡単にドラッグストアで手に入るため典型的な悪寒はあまり見なくなった。当院の麻黄湯も臨戦態勢にあるのだがあまり活躍の場がないのが現状である。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]
  • 人参は毒を助ける?
  • 人参は病邪を元気にするイメージがあり、病邪駆逐には邪魔と誤解されているが、実は邪毒を表に排毒する作用がある。もし病邪を助けるなら傷寒に使えるわけがない。小柴胡湯に含まれいるのも排毒するからである。そして何より 人参敗毒散 という方剤があることがそれを雄弁に語っている。 応援 お願いします。にほんブログ村 [続きを読む]