愚人亭迷人 さん プロフィール

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愚人亭迷人さん: 散文的で叙情的な社会論
ハンドル名愚人亭迷人 さん
ブログタイトル散文的で叙情的な社会論
ブログURLhttp://kafuka1955.blog.fc2.com/
サイト紹介文歴史やドラマの「好きな逸話」などを中心にしながら、時事問題やサブカルチャーにも言及しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供58回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2013/11/07 15:39

愚人亭迷人 さんのブログ記事

  • 真田丸 受難 感想
  • 自分の意見を書く前に、内容をちょっとだけ「まとめ」ます。あと、基本「真田丸」は「おもしろい」とは思っていることも承知しておいてください。まず、秀次は秀吉に対する不信が高じて、まあ勝手に切腹したことになってます。秀吉は本当は秀次がかわいかったのですが、親の心、子知らず、可愛さあまって憎さ百倍。で、側室と子供たちを皆殺し。今回はねねも積極的には止めません。秀吉は三成に、「私が高野山に追放し、切腹させた [続きを読む]
  • トルコ クーデターの失敗と「飛んでイスタンブール」
  • トルコ情勢。放送大学の高橋和夫さんの文章を読んで「ちょっとだけ知っている」程度です。軍がクーデターというから、「世俗主義の堅持を求めた」のだと思いましたが、違って、一部将校の反乱でした。トルコ軍は世俗主義の守護神を自負している、はずです。世俗主義とはつまり政教分離で、イスラムやイスラムの宗派対立を政治に持ち込まないということです。エルドアンは最近は少数勢力を弾圧して、宗派対立を政治に呼び込んでしま [続きを読む]
  • アンハサウェイの映画「パッセンジャーズ」
  • アンハサウェイは目が大きい。正確には違います。友人の女性に「目が大きい」と言ったら「目そのものは大きくない、まぶたが目をふさぐ部分が少ないだけだ」と言われたことがあります。だから正確には「眼球の露出部分が多い」ということになります。どーでもいい話ですが。プリティなんとかとか、有名な映画は見ていません。ただ「パッセンジャーズ」だけが好きで、よく見ます。正確には見る、のではなく、聞くのです。「大騒ぎが [続きを読む]
  • 豊臣秀長のこと
  • 豊臣秀長は秀吉の実の弟。大和大納言と言われました。実際、奈良を担当もしていました。奈良は寺社仏閣が多い、難しい土地だったからです。果たして豊臣秀長は「文字を読めたのだろうか」と思い、ちょっとネットで調べてみたのですが、ネットではわかりませんでした。豊臣家の不幸は、秀長に実子がいなかったことでしょう。秀吉は老人になって実子を得ますが、この二人のどちらかに、若いころの子供(男子)がいれば、その後の展開 [続きを読む]
  • ON異常犯罪捜査官藤堂比奈子と沙粧妙子最後の事件
  • 日本の犯罪ドラマ、刑事もの、めったに見ないのですが、なんとなく気になって「ON異常犯罪捜査官藤堂比奈子」を見てみました。波留さん主演。朝ドラは見ていませんが、朝ドラで有名になる前から好きだった女優さんです。で、久々に日本の犯罪もの、しかも猟奇殺人ものを見て、「これは沙粧妙子のちょっと出来が悪い類似作だな」と感じました。もう少しきちんと書くと。ON異常犯罪捜査官藤堂比奈子、原作者、というより脚本家は否定 [続きを読む]
  • ルソン助左衛門 黄金の日々 真田丸
  • 真田丸で松本幸四郎さん演じる「ルソン助左衛門」が復活するようです。私は三谷さんと同世代ですから、その気持ちよく分かります。ルソン助左衛門、大河「黄金の日々」の主人公です。極めて特殊な作品で、全編がほぼ架空というドラマです。主人公も架空ですし、その他の人々の描き方も「史実はあえて無視する」という姿勢でした。長大な恋愛劇でもあるのです。松本幸四郎(当時市川染五郎)さんと栗原小巻さん。二人の身分を超えた [続きを読む]
  • 新しい信長像の退屈さ
  • 私の中の信長像。吉川英治が火をつけ、吉川信長を元に司馬さんが完成させたものです。1965年の大河、太閤記。高橋幸治演じる信長の人気が高まり、「信長を殺さないで」という声が殺到。本能寺の回が予定より遅れた、という逸話が残っています。そして1973年の「国盗り物語」。高橋英樹演じる信長はまさに「痛快」そのもので、子供ながらに熱狂した覚えがあります。本能寺が起こり、信長は濃姫にこう言います。「おのれの信 [続きを読む]
  • 真田丸  関白秀次のこと
  • 時代劇はドラマですから、「嘘を描く」のは当然なんですが、最近の秀吉と秀次の描き方は「我慢の限度」を超えていて、なんだか感想を書く気にもなれませんでした。「史実を見たのか」と言われれば、見てはいませんが。どうやら秀次が「自滅」して「自分から高野山に出奔し、自殺する」て感じになりそうです。おかしな話。秀次事件の悲劇性は「秀次の死」にあるわけではなく、「秀次側室たちの皆殺し」にあるからです。朝鮮侵略を除 [続きを読む]
  • 海外ドラマ ブラックリスト3 リズの死
  • 一応書いておきますが、完全なるネタバレを含みます。ブラックリスト3をCSで見ています。「ブラックリスト」という作品、一応レッドが主人公のようです。でもどうみても「リズ」、エリザベスキーンも主人公です。二人主人公がいるわけです。その「リズ」があっけなく死んでしまいました。主人公の死に方は色々ありますが、この死に方は私の中ではありえない死に方でした。ほんと、あっけない、のです。で、「死んではいないだろう [続きを読む]
  • 時をかける少女、もしくは、タイムトラベラー
  • 気が付くと、日曜歴史家もどき(日曜歴史家には到底及ばない者)として、歴史の話題を書いていますが、実はSFが大好きです。私が子供の頃は、「科学の時代」です。「人類の進歩と調和」を信じていたのです。みんな20世紀少年でした。星新一さん、小松左京さん、筒井康隆さんが特に好きでした。今でも好きです。1972年、「時をかける少女」がNHKで映像化されます。題名は「タイムトラベラー」。原田知世さんが演じたのはその [続きを読む]
  • 裏切り金吾中納言  毛利家のこと
  • 毛利家は、系譜上は鎌倉幕府の大江広元を祖としています。系譜というは実に怪しいものですから、本当のところは私なぞには分かりません。考えてみれば、これほど日本史に影響を及ぼした藩はありません。中国地方の毛利家は、最初は小大名、というか豪族でした。毛利元就の時、版図を一挙にひろげ、中国地方全体を領有します。「大毛利」と呼ばれました。毛利元就の時、周りの国人勢力を次々に「乗っ取り」ます。代表例が吉川、そし [続きを読む]
  • 真田丸 人物設定と期待の地平
  • 「期待の地平」というものがあります。簡単に言えば「秀吉はこういう人、こういう人であってほしい」「信長はこういう人であろう」というもの。あ、イメージと同じか。むろん「期待の地平」はかなり深い概念ですが、私の頭脳だとこんな説明になってしまいます。難しい言葉は使えない、でも「たまに使いたい」のです。さて「豊臣秀吉のイメージ」はどんなものでしょう。「百姓身分から出世して、太閤までのぼりつめた」「字はあまり [続きを読む]
  • 国家は共同の幻想である
  • 難しい言葉、昔は「難しい言葉」を使うと、なんだか「偉いものになった」ような気がしていました。大学時代です。いや高校時代かな。例えば、「人間は自由であるように呪われている」とか。「恋愛は自殺の一形態である」とか。どっちも「自分の言葉」ではありません。サルトルとかラカンとかの言葉。日本人だと例えば、、、龍之介。でも芥川の言葉づかいは結構簡単です。「国家は共同の幻想である」、これは吉本隆明さんですね。「 [続きを読む]
  • 真田丸 前兆
  • 真田丸「前兆」内容に関する感想は、また今度にしますが、石田三成の造形が予想と少し違いました。さて、前兆ウィキペディアにこんな項目があります。映画の件です。『オーメン』(The Omen)は、1976年に製作されたアメリカの映画作品。6月6日午前6時に誕生し、頭に「666」のアザを持つ悪魔の子ダミアンを巡る物語。音楽を担当したジェリー・ゴールドスミスが第49回アカデミー作曲賞を受賞した。題名の“omen”とは前兆のこと。前 [続きを読む]
  • 真田丸  「こう」の件 
  • 真田丸の「こう」、真田信幸の病弱な妻(今回で離縁ですが)は、長野里美さんという女優さんです。「です」と言っても、私も初めて知りました。舞台俳優さんですね。私は舞台を見ないので、知りませんでした。舞台の世界では有名らしいのです。「真田丸」でもひそやかな人気があるようです。よくよく考えると、非常にうまい演技をなさっていました。モデルは清音院殿という信幸の側室です。史実でも最初は正室だったようです。資料 [続きを読む]
  • リメイク大河ドラマを願望する
  • 大河ドラマ、準大河ドラマ。もう「絵になりそうな人物」は全て描き切ったように思います。信長、秀吉、家康、信玄、平清盛は複数回にわたり主役になっています。龍馬も二回。真田幸村も現在二回目。あと思いつくままに主役を書くと、平将門(藤原純友)、北条政子(源頼朝、北条義時)、源義経、足利尊氏、日野富子(足利義政)、伊達政宗、徳川吉宗、徳川慶喜、井伊直弼、大石内蔵助、原田甲斐、勝海舟、西郷隆盛、奥州藤原氏、毛 [続きを読む]
  • 真田丸の秀吉
  • 小日向さんの「秀吉」は「興味深い」と思います。得体の知れない感じがあって、「権力者になってからの秀吉」の描き方としては、新鮮味があります。まあ得体が知れない、といっても「軽妙さと冷酷さの二面がある」って程度ですが。「黄金の日々」、かなり古い作品ですが、あの作品の秀吉、権力者になってからは「悪人」でした。緒形拳さんが演じました。最初は主人公に同情的な「善人」として登場し、最後は主人公のルソン助左衛門 [続きを読む]
  • 真田丸 竹内結子さんの「茶々」
  • 竹内結子さんの茶々を見ました。なかなかに鮮烈でした。これからどう描くのだろうという興味は湧きました。ドラマの時代は1586年ぐらいだと思います。そうなると、茶々は17歳ぐらいでしょうか。幸村は21歳ぐらいです。石田光成は26ぐらいですね。ちなみに片桐且元ですらまだ30ぐらいなのですが、小林隆さんが演じていて、50過ぎに見えました。片桐且元は七本槍の一人です。でも決まって「なさけなく」描かれます。こ [続きを読む]
  • 俺を許してくれ
  • 桃田選手。バトミントンで世界2位だそうです。正直、全く知りませんでした。闇賭博で選手生命の危機です。この1年は賭博などせず精進してきたようで、許してもいいのではと思っています。自分は、あまり冒険をせず、比較的つまらない人生を送ってきましたが、それでも、20前後までは馬鹿なことを随分しました。特に酒を飲んでやらかしたことが多かった気がします。それ以外にも、重度の片思いで、女性に迷惑をかけたこともあっ [続きを読む]
  • 真田丸 上杉景勝の世俗化
  • 磯田道史氏という学者が歴史上の人物を卑小化している、って「文句」というか「悪口」を前回書きました。実はこの文章の前置きとして書いたものです。前回の真田丸。随分と上杉景勝を「世俗化」「卑小化」して描いていました。「これが俺の本当の姿だ」なんてことを景勝に言わせたりもしてました。なんかの「流行」なんでしょうか。等身大に描くとか、人間味を出すとか、そんな目的なんでしょうか。つまらないことをするなーと、ま [続きを読む]
  • 磯田道史氏への違和感
  • 磯田道史氏。気鋭の歴史学者らしい、、、のですが。非常に違和感を感じます。まず口調が軽すぎる。それから歴史上の人物を卑小化しすぎというか「世俗化しすぎ」というか。とにかく言っていることが「限りなく」つまらないのです。この人の手にかかると、だいたいの歴史上の人物は「フツーの人」になってしまいます。そりゃまあ「歴史学者」であって、「歴史小説家ではない」ので当然なんですが。見なけりゃいいのですが、NHKが [続きを読む]
  • 真田丸 祝言 感想
  • 家康にたきつけられた室賀が昌幸を暗殺しようとして、返り討ちにあう、という回です。何が描きたいのだろう?腑に落ちないことが沢山ありました。国衆同士の厳しい現実なのか。祝言さえも政略の手段とする、つまり非情に徹する昌幸の悲しみなのか。家康の謀略なのか。本多正信のワルさなのか。死んだ室賀のプライドなのか。戦国という時代の凄まじさなのか。結構壮絶なシーンが続くのですが、私には特に何も伝わってきませんでした [続きを読む]
  • 固有の領土って英訳だとどうなるのだろう。
  • 「固有の領土」よく聞く言葉ですが、不思議な日本語です。どういう英訳になるのだろうと思って検索しても、なかなかヒットしません。でやっと見つけたのがこの言葉。「外務省はこう英訳している」とのことです。an integral part of Japan's sovereign territory「主権国家である日本にとってなくてはなないパート」「日本の主権が及ぶテリトリーのうち、なくてはならない一部」英語が苦手な私にはちゃんと訳せませんが、そんな感 [続きを読む]
  • 正史がない「日本史」、嘘の年輪。
  • 日本史には「正史」がありません。今に至るまでないような気がします。「昭和史」だって、学者さんによって、とらえ方がだいぶ違います。今の時点で既に「昭和幻想」が始まっていますが、公害は酷いし差別も酷い、今に比べれば生活水準も低い。「人の心が温かかった」なんてのも「感じ方次第」でしょう。私の感じでは、さほど温かくない。今のほうがよほど温かいと思います。生活苦が多いから、人に温かく、なんてしてられない時代 [続きを読む]
  • 北条氏のこと、武士による政治。
  • 後北条氏は北条早雲が流浪の浪人の身から一代で作り上げた、なんて書くと「学者さんに怒られ」ます。でも「後北条氏は流浪の身から一代で作り上げた」「齋藤氏は道三が油売りの身から一代で作り上げた」。「研究」なんて無視してそう考えた方が、ドラマとしては楽しいように思えます。特に道三の方は、学者さんたちの「二代で作り上げた説」も、なんだか根拠が薄い気がしてなりません。ドラマ性があった方がいい、と言っても、三谷 [続きを読む]