ポー さん プロフィール

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ポーさん: ベンチプレス150kg男の弱虫日記
ハンドル名ポー さん
ブログタイトルベンチプレス150kg男の弱虫日記
ブログURLhttp://yowamushinikki.seesaa.net/
サイト紹介文書評を書いたり、キレイごとを言ってみたり、映画評を書いたり、弱音を吐いてみたり・・
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供56回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2013/11/12 14:54

ポー さんのブログ記事

  • 『天皇家の忍者(しのび)』(南原幹雄著)を読んだ感想・レビュー
  • 幕府と朝廷の暗闘、忍者集落同士の争いの話。朝廷の隠密をやっていたなどとも言われる「八瀬童子」の物語を期待して読んだのですが、どちらかと言うとこの小説では八瀬童子は敵役的なカンジでした。八瀬童子のライバルとして、「静原冠者」なる集団が登場して活躍します。代々、天皇家の駕輿丁を務め、免税特権を持っていたという八瀬の歴史になぜか興味が湧いて色々と調べたことがあり、その際にこの小説を知りました。この本を読 [続きを読む]
  • 『チッチと子』(石田衣良著)を読んだ感想・レビュー
  • 読みやすくてけっこうおもしろかった。大きな事件とかは起こらないけど、そこそこ感情移入できたかな。Amazonの内容紹介によると・・息子のカケルと二人暮らしの”チッチ”こと青田耕平は、デビュー以来10年「次にくる小説家」と言われてきた。だが、作品は売れず、次第にスランプに陥ってしまう。進まない執筆、妻の死の謎、複数の女性との恋愛……。ひとつの文学賞を巡る転機が、やがてカケルや恋人達との関係を劇的に変化させて [続きを読む]
  • 映画『レジェンド 狂気の美学』をみた感想・レビュー
  • 実在した伝説の双子ギャングの映画。R15。なるほど、カッコよくてイカれてて、なかなか面白かった。1960年代のイギリス・ロンドンで暴力によって圧倒的な権勢を誇ったワルの物語。有名な双子のギャング。兄のレジナルド・クレイはイケメンのキレ者。弟のロナルド・クレイはゴツくて頭のイカれた危険人物……この二人を中心に繰り広げられる物語から目が離せませんでした。ただ、ギャング映画って、やっぱり最後には破滅するのが切 [続きを読む]
  • 『夜を撃つ』(花村萬月著)を読んだ感想・レビュー
  • 性と暴力、性と暴力、まさに性と暴力の小説でした。息を吸うように冷酷なことをするかと思えば、子供のように幼く素直一面も見せる17歳の少年・峰岸情が疾走する物語。窃盗・暴行・殺人、なんでもアリです。自分が逃げるために友達を殺した峰岸情を追跡することになった2人の元警察官がどんどん壊れていくさまもけっこう読みごたえがあります。峰岸情と一緒に逃避行を続ける女子高生・藍子の進化というか変化も興味深った。まあ完 [続きを読む]
  • 『鬼麿斬人剣』(隆慶一郎著)を読んだ感想・レビュー
  • 大人気漫画『花の慶次』の原作者としても有名な隆慶一郎氏の痛快歴史小説です。主人公の鬼麿は197cm・120kg。性力絶倫で、無敵の強さ。・・トンガ人のラグビー選手とかが思い浮かんでしまいますな。江戸時代にそんな日本人いたんかいっ!?とツッコミたくなりますが、やっぱ主人公は強烈なキャラがいいですよね。しかも山の民・山窩だったというのも個人的にはかなり好みの設定です。amazonの内容紹介だと次のようになっています。 [続きを読む]
  • 『カディスの赤い星』(逢坂剛著)を読んだ感想・レビュー
  • 直木賞と日本推理作家協会賞をダブル受賞した作品ですね。フリーのPRマンが、得意先の関係者から「サントス」なる日本人ギタリストを探すよう依頼される。調査を開始すると、あれよあれよと謎が深まっていき、やがて大きな事件に巻き込まれていく、ってな話です。日本とスペインで展開されるハラハラ・ドキドキの物語、どんでん返しの連発、セクシーなヒロイン……と冒険ミステリーエンタメ小説の王道でした。個人的にはスペインに [続きを読む]
  • 『冬のはなびら』(伊集院静著)を読んだ感想・レビュー
  • じんわりとよかった。どんな人生にも陽の当たる瞬間がある……不器用だけど誠実に生きる人たちの、ほんのりとした幸福や、ささやかな輝きが見事に描かれている短編集。短編集を読んで、「いいなあ」なんて思うようになってしまうと、なんだか自分も歳をとった気がしますが、「いい」と思ってしまったのだから仕方ない。読後は、自分もコツコツと誠実に生きよう、とそんな気持ちになりました。6つの短編のあらすじを簡単に・・『雨 [続きを読む]
  • 『横道世之介』(吉田修一著)を読んだ感想・レビュー
  • 大きな事件とかは起きないけど、なぜか胸に響き、しっとりと残る……そんな小説でした。長崎から上京した大学生の横道世之介(よこみちよのすけ)が「天然キャラ」というか「いい人キャラ」で、なぜか周囲の人間を笑顔にさせまくる小説です。きっと多くの読み手もほんのりと笑顔になるでしょう。バブル期の大学生時代を中心に、少し現代も絡ませながら、物語は進みます。ぶっとんでるお嬢さんとの恋愛、ゲイの友人、サンバの行進、 [続きを読む]
  • 『40 翼ふたたび』(石田衣良著)を読んだ感想・レビュー
  • 主要な登場人物は40歳ばっかり。軽く読めて意外と面白かった。広告業界のサラリーマンを辞めて、フリーの「プロデュース業」なるよく分からない仕事を始めた主人公のおっさんと、その周囲に起こる様々な出来事が、やがて見事にひとつのカタチにまとまっていきます。刺激もエロさも感動もすべて「ほどよい」カンジでした。普通に考えると人生の半分が終わってしまい、残りは「消化試合」のような下り坂だけに思えてしまいそうな40歳 [続きを読む]
  • 『錏娥哢奼(あがるた)』(花村萬月著)を読んだ感想・レビュー
  • やりたい放題・縦横無尽・荒唐無稽・自由自在・・なんと表現したらよいのか分からないくらい「なんでもアリ」の歴史小説でした。忍び(忍者)で有名な伊賀。その伊賀には「裏伊賀」もあり、それが本当の伊賀だった。八劔(やつるぎ)と密かに呼ばれるその最強の忍者集団は、古くは聖徳太子にも使えていたという。小説は舞台は江戸初期。誰もがじっと見つめることができないほどの美貌を持つ女忍者・錏娥哢奼(あがるた)が島原や江 [続きを読む]
  • 『恋』(小池真理子著)を読んだ感想・レビュー
  • 小池真理子の最高傑作とも言われる一冊。この作品で直木賞を受賞したんですよね。ある女子大生が、金持ちでイケメンな大学助教授の翻訳の手伝いをすることになる。助教授には魅力的な若い奥さんがいて、女子大生はその両者と親密過ぎる関係になり、永遠と思えるような幸福と官能の日々を過ごす……。しかし、そういう非日常的な快楽はいつまでもは続かない。やがて、女子大生は発砲事件を起こし、服役することになる。いったいなぜ [続きを読む]
  • 『吉祥寺の朝比奈くん』(中田永一著)を読んだ感想・レビュー
  • 同著者の短編集『百瀬、こっちを向いて』が想定外に良かったので、これも読んでみました。これも主に恋愛モノの短編集ですね。切ないストーリーを描かせるとお見事です。5つの短編の簡単なあらすじと一言感想を・・『交換日記始めました!』→高校時代の「秘密」の交換日記が色々な人の手に渡って……ってな話。交換日記を読ませるだけで物語は展開します。なるほどそういう秘密があったのね。『ラクガキをめぐる冒険』→千春はある [続きを読む]