ポー さん プロフィール

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ポーさん: ベンチプレス150kg男の弱虫日記
ハンドル名ポー さん
ブログタイトルベンチプレス150kg男の弱虫日記
ブログURLhttp://yowamushinikki.seesaa.net/
サイト紹介文書評を書いたり、キレイごとを言ってみたり、映画評を書いたり、弱音を吐いてみたり・・
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2013/11/12 14:54

ポー さんのブログ記事

  • 『タックスヘイブン』(橘玲著)を読んだ感想・レビュー
  • うん、安定のおもしろさ。数ヵ月の間に、橘玲氏の国際金融アングラ小説を『マネーロンダリング』→『永遠の旅行者』→『タックスヘイブン』と立て続けに読んだのですが、この作品は一番新しいので、時事や話題がイメージしやすかったです。小説としてのテイストは前二作と似たような感じで、複数の国を股にかけて怪しい人間たちが躍動しまくります。頭のキレる男の主人公と、色っぽい女が登場するところも同じです。・・ま、それは [続きを読む]
  • 『肩ごしの恋人』 (唯川恵著)を読んだ感想・レビュー
  • 直木賞受賞作だってことで読んでみました。軽快なテンポでポンポン進んでいく女目線の物語でした。27歳という微妙なお年頃の二人の女性が主役。タイプは違えど、どちらもルックスはかなりイケてる様子が伝わってくる。女を武器にして奔放でしたたかなるり子と、ちょっとクールな萌。るり子の三度目の結婚式の様子を見ながら、「まるで処女のようだ」と評する萌が、結婚式の帰りに(るり子とも関係を持ったことがある)招待客の一人 [続きを読む]
  • 『ジェノサイド』(高野和明著)を読んだ感想・レビュー
  • 最初に読んでから、もう5年以上経ったので再読しました。面白かった本は、それくらいの期間をおいてから読み直すと、何度でも楽しめます(参考→再読の最適なスパンはどれくらいなのか?)。大まかなストーリーはなんとか覚えているものの、細部はもうほとんど忘れていて、そのお陰で今回の再読でもしっかりと楽しめました。小説は、ホワイトハウスにいるアメリカの大統領のシーンから始まります。いきなりスケールのデカさを感じ [続きを読む]
  • 『冬の伽藍』(小池真理子著)を読んだ感想・レビュー
  • これはエロい。そして、美しく、よくできた大人の物語でした。なんの文学賞も取っていませんが、かなりの力作でっせ。小説自体の持つ熱量というかパワーそのものは、直木賞受賞作の『恋』の方が上だと思いますが、作品の完成度はこの『冬の伽藍』のほうが上のような気がしました。『恋』と同じく、そんなに露骨な性描写が続くというわけではないのに、なんというか、ものすごく官能的なんですよね(参考記事→『恋』(小池真理子著 [続きを読む]
  • 『裏切りの日日』(逢坂剛著)を読んだ感想・レビュー
  • あの大ヒット作品「百舌シリーズ」の第0弾ともいうべき小説です。 アマゾンの内容紹介では以下のようなカンジ。 人質を楯に、身代金を奪った犯人は、厳重な包囲の中で、ビルの9階からエレベーターに乗り込んだが、1階についた時には消えていた!その頃、近くのマンションで、右翼の大物が何者かに射殺された。“2つの事件は関連するものなのか?”居合わせた警視庁公安刑事・桂田の暗い瞳が光った。彼は、2年前に妻子に逃げられ、 [続きを読む]
  • 『ざ・だぶる』(安達瑶著)を読んだ感想・レビュー
  • すげーエロくて、なかなか強烈でした。 知人の超マジメな大学教授から、「また新たに面白い作家を見つけたよ!」と紹介されたので読んでみました。 なるほどなるほど、これは色んな意味でおもしろい。 アマゾンの内容紹介では以下のようなカンジ。 一本の映画フィルムの修正依頼。仕事を受けた浅倉大介は、生の主演女優・夏山零奈を見た瞬間にその虜になった。『映画を地でいく魔性の女』と呼ばれている零奈。やがて、大介の部 [続きを読む]
  • 『闇の子供たち』(梁石日著)を読んだ感想・レビュー
  • 容赦なく残酷に、リアルな欲望を描いた小説でした。 タイを舞台にして、幼児売春や臓器売買の実態を描き切った一冊。 とにかく容赦ありません。救いもありません。人間の欲望は無尽蔵です。即効性のある解決策もないでしょう。それでも、このようなことが地球上で起こっているのはおそらく事実です。 もちろん、この小説はフィクションですが、人間の想像の及ぶ範囲の出来事は実際にあるのだろうな、と思わされました。 読んで [続きを読む]
  • 『永遠の旅行者』(橘玲著)を読んだ感想・レビュー
  • 上下巻ある長編。しっかりと面白かったですよ。山本周五郎賞候補になったのも納得。同著者のデビュー作である『マネーロンダリング』と似たようなテイストの、法律の裏側をすり抜けながら世界を股にかけて展開される危険な金融エンターテイメントでした。(参考記事→『マネーロンダリング』(橘玲著)を読んだ感想・レビュー)ストーリーとしては、世界を旅しながら納税義務を回避している三十代前半の元弁護士に、「二十億の資産 [続きを読む]
  • 『天皇家の忍者(しのび)』(南原幹雄著)を読んだ感想・レビュー
  • 幕府と朝廷の暗闘、忍者集落同士の争いの話。朝廷の隠密をやっていたなどとも言われる「八瀬童子」の物語を期待して読んだのですが、どちらかと言うとこの小説では八瀬童子は敵役的なカンジでした。八瀬童子のライバルとして、「静原冠者」なる集団が登場して活躍します。代々、天皇家の駕輿丁を務め、免税特権を持っていたという八瀬の歴史になぜか興味が湧いて色々と調べたことがあり、その際にこの小説を知りました。この本を読 [続きを読む]