はなゆめ爺や さん プロフィール

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はなゆめ爺やさん: はなとゆめ+猫の本棚
ハンドル名はなゆめ爺や さん
ブログタイトルはなとゆめ+猫の本棚
ブログURLhttp://hanayume5.blog50.fc2.com/
サイト紹介文本さえあればシアワセな爺さんの読書日記
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供679回 / 365日(平均13.0回/週) - 参加 2013/11/22 21:19

はなゆめ爺や さんのブログ記事

  • 高速料金 360円
  • 朝からゲームして、ゴミ捨てて、皿を片付けて。家を出るのが遅くなったから、高速を使っちゃおうかな〜……。ドア開けて、玄関に放り込みました。脱走常習犯なので、迷子札付き。 [続きを読む]
  • 窪美澄    「水やりはいつも深夜だけど」(角川文庫)
  •  家族や子供の問題を扱った6編の物語集。いずれも、多くの作家が繰り返し扱っているテーマで新鮮味はあまりないが、それでも、真髄をついて読者に読ませる。 主人公の母親は3年前に亡くなり、実家は父親の一人暮らし。一方妻の両親は健在。子供ができて、不承不承妻は退職。主人公は仕事をしながらも、妻をできるだけ助けて、子育て、家事も懸命に手伝っている。しかし、妻は手伝っているということでは納得しない。一緒に作った [続きを読む]
  • 岸本葉子    「まだまだ、したいことばかり」(中公文庫)
  • 家に帰宅する。新聞や郵便物が届いてみる。今日はどんなニュースがあったのか。ふと目についた封筒の裏にしばらく会っていない名前がある。何かあったのかと思う。注文していた本も届いている。知りたいことが載っているかはやく確かめたい。だけど梱包材が硬くてうまく開梱できない。あせって鋏、鋏と探す。 まあとにかくコーヒーでも飲んで落ち着いてから。そうだ、昨日ぬか漬けした大根は食べごろになっているだろうか。その前 [続きを読む]
  • 北村薫     「リセット」(新潮文庫)
  • 時と人をテーマにした作品、「スキップ」「ターン」に続く最後の仕上げ作品。遠い昔、青春時代に恋をして別れた人とは、当たり前だが、それから今までの数十年間会ったことはない。ということは、その人の姿は二十歳のころと今も全く変わっていない。 数十年の間、ごくまれに、前からやってくる人が、或いはどこかのレストランで別テーブルで食べている人が、別れた人ではないかと思われるほどそっくりな人に出会う。そして、その [続きを読む]
  • 北村薫    「八月の六日間」(角川文庫)
  • 私が会社勤めをしていたとき、毎年必ず有休を連続でとって、スキューバダイビングにゆく女性社員がいた。海に潜りに行くのは、同好の志が集まって必ず何人かが連れ立ってゆくか、目的地にいつも何人かがいて、グループで楽しんでいるのが普通だった。 山歩きや登山ももちろんグループで、ツアーでというのもあるが、結構単独で行動する人が多い。しかも、この物語のように単独で女性が山登りをすることが結構ある。 41歳になる主 [続きを読む]
  • 岸本葉子    「買わずにいられる?」(双葉文庫)
  • テレビショッピングやネット通販、どうしてもお客に買ってほしくて、興味をそそるような言葉を連ねる。最も典型的なのは、「ちょっと待ってください。今回は特別に〇〇をおまけしてお値段変わらず」というもの。或いは、本当かどうか確かめたことはないが、「放送後30分以内にお電話おかけになったお客さまに限り更にお安く〇〇円!」。もうこの2つは常套文句。 ポテトチップス。おいしいのだが、カロリーが高く女性には逡巡して [続きを読む]
  • 北村薫   「ひとがた流し」(新潮文庫)
  • 女性同士の絆、本当の友情とはどういうものかを深く追求して感動的な物語を北村は完成させている。 アナウンサーの千波、作家の牧子、写真家の妻となった美々は高校時代からの親友。それぞれ異なった道を歩み、多忙ななかなかなか出会うことは少なくなったが、熱い友情で50歳になった今でも結ばれている。 千波が乳がんで手術をしたものの回復せず、余命が少ないことを宣告される。美々の娘の玲が入院している千波を見舞いにきた [続きを読む]
  • 紀田順一郎    「名前の日本史」(文春新書)
  • 明治維新後、政府は徴兵と納税制度確立のために戸籍の整備が急務であると考え、平民にも姓名をつける壬申戸籍制度を発布する。当時の平民の数は人口全体の93%をしめていた。このことは、全国に混乱を引き起こし、反対する一揆まで起きていた。 時々、知ったかぶりのように解説されるが、あの村は〇〇性ばかりがいるのは、〇〇族が大半をしめていたからと言われる。しかし、どうもこれは実際とは異なるようだ。 突然、苗字を持 [続きを読む]
  • 紀田順一郎   「古書収集十番勝負」(創元推理文庫)
  • 神田神保町にある古本屋村雲書店の跡継ぎを決めるために村雲源三郎が考え出した方法は、長女の娘婿の倉島と次女の娘婿蜷川に稀覯本の古書10点をタイムリミットまでに収集できたものを後継者にするという方法。 実は源三郎は重いすい臓がんに罹っていて余命一年が宣告されている。 この争いに 古書マニアのアホ教授が一枚噛んで一儲けしようとするし、彼の宿命のライバルの塾経営者も絡むビブリオミステリー。 後継者争いをして [続きを読む]
  • 岸本葉子   「和の旅、ひとり旅」(小学館文庫)
  • 地下鉄や電車は、どちらかというと会社員を中心に男性の乗り物だ。それに対しバスは女性、特におばさん、お婆さんのための乗り物だ。 お婆さんは、いつも時刻よりかなり早めに停留所にやってくる。そして備えられているベンチに座りながらバスを待つ。そんな時、岸本さんが停留所にゆく。お婆さんが居ることに気付くが、ベンチに並んで座れないので、バス停の脇にたってバスを待つ。バスが来たらお婆さんに順番を譲ればいいと思っ [続きを読む]
  • 梨木香歩    「冬虫夏草」(新潮文庫)
  • 私が幼いころは、神社を中心として、たくさんの祭りごとがあった。そして、神や霊の存在を信じ、動物も人間と同じ言葉をしゃべり、共生する存在として身近にあった。 しかし、今は自然科学を尊重する世界となり、民俗学で世界をみることはマイナーになった。今は、盆の迎え火、送り火くらいしか古来の伝統行事をみることは無くなった。それも、都会ではあまり見られず、地方の一部の人々が行っている風景になってしまった。 この [続きを読む]
  • 日経連出版部編    「新入社員に贈る一冊」(日経連出版部)
  • 各界の著名人が、新入社員に是非読んでほしい推薦本をあげその理由を綴った一冊。中味は社会人として人生の新たなるスタートを切る時こそ読んでほしい本というより、推薦する人が今まで読んだ本のなかで感銘したり影響を受けた本が殆ど。 えっこれがと思ったのが、久世光彦が推薦した映画評論家川本三郎が書いた「マイ バック ページ」。 本当かよと思ったのが、久世がこの本を推薦するにあたって自分の人生を振り返っている部 [続きを読む]
  • 中島義道   「東大助手物語」 (新潮文庫)
  • ウィーン大学の自費留学が終わりに近付き、中島が帰国して就職先が決まらず弱っていたとき、東大の糠谷教授の引きにより、東大助手に就職することになる。通常助手の任官期間は3年。そこで糠谷教授は3年後の中島のために就職先を見つけようと活動する。 そんな時、中島には覚えがないのだが、態度が悪い、皆の評判が最悪、髭は剃れと教授から強烈に叱責される。それに対し、中島は教授に反駁する。糠谷教授の業績の無さ、学内での [続きを読む]
  • 北村薫    「六の宮の姫君」(創元推理文庫)
  • 主人公の私は大学最終年をむかえ、卒論のテーマに芥川龍之介を選択した。出版社の編集部でアルバイトをしていたとき、昔芥川と会ったことがある文壇の古老に会い、王朝物作品である芥川の「六の宮の姫君」について芥川が「あれは玉突きだね・・・・いやというよりはキャッチボールだ」と言っていたことを告げられる。 これが、どういう意味があるのか、主人公の私の追及がここから始まる。 芥川は「ぼんやりとした不安」にいつも [続きを読む]
  • 岸本葉子    「旅はお肌の曲がり角」(講談社文庫)
  • 岸本さんの国内外問わず旅行したときに出会ったびっくりしたことを描いた旅行記。最近は大きく変化してきたが、30年位前までの中国のトイレは岸本さん指摘するまでもなく私も驚いた。 中国の当時のトイレのタイプが3つあった。 仕切りもドアもあるタイプ。外国人が宿泊するようなホテルはこのタイプが殆ど。ただ、ドアと底面との間が異様に空いている。だから、しゃがめば、お尻は丸見え状態だった。また、中国人はドアを開けた [続きを読む]
  • 後継者現る
  • 先代。(記事はこちら)やり残した仕事匠の後継者室内で犬を2匹3匹4匹と飼い続ければ、これはもうしかたない。ガジガジガジガジ・・・・・・さくらは今日も元気です。リードをつけると地面に貼りつきますが、オフリードなら駆け回ります。野犬の子ですしね。 [続きを読む]
  • 北村薫     「夜の蝉」(創元推理文庫)
  • 主人公の女性の親友が、評判の良くない男に虜になっている。男は、常に女をとっかえひっかえし、責任もとらず、すぐに捨てる。しかし、親友はその男の素性を知らないのか、知っていても見えないようにふるまっているのか、その男へ一直線でわき目も振らない。 こんな時、余計なお世話だが、親友を救ってあげたいと思う。親友の大好きな男が、最近社内の新入社員に手をだしているという噂がたっていることを知る。 そんなとき、上 [続きを読む]
  • 紀田順一郎   「鹿の幻影」(創元推理文庫)
  •  我が家の近くに古本屋がある。古本屋といっても、神田にある本格的な店ではない。ヌード写真集や、AV CDを売り物にしている店である。そんな店でも、店主が名古屋や東京で開かれる古本市にでかけ、雑本ばかりをたくさん仕入れてくる。仕入れた翌日にまだ紐をほどかない状態で私に見せてくれ、好きなだけ買わせてくれる。といっても1冊50円で文庫本だけ。もちろん読むことを前提に買ってくる。 しかし、そんな中にも、昭和 [続きを読む]
  • 山本博文    「サラリーマン武士道」(講談社現代新書)
  • 江戸文化研究者の山本が、武士を現在のサラリーマンに見立て江戸時代を紹介している。将軍の一日の生活が興味深い。 お目覚めは「六つ打ち5寸まはり」。六つは夜明け。5寸というのは、現在の5分、10分を言う。従ってお目覚めは朝6時から7時の間ということになる。 そして5つ、今の8時になるまで、床にいて起きはしない。8時になると御小姓が5人御寝所にゆき、床をあげ、楓のお茶屋で口をすすぎ、手水をつかう。 その後朝の御 [続きを読む]
  • 池井戸潤    「アキラとあきら」(徳間文庫)
  • この本を読み改めて思うのは、社長の能力の有無は企業の存続にとって重要なものだということ。大企業の社長は、功成とげて、最後の名誉職として、神輿の上に乗っていればいいものだと、自分の勤めていた会社をみていていつも現役のときは思っていたが、実際は異なっていたのだ。 変化の激しい時代に、何かを成し遂げようと決断する。その決断が上手くいけばいいのだが、失敗すると会社の屋台骨を揺るがすことになる。さりとて、何 [続きを読む]