あじろ圭 さん プロフィール

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あじろ圭さん: あじろのあじと
ハンドル名あじろ圭 さん
ブログタイトルあじろのあじと
ブログURLhttp://ajiroajito.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナル小説ブログ。恋愛小説「なのなのな」更新中。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供87回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2013/11/23 15:13

あじろ圭 さんのブログ記事

  • 【雑記】ミステリー草稿終了
  • 去年からずっと打ち込み続けていたミステリー作品、ようやく草稿の打ち込みが終了しました。長かった。。下書きを書いて、PCに打ち込むまで、1年以上かかりました。んで、これから推敲作業に取り掛かるので、仕上がるのは……2017年?!私の場合は単なる趣味レベル、力量不足ではありますが、エンターテインメント作品で、次が出るまでに時間がかかることってよくありますよね。理由がわかる気がします。いいものを造ろうと [続きを読む]
  • 【雑記】女ってわかんない
  • ジャスティン・ビーバー。いろいろやらかしている人なので名前は知っていたけど、曲は聴いたことなかった。これはエド・シーランとの共作らしい。うん、多分にエド・シーランちっくだ。ビデオの女性の態度、わかる。私もこういう態度を取る時がある。言葉にするのが難しい感情を抱えた時とか、口を開くと感情が爆発しそうな時に。女の人は、態度で察してよと言いますが、女の私から一事。男はね、鈍感だから、言葉にしてあげないと [続きを読む]
  • 【雑記】2016年抱負
  • あけましておめでとうございます。本年も細々と作品を発表していきたいと思います。気づいたら、1月ももう終わろうとしているじゃないですか!今年は正月気分がまったく味わえない1月でした。貧乏暇なし! 働かざるもの食うべからず!さて、2016年の抱負。そんなにない。去年からしつこく言っている、ミステリーをとにかく完結させたい。去年からこれ1本しか書いてないから、いいかげん飽きてきた。他の作品書きたいけど、 [続きを読む]
  • 【雑記】2015年をふりかえる
  • ふりかえるっていっても、振り返るほどの出来事はなかった一年でした。あまり書けなかったしな。読んではいます。でも一日文庫本の1ページとかそのくらいが限度。なにしろ時間がない。そんな2015年でした。ではでは、後半にたてた目標をふりかえってみましょう。1.恋愛小説を公開達成!2.ミステリー完結えっと、まだ書いてます。。3.罪喰い完結……下書きはとっくの昔に終了してますが。。本当に、物書きとしては何やっ [続きを読む]
  • 【雑記】それが人生というもの
  • 号泣必至。人生は、予想外のことであふれてる。思い通りにいかないことの方が多い。でも、だからおもしろい。計画通りに人生を歩んでいる人をうらやんだこともあったけど、舗装された道をそれて歩いていくのも悪くない、と最近では思います。いつか、終わりをむかえるその日まで、一生懸命、生きていればいいじゃない。エド・シーランが好きな人はきっと好き。(この方は、エド・シーランのレーベルのアーティストさん) [続きを読む]
  • 【雑記】推理小説ワークショップ
  • ミステリー、とりあえず書いてみた、でも、なんか、うまくいかない。要するに行き詰ったので、参加してきました。講師は元警察官。これだけでワクワク、ドキドキ。元警察官だけあって、殺人事件現場での警察の動き、手続き、解剖などについて詳しく話してくれました。……詳しすぎて、実はちょっと気持ち悪くなった(苦笑)キャラの作り方だとか、事件解決のヒントの出し方とか、伏線についてだとか、いろいろ話が聞けておもしろか [続きを読む]
  • あとがき
  • 今回はちょっと大人な恋愛模様を書いてみました。三十過ぎると、好き好き、だけじゃすまない。だからこそ、小説では好き好き恋愛物語がうけるんだろうけど。夢みさせてくれるから。でもたまには苦めなお話を。現実は甘くはないけど、だからといってしょっぱすぎるってこともない。いくつになっても、恋愛はすべきと思います。恋愛が人と人とを結びつけるものである限り。 [続きを読む]
  • キャッチアップ 最終話
  • 涼子は黙って頷いた。 自分の気持ちを伝えるのに相合傘を使ったのには、真紀との思い出話がヒントになっていた。中学時代、修一が涼子に思いを寄せていたと真紀は話してくれた。修一が真紀に恋の話を打ち明けるとは考えられなかったので、涼子はなぜわかったのかと尋ねた。「流行っていたでしょ。黒板とか掲示板に好きな人と自分の名前を並べて相合傘を書くのが。一種の告白みたいなものだったけど。山下くんとも、相合傘に名前を [続きを読む]
  • キャッチアップ 29
  • 「学校に戻ったんだな」 修一の目が涼子の膝の上の教科書をとらえていた。「勉強、大変なのか」「そうね、最後の一年だから。でも何とかなりそう」 恵美からの情報提供で何とか授業と通院とをやりくりできそうだという話を涼子は語って聞かせた。その間中、修一は穏やかな微笑みを浮かべたまま、涼子の話に耳を傾けていた。 市内を出たバスは、降りる客も乗る客もいないバス停を次々と走り去っていった。スピードに乗ったバスの [続きを読む]
  • キャッチアップ 28
  •  二人掛けの隣の席にリュックをおろすなり、涼子は我知らずのうちにふっとため息が漏れ出た。リュックをあけ、中から分厚い教科書を取り出し、膝の上に広げる。儀式として身についてしまった習慣だ。 最後に乗ってきた客は老婦人だった。ショッピングカートを引き上げ、ポシェットからパスを取り出し、運転手に見せる。見慣れた光景が繰り返された。 だが、バスは老婦人が席に着くのを待たずに発車した。正確には発車しようとし [続きを読む]
  • キャッチアップ 27
  •  春になった。誠の経過は順調だった。今では涼子の心配をよそに、元気に走り回るまで回復した。まるで誠の身には何も起きなかったかのように錯覚するそんな時に限って、あの夏の出来事がすべて夢であったらならどんなにいいかという気になる。しかし、過去は変えられないのだから前に進むしかない。母親として今できること、将来へのリスクを出来るだけ少なくすることを心がけるしかない。 秋から冬にかけての間に、涼子は車の免 [続きを読む]
  • キャッチアップ 26
  • 「早く元気になってください」 たわいもない見舞いの文言を目にして、涼子は軽い眩暈を覚えた。花瓶のガーベラを目にした時と同じ感覚だった。真紀は、花束を手にするくらいなら、一本でも多くポン酢の瓶を持ってくる人間だ。「誰かお見舞いに来たの?」 修一の顔を見ずに涼子は尋ねた。「会社の連中。ギプスにいろいろ何か書いてあるだろ? 人が動けないのをいいことに、いろいろ好きなこと書きやがってさ。そうそう、辰雄も嫁 [続きを読む]
  • キャッチアップ 25
  • 「事故に遭ったって」「広田の話だと『事故』らしいんだけど。俺は何も覚えていないんだ。また頭でも打てば思い出すかもしれないけど」 修一が笑ったのにつられて涼子も微笑みを浮かべた。何が起きたのか詮索するのはやめにしようと涼子は胸の内で誓った。修一が元気になればそれでいい。「都筑くんがお見舞いに来てくれないものだから、誠がさびしがっていたわ」「こんな状態だからなあ」 修一は、左半身の手と脚を動かしてみせ [続きを読む]
  • キャッチアップ 24
  •  修一は、同じ病院の六階、整形外科の病棟に入院していた。 大部屋の窓側のベッドの上で、脚にギプスをした姿で眠っていた。いつも涼子を見つめてくれている目が固く閉じられている。 窓からは誠の病室から見えたものと同じ景色がより高い位置から見えていた。涼子は修一を起こさないよう、傍らの椅子に腰かけた。 しばらくぶりに人に会うと、記憶の顔立ちとのずれに戸惑う。数週間ぶりに目にする修一は、額に負った傷が痛々し [続きを読む]
  • キャッチアップ 23
  • 「妊娠が分かった時、結婚の話にならなかったの?」「なったわよ。私の両親は責任を取れって彼に迫ったもの」「彼は何て?」「結婚するって言ったわ」「じゃあ、どうしてしなかったの?」「そうだなあ……」 真紀は視線を宙に泳がせた。揺れ動いた自分の感情、妊娠、出産に対する不安、相手の定まらない決意。どれが理由と言い切れるものかわかりかねるといった風に、沈黙が続いた。「彼のお母さんが結婚には反対だったの。出産に [続きを読む]
  • キャッチアップ 22
  •  誠の退院が決まった。 子どもの頃の瘤は自然になくなることもあるという医者の見立て通り、誠の心臓壁に出来た瘤は消滅した。医者から検査結果を聞いた涼子はその場に泣き崩れた。 とはいえ、一時期の危険な状態から脱しただけというだけで、川崎病との付き合いは一生続く。退院後も定期健診などで病院へ通わないとならない。 初めのうち、誠の将来を悲観していた涼子だったが、退院が決まると気持ちも切り替わった。 一病息 [続きを読む]
  • キャッチアップ 21
  •  やはり復縁の話をしに来たのかと涼子は身を固くした。ゆっくり考えてくれと言われたのに甘えて返事は延ばしていた。頭ではどうするのが一番なのかわかっていながら、行動に移ることができないでいる。「いい返事がもらえないでいるのは、あの男のせいか」「……」「付き合っているのか」「ただの友だちよ」 涼子は小さいため息をついた。克弥も、涼子と修一の仲を疑ってかかった。だが、克弥も雅弘も見当違いもいいところだ。過 [続きを読む]
  • キャッチアップ 20
  •  誠が入院したと知って、修一は見舞いに駆けつけてきてくれた。はじめこそ一人で来たが、その時に真紀と居合わせて以来、真紀と連れだって見舞いに訪れる。看護師に誠の父親と間違えられたのを気にしての行動なのだと、真紀からこっそり打ち明けられた。誠の父親に間違えられた件についてはその場で笑い話として流したはずだが、修一は涼子の体面を気遣っているという話だった。 熱が下がってくると、誠はベッドの上でじっとして [続きを読む]
  • キャッチアップ 19
  • 「それで、遠藤さん、何だって」 病室に戻ると、真紀が心配そうに声をかけてきた。雅弘に検査結果を伝える間、誠のそばについててもらっていたのだ。一緒に見舞いにきていた修一も、誠の相手をしながら涼子の様子をうかがっていた。「ねえ、転院って簡単にできるものなの?」 できるだけ修一の方を見ないようにしながら涼子は真紀に尋ねた。「東京の病院で診てもらいたいって言ったの?」 雅弘は転院させろとは言わなかったが、 [続きを読む]
  • キャッチアップ 18
  •  雅弘の見舞いから一週間後、心臓エコー検査結果が出た。最悪な結果を、涼子は身じろぎひとつせずに医者から聞いていた。男にかまけていた罰として誠が病気になったのなら、最悪のシナリオが涼子のために用意されている。どこかでそうなるような予感があった。 誠の心臓の血管壁には瘤が出来ていた。 涼子は雅弘に連絡を取った。検査結果が出たら知らせてほしいと頼まれていたからだった。結果を聞いて、雅弘は黙りこんでしまっ [続きを読む]
  • キャッチアップ 17
  •  久しぶりに雅弘に会った印象は老けたというものだった。垂れ目がちの目はますます目じりが下がり、その目じりには皺が刻まれている。小ぶりで形の美しい唇の脇にはかすかに法令線がみてとれた。十歳は年をとったようだった。若く見られがちな雅弘だから、十歳も老けこんで見えたのなら四十過ぎの年相応なのだが、涼子は違和感を覚えた。 雅弘を思い出す時に浮かんでくるのは出会ったばかりの頃、三十過ぎても少年の面影を残した [続きを読む]
  • キャッチアップ 16
  •  一回り年上の雅弘とは社内恋愛を経て結婚した。交際にしろ結婚にしろ、積極的だったのは雅弘の方だった。営業部で三十過ぎて独身だった男性社員は雅弘だけだった。 見た目だけなら雅弘は若く見えた。若作りというのではなく、童顔な造りのせいで、年を聞いた涼子は驚いたものだった。黙っていれば十は若くみえる雅弘は、しかし口を開けばしっかりした話し方に年が垣間見えた。 付き合っていた間、年齢差は笑い話だった。夢中に [続きを読む]