あじろ圭 さん プロフィール

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あじろ圭さん: あじろのあじと
ハンドル名あじろ圭 さん
ブログタイトルあじろのあじと
ブログURLhttp://ajiroajito.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナル小説ブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供203回 / 366日(平均3.9回/週) - 参加 2013/11/23 15:13

あじろ圭 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • なのなのな 1−4
  • 「ねえ」 彩花は突然、ぐいと顔を近づけてきた。「どうして付き合うとすら思わないの?」「どうしてって」 目の前にあってますます大きく見える彩花の瞳に妙にドギマギさせられながら、桃子は言葉をさがした。「いい年して夢見心地でいるだけの男なんて、みるからにアウトでしょ」「そんなの、付き合ってみないとわからないじゃん。夢みることは悪いことじゃない」「そうだけど、行動がともなっていなければね」「行動って?」「 [続きを読む]
  • なのなのな 1−3
  • 「だとすると、彩花が男をダメ男にしちゃってるのかな」「どういう意味?」 聞き捨てならぬと彩花がくいついた。「彩花、嫌われたくなくて、つい相手の言う通りにしちゃっているんじゃない? そうだとすると男はつけあがって勝手し放題になるの。こいつは俺の言うことは何でもきく。何を言っても何をしても怒らない、別れるなんて言わない女なんだなって思って」 すらすらと言葉が口をついて出た。彩花の心理が手に取るかのよう [続きを読む]
  • なのなのな 1−2
  • 「彩花はさ、女として自分がすごく魅力的だってことに気づいていなさすぎ。だいたいさ、よりにもよってダメ男ばかり、どこで知り合うの?」「んっとね、むこうから声かけてくる」「それってナンパってこと?」「うん」 こくりと頷く彩花の頭をわしづかみにして、栗色の髪をもみくちゃにしたい衝動を、桃子はかろうじて抑えこんだ。「ナンパしてくるのにろくな奴いないじゃん。見て普通の男じゃないってわかんないかなあ」「普通じ [続きを読む]
  • なのなのな 1−1
  •  いつもと同じ形で彩花とは別れるはずだった。 いつもと同じ店、「オステリア」の角ばったカウンター席。カウンターには飲みかけのカンパリオレンジとファジーネーブル。 グラスの縁をもてあそびながら彩花が化粧が崩れるほど泣きながら男の話をする。ファジーネーブルを飲みながら桃子は彩花の話に耳を傾ける。 彩花はいわゆるダメンズウォーカーだ。どこで探してくるのか、浮気はする、借金は踏み倒す、暴力を振るう、そんな [続きを読む]
  • あらすじ
  • ダメンズウォーカーの親友・長谷川彩花にかわって男選びをすることになってしまった立木桃子。付き合っても大丈夫な相手かどうか見極めてほしいと彩花に頼まれた男は、桃子が秘かに思いを寄せ続けてきた会社の先輩・佐野貴一だった。 [続きを読む]
  • 【雑記】タキシードっていいよね
  • 最近のお気に入り。サム・スミス「ライク・アイ・キャン」歌は言うことなし、モノクロのNYの映像がきれいなのでお気に入りの一曲。タキシード姿もタキシード姿とかスーツ姿って萌える(笑)あ、和服もね。要するに、かちっとした格好が好きなんだな。軍服とか制服とか。制服やスーツをわざと着崩している若い子がいるけど、かっこいいと思っているのは自分だけだよ。反抗や反発したい気持ちはわかるけど、外見じゃなくて、中身で [続きを読む]
  • 【雑記】確率
  • 天気予報の降水確率。10パーセントや20パーセント程度なら、雨対策などしません。降らないだろうし、実際、降られたためしもなかった。2014年12月までは!12月に入って、一週間おきに天気がくずれ、クリスマス過ぎたころから毎日のように豪雨が降るようになりました。年開けても状況変わらず。そんな状況なので、天気予報は毎日チェック。洗濯物がたまってしょうがないので、降水確率10パー程度なら降らないだろうと [続きを読む]
  • 【雑記】2015年抱負
  • 明けましておめでとうございます。1日はネットもせず、1日中、食っちゃ寝してました。初夢は悪夢ばかり三本立てでした。さて、2015年抱負。1.恋愛ものを公開する去年書いたもの2本を公開する予定。2.ミステリーを書く少なくとも1作品は仕上げたい。3.短編構想だけはあって、あとは書くだけ。4.童話以前公開していた作品の改稿作業+男子主人公のもの。5.ショートショートできたらってことで。6.ファンタジー和 [続きを読む]
  • 【雑記】2014年をふりかえる
  • 今年も残すところあとわずかとなりました。さっそくですが、2014年をふりかえってみたいと思います。目標達成できているでしょうか。1.スメラギのシリーズ4を公開する公開しました!2.ホラー作品を公開するできなかった・・・3.詩を公開するしました!4.ショートショートもちょっと書いてみたい未達成・・・5.恋愛ものを書く2本も書いた!6.今書いている三部作+番外編なのを完結させる一部しか書けなかった・・ [続きを読む]
  • 【雑記】日本語のセンス
  • 腕試しにと思い、とある翻訳コンテストに参加しました。本人も忘れていたころに結果が出ました。講評をいただいたのですが、「日本語のセンスがまるでない」(要約)と言われてしまいました。日本人ですけど。うすうす気づいてはいたのですが、他人から言われるとやっぱりショックですな。英語の理解力はまるで問題ありませんでした。ただ、日本語での表現力や語彙が圧倒的に足りない。日本人として生まれ育ったからといって、日本 [続きを読む]
  • 【雑記】おさめました
  • 本日、8月から書いていた小説を書き終えました!まだ推敲作業は残っていますが、今年はこの作品で執筆作業は終わりです。ひゃっほう。もう今年が終わった気分です。あと1か月残ってますけども。今年は短編を中心に書いていました。中編もちょこちょこと。数だけでいったら私にしてはかなりの本数を書いたと思います。こういっては何ですが、さすがに書く作業に飽きた(苦笑)そんなこといって、書く時間が取れなくなると、書きた [続きを読む]
  • 【雑記】聖母マリアもおかーちゃん
  • もうすぐクリスマス。去年はクリスマスなんて祝ってる場合じゃなかったので、今年は穏やかに祝えたらと思います。 Mary, Did you know  by Pentatonixクリスチャンではありませんが、世界三大宗教の中で、キリスト教に一番なじみがあります。強制されたとはいえ、一時期、教会にも通ってたし。それはさておき。Maryとは聖母マリアのこと。歌の内容は、マリア様、あなたの産んだ赤ちゃんはいずれ世界中の人々を救うんですよ、 [続きを読む]
  • 【雑記】ドラマの喫煙シーンが気になる
  • 最近、テレビドラマでの喫煙シーンが多くなったような気がします。私が見ているのは海外テレビドラマ。主にイギリスのものが中心です。たまたま、おもしろそうと思って観たものが60年代を舞台にしていて、喫煙が嗜みだった時代なので、喫煙シーンがこれでもかと出てきました。女性もスパスパ。ジェームス・ボンドの作者、イアン・フレミングの若かりし頃を描いたドラマは1940年代が舞台ですが、このドラマでも喫煙シーンがば [続きを読む]
  • 【雑記】もう11月ですって
  • 気がついたら11月。2014年も残りわずかとなりました。さっぱり更新していないこのブログですが、中の人はせっせと次の作品を書いてます。完結した作品のみを公開する主義なので、作品発表に間がある時は、ああ、書いてるなと思っていてください。現在、恋愛小説(400字詰めで120枚くらいのもの)の推敲をしています。公開は来年になる予定です。書きたい話は山ほどあります。ネタ帳一冊終わってしまったし。プロットだ [続きを読む]
  • 改稿のため下げます
  • かたっぽだけの靴下、改稿のため取り下げます。いただいたコメントはちゃんと取ってあります。改稿後はここで発表できたらとおもいますが、違う場所になるかもしれません。またいつになるかもわかりせん。が、今年中はないとだけは断言できます。他に優先事項があるので。以上、業務連絡でした。 [続きを読む]
  • あとがき
  • あっという間にあとがきです。短い話だったなあ、もっと書きこめばよかった。書き手としては少々不満が残ります。今回は新キャラが登場しました。後々、また出てくる予定です。このシリーズ、1年に1作ペースなので、登場は数年先になりそうですが(汗) [続きを読む]
  • 神隠しの森 エピローグ
  •  「サバ味噌定食二つ!」 よろずののれんをくぐるなり、スメラギは厨房にむかって声をあげた。奥からあいよと威勢のいい声がかえってきた。「サバ味噌煮お待たせ。今日のはおいしいよ」 おかみがもってきた味噌煮の甘い湯気に、スメラギの喉仏がごくりと動いた。「いつもうまいっすよ」「一期一会、うちの人、毎日全力で作るからね。今日は今日でまたおいしいのよ」 一足先にサバ味噌定食にかぶりついた美月は、口を動かしなが [続きを読む]
  • 神隠しの森 5−4
  • 「お前、東雲青竜か」「何だって?」 美月が驚きの声をあげるのも無理はない。東雲青竜は男性、目の前にいる山内和泉は女性だ。東雲青竜は金髪だが、山内和泉は美しい黒髪の持ち主だった。ふたりともに寒気のするような美男美女ではあるが、同一人物とは到底思えない。思えないのだが、今日の山内和泉は、東雲青竜同様、青い澄んだ目をしている。シャツかとおもった胸元の白さは肌そのものだった。「男でもない、女でもないんだろ [続きを読む]
  • 神隠しの森 5−3
  •  「その秘密なら、あなたの足元にありますよ」 森の奥から声だけが響いてきた。スメラギは思わず身を震わせた。やがて木の陰から姿を現したのは山内和泉だった。黒のパンツスーツ姿で、肌の白さが際立っている。「どうしました? 死人でもみたような青い顔をしているじゃないですか。私は生きた人間です。それに死人をみたって今さら驚くような人ではないでしょう、あなたは」 山内和泉はゆっくりとスメラギに近づいてきた。枯 [続きを読む]
  • 神隠しの森 5−2
  • 「スギさん、熊……」 山の奥へと進んでいこうとするスメラギを、美月が引き止めた。以前に来た時、熊が出ると警告されたのを思い出したらしい。「あー? 熊? んなもん、出ねえよ」「忘れたのかい? 出るって言われたじゃないか。熊の爪痕だってみただろう?」「これのことか?」 スメラギは例の爪痕のある木の前に立っていた。 スメラギたちの目線の高さに熊の爪痕がはっきりと見て取れた。くっきりと四本の平行線が木の幹 [続きを読む]
  • 神隠しの森 5−1
  •  勇樹ちゃんの父親、村上太郎は憤っていた。勇樹ちゃんが生きていたというニュースを受けて自宅前に集まってきたリポーター相手に下平夫妻への罵詈雑言をわめきちらしている。 幼い息子が行方不明になってから7年、不安な日々を過ごしてきた。生きていてほしいと望みながら、もしかしたら死んでいるかもしれないという覚悟を決めていたところへ白骨体が発見され、絶望を味わった。かとおもえば、息子の遺体ではないと判明してほ [続きを読む]
  • 神隠しの森 4−3
  •  下平一家は夫婦と小学生の男の子の三人暮らしだった。いたって普通の家族で、休日には親子そろって出かける姿が近所の人々に目撃されている。夫婦仲もよく、顔を会わせればきちんと挨拶をする。 子どもの名前は下平裕介といった。裕介ちゃんが行方不明になった直後に出来た子に、いなくなった子どもと同じ名前をつけたものと思われる。裕介ちゃんを思う親心がうかがいしれるが、いなくなった(現在は死亡したと判明している)兄 [続きを読む]
  • 神隠しの森 4−2
  •  生番組中の“霊視”によって発見された白骨体の身元は、下平裕介ちゃんと判明した。 身元の判定には、スーパーインポーズ法が用いられた。インポーズとは、英語で“重ねる”という意味で、文字通り、頭がい骨の写真と、その持ち主ではないかと疑われる人物の写真とを重ね合わせ、頭部の形、顔の輪郭、目、鼻、口の位置が一致するかどうかを確認する。 頭がい骨に粘土などを用いて肉付け作業を行う従来の複顔作業では身元が判明 [続きを読む]
  • 神隠しの森 4−1
  •  通称“神隠しの森”と呼ばれる山林で発見された白骨はDNA鑑定の結果、村上勇樹ちゃんのものではないと判明した。その結果は両親のみに告げられ、一般にはいまだ公開されていない。スメラギが知りえたのは、鴻巣から連絡があったからだった。「あの白骨体が勇樹ちゃんじゃなかったなんてねえ」 スメラギから話を聞かされた美月は驚きを隠せないでいる。スメラギという霊視能力の持ち主を知るだけに、美月は東雲青竜を信じていた [続きを読む]
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