あじろ圭 さん プロフィール

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あじろ圭さん: あじろのあじと
ハンドル名あじろ圭 さん
ブログタイトルあじろのあじと
ブログURLhttp://ajiroajito.blog.fc2.com/
サイト紹介文オリジナル小説ブログ。恋愛小説「なのなのな」更新中。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供208回 / 365日(平均4.0回/週) - 参加 2013/11/23 15:13

あじろ圭 さんのブログ記事

  • 【雑記】生まれ変わったら
  • 来世は男に生まれたい。なんか、男は楽しそうだ。なーんていうと、男性から、いろいろ言われそうですけど。隣の芝は青くみえるのさ♪男に生まれたら、いろいろやんちゃしたい!女の子なのに!って言われて育ったからさー。まずはサッカーしたいな。私はサッカー観戦も好きですが、プレイするほうが好きなの。でも、私が子どもの頃は、女の子がサッカーだなんて、って時代でした。今は女子サッカーが人気出てますけどね。なんで、サ [続きを読む]
  • 【雑記】夢を見ている夢を見た
  • 夢を見ている夢をみました。それも夢だったという。本当に目が覚めてもしばらく現実なのかどうか、わからなくてぼーっとしてました。また夢だったりしてって。午前中よりは大分ましになりましたが、まだぼんやりしてます。朝焼けがすごくて、起きた時の窓の外が昼間みたいに明るかったのもいけなかった。時間の感覚もおかしくなってます。見てた夢が全部悪夢だったので、最悪の気分です。思い出すまいと封じ込めていた記憶が全部よ [続きを読む]
  • あとがき
  • 優柔不断です。選択肢が2つ以上ある時は、「どちらにー」で決定します。*バリエーションが地方によっていろいろあると知って驚きました!「なのなのな」ではそんな自分をちょっぴり投影させてみました。桃子みたいに、すっぱり決められる人がうらやましい。結局、亮平が付き合うと決めたのは誰だったのか。そこは謎にしました。ご想像にお任せします。最後まで読んでくださいまして、ありがとうございました。 [続きを読む]
  • なのなのな 最終話
  • 「うん。私も嫌。私たちのどちらと付き合うか、選んで」 桃子はこれ以上ない魅惑的な笑顔を作ってみせた。「選ばないとダメ? どうしても?」 亮平は食い下がったが、共同戦線をはった桃子と彩花はゆずらなかった。「しょうがねえなあ」 ぶつくさ文句を言いながら、人差し指をたて、桃子と彩花との間で降り始めた。「どちらにしようかな 天の……」「ちょっと待って、そんなことで決めるの?!」 彩花が亮平の人差し指をつか [続きを読む]
  • なのなのな 7−4
  • 「私、彼が好き」 一瞬の間の後、彩花と亮平の驚きの声が美しいハーモニーを奏でた。「桃子は佐野さんが好きなんじゃなかった?」 彩花は悲鳴に近い声をあげた。「佐野って誰?」「同じ会社の人、桃子の先輩」 彩花が亮平に耳打ちした。「リョーヘイが好きってどういうこと? 好きになったってこと?」「うん」「私の彼だって分かってて言ってるの?」 彩花の口調が次第に厳しくなりつつあった。「もしかして、私の付き合って [続きを読む]
  • なのなのな 7−3
  •  亮平に追いついたのは駅前にさしかかった時だった。「ちょっと待って」 息を切らしながら亮平の背中にむかって声をかけると、亮平が振り返った。驚いたみせた表情はみるみるうちに歪んでいった。「何だ、その格好」 亮平がそう口走ったのも無理はない。大きな襟ぐりからは肩がはだけ、膝までたくしあげている裾の下から見えている両足にはスニーカーという出で立ちの桃子なのだ。「それ、あのワンピか?」 ハンガーにかかって [続きを読む]
  • なのなのな 7−2
  •  部屋のインターホンが鳴った。日曜の午後だ、新聞の勧誘か何かだろうと桃子は無視を決め込んだ。そのうち諦めて帰るだろうと思っていたら、ドアの外からフルネームを呼ばれた。慌ててドアを開けると、亮平が立っていた。「よっ。おっ、なんかよさそうな部屋じゃん」 ドアの隙間から亮平は部屋の中を覗きこんでいた。すぐに必要なものだけを取り出して、残りは後回しにしてきたので、引っ越して一か月が経とうというのに、部屋に [続きを読む]
  • なのなのな 7−1
  • 「一か月でも二か月でも待つ」 あの夜、貴一はそう言った。 彩花とのことがあって戸惑っているだろうから、気持ちの整理がつくまで待っていると言い、付き合う気になったら金曜日の夜、「ペルソナ」まで会いに来てくれとも。 店内に入るなり、マスターと目があった。会釈を交わすと、カウンター席に座っていた貴一が入り口の桃子を振り返った。 桃子が隣の席にやってくるなり、貴一はソルティドッグを注文した。桃子がいつも飲 [続きを読む]
  • なのなのな 6−6
  • 「それで、カツ丼にするかそばにするか決めたの」「そばにする」 スマホの画面から目を離さずに亮平は言った。「彩花とはうまくいってる?」「普通」 亮平はそばをすすった。豪快な音がした。食べっぷりのいい男性は嫌いじゃない。「普通って何、あんたの普通は人とちょっと違うから心配」「どう違うんだよ」「彼氏のいる子と付き合って、自分も別の子と付き合っても平気だとか」「お互い納得している関係なら何だっていいじゃね [続きを読む]
  • なのなのな 6−5
  • 「あれ、引っ越すの?」 業者が最後の荷物を運び出し終わった後、開けっ放しのドアから亮平がひょっこりと顔をのぞかせた。がらんとした部屋を見回し、亮平は「同じ間取りだけど、なんか広く見えるのな」 と言った。不思議な光景だった。亮平はまるで自分の部屋にいるかのように寛いでいて、桃子にも亮平が自室にいる姿を容易に想像できるのだが、ここは桃子の部屋なのだ。荷物はなくなっても思い出がしみついている。六年間、貴 [続きを読む]
  • なのなのな 6−4
  • 着信履歴には彩花からの名前がずらりと並んでいる。留守電はすべて彩花からで、メールも彩花からのものが目立つ。だが、留守電もメールも、彩花からのものは無視し続けてきた。冷たいかもしれないが、貴一と別れるにしても付き合うにしても、どちらの決断にも桃子は関わりたくはなかった。 はじめの一週間は毎日のように電話が鳴り、留守電にメッセージが残されていた。二週間目はメールになった。三週間目はまた電話が鳴り始めた [続きを読む]
  • なのなのな 6−3
  • 「別れたよ」 部長の真似を笑いあう中で、貴一はさらりと言ってのけた。何の話だろうと桃子ははじめのうち戸惑っていたが、やがて彩花のことだと気づいた。「彩花から別れようって言いだしたんですか?」「いや、俺の方から」「それは、いつですか」「三週間ぐらい前かな」 彩花を亮平の部屋の前で見かけた時期と重なる。「会社から彼女をつけていったんだ。彼女、若い男と待ち合わせして、食事して……その後一緒にマンションに [続きを読む]
  • なのなのな 6−2
  • 「ねえ、何で浮気なんかしたの」「浮気って……そういうつもりじゃなくて」「これが浮気でなくて何なの? 彩花は先輩と付き合っているんだよ。彼は彩花が先輩という彼氏がいるって知ってるの?」「知ってるかもしれないし、知らないかもしれない」「ねえ、ちょっと!」「そんなこと、どうでもいいじゃない」「どうでもよくないでしょ! 彩花には先輩っていうちゃんとした彼氏がいるんだよ!」「選べなかったの!」 彩花の大きな [続きを読む]
  • なのなのな 6−1
  • 「桃子!」 桃子を見るなり、彩花は体を投げ出すようにして桃子に抱き付いてきた。酔っているらしく、息が酒くさい。彩花はひとりではなかった。彩花の背後に亮平が立っていた。「あれ、知り合い?」 亮平は手にした鍵を、彩花と桃子とにかわるがわるむけた。「うん、同じ会社の同期。桃子、このマンションに住んでるんだー」「世の中って狭いのな。そいじゃな」 部屋の鍵を開け、彩花の背中を押して部屋の中へと入れようとする [続きを読む]
  • なのなのな 5−9
  • シャワーを浴びて出てくると、バッグの底でケータイが震えていた。夜中の12時近くにかけてくるのは彩花ぐらいなものだ。どうせ男について――貴一についての相談だろう。相談にはのらないと宣言した以上、電話には出まいと、桃子は無視をきめこんだ。 しかしケータイは鳴りやまなかった。出られるはずだと言わんばかりに呼び出し音が鳴り続けた。こうなった我慢くらべだ。だが、負けたのは桃子だった。「相談には乗らないって― [続きを読む]
  • なのなのな 5−8
  • 一円だって取り返してやる。桃子はケータイを取り出し、コーヒー代を打ち込んだ。「ねえ、あんたのメルアド教えて」「何で?」 サンドイッチにかぶりついていた亮平は不思議そうな顔をしてみせた。「借金返済の催促したいから」 コーヒーでサンドイッチを飲み下してしまうと、亮平はテーブルの上に手を出した。「何?」「ケータイかして」「何で?」「オレのアドレス打ち込むから」 言われるまま、桃子は亮平にケータイを渡した [続きを読む]
  • なのなのな 5−7
  • 「そんなはずないっしょ。もう一回試してみてよ」「もう何度も試したけど、エラーになるの。また限度額超えたんじゃないの」「じゃ、こっちので」 亮平は別のカードを取り出した。桃子には笑顔を取り繕っていたが、不安なのか、何度もレジに視線をやった。不安は的中し、カードはまたしても使用できなかった。「マシンがおかしいんじゃねえの」 焦る亮平を横目に、桃子は黙って自分のカードを差し出した。女店員も黙ってカードを [続きを読む]
  • なのなのな 5−6
  • 「あれ、買い物?」「それ以外に何が?」 見ればわかるだろうと、試着したばかりのスーツを腕にかけ、桃子は足早にレジにむかった。その後を亮平が小走りに追った。「そのスーツ、オレに買わせてよ」 カバンから財布を出そうとするのを、亮平がさえぎった。「この間、世話になった礼にさ」「この間世話になったって何の話なの、リョーヘイ」 女店員がいぶかしげに亮平の顔をのぞきこんだ。どうやら二人は親しい仲らしい。女同士 [続きを読む]
  • 拍手コメントお返事です
  • 21日、5−1に拍手コメントをくださった方へありがとうございます。私も読者の立場になると毎日更新してくれているブログがあると嬉しいです。毎日どころか、今日から1日三回更新です。うざくてすみませんが、月末の完結までお付き合いださい。 [続きを読む]
  • なのなのな 5−5
  • セールの文字にひきつけられ、桃子はふらりと店内へと足を踏み入れた。新商品のマチ付きクリアファイルの試作品の打ち合わせに工場に行った帰りで、降り続ける雨をよけてデパート内を通り抜けて駅にむかおうとしていた。そのデパートと駅とは屋根付きのコンコースでつながっていて、店はコンコースのあるフロアの一角にあった。 本格的な夏の来る前に、昨シーズンの在庫一掃を目的としたセールだろう。そろそろ夏物のスーツを新調 [続きを読む]
  • なのなのな 5−4
  •  すっと胸が軽くなった。持ちきれなくなった荷物をかたっぱしからその場に投げ下ろすかのように、桃子はまくしたてた。「彩花のことを考えてじゃない。先輩が好きだから、早すぎるって言ったの。嫉妬の気持ち。先輩の気持ちが私にないってわかってても、最後の一線だけは越えてほしくなかったから。フラれたけど、今もまだ好きなの。だから、相談にはのってあげられない。ふたりがうまくいくようになんて、してあげられない。そん [続きを読む]
  • なのなのな 5−3
  • 「彩花、もう相談にはのれない」 そう言うなり、桃子はカウンターに額をぶつける勢いで頭を下げた。近くの席の男がケータイを手に立ち上がったのをきっかけに顔をあげると、口を半開きにしたまま固まっている彩花の顔が目に入った。その口が「に」の形をしていた。「相談にのって」と言いかけた彩花を桃子は遮ったのだった。「なんで?」 彩花のきれいな眉がシンクロのようにそろってあがった。貴一が好きだからという本当の理由 [続きを読む]
  • なのなのな 5−2
  • 「やっぱり、やめます、この企画」 きっぱりと言い放ち、桃子はファイルを閉じた。「何で?」「だって、私らしくないんですよね、この企画」 沈黙が二人の間を漂った。「やりたいんじゃないの、この企画」「……」「人にどうこう言われたくらいでやめるだなんて、それこそ立木らしくないな」 貴一は桃子からマウスを取り上げ、ファイルをダブル で開いた。中腰の姿勢で、椅子にすわる桃子に覆いかぶさるような格好でマウ [続きを読む]
  • なのなのな 5−1
  • PC画面が真っ白になったので、慌てて操作を取り消すコマンドを打ち込んだ。画面には、間違えて全削除してしまったプレゼン資料が出現した。人生でも、前の行動を取り消せたらどんなにいいだろう。 彩花に貴一と付き合うよう勧めたこと。 彩花の男選びをかわってするはめになったこと。 そもそも貴一を好きになったこと。 どこまで取り消していったらいいのだろう。きりがない。そもそも、自分の取った行動を取り消せはしても [続きを読む]