KenjiOmori さん プロフィール

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KenjiOmoriさん: 大森健司「森」Blog
ハンドル名KenjiOmori さん
ブログタイトル大森健司「森」Blog
ブログURLhttp://morihaikukai.blog.fc2.com/
サイト紹介文俳句結社「森」主宰、大森健司のブログです。受賞多数。お気軽に覗いて下さい。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2013/11/24 23:58

KenjiOmori さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 2017年4月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。兼題(都踊り、蝶、朧)初蝶の眉目(びもく)しづかに暮れゆけり大森健司春眠の覚めて花より軽(かろ)きかな菅城昌三都をどり老妓がひとつ手を打てり西川輝美蝶舞ひて湖に青さの戻りけり速水房男袂(たもと)より都をどりの風生まる河本かおりかぐや姫朧月夜に迷ひけり武田誠帰り道遠回りする朧かな松浦美菜子エデンより蝶の記憶のもぎとらる山本孝史ダイヤルを押す手をはばむ黄砂かな池上加奈子在りし [続きを読む]
  • 2017年3月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。席題(春、恋猫)骨透くるまで春光に泳ぎけり大森健司啓蟄や均(なら)せぬこころ置き去りに菅城昌三膝小僧くすくす笑ひ入学す西川輝美花街の恋猫とほる我とほる速水房男春の月痴呆の母の尻白し河本かおり遅き湯にかすかに聴こゆ春のこゑ武田誠手のひらと手のひら合わせ春日中松浦美菜子絵筆とり我が魂の春しぐれなり山本孝史春愁や線路に草の揺れてをり池上加奈子春光のまた膝に来て顔に来て白川智子雨 [続きを読む]
  • 2016年2月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。近江吟行(浮御堂、満月寺)、席題(春一番、鳰)春一番いのちの暖簾くぐりけり大森健司碑の文字の冴え返りては薄れゆく菅城昌三喉元を春過ぐ雨の浮御堂西川輝美くれなひに淡海暮れゆく春隣速水房男春一番信号赤に変りけり渡部新次郎鳰鳴けば鈍(にび)の湖(うみ)泣く浮御堂河本かおり浮御堂残る寒さもありしかな武田誠残雪を溶かす彼の手愛ほしく松浦美菜子月影の湖にまどろむ鬼やらひ山本孝史草履か [続きを読む]
  • 2017年1月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。席題(狼、去年今年、鏡餅)狼や贅肉(ぜいにく)のなき詩を愛す大森健司狼や奈落に星を拾ひたる菅城昌三遮断機の向かふより来る去年今年西川輝美舞妓らのうなじまぶしき五日かな速水房男虎落笛答えを出せと我身さす森千花大文字も比叡もそこに羽子日和渡辺新次郎去年今年父の遺影の白き髭河本かおり木枯しやうわさらしきの通り過ぐ武田誠マフラーの端を持つ掌の嬉しさよ松浦美菜子去年今年水に浮くもの [続きを読む]
  • 2016年12月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。席題(水鳥、裸木、外套、手套)外套や篠(しの)つく雨の夜となりぬ大森健司外套の釦も空も琥珀かな菅城昌三その夜のドアの向かふはクリスマス西川輝美枯野ゆく瞼の奥の枯野かな速水房男虎落笛答えを出せと我身さす森千花豆腐売小路をまがるしぐれかな渡辺新次郎水鳥や群れて孤独の餌を食む河本かおり裸木に花を点(つ)けるが如く生き井納佳子水鳥や吾子(あこ)の小さき肩に触る武田誠外套の寄り添っ [続きを読む]
  • 2016年11月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。席題(ゆく秋、銀河、柚子)ゆく秋の脱皮骨から始まりぬ大森健司空港や銀河ゆく人混ざりたる菅城昌三秋惜しむマトリョーシカのがらんどう西川輝美コスモスやふらふら君に会いにゆく速水房男柚子転ぶ日影の先のひかりかな森千花行秋や肺は呼吸を拒みたり河本かおり銀杏散る日々に踵(きびす)を返すごと井納佳子銀河の下豆腐一丁買ひに出る武田誠星河にて我ら見守る先祖かな松浦美菜子柚子ひとつ結婚記念 [続きを読む]
  • 2016年10月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。席題(桔梗、十六夜(いざよひ)、水澄む)いざよひや哀しきいのち箸に置く大森健司老夫婦無月に赤き花咲かす菅城昌三こころだけとほくにありて水の澄む西川輝美水澄んで呼ばれるままに行きにけり速水房男右ポッケなごりの秋をつめ込みて森千花十六夜や少しはみ出す紅拭ふ河本かおり天の川星なき我に汽笛鳴り井納佳子早朝の銀河が去りし枕元松浦美菜子光秀の面影追ひし桔梗かな山本孝史手をつなぎ銀河の [続きを読む]
  • 2016年9月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。席題(秋晴・秋めく・新豆腐・鬼灯)新豆腐花影しづかにありにけり大森健司新豆腐はじらひ水に捨てにけり菅城昌三こころざし新たに檸檬懐(ふとこ)ろに西川輝美秋晴れの湖の向こうはなかりけり速水房男水澄みて蒼きばかりの空浮かぶ渡辺新次郎水澄みて衣ずれの音もすけるなり森千花陽だまりの記憶をたどり新豆腐河本かおり秋めいてセピアな映画に台詞(セリフ)あり井納佳子鬼灯や夕暮れに傘ひらくなり [続きを読む]
  • ちょっとしたアニメのはなし
  • 今、TSUTAYAレンタルで宮崎駿作品を借りようとすると、、、ない?!!と思ったらジブリ総選挙なるものをしている模様。1位は「千と千尋の神隠し」であるようだ。異論はないが、個人的には「耳をすませば」「ハウルの動く城」「風立ちぬ」の方が好きである。「千と千尋の神隠し」はキャラクターにそれぞれメタファーがあって、現代社会を上手く反映させている。つまりそこに意図が見えてしまうつまらなさがある。ポスト宮崎駿と言わ [続きを読む]
  • 2016年8月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。耳朶(みみたぶ)や晩夏の風が過ぎにしも大森健司青嶺より脈打つ水を掬(すく)ひけり菅城昌三遠くきて遠き思ひの籐寝椅子西川輝美三伏やもののけの森出でられず速水房男夏の川二の腕まぶし人の妻渡部新次郎炎(ほむら)の苦絵筆に沈め安居かな森千花百日紅きのふの熱をこぼし落つ河本かおり団扇手にいちばん星をただ見上げ井納佳子夏つばめ絶えずひかりの通りすぎ前川正美我が胸の翳(かげ)りぬぐえぬ [続きを読む]
  • 2016年7月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。薄紙にほうたる入れてあるきけり大森健司桜桃忌こゑまで濡れる夕べかな菅城昌三船遊こぼるる星をつなぎとむ西川輝美沈黙の家系図辿る心太速水房男梅雨寒や母のお腹に逃げかえる河本かおり紫陽花の風に映した下駄の音井納佳子鮎食うて真青き月の上りけり高木憂白き靴少女自分を捨てにゆく篠田和かたつぶり緑と青にのみ死ぬも池上加奈子さみだれの夜の東京駅にをり佐藤美奈子大森健司 [続きを読む]
  • 俳句現代賞受賞式にて
  • 第一回俳句現代賞新人賞を受賞して、もう8年になる。つまり今は第九回俳句現代賞が発表されている頃である。名だたる俳人や文化人が多数おられた会場。スピーチでは、「実際に目に映らないものや聞こえないものの世界観を自分自身の魂というフィルターでリアルに詠んでいきたい。これからも俳句には全体重を賭けて、生きていきたい」というようなことを述べたような記憶がある。そこは読売新聞に掲載されていたので、覚えているが [続きを読む]
  • 2016年6月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。吟行(席題:薔薇、花菖蒲、新緑)薔薇一輪放して白き手が残る大森健司日曜の薔薇を探してゐたりけり菅城昌三緑さすきのふの道のつづくかな西川輝美薔薇園や隣の席は空ひてます速水房男滴りて方丈石の語りだす渡部新次郎新緑や抱擁する手震えをり河本かおり新緑やむかしばかりが光るなり高木憂星空の星よこぼれよなめくぢり篠田和短夜の酔ひ覚めてまた戻りけり池上加奈子本借りて真夏の坂を登りけり佐藤 [続きを読む]
  • 2016年5月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。はつ夏の真つ赤な口を開きけり大森健司目刺し焼き愚かなる日々貫けり菅城昌三絵扇のどこか悲しき音の中西川輝美天国のドアを叩きて花水木速水房男遺伝する鎖骨のほくろ夏立ちぬ河本かおり栗の香や白く明けゆく夜があり高木憂五月雨に濡れしかかとの白さかな井納佳子青空に蝶がふれるや風のおと篠田和今日もまた行きつもどりつラムネ玉池上加奈子白き靴少し汚して会いにゆく佐藤美奈子燻(くゆ)らせる [続きを読む]
  • 2016年3月、4月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。夢売りの夢売りにくる遅日かな大森健司ふらここや家族の数を足して引く菅城昌三紫雲英野をきていつのまに戻れない西川輝美啓蟄やなんだかんだの猿芝居速水房男空拭きの膳積みあげて春の宵渡部新次郎山笑ふあといくたびや暗き底森千花夕桜をんなの芯の狂ふ音河本かおり花の闇電話ボックス灯るなり高木憂ひとひらの桜紛れた荷を解く井納佳子まだ寒き春のコートを椅子に掛け篠田和春雨やみぢかき橋をわた [続きを読む]
  • 大衆文藝ムジカ04号 発売
  • 本日より大衆文藝「ムジカ」、全国書店にて販売されます。「ムジカ」は詩歌全般、絵画、映画、音楽など総合芸術を取り扱った季刊雑誌です。大森健司俳句作品も巻頭で出ておりますので、是非書店で御覧になってください。今後ともよろしくお願い致します。大森健司 [続きを読む]
  • 永六輔氏と三橋敏雄氏と
  • もう十数年前になるだろうか。永六輔氏と初めて会ったのは、永六輔氏の事務所の渋谷のマンションの一室であった。そのときの言葉は今でも鮮明に記憶している。「現在の俳句の世界は小さい。まるで村社会だ、俳壇なんて無視して自分の道を進みなさい」そのあと、ラジオ番組の収録連れていって頂き、赤坂プリンスホテルでコーヒーを飲んで帰った。思えば、当時俳句の重鎮であった三橋敏雄氏も全く同じことを言われていた。三橋敏夫 [続きを読む]
  • 2016年1月・2月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。春一枚大和の海のしづかなり大森健司去年今年濁点つけて生きてゐる菅城昌三永き日をくわえて戻る仔猫かな西川輝美節分や湖には湖の鬼がゐる速水房男今更に齢かさねて去年今年渡部新次郎髪切りて無言で帰る二月尽森千花日脚伸ぶあしたに透ける爪をとぐ河本かおり春光や遠き昨日のかき消さる高木憂ストーヴに今日をかざして息を吐き井納佳子紅梅や白梅や妻愛しをり篠田和指切りや春夕焼の過ぎてゆく池上 [続きを読む]
  • 「角川春樹賞 受賞のことば」より
  • 昨夜、処女句集『あるべきものが…』を読んでいると、あとがきに角川春樹氏が僕の受賞のことばを引用されていて、現在の自分の意志と全く変わっていないことに驚き安堵しています。それをここに転載致します。俳句は一行詩です。詩のよさは、老若男女問わず、その中に「少年」が住み「少女」が生き続けることです。映画「ハウルの動く城」で少女ソフィーは魔法使いによって老婆になります。しかし、魂は少女のままなのです。年を [続きを読む]
  • 2015年12月句会報
  • 句会報の一部を紹介します。海鳴りや中也がコート脱ぎ捨てし大森健司北風吹かばアルファベットの転がりぬ菅城昌三吾が輩の場所に猫ゐる漱石忌西川輝美かざはなや手話の一文字見落とせり速水房男書を置けば比叡の山は寒の雨渡部新次郎罪深き赤い血流る手套の手森千花立ち漕ぎの坊主の足袋の白さかな河本かおり寒星を引きずりおろす女かな岡本美智子顔見世のまねきしまひし昨日かな高木憂外套や雨の雫を指にとり井納佳子幾たびも大 [続きを読む]
  • 2015年11月分句会報
  • 句会報の一部を紹介します。台風を肋骨のなかに飼ふてをり大森健司雑踏や残り一個の林檎買ふ菅城昌三猫じやらし風をこぼして過ぎる人西川輝美解けぬまま幾何文様に穴惑ふ速水房男てのひらに父の影みる秋の暮渡部新次郎湯にもみじほどけゆく身に命あり森千花臍の緒を手繰りて月を引き寄せる河本かおり実柘榴や人肉の味してみせよ岡本美智子水鏡枯葉の赤を閉じこめり篠田和鍵ひとつ減り秋光の満ちてゆく高木憂爪痕にただ静かなる秋 [続きを読む]
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