タリン さん プロフィール

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タリンさん: シュリーマンと木馬の王女さま
ハンドル名タリン さん
ブログタイトルシュリーマンと木馬の王女さま
ブログURLhttp://ameblo.jp/yliopist16
サイト紹介文英語のできない多言語翻訳者、シュリーマン越えをめざす
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供612回 / 365日(平均11.7回/週) - 参加 2013/11/26 02:00

タリン さんのブログ記事

  • 冠詞紀行22 悩ましくもそそられる二重の輪郭
  •  冠詞紀行も長い間旅を続けていると、時には困難にもぶちあたります。a は輪郭であるとして何もかも説明しようとするときに、ちょっとやっかいな壁があります。  an oyster of a man 無口な男 a beast of a man けもののような男  an angel of a woman 天使のような女性  a mountain of a wave 山のような波  これはいったい、、。   輪郭のあるものがふたつ of でつなが [続きを読む]
  • 「愕然」に愕然
  •  これが新しい言語を学ぶ楽しみのひとつでもある。  ベトナム語はもともと漢字を使っていたので、随所にその痕跡が残っているはずです。  それにしても、こんなにはっきり残っているとは、、。  「驚く」のところ、ガック ニエンとあります。  これは明らかに愕然、  やっぱり近隣の言語はやらないといけません。こうしたことがわかるたびにまたひとつ親近感が増していくのですから、。 &nbs [続きを読む]
  • 「東北でよかった」発言の困惑
  •  10年前、能登地震があったとき、一時は予約していた旅館をキャンセルしようかとも思ったが、現地の人たちの気持ちを確かめてからと思い、「もしもご迷惑でなかったら、予定通り行かせてもらいたいのですが、、」と電話を入れた。外交辞令ではなく、歓迎してもらっていると思えたから行くことにした。  それでも、こちらの何気ない言動が被災された人たちを傷つけ、怒りを買うかもしれないと、ある意味ピリピリしていたことも否 [続きを読む]
  • 冠詞紀行21 どっぷりの世界
  •  よく慣用句だから冠詞がつかないと言います。  でも、これは何の説明にもなっていません。  in conclusion でも in a sense です。  in a sense は「ある意味では」というように、輪郭をつけているんですね。あくまでもある意味」。これに対して in comclusion は「結論として」、もう結論はでました。そこにどっぷりつかっています。だから、輪郭も境界も、そんなものが出てくる予知はありません。  in [続きを読む]
  • 冠詞紀行20 動作の輪郭 
  •  さて、in haste は無冠詞なのに、in a hurry になぜ a がつくのか不思議に思ったことはありませんか。   in hasete は状態を表すので、輪郭が描けませんが、動作に対して「どんなふうに」かを表すものには、「一気に」、「慌てて」など、その動作の変化の始まりと終わりがあって輪郭が描けます。  「a は輪郭」はどこまで行っても変わりません。   動作の輪郭がわかれば、またひとつ判断が楽になると思います。&n [続きを読む]
  • ときめくアジア
  •  そのむかし、講演に来た人から私の考えと異なることがこの本に書いてあり、貸しますから読んでください(読め)と言われた。 その申し出(要求)を断ったのは、ひとつには他人の話も聞かず、あまりにも押しつけがましかったからだ。もうひとつは、読む本も含めて、これからこうして、次にこうしてという予定がぎっしりつまっている。そこに割りこみはないだろうという思いである。 お店でビール1本頼んでも、なかなか持ってき [続きを読む]
  • 冠詞紀行19 外見か中身か
  •   go to school や by train に冠詞がつかないことについて、さまざまな説明がありますが、これもイメージとして捉えるようにしましょう。  電車で行こうとする時、思い浮かぶイメージは電車そのものではなく、自分が社内に座って見ている車内の光景であるはずです。  学校へ行くと言う時に浮かぶのは、学校の建物ではなく、教室の風景であるはずです。  外見と中身、姿と本質、形と機能と考えてもいい [続きを読む]
  • アルファ御膳の条件
  •  翻訳にもアルファ碁やZENのようなソフトが可能か。  第一に、只管いい日本語だけを入力して徹底的に覚えさえ、いかに原文のニュアンスを生かそうとしようが、その日本語の枠を踏み越えてはならないという厳しい掟を設けることが必要だろう。  私は、受講生からも、ああ、こんな方法でも翻訳できるんだと「驚かれ」、翻訳会社からも「はじめから日本語で書いたみたい」と驚嘆された。  それって、翻訳の基本中 [続きを読む]
  • 冠詞紀行18 見えない時間の区切りに境界を
  •  これまで見てきたように、了解のあるものに the がつくというよりはむしろその逆、了解を取りつけるために境界を引くというのが本当のようです。  本来、周囲が一瞥できる湖であっても、Great Salt Lake のようなものだと、「大きな塩水湖」という普通の意味にならないように、the をつけて境界を引いてやります。Green Park も「緑の公園」という普通の意味なので、the をつける人もいます。  逆に、道路との境目 [続きを読む]
  • 翻訳ソフトに「アルファ碁」の出現はあるか
  •  コンピュータが将棋ばかりか囲碁の世界でもプロ棋士を負かすようになった。 逆にコンピュータの打つ手から学んで強くなっている棋士もいる。  今、私の使っているソフトもアマ三段くらいの力はあるのではないかと思う。数年前までは5目置かせても楽勝だったのに、強くなったものである。  型がきっちり身についているうえ、石の弱点を熟知している。それだから、コンピュータに学ぶことは多い。劣勢になると自棄を [続きを読む]
  • 冠詞紀行17 群島には境界を
  • ひとつひとつの島には境界が見えても、島がいくつか集まって群島を形成すると、どこまでがその群島に属するのか、その境界が目に見えません。  そこで、人為的に境界線を引いてやらなければなりません。  the Canaries カナリア諸島 the Ogasawara Islands 小笠原諸島   湖も同じことで、  the Great Lakes 五大湖 the Fuji Five Lakes  富士五胡  実は、これは the Ein [続きを読む]
  • 冠詞紀行16 レッテルの位置
  •  島や湾、湖には、境界が見えているので、the はいらないことになります。ただし、その島や湾、湖にどうレッテルを貼るかによって、事情はちがってきます。  下の写真のように、直接 Crete とレッテルが貼られておれば、the など不要で、クレタ島になります。Mount Fuji、Lake Biwa のようにすぐ後ろにレッテルがあってもかまいません。   ところが、下の写真のように少し離れてレッテルがあって、of でつながない [続きを読む]
  • 冠詞紀行15 意味の切れ目に境界を引く
  •  前回の話では、湖や湾、島には the がつかないことになりますが、実際にはつくものがあります。また、その逆もあります。  これは例外ではありません。ほぼ、次の3つによって、説明することができます。  1.the は意味の切れ目に境界線を引く。 2.複数のものをひとつにまとめると、境界線を引く必要が生じる。 3.馴染みのあるものになるほど、固有名詞の印象が強くなるほど、境界線を引く必要がなくな [続きを読む]
  • 喜び半ばなれど、兄の死越えて迎える10歳の誕生日
  •  これまでいつも兄のタリンといっしょに迎えていた誕生日。  今日4月19日、10歳の誕生日は独り迎えることになりました。  嬉しさ半ばではありますが、小学生の時に猫を飼い始めて以来、家で生まれた子が10歳の誕生日を迎えるのは初めてのことです。   喜びはもうひとつ、母親のうっしいが二度の大手術を乗り越えて、わが娘の晴れの日にこうしてそばにいることができたことです。  10歳の誕生日を [続きを読む]
  • 冠詞紀行14 一瞥して境界が見えるか見えないか
  •  the の機能はあくまでひとつ、境界を引くことです。  一瞥して境界の見えないものに境界線を引いてやるのが the の役割です。  境界の見えないもの (すでに言及した解剖学的部位)、海、川、平野、盆地、砂漠、海峡、運河、半島、トンネル、橋、鉄道  境界の見えるもの 山、湖、島、湾、駅、空港、広場、公園、城、街路  ここで、山と湾は裾野の境界が目に見えるわけではありませんが、だれもがそこ [続きを読む]
  • 冠詞紀行13 ただひたすらに線を引く
  •  ただひたすらに線を引く。  the の機能はそれだけです。  それだけで全部説明できるというのが、私の「仮説」です。  冠詞紀行はそれを証明するための旅になります。  ゆらぎ(ゆれ)現象を別にすれば、ただひとつの例外も残さない覚悟で参りますが、仮に10%例外を残してしまったとしても、それで、95点は取れます(残り10%の正答率は半々ですから)。  意外と知らない人が多いのが、Car [続きを読む]
  • 入エジプト記103 私が館長です。
  •  私が博物館館長です。  猫とエジプトは切っても切れない関係にあります。   見学に来てくださった人たちは、このあとすぐ、カイロの空港からアブダビ経由で成田に向かわれました。  入エジプト記、今回が最後になります。  これまで、ご支援ありがとうございました。   これからもよろしくお願いします。  ↓ [続きを読む]
  • 入エジプト記102 カイロ考古学博物館10選 第1位
  •  カイロ考古学博物館10選 第1位はこれしかないでしょう。  ツタンカーメンの写真は一般の人には撮れないことになっています。プロのカメラマンに撮ってもらう許可を得て初めて撮影できるものです。  長い間書き続けてきました入エジプト記も、明日、エジプト旅行出発からちょうど2ヵ月の記念日をもちまして最終回となります。  これまで「いいね」、ランキングの など、ご支援ありがとうございま [続きを読む]
  • 冠詞紀行12 分類、種類分けすると輪郭が現れる
  •  どんなものでも、分類、種類分けしようとすると、輪郭が現れます。  incidence (発症率)、diagnosis(診断)のようなものでも、一定の条件が整えば、下の写真のように輪郭を持つようになります。  an incidence of 3%  a dignosis of pneumonia   つまり、3%の発症率も、肺炎の診断も、それぞれ(いろいろある)発症率、診断の種類のうちのひとつなのです。数字がついて種類っていうのも変ですが、数字別 [続きを読む]
  • 冠詞紀行11 「了解のあるもの、ひとつしかないものにつく」のウソ
  •  この冠詞紀行は真実を求める旅です。  the は了解のあるもの、ひとつしかないものにつくといいますが、本当でしょうしょうか。  the の機能はただひとつ、境界、境界線を引くことだけです。  next Sunday、次の日曜と言えばだれもがそれとわかり、誤解の余地がないから、何もつけないのです。了解があるものに the をつけるというのはウソです。  書き手、話し手の都合で、ある日を出してきて、その次 [続きを読む]