Book Surfer さん プロフィール

  •  
Book Surferさん: 教育失敗学から教育創造学へ(読書編)
ハンドル名Book Surfer さん
ブログタイトル教育失敗学から教育創造学へ(読書編)
ブログURLhttp://book-surfer.blog.jp/
サイト紹介文小学校と中学校に子どもを通わせている親です。読書から得られた発見や視点を中心に書き綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供139回 / 365日(平均2.7回/週) - 参加 2013/12/23 09:23

Book Surfer さんのブログ記事

  • 日本の弱点を見抜く目〜新・所得倍増論
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論 [単行本]デービッド アトキンソン東洋経済新報社2016-12-09 日本の人口は,世界何位でしょう? 日本のGDPは,世界何位でしょう? 日本の1人あたりGDPは,先進国中で下から数えて何位でしょう? 冒頭に登場する表やグラフは,日本人があまり注目していないデータを示しています。 注目させてもらっていなかった,と言い換えてもいいかもしれません。 現在の日本がおかれてい [続きを読む]
  • 周回遅れのトップランナー〜日本の論点2017〜18
  • 日本の論点2017〜18 [Kindle版]大前 研一プレジデント社2016-11-15 世界レベルで見ると,国内でしのぎを削っているアサヒ,キリン,サッポロ,サントリーでも,地ビールと同じような「その他」に分類されるレベルに過ぎないという。 グローバルな視点から見ると,国内で行われているのは「ミクロの戦い」。 各社が取り組んでいる日本のビールのイノベーションは世界一なのに,グローバル競争では手も足もでない,周回遅れのラン [続きを読む]
  • 安倍外交の成果とK砲対応の失敗〜暗闘
  • 暗闘 [単行本]山口 敬之幻冬舎2017-01-27 『総理』に続く山さんの著書で私が注目したのは,去年11月のエコノミストの特集記事「世界のナショナリスト連盟」に掲載されている風刺画に,安倍総理の姿がなかった,ということ。 なぜ日本のリーダーは,国益最優先のナショナリストたちと一緒に描かれなかったのか。  2013年5月のエコノミストでは,ナショナリストの代表格として分類されていたらしい。 山さんは,次のように述べて [続きを読む]
  • 名文を書くコツは小学生から学んでおこう〜書く力
  • 書く力 私たちはこうして文章を磨いた (朝日新書) [新書]池上彰朝日新聞出版2017-01-13 この記事で最初につけたタイトルは「名文を書くコツから学ぶ授業づくり」だったのですが,変更しておきました。 授業づくりに参考になりそうな話は,本編のブログにまわしたいと思います(本編の「論文作成と授業づくりの違い」が,第一弾でした)。  今後,どうやら入試でも,「書く力」が問われてきそうです。 採点官を「うならせる」 [続きを読む]
  • 「半身」のいることの大切さ〜「ヘンな人」で生きる技術
  • マツ☆キヨ: 「ヘンな人」で生きる技術 (新潮文庫) [文庫]池田 清彦新潮社2014-04-28 うまく「ヘンな人」になることで,同調圧力が強い日本社会を生き抜けるようになる・・・ 対談本の中には,二人の息が合っておらず,どう読んでも失敗にしか思えないものもあるが,マツ☆キヨの組み合わせは大正解だったようだ。 帯の写真には,まだ垢抜けない感じを残すマツコ・デラックスと,現在とほとんど変わらない生物学者の先生が並ん [続きを読む]
  • 「対話的な学び」とは?〜対話する社会へ
  • 対話する社会へ (岩波新書) [新書]暉峻 淑子岩波書店2017-01-21 「主体的・対話的で深い学び」を義務教育で実現しようとする意気込みは歓迎する一方で,教師自身,あるいは教職につこうと努力している人たちがそういう学びをほとんど経験していないため,「絵に描いた餅」で終わってしまうことの危惧も強い。 「戦争・暴力の反対語は,平和ではなく対話です」という帯の言葉に引かれてこの本を読もうとしたのだが,対話ができな [続きを読む]
  • キャスターの教科書〜キャスターという仕事
  • キャスターという仕事 (岩波新書) [新書]国谷 裕子岩波書店2017-01-21 発売から少し時間が経ってしまったが,素晴しい本を読むことができた。 中学校教師である私は,クローズアップ現代の一部を視聴させて,生徒に議論させるという流れの授業を社会科で何度か実践したことがある。   池上彰さんの番組は,すべて「分かりやすく説明してしまう」もので,授業には使えないが,「議論のための余韻を残す」クローズアップ現代の [続きを読む]
  • 教育の逆説〜新しい学力
  • 新しい学力 (岩波新書) [新書]齋藤 孝岩波書店2016-11-19 教育学部のどこかの授業で, 日本の歴史の中で,特に優秀な人材がたくさん輩出され,社会の変革に大きく貢献できた世代は,どのような教育を受けてきたのか? という課題を追究してもらうとする。  どのような答えが想定できるだろうか。>明治維新を成し遂げた人々は,「学力」ということでいえば,徹底的に「素読」を中心とした伝統的な教育を受けた人々である [続きを読む]
  • 「元号」の意味と意義を学ぶ〜ジュニアエラ
  • ジュニアエラ 2017年 03 月号 [雑誌] [雑誌]朝日新聞出版2017-02-15 「新しい元号ができる」という特集が掲載されている。 ジュニアの政治への関心を高めるになるだろうか。 「元号」はいつから使われ始めたか? 「元号」で最も多く使われている文字は何か? 最も長く続いた「元号」とは? 最も短い時間でかわってしまった「元号」は? 私の関心は,新しい元号のスタートになりそうな 2019年の出生率は上昇するか? オリ [続きを読む]
  • 国の政策が正しいとは限らない〜がんばらない生き方
  • がんばらない生き方 (中経の文庫) [文庫]池田 清彦KADOKAWA/中経出版2012-02-24 「がんばらない」というカテゴリーの本が十分に存在意義を果たしている理由については,わざわざ語る必要もないだろう。 「がんばる」ことに先にあるものが,必ずしも「望んだもの」であるとは限らないことは,人生の先輩に聞けばいくらでも体験談を教えてくれるはずである。 「がんばる」基準として最も怪しいのは,国が政策として用意した「がん [続きを読む]
  • 舒明天皇か,蘇我蝦夷か〜日本史のなぞ
  • 日本史のなぞ なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか (朝日新書) [新書]大澤真幸朝日新聞出版2016-10-13 奈良県明日香村の小山田遺跡で,新たに石室への通路跡が見つかり,飛鳥時代最大級の方墳であると発表された。被葬者は,当時の最高権力者である舒明天皇か蘇我蝦夷に絞られたということだ。 舒明天皇は,蘇我入鹿を切り,蝦夷を自刃に追い込んだ中大兄皇子の父である。 「大化の改新」「明治維新」などは,外部からもた [続きを読む]
  • 仕事量を上げるための絶対法則〜スピードシンキング
  • スピードシンキング―頭に9つの「劇的ショック」が起きる! [単行本]鷲田 小弥太三笠書房2003-04 私の教師生活をふり返り,20代から今まで,それぞれの時期に全力を傾けてきたことを挙げてみる。 20代は部活動の指導。  30代前半は学年主任としての仕事。 30代後半は実践研究の発表と教育委員会での指導主事のとしての仕事。 40代は教科の実践研究。 もう始まっている50代は,何に全力を傾けるべきだろう。 「たくさん書く [続きを読む]
  • 「生きた言葉」の虚妄性〜ポスト・モダンの左旋回
  • 増補新版 ポスト・モダンの左旋回 [単行本]仲正 昌樹作品社2017-01-25週刊ダイヤモンド 2017年 2/25 号 [雑誌] (弁護士・裁判官・検察官 司法エリートの没落) [雑誌]ダイヤモンド社2017-02-20 佐藤優氏によるブックレビューから,読んでみたいと思った1冊が「ポスト・モダンの左旋回」です。 自分にとって印象的な経験だけ抜き出して言語化したもののうち,たまたま他人を共感させたものが「生きた言葉」として響くことはあるだ [続きを読む]
  • ポジティブ・シンキングの罠〜決戦!関ヶ原
  • 決戦!関ヶ原 [単行本(ソフトカバー)]葉室 麟講談社2014-11-19 自信と過信との明確な線引きは難しいのだろうが, 本当の失敗を歴史上多く目にしてきた国では,より慎重になりやすい ということを,短所とだけ捉えたがる人間が後悔する日は,きっとやってくる。>直政が口端に笑みを浮かべた。 三成は己の算術に誤りがないと信じている。つまり,いったん出した答えが,知らぬ間に変わっているとは思わないのだ。 ――白い碁 [続きを読む]
  • 自分の中の「違和感」を消さない努力を〜質問力
  • 最高の結果を引き出す質問力:その問い方が、脳を変える! [単行本]茂木 健一郎河出書房新社2016-11-12 組織の中には,「そこが怒りのツボなの??」と思わずひいてしまうような,ちょっと変わった人が若干名いるのではないだろうか。 「そこ,ちょっと違うんじゃないか」と感じることがあっても,たいていの人は我慢してしまうか,こだわるエネルギーと時間の無駄を考慮して,「感じなかったことにする」ことが得意なのではないだ [続きを読む]
  • 新しい大学入試問題〜最高の結果を引き出す質問力
  • 最高の結果を引き出す質問力:その問い方が、脳を変える! [単行本]茂木 健一郎河出書房新社2016-11-12 しばらく前にはやっていた「質問力」ブームが,一定の周期に従ってまた戻ってきたようだ。 そもそも質問をするには,相当の能力が求められる。 「そんなことも知らないのか」と思われるのではなく, 「そんな素晴しい疑問をもっているのか」と思ってくれるような質問が思い浮かぶ子どもを育てたい。 大学入試問題は,採点官 [続きを読む]