Book Surfer さん プロフィール

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Book Surferさん: 教育失敗学から教育創造学へ(読書編)
ハンドル名Book Surfer さん
ブログタイトル教育失敗学から教育創造学へ(読書編)
ブログURLhttp://book-surfer.blog.jp/
サイト紹介文小学校と中学校に子どもを通わせている親です。読書から得られた発見や視点を中心に書き綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供148回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2013/12/23 09:23

Book Surfer さんのブログ記事

  • 読書は金持ちになるための道具?〜中学生にジーンと響く道徳話100選
  • 中学生にジーンと響く道徳話100選 ─道徳力を引き出す“名言逸話"活用授業 [単行本(ソフトカバー)]長谷川博之学芸みらい社2017-05-09 道徳=「有難いお話や心に響くお話をもとにして,生きる価値を考える時間」なのでしょうが,   私にはどうしてもしっくりこない題材があった。>年収3000万円の人や年収何億というアスリートたちは,本をたくさん読む。読書を習慣にしている。だから,本を読もう。  本をたくさん読んだか [続きを読む]
  • 武士道を忘れた政権〜永田町ライブ!
  • 週刊ダイヤモンド 2017年7/1号 [雑誌] [Kindle版]ダイヤモンド社2017-06-26 後藤謙次さんのコラムの末尾に,ある自民党長老議員の声が記されている。>「この政権は武士道を忘れている。武士道とは自己規律だ」   憲法改正論議を前に「武士道」を持ち出されることに抵抗感がある人がいるかもしれないが, 「戦いがない」「戦いができない」世の中における武士の精神からは,   学ぶべきもの=武士道があるだろうという考 [続きを読む]
  • 忖度を抜きにして仕事は成り立たない〜佐藤優
  • 週刊東洋経済 2017年6/24号 [雑誌](アマゾン膨張) [雑誌]東洋経済新報社2017-06-19 佐藤優さんのコラムでは政治の裏側の「息づかい」がよくわかります。   政治家や行政にかかわる人でなくても,「忖度」できない人が出世するのは難しい,ということはよくわかっていると思われます。  ただ,不思議と「この人,他人の気持ちがわかるのだろうか?」と思ってしまう人も,立派に出世されていることがあります。 「気をつかっ [続きを読む]
  • 「敬意をもって接します」の意味は?〜心を上手に透視する方法
  • (文庫)心を上手に透視する方法 (サンマーク文庫) [文庫]トルステン・ハーフェナーサンマーク出版2014-05-15 このような本の内容を「悪用」させないためには,読んで知っておくしかない。 人間の「心」は,言葉や表情,しぐさになって表れやすいものである。 外で嫌なことがあったら,家庭で幸せな思いをしていることを「誇示」する。   気に入らない奴がいたら,「敬意をもって接します」などというタイプの「恫喝」を与える [続きを読む]
  • 理想をもった政治ほど,有害なのだ〜寺山修司
  • 両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム (新潮文庫) [文庫]寺山 修司新潮社1997-09-30>「政治は理屈じゃないよ。政治はアジア問題でも,唯物論でもない。政治はほら,あの,ガンガンと頭の痛くなるような道路工事音だのタクシーの値段なんだよ」(あゝ,荒野)   ある政治家が「政治とは決めることだ」と語っていたときは,「決めない政治」が当たり前であった。 今なら,どう語り始めるだろう。  >理想をもった政治ほど, [続きを読む]
  • 商売に利用されている子どもたち〜インドから考える
  • インドから考える 子どもたちが微笑む世界へ [単行本(ソフトカバー)]アマルティア・センエヌティティ出版2016-08-26 教育秩序の欠如が著しい国から,世界最高水準の人材が多数生まれ,海外で活躍している現状を見て,どんな思いになるだろうか・・・。 多くの子どもが教育を受ける機会を得られていないインドのような国がある一方で, 子どもが「商売道具」として使われている国があることも気がかりでならない。 日本の教育 [続きを読む]
  • 『学び合い』ありきで「学習」なし
  • 私は『学び合い』にこれで失敗し、これで乗り越えました。 [単行本]西川 純東洋館出版社2017-03-06 編集方針の都合のようなので気の毒に思いますが,読めば読むほどこの人たちは学校を『学び合い』のために利用しているだけで,「学習」が成立しているようには思えませんね。「内容」がないのでそうとしか読めません。   楽しいのは「学習」ではなくて,『学び合い』だと子どもが証言しているのですが,教師の方も,『学び合い [続きを読む]
  • 「発問」する技術
  • 「発問」する技術 [単行本]栗田 正行東洋館出版社2017-03-20 「そういう質問を先生にされて,あなたは答えたくなりますか?」   教育実習生の指導案を見て,最初によくする「質問」がこれである。 教育の世界では,授業中の「質問」のことを「発問」と呼ぶ。 学習課題そのものである「発問」から, 学習課題そのものに気づかせるための「発問」まで, 「発問」のねらいにも,様々なものがある。 「重い発問」と「軽い発問 [続きを読む]
  • まともな人によるまともな政治は可能か?〜私が自民党を立て直す
  • 私が自民党を立て直す (新書y) [新書]河野 太郎洋泉社2010-06-05 かつて,道徳の副読本「心のノート」というものがあった。   自民党の政治家の中で,この本に以下のような評価を下せる人がどのくらいいただろうか。>出版社が作成する他の教科の教科書と違って,「心のノート」は文部科学省が作成して全国の学校に配られる。しかし,実にその内容がつまらないために多くの学校で実際には使われていない。他の教科書のように何 [続きを読む]
  • パリ協定離脱は歴史の転換点になるか?〜危機の二十年
  • 危機の二十年――理想と現実 (岩波文庫) [文庫]E.H.カー岩波書店2011-11-16 E.H.カーのこの著書が語る言葉に耳を傾けてみたい気持ちになったのはなぜか。 それは,歴史の転換点が訪れた,という認識をどこかで表明していた人がいたからである。>あらゆる国際道義的秩序は,権力のヘゲモニーに基礎を置いていなければならない。しかしこのヘゲモニーは,国内における支配階級の優位と同様,それをもたない国々にとっては,それ自 [続きを読む]
  • 時代区分に関する知識〜社会科教育2017年6月号
  • 社会科教育 2017年 06月号 [雑誌]明治図書出版2017-05-12 教員養成系の国立大学の先生がこのブログの内容を取り上げて批判していただいたおかげで,社会科の先生を目指す学生の方にお話しするというきっかけができました。そういう意味では感謝しております。(大学の先生が出典=このブログを明示してご批判いただいたものと信じております)   さて,上記の雑誌からは,「見方・考え方」の意味を取り違えている小学校の先生 [続きを読む]
  • 水を確保するための裁判〜村の戦争と平和
  • 村の戦争と平和 (日本の中世) [単行本]坂田 聡中央公論新社2002-12 雑誌・社会科教育2016年8月号で,ある大学の先生が,「室町時代の特色」について,どこかの高校の先生の授業実践から, >幕府や守護大名は民衆の揉め事を裁判等で取り扱うことはまずなく,また判決も実効力はなかったこと(自力救済社会) という内容が明らかにされた,ということを書かれていました。そこで私が, >揉め事を扱うことはない,と書いてあり [続きを読む]
  • すでに誤解されている「見方・考え方」〜社会科教育6月号
  • 社会科教育 2017年 06月号 [雑誌]明治図書出版2017-05-12 原稿の内容に真っ当なチェックが入らない雑誌を読んで,誤解してしまう先生がいると困るので,少しコメントさせてもらいます。   「社会的な見方・考え方」とは,社会的事象等の意味や意義,特色や相互の関係を考察したり,社会に見られる課題を把握して,その解決に向けて構想したりする際の「視点や方法」のことです。   ですから,「見方・考え方」は「働かせる [続きを読む]
  • 「自立」と「抵抗」の違いとは?〜一揆と戦国大名
  • 一揆と戦国大名 (日本の歴史) [単行本]久留島 典子講談社2001-11-07 中世の「一揆」は,ある目的をもって組織や集団をつくりことを言い,また,そのつくられた集団自体を指す言葉でもあります。 戦国時代は,大名から百姓まで,多くの人々がさまざまな目的で一揆を結びました。 中世の「一揆」を「民衆の為政者への反抗」という単純な図式で捉える人がいる理由は,近世の「百姓一揆」のイメージが強いからでしょう。しかし,近 [続きを読む]
  • 価値認識を重視することで陥る罠〜教師のゲートキーピング
  • 教師のゲートキーピング―主体的な学習者を生む社会科カリキュラムに向けて [単行本]スティーブン・J・ソーントン春風社2012-10-09 *************************** こちらの記事については,大学の先生から直接さまざまなご指摘をメールでいただきました。 次の記事にご紹介してありますので,そちらもぜひお読み下さい。*************************** 先の戦争中の日本が [続きを読む]
  • 信の世界に欺詐(ぎさ)多く,疑いの世界に真理多し〜佐高信の昭和史
  • 佐高信の昭和史 [単行本]佐高 信KADOKAWA/角川学芸出版2015-01-23 「信の世界」とはご自分の言論を指しているわけではありません。   タイトルの言葉は,福沢諭吉『学問のすゝめ』から引用されている一節です。  >まじめで善良な市民の意識の中には,「だますのは悪人で,だまされるのは善人,だまされる側に罪はない」という思い込みがありますが,これもまた違う。だまされるということは,無知で,迂闊で,思慮が浅いと [続きを読む]
  • 主体性は教科書から学ぶこと?〜主体性の教科書
  • 毎朝1分読むだけ、主体性の教科書。自発的、能動的、自然性、そういった状態を習慣化する本。 10分で読めるシリーズ [Kindle版]MBビジネス研究班株式会社まんがびと2014-08-17 「この通りにすれば,主体的に生きられる」   こうやって「教科書どおり」に生きることが,主体的に生きる,ということなのか?   まずは,主体的,自発的,能動的に行動しやすい部分と,  行動しにくい部分に人間の生活は分けられることを自覚 [続きを読む]