Book Surfer さん プロフィール

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Book Surferさん: 教育失敗学から教育創造学へ(読書編)
ハンドル名Book Surfer さん
ブログタイトル教育失敗学から教育創造学へ(読書編)
ブログURLhttp://book-surfer.blog.jp/
サイト紹介文小学校と中学校に子どもを通わせている親です。読書から得られた発見や視点を中心に書き綴っていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供147回 / 365日(平均2.8回/週) - 参加 2013/12/23 09:23

Book Surfer さんのブログ記事

  • 静寂によって満たされるものとは〜ハーバードの人生を変える授業Ⅱ
  • ハーバードの人生を変える授業2 ~Q次の2つから生きたい人生を選びなさい~ (だいわ文庫) [文庫]タル・ベン・シャハー大和書房2016-05-12 「そっちを選べる人って,やっぱり恵まれている人ですよね」なんていう皮肉はやめておこう。  aと b ,どちらの人生を選ぶか? という問いかけのほとんどは,正解が決まっているようなものですが,不思議と「そちらを選ぶ」自分がいると,どこか「主体的」になった錯覚が生まれるのが狙い [続きを読む]
  • 習慣化することが大事〜Even Happier
  • Even Happier: A Gratitude Journal for Daily Joy and Lasting Fulfillment (NTC Self-Help) [ペーパーバック]Tal Ben-Shahar ProfessorMcGraw-Hill Education2009-09-07 『ハーバードの人生を変える授業』の翻訳がどうにも気になって仕方がなかったので,原文で読むことにした。  各項の終わりに哲学者など著名人の格言が示されているのだが, たとえばアリストテレスの>We are what we repeatedly do. Excellence, then, i [続きを読む]
  • 他者への責任〜友情化する社会
  • 友情化する社会――断片化のなかの新たな〈つながり〉 [単行本]デボラ・チェンバース岩波書店2015-12-26 社会は大きく変動し,人と人のかかわり方についても,以前の常識が通用しない世の中になっている。   そのうち,教室内ではLINEが使い放題になり,LINE上のやりとりを見ながら授業が進む時代になるかもしれない。教育の世界で起こりうる変化は,おそらく現場から発信されるようになる。 時代遅れになっていたと思ったこ [続きを読む]
  • 恐怖の公共料金〜水道クライシス
  • 週刊ダイヤモンド 2017年 7/29 号 [雑誌] (六大企業閥の因縁 ~三井・住友・三菱・芙蓉・三和・一勧~) [雑誌]ダイヤモンド社2017-07-24 全国各地で水道管の老朽化が進んでいるらしい。   しかし,交換するにはカネがかかる。  ちょっとやそっとの水道料金値上げでは,水道管を交換し,断水などを回避することは困難だということだ。 全国で最も水道料金が安いのは,2015年のデータでは山梨県富士河口湖町。富士吉田市や忍野 [続きを読む]
  • 人間関係を大切にするな!〜弱いつながり
  • 弱いつながり 検索ワードを探す旅 [単行本]東 浩紀幻冬舎2014-07-24 「ネットは体力勝負の消耗戦」という指摘を著者がしていますが, 私の場合,「ネット」ではなく「教育現場」が戦場です。 本編で「子どもからエネルギーをもらう」という話を書いていますが,50もらって500使うなんていうこともたびたび起こります。 教師の仕事は,10もらって1000使う,なんてことをたくさん経験し,借金が1億くらいたまったと [続きを読む]
  • 「良い子のふり」をさせられてきたツケの負債は重い〜道徳の「成果」
  • 「道徳科」評価の考え方・進め方 (教職研修総合特集) [ムック]教育開発研究所2017-05-26 進学する子どもについての情報交換で,私たち中学校の教師に対し,小学校の教師から,「この子は(言うことを聞かなくて)大変です」と伝えられた子どもほど,中学校では生き生きとリーダーなどもこなし,「この子はピカイチです」などという子どもは逆に問題行動を起こしたりする・・・こういうことが経験上よく起こります。 どうしてでし [続きを読む]
  • 小学校教育の質を変える起爆剤は英語か?〜英語で一流を育てる
  • 英語で一流を育てる――小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法 [Kindle版]廣津留 真理ダイヤモンド社2017-05-26 本書の中で,これからの小学校の英語教育に対する危惧が示されていますが,正鵠を射ています。 私の予想は,以下の通りです。 2020年以降,日本を代表する「ダメな英語教育」のさらなる劣化版が小学校で始まる。 やがて,「本当にダメ」であることに,国民全体はもちろん,英語教師たちが気づく [続きを読む]
  • 授業記録のつけ方〜授業の見方
  • 授業の見方―「主体的・対話的で深い学び」の授業改善 [単行本]澤井陽介東洋館出版社2017-07-01 久しぶりに,著書名と内容がしっかりつながっている本を読みました。 第1章は新学習指導要領の周知のための「宣伝」みたいなものでしょうが,本体は第2章以下の「知る」「生きる」「生かす」にあるわけです。   著者の先生には失礼かもしれませんが,こちらの本で注目したのは 実際の手書きの授業記録です。 以前に,小中の [続きを読む]
  • なぜ組織は衰退するか〜衰退の法則
  • 衰退の法則 [単行本]小城 武彦東洋経済新報社2017-05-26 「愛社精神が衰退サイクルの自走に拍車をかける」などと指摘されると,どきっとする人が多いのではないでしょうか。 愛国心を高めることを「目標」とする教育が問題なのはだれでもわかると思いますが,  組織の発展に尽くしてきて自然と育った愛社精神,   自分の成長を支えてくれた学校への愛校心,   こういうものが「衰退」の原因であると指摘されると,  「 [続きを読む]
  • 世界一危険な乗り物から,世界一安全な乗り物へ〜特攻機「桜花」と新幹線
  • 日本の戦後はアメリカにどう伝えられていたのか [単行本]ハル A.ドレイクPHP研究所2008-12-20 技術者・三木忠直という名前を紹介する場面が歴史の授業にある。 ほぼ爆弾の形をした特攻機「桜花」の設計者であり,新幹線の設計者でもある。 零戦を設計した堀越二郎と同じように,パイロットの命を守るための設計を海軍に無視され,「死ぬための乗り物」を作らされた,日本の頭脳の一人だった。 新幹線の車体の形と,特攻機が重 [続きを読む]
  • 成果を上げる教師になるために〜世界最高の学級経営
  • 世界最高の学級経営 the FIRST DAYS OF SCHOOL ―How to be an effective teacher [単行本]ハリー・ウォン東洋館出版社2017-04-07 タイトルが原著(『学級開き』)と全く異なっている翻訳本だが,「お釣り」が来るだけではなく,教師の仕事の本質が理解できるという点で,同じ出版社から出ている同じくらいの金額の本よりもはるかに価値があると言える。 まず,対象としている教師が「5年目くらいまでの人」に限定されているわ [続きを読む]
  • 読書は金持ちになるための道具?〜中学生にジーンと響く道徳話100選
  • 中学生にジーンと響く道徳話100選 ─道徳力を引き出す“名言逸話"活用授業 [単行本(ソフトカバー)]長谷川博之学芸みらい社2017-05-09 道徳=「有難いお話や心に響くお話をもとにして,生きる価値を考える時間」なのでしょうが,   私にはどうしてもしっくりこない題材があった。>年収3000万円の人や年収何億というアスリートたちは,本をたくさん読む。読書を習慣にしている。だから,本を読もう。  本をたくさん読んだか [続きを読む]
  • 武士道を忘れた政権〜永田町ライブ!
  • 週刊ダイヤモンド 2017年7/1号 [雑誌] [Kindle版]ダイヤモンド社2017-06-26 後藤謙次さんのコラムの末尾に,ある自民党長老議員の声が記されている。>「この政権は武士道を忘れている。武士道とは自己規律だ」   憲法改正論議を前に「武士道」を持ち出されることに抵抗感がある人がいるかもしれないが, 「戦いがない」「戦いができない」世の中における武士の精神からは,   学ぶべきもの=武士道があるだろうという考 [続きを読む]
  • 忖度を抜きにして仕事は成り立たない〜佐藤優
  • 週刊東洋経済 2017年6/24号 [雑誌](アマゾン膨張) [雑誌]東洋経済新報社2017-06-19 佐藤優さんのコラムでは政治の裏側の「息づかい」がよくわかります。   政治家や行政にかかわる人でなくても,「忖度」できない人が出世するのは難しい,ということはよくわかっていると思われます。  ただ,不思議と「この人,他人の気持ちがわかるのだろうか?」と思ってしまう人も,立派に出世されていることがあります。 「気をつかっ [続きを読む]
  • 「敬意をもって接します」の意味は?〜心を上手に透視する方法
  • (文庫)心を上手に透視する方法 (サンマーク文庫) [文庫]トルステン・ハーフェナーサンマーク出版2014-05-15 このような本の内容を「悪用」させないためには,読んで知っておくしかない。 人間の「心」は,言葉や表情,しぐさになって表れやすいものである。 外で嫌なことがあったら,家庭で幸せな思いをしていることを「誇示」する。   気に入らない奴がいたら,「敬意をもって接します」などというタイプの「恫喝」を与える [続きを読む]
  • 理想をもった政治ほど,有害なのだ〜寺山修司
  • 両手いっぱいの言葉―413のアフォリズム (新潮文庫) [文庫]寺山 修司新潮社1997-09-30>「政治は理屈じゃないよ。政治はアジア問題でも,唯物論でもない。政治はほら,あの,ガンガンと頭の痛くなるような道路工事音だのタクシーの値段なんだよ」(あゝ,荒野)   ある政治家が「政治とは決めることだ」と語っていたときは,「決めない政治」が当たり前であった。 今なら,どう語り始めるだろう。  >理想をもった政治ほど, [続きを読む]