Kazutaka さん プロフィール

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Kazutakaさん: 通勤読書ログ
ハンドル名Kazutaka さん
ブログタイトル通勤読書ログ
ブログURLhttp://cliones.chobi.net/wp/
サイト紹介文毎日の通勤電車で読んだ本、見た映画、聞いた音楽やネットで見たサイトを"適当〜"にレビューしています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供62回 / 365日(平均1.2回/週) - 参加 2014/01/01 01:01

Kazutaka さんのブログ記事

  • 「旅猫リポート」 有川浩
  • 車にはねられ重傷を負った野良猫を助けたサトルは、猫をナナと名付けて一緒に暮らし出した。それから5年、ある事情によりサトルはナナを手離さざるを得なくなる。新しい飼い主を求めて、サトルはナナを連れて愛車の銀色ワゴンで旧友の下に向かい、新しい家族候補の人(時には犬猫も)達とお見合いをさせるのだが...物語の半分以上がそんな調子で進んでそろそろ飽き始めた頃に、話は一転、核心に...ナナはえらく賢い奴で、人 [続きを読む]
  • 「発明マニア」 米原万里
  • ロシア語同時通訳者で作家の米原万里さん(故人)が晩年にサンデー毎日に連載していたエッセイを一冊にまとめた作品。内容はタイトル通り、発明好きの米原さんが、自ら考案したアイデア(大抵悪ふざけ)を自ら描いた解説イラスト(なかなか上手)付きで紹介するというもの。一部紹介すると・猫も犬も人の子もこれで情緒安定なでなで装置専門家いわく1日最低20分猫を撫でてあげると情緒が安定して健康な猫になるそうだが、ペット [続きを読む]
  • 「天使の囀り」 貴志祐介
  • 数カ月振りにアマゾン探検から帰国した高梨光宏は以前とはまるで別人のようだった。高梨の恋人であり精神科医の北島早苗は、以前の高梨にタナトフォビア(=死恐怖症)の症状を嗅ぎ取っていた。しかし、帰国後の高梨は死を恐れるどころか、自ら進んで死を選んでしまう。その後、早苗は探検隊の他のメンバーも不審な死を迎えていることを知る。アマゾンで一体何があったのか?早苗は恐るべき真実を突き止めるのだが...ネタばれに [続きを読む]
  • 「漁港の肉子ちゃん」 西加奈子
  • 小学5年生のしっかり者・キクりんこと喜久子と、ちょーお人好しの母・肉子ちゃんこと菊子。肉子ちゃんには悪い男、駄目な男を惹きつける磁石が備わっているのか(或いは単なる馬鹿なのか)、16歳の時に大阪の繁華街のスナックで働き始めて以来、男に騙され続けの人生を歩んできた。大阪、名古屋、横浜、東京と渡り歩き、流れ着いたのは北の町。背が低くて太っていて、あり得ない服装センスで、「自ら大きいって書いて、臭いって [続きを読む]
  • 「ジャングル・ブック」 ラドヤード・キプリング
  • ジャングルでトラに襲われた両親は赤子を残して逃げ出した。その赤子はオオカミに守られ、ジャングルの中で奇跡的に生き延びる。オオカミの母親にモーグリと名付けられたその子は、黒ヒョウのバギーラや、クマのバルーにジャングルの掟を叩き込まれ、やがて立派な青年へと成長していく。モーグリを敵視するトラのシェア・カーンとの戦いや、モーグリをジャングルの悪魔と呼ぶ村の人間達との争い。モーグリの人生は冒険に溢れていた [続きを読む]
  • 「密やかな結晶」 小川洋子
  • その島に住む人々の頭の中からは、その物が何であったのか、ある日突然に記憶が消え去ってしまう。香水もバラもオルゴールもそうやって意味の無いものとして消えていった。そして、記憶から失われた物を所持することは秘密警察によって厳しく取り締まられていた。そんな中でも、僅かながら記憶を失わない人達がいた。しかし、そんな記憶を失わない人々も、その存在が秘密警察に知れると、どこかに連れ去られてしまい、帰らぬ人とな [続きを読む]
  • 「アカペラ」 山本文緒
  • 表題作「アカペラ」を含む3編の中編集。「アカペラ」主人公はタマコ。15歳の中3女子。パパは単身赴任中でママとおじいちゃんとの3人暮らしなのだが、物語冒頭からママは家出してしまっている。しかし、タマコはママがいない方がうれしい。ママはタマコの大好きなおじいちゃんをボケ老人扱いするからだ。ところがパパとママが帰って来たと思ったら、おじいちゃんを老人ホームに入れると言い出した。怒ったタマコはおじいちゃん [続きを読む]
  • 「美女と野獣」 ビル・コンドン
  • 原題:Beauty and the Beast監督:ビル・コンドン主演:エマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス、ルーク・エヴァンス、ケヴィン・クライン日本公開:2017年4月製作国:アメリカジャンル:ファンタジー、ミュージカル村一番の美少女ベル(エマ・ワトソン)は幼いころに母親を亡くし、発明家の父モーリス(ケヴィン・クライン)と二人で暮らしていました。年頃のエマはハンサム男のガストン(ルーク・エヴァンス)から求婚されていま [続きを読む]
  • 「チャイルド44」 トム・ロブ・スミス
  • 1953年、スターリン政権下のソヴィエト連邦で国家保安省捜査官を務めるレオ・デミドフは彼を妬む部下の策略にはまり、モスクワから地方の民警へ追放される。赴任一番にレオが関わることとなった少年の惨殺事件は、かつてモスクワで遭遇した事件に状況が酷似していた。果たしてこれは同一犯による犯行なのか?レオはソヴィエト各地で同様の惨殺事件が多数発生しているという世間に公表されていない事実を突き止めるのだが、もは [続きを読む]
  • 「人間の土地」 サン=テグジュペリ
  • 1926年(日本は昭和元年)サン=テグジュペリはフランス・トゥルーズに拠点を持つ航空会社の飛行士となった。郵便物を携え、アフリカを超え南米に向かう路線便を受け持つが、当時の航空技術、航空機の性能では、死と隣り合わせの危険な職業であった。アフリカの砂漠に不時着しながら、奇跡の生還を果たす「砂漠のまん中で」を含む8編のエッセイ集。Amazonのレビューを見ても非常に評価の高い作品ですが、散文詩のような文体が [続きを読む]
  • 「マルガリータ」 村木嵐
  • 天正18年(1590年)、九州の切支丹大名達がローマへ派遣した天正遣欧少年使節団は8年の時を経て日本へ帰国を果たした。行く行くは修道士、そして司祭となり、天主教(キリスト教)の教えを日本に広めようとの思いを胸に抱き帰国した4人の青年、千々石(ちぢわ)ミゲル、伊東マンショ、中浦ジュリアン、原マルティノだが、彼らがローマにいる間に日本では天下人が織田信長から豊臣秀吉に変わり、情勢は変わっていた。待ち受 [続きを読む]
  • 「ぶたぶた洋菓子店」 矢崎在美
  • 町のスイーツ大好き男子高校生3人組は全日本高校生スイーツ競技会に挑戦しようとしていた。ところがなんとこの競技会、応募総数500校1000組という超難関コンペであった。そこでこの男子達、自分達が愛する人気洋菓子店・コションのパティシエに教えを乞おうと考えるのだが、コションのパティシエは人前に姿を現さない謎の人であった。コションのスイーツは森の奥の秘密のアトリエで製作されているらしいと知った男子達はコ [続きを読む]
  • 「檻の中の子」 トリイ・ヘイデン
  • 選択性無言症の研究を専門にする心理学者トリィが紹介された15歳の少年ケヴィン。彼は8年間一言も発せず、ひたすら何かに怯えていた。養護施設のセラピールームで会った彼は机の下に椅子を盾にもぐり込むとそこから一歩も出ようとはしなかった。施設の人々は彼をZoo Boy(動物園の少年)と呼んでいた。誰もが彼を回復の見込みが無いケースとして絶望視していたが、愛情を持って忍耐強く接するトリィに、やがて少年は心を開き言 [続きを読む]
  • 「グリード ハゲタカ4」 真山仁
  • サブプライムローン問題に端を発し、未曾有の金融危機に発展しつつあるアメリカ。その混乱はアメリカ有数の名門企業・アメリカンドリーム社をも巻き込んで行った。ハゲタカファンド・サムライキャピタルを率いる鷲津政彦は、この機に乗じ、アメリカンドリーム社の買収を目論む。しかし、市場の守り神と呼ばれる投資家サミュエル・ストラスバーグが鷲津の行く手に立ちはだかり、激しい攻防へと発展していく。鷲津はアメリカンドリー [続きを読む]
  • 「営業零課接待班」 安藤祐介
  • 法学部を卒業した真島は、IT商社の法務課に採用され上手くやってきたのだが、入社4年目に営業一課へ異動。真面目だけが取り柄で小心者の真島にはまったく合わない職種だった。それから3年、あまりの成績の悪さに会社から退職勧告を突き付けられる。ここが潮時と退職を決意した真島だが、どういう訳か専務取締役営業本部長・井岡から直々に声が掛かり、新設の営業零課へ配属されることに。営業零課が掲げた計画は、「接待営業で [続きを読む]
  • 「猫のパジャマ」 レイ・ブラッドベリ
  • SF、私小説、恋愛、ハードボイルド、ブラックユーモアなど新旧取り混ぜ雑多な作品を詰め込んだ短編集。表題作「猫のパジャマ」は、道路の真ん中で身繕いをしていた子猫を轢いてしまいそうになった2台の車に乗った男女が、どちらが子猫を引き取って保護するかでもめる話。ちなみに ” cat’s pajamas ” というのは1920年代に流行った、素晴らしいものを形容する言葉らしい。そんな言葉は死語かと思ったが、2004年に公 [続きを読む]
  • 「月に捧ぐは清き酒 鴻池流事始」 小前亮
  • 戦国武将・山中鹿介の息子・新六は生まれて間もなく、鴻池村の叔父に預けられた。新六7歳の年に、新六は父の顔を一度も見ることなく父を戦場で失う。同年に鴻池を領有する荒木村重が信長に反旗を翻したことにより、鴻池村は戦場と化す。新六は14歳で元服の儀を行い、それを期に刀を捨てる決意をする。武士の子は武士として生きるのが当たり前の時代であったが、戦争の悲惨さを味わい、師匠である叔父の遺言 「血筋にこだわるな [続きを読む]
  • 「思い出のマーニー」  ジョーン・G・ ロビンソン
  • 家族を亡くしたアンナは、ロンドンのプレストン夫妻に引き取られた。ブレストン夫妻は我が子のようにアンナを大事にするのだが、アンナは一向に心を開いてくれず、何事にも無気力で友だちもできない有様だった。そんなアンナを心配したミセス・プレストンは、アンナをひと夏、海辺の田舎町で暮らす旧友に預けることに。そこでも近所の子供たちとは上手く行かず、一人になりがちなアンナであったが、海辺の大邸宅に住むマーニーとい [続きを読む]
  • 「ミニミニ大作戦(1969)」 ピーター・コリンソン
  • 原題:The Italian Job監督:ピーター・コリンソン主演:マイケル・ケイン、ノエル・カワード、マーガレット・ブライ、トニー・ベックリー、ベニー・ヒル日本公開:1970年1月製作国:イギリスジャンル:犯罪、カーアクション、コメディー大泥棒のチャーリー(マイケル・ケイン)は刑務所出所早々、組織のボス・ブリジャー(ノエル・カワード)の指令で、イタリア・トリノに運びこまれる400万ドルの金塊強奪を計画することになる [続きを読む]
  • 「悦ちゃん」 獅子文六
  • 悦ちゃんはおませでしっかり者の10歳の女の子。少々口は悪いが、愛らしい存在だ。悦ちゃんは母を病気で亡くし、父の碌さんと二人暮らし。碌さんは貧乏作詞家。のんびり屋でいささか頼りないなが、とにかく人が良い。そんな碌さんのところに再婚話が舞い込んだ。相手は金持ちのお嬢さんで、とびきりの美人ときたものだから碌さんは大喜びなのだが、悦ちゃんは全然面白くない。なぜって、この女は結婚したら悦ちゃんを寄宿舎のある [続きを読む]