臨床心理士ひなママ さん プロフィール

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臨床心理士ひなママさん: グレーな卵、金の卵になあれ
ハンドル名臨床心理士ひなママ さん
ブログタイトルグレーな卵、金の卵になあれ
ブログURLhttp://hinamama.net/
サイト紹介文発達障害という診断がある子もない子も、今困っていることは困ったままなの?「苦手さ」を考えます。
自由文発達障害という診断がある子もない子も
今困っていることが将来どう変わってゆくか、
困っていることが困ったままなのか(たいていはそうではありません。子どもは伸びるから。)、
これがわかってくると気持ちが軽くなるように思います。
そんな情報提供の場にしたいです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供225回 / 365日(平均4.3回/週) - 参加 2014/01/09 00:01

臨床心理士ひなママ さんのブログ記事

  • 依存症の原理「ここにいるよー!」
  • 「依存」というのは気がついていないだけで多くの人が抱えているつらさだと思います。 育った環境の中で得られなかったものがある人、足りないものがある人が、依存気質を備えているようです。人はそれをアダルトチルドレン(AC)と呼んだりします。 足りないものと言うのは親からの無償の愛だったり、自分自身が承認される経験だったり。 そういう、「君は君のままでいいんだよ」と思える実感が足りないこと、それが足りない [続きを読む]
  • 不安の原理
  • ひとたび不安の波が押し寄せると苦しくてどうにもならなくなる。子どもに対する不安も将来に対する不安も、不安と呼べるものはみな一緒のようです。 この波が押し寄せてくると、昨日まで積み上げてきたプラスの全てが全てゼロになってしまう。 ほんの昨日あったばかりの嬉しい出来事さえ記憶からなくなってしまいます。今、目の前にある不安で100%頭が占領されてしまう。 過去と現在と未来をつなげることができなくなってただ [続きを読む]
  • 梅雨どきの心模様
  • 各地で梅雨らしい空模様になってきました。雨のにおい、紫陽花の青や紫、むせかえるような緑。あとでうんざりするのですが、雨の季節も懐かしくていいものです。 学校行事も一段落といったところでしょうか。運動会、三者面談、PTA・・・担任の先生のこともわかってきて。期末テストの前のほんの一時の休息期、という人も多いことでしょう。 一段落とはいえ、お母さんの頭の中は相変わらずフル回転。去年と違う今年の先生のやり [続きを読む]
  • 「すぐに3年になっちゃう」という考えは禁物
  • 紫陽花が綺麗な季節です。 みなさん、中間テストの結果を見て慌てていませんか?「今からこんなんでは先が大変!」まだ1年生で初めての定期テストなのに「どうにかしないと!!」と次の学習計画を練っていませんか? 「すぐに3年生になっちゃうから今からどうにかしないと!!」この考えは禁物です。 もしお子さんが「1年生」である場合。まずは今、新しい生活をスタートできているそのことを噛みしめて喜んでください。 テス [続きを読む]
  • 勉強で自信を無くした子に勉強を教えても・・・
  • 自閉スペクトラム症で学習困難な子は多い。もちろん、勉強は飛びぬけて優秀だ、というタイプもおりますが。 義務教育中の子どもの評価はとにかく「成績」です。テストの点、つうしんぼの評価が高ければそれでおとがめなしになるし、子どもたちの間でも安定のポジションを手に入れられます。先生だけでなく親も同じですね。勉強の成績さえ安定していれば(赤点でなければ)親は笑顔でいられます。安心します。 その逆だと親は大 [続きを読む]
  • 怒らない人になるのではなく、怒った時どうするか
  • 自閉症スペクトラムの子どもも大人も、「怒りの表出」で悩んでいる人は多いです。 すぐにカッとなって、思っていることをすぐ口に出してしまう・・・気が済むまで辛辣な言葉を言ってしまったり大声を張り上げたりしてしまう・・・ 気がついた時にはもうやってしまった後なので苦ーい後悔だけが残ります。 「怒り」に限りません。ぱっと思いついたことを自分で気がつく前に言ってしまっている。 このような人たちがそれをしな [続きを読む]
  • ABA(応用行動分析)ってなあに?
  • なんか聞いたことあるけど、何?という感じでしょうか、ABAって。 Applied Behavior Anlysis略してABAです。日本語では「応用行動分析」。ペアレント・トレーニングの土台となっている行動療法(指導方法)です。有名な指導方法にTEACCHというのがありますね。 TEACCHのキーワードは「構造化」。物理的な環境を整えたり、常に統一された環境のなかで自閉症の子供が持っている力を発揮させるという指導方法です。(ものすご [続きを読む]
  • アメリカと日本のタブーの違い・日本は何百年も遅れている
  • 人気作家西加奈子。ヒット作品「サラバ!」では自閉症スペクトラムと思われるお姉さんにまつわるお話がくりひろげられました。 その西加奈子がよく口にする作家にジョン・アーヴィングというアメリカの作家がいます。 私もアーヴィングの「ホテル・ニューハンプシャー」大好きです。何度も読みました。サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」と同じような読後の爽快感があるんです。 これがアメリカ文学の醍醐味なんだと思いま [続きを読む]
  • 妥協のプロセス・向きあうのは子どもではなく自分
  • 子どもの中間テストの点が悪くてカウンセリングに駆け込むお母さんが増える時期です。 このままでは進級できないこんなはずではなかった最初からこんなんでは先が見えない・・・ お母さんたちは本当に慌てています。 でもね、こんなはずではない、としたら、どんなだったら良いのでしょうか? 最初からこんなんではまずいとしたら、何を目標にして「まずい」と思っているのでしょうか? そもそも、子育てに目標や計画って、い [続きを読む]
  • 一線を越えてしまいそうな自分が怖い
  • 自分の関心事にまっしぐらで他のものが目にも耳にも入らなくなる子。やってみないと気が済まなくてそれが良いことだろうと悪いことだろうと関係ない・・・ そういう衝動性・多動性がある子どもは説得しても聞く耳を持ちません。力でおさえつけるしか方法がないことがとても多いのです。 とても多いどころか、力でおさえるしか方法がないんです。 羽交い締めやがんじがらめで子どもの危険を回避する。じっとさせられているうちに [続きを読む]
  • クラクラするからやめとこう
  • 発達凸凹な子たちの多くは人との適切な距離をとるのが苦手です。近づきすぎたり、遠ざけすぎたり・・・ 自分が夢中になったら周囲が見えなくなるからかもしれないし、自分が思っているのと同じように相手も同じ思いでいるに違いないと思い込んでしまっているからかもしれません。 相手の気持ちを推し測って相手の様子に合わせる・・・これが苦手なんですよね、きっと。 先日お話した女の子も猪突猛進型でした。一度決めたらと [続きを読む]
  • 「不可能」という言葉は大人の勝手な言葉
  • 電話相談開設当初からお話している方からとても素晴らしいお話を聞きましたのでご紹介させていただきます。 子どもの成長の見通しを親(周囲)が勝手に見極めてはいけないということをつくづく実感したエピソードです。 小学校の頃は運動(特に陸上)が苦手だった女の子。陸上競技の練習の時は人数から除外されてしまうほど疎外されている感じだったそうです。 そんな場面を親が見つけたらどんなにか切ない気持ちになったことで [続きを読む]
  • 療育のもともとの意味・ABAでもTEACCHでもなく
  • 最近は「療育」というと「構造化」とか「ABA」「TEACCH」とかそういうことをやる所というイメージが強いですよね。 でも、もともとは療育は未就学児の発達を促すために始まったものです。医療と教育とが連携して子どもの発達を促すトレーニングをしようという意味の言葉だったのです。 私の過去記事に、「そもそも療育ってなんだろう」ということを取り上げたものがあります。改めてそれをご紹介したいと思います。 「そもそ [続きを読む]
  • 療育はいるとかいらないとかの問題ではない
  • 「療育は必要ない」「いや療育は必要だ」こういう議論が数年来続いていますが、そんな議論しても仕方ないように思います。 我が子に成長してもらいたい!こう思うなら療育は必要に決まっています。 「療育が必要ない」という考え方も決して間違ってはいないとは思いますが、それは、この世の中の全ての人が障害理解をして合理的配慮が当たり前だと思える世の中になれば今で言う療育は必要なくなるかもしれません。 でも、きっと [続きを読む]
  • ペアレント・トレーニング第2回は「肯定的な注目を与える」
  • 写真はイメージです今週の月曜日にペアトレの2回目を開催しました。テーマは「肯定的な注目を与える」。子どもの好ましい行動を増やすためのポイントについてお話しました。 子どもが行動した時、何らかの反応があるとその行動は繰り返されやすくなります。子どもにとって嬉しい反応が得られるとそれはさらに繰り返されるようになるのです。そういう原理をおおいに利用しましょう!というのがペアレント・トレーニング [続きを読む]
  • 発達障害が認知されていくなか、気をつけること
  • 昨日のNHKスペシャル「発達障害〜解明される未知の世界」を観ました。 栗原類さんをはじめ、発達障害当事者がコメントを述べていました。専門家としては精神科医の本田秀夫先生が出演されていました。 発達障害には多様な特性があるけれど、視覚や聴覚の「感覚過敏」が生活に支障をきたしそのせいで多くの人とは違う困難を抱えている・・・というのが今回の主旨だったようです。 なによりも一番 [続きを読む]
  • やっぱり凸凹ミュージアムやりたい
  • この3枚の絵は、公開中の映画「たたら侍」のポスターです。「『たたら侍』映画情報」精神障害のある人たちの作品です。すごく何かが胸に訴えかけてくる・・・そんな作品たちではありませんか? これはとある作業所に通う人たちの作品です。映画の監督がこちらに作品のオファーをしたそうです。そこでは陶芸を始めとする創作活動が活発に行われているようです。(昨夜NHKでオンエアしていました) すて [続きを読む]
  • Skype&電話相談・6月予約受付開始しました
  • ゴールデンウィークも終わり、学校も本番といったところでしょうか。授業参観、運動会、面談、PTA委員会などなど・・・楽しみよりも面倒が多い、というのが本音ではないですか? さて、”金のたまご発達相談” の【6月の予約受付】を開始いたしました。☆ ご予約はコチラ!☆”金のたまご発達相談” についてのお問い合わせも受け付けております。☆お問い合わせはコチラ!☆ たいしたこともないのだけれど少しお [続きを読む]
  • 学校での顔・家の顔・親はどうする?
  • ゴールデンウィークも終わり、学校行事が続くこの時期。授業参観運動会三者面談(or家庭訪問)郊外班活動などなど・・・ 気合い入れてPTA役員になった人、役員にならずにすんでホッとしている人、いろんなドラマがあるのでしょうね。 積極的に学校に顔を出している人。大変だけれど、子どもの「家では見せない顔」が見られますよね。家では「嫌だ」「行きたくない」なんてぐずっているくせに学校では意外と [続きを読む]
  • SNSの「母の日テロ」でしたね
  • 「私たち結婚しました」と二人の写真をSNSにアップすること。これを「結婚テロ」とか「新婚テロ」と言うそうですね。幸せなツーショットを見て、嫌な思いをする人がいるということです。見たくもないのに目に飛び込んでくる。突然こちらの意に反して攻撃される感じ。定義としてはテロと同じですね。 昨日もそんな感じではありませんでしたか?そう、「母の日テロ」です。 子どもからもらったプレゼント、子 [続きを読む]
  • 検査の本当の意味・発達障害の場合
  • 生活改善や成績向上のために親がオリジナルな努力を続けると、親と同じように子ども本人も自分の苦手に気づいていきます。 「人が難なくやっていることが自分にはできない。人と同じ方法だとうまくいかない。友だちからバカ扱いされる。でも、何から何までバカということじゃない。」 こういった思いを子どもが持った時に、子どもとしっかりと向き合う。 「病気や障害って、そのことで困っ [続きを読む]
  • 知能検査(WISC/WAIS)で発達障害がわかるか?
  • 精神科や教育相談で一番多く行われる検査、それはWISCでしょう。WISCとは子ども向け(16歳まで)の知能検査です。16歳以上はWAISという成人版の知能検査があります。これらは「ウェクスラー知能検査」と呼ばれています。 「この検査で発達障害かどうかわかるんですか?」と、よく聞かれます。発達障害を心配していらっしゃるのだから当然、それがわからなければ意味ありませんよね。 でも、名前の通り、この [続きを読む]
  • ペアトレ個別フォローアップ講座
  • ペアトレは定員6名のこじんまりしたプログラムです。 ペアレント・トレーニングを受けたことがあるけれどどんなことをやったか忘れてしまった・・・こういう方は多いのではないでしょうか。 やっている最中は宿題があったりしてフォローしてもらうのでやってよかった!と思えるのですが、いかんせん、6〜7回でプログラムが終わってしまうので終わってしまうと途切れてしまうんですね。 ですか [続きを読む]
  • 揺れる親心とネット情報
  • うちの子なりに成長していると思っていたのに・・・言葉もそこそこ増えていると思っていたのに・・・2〜3歳児なんてこんなものだと思っていたのに・・・ それなのに、また相談にいらっしゃいと言われた。平均よりどのくらい遅れているのか聞いたら半年くらい、と言われた。 また行かないと心配なレベルなの?半年の遅れって、どれだけ深刻なの?家に帰ってきたら、すごく心配になってきてしまった。 &n [続きを読む]