松木完之 さん プロフィール

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松木完之さん: 邦画大好き
ハンドル名松木完之 さん
ブログタイトル邦画大好き
ブログURLhttp://nihoneiga.at.webry.info/
サイト紹介文ほぼ邦画専門の紹介と感想。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2014/01/10 18:37

松木完之 さんのブログ記事

  • 渡瀬恒彦さん、ありがとう。
  • このブログを始めるときに、高倉健さんと渡瀬恒彦さんが亡くなられた時以外は個々の映画について感じたことしか書くまいと心に決めて始めたのだったが、その2つのページを書かなければいけない日が早々と来てしまった。渡瀬恒彦さんは、私の中では小さな時から大スターであった。若い時分に「神様のくれた赤ん坊」と「時代屋の女房」を立て続けに見て、こんなに色気のある男性になりたいものだと叶わぬ夢をかきたてたものだった。 [続きを読む]
  • 大地を受け継ぐ(2016)
  • 福島原発事故直後に自殺した農業を営む男が居た。残された息子はその地で農家を受け継ぐことを決心した。彼のところに東京の若者が訪ねていって話を聞く様子を撮ったドキュメンタリー。井上淳一監督作品。ドキュメンタリー映画としてみても非常に特殊な方法で撮った作品である。作品の大半はその息子が自宅で若者達に語りかけているシーンである。その言葉の一言一言の重みをカメラで邪魔することのないようにまっすぐに観客に伝え [続きを読む]
  • ふたりのイーダ(1976)
  • 小学生の兄妹(上屋健一、原口祐子)は夏休みに母親(倍賞千恵子)と一緒に広島の祖父母(森繁久彌、高峰秀子)の所に帰省する。そこで兄は古い洋館の中で妹と遊ぶ「歩く椅子」を見つける。一方、母親は恋人(山口崇)を家族に紹介しようとしていたが、貧血が自分の被爆と関係があるのではないかと不安になっていた。・・・松谷みよ子の原作を松山善三監督が撮った。広島の原爆という悲劇を独特のファンタジックな世界で描ききった [続きを読む]
  • 脱獄・広島殺人囚(1974)
  • 終戦直後、モルヒネの売買のトラブルから殺人を犯してしまった植田(松方弘樹)は広島刑務所に収監される。しかし、その後彼は何回も脱獄と逮捕を繰り返す。 ・ ・ ・野上龍雄の脚本を中島貞夫監督が撮った。「仁義なき戦い」のスタッフの作品だが、こちらはそんなに重たいところはなく、前後の見境があまりつかない主人公が、あくまで脳天気に脱獄を繰り返し、その度にこちらもあまり有能とは思えない警察が逮捕していくという [続きを読む]
  • 白ゆき姫殺人事件(2014)
  • 化粧品会社の美人OL(菜々緒)が殺される。この事件を追っているワイドショーのディレクター(綾野剛)は、被害者の同僚の地味なOL(井上真央)に疑いをかけ取材を進めると同時に、その過程をTwitterに書き込んでいった。Twitter上ではそのOLの本名や顔写真を始めとした様々な情報が次々と暴かれていく。 ・ ・ ・湊かなえの原作を中村義洋監督が撮った。映像化するには困難な原作をわかりやすく見せてくれ [続きを読む]
  • 誰も守ってくれない(2009)
  • 幼い姉妹を刺し殺した犯人の妹(志田未来)を警護することになった刑事(佐藤浩市)はしつこく追ってくるマスコミから逃れ自宅に匿うが、インターネットの情報からその場所も明らかになってしまい、自分の不注意から息子を殺されたしまった夫婦(柳葉敏郎、石田ゆりこ)のもとに向かう。 ・ ・ ・君塚良一監督作品。なかなか取り上げられることのない加害者の家族の人権という問題を真っ正面から取り上げた非常に意欲的な作品で [続きを読む]
  • 喜劇右向け左!(1970)
  • 下着販売会社の係長、平山(犬塚弘)はいつもやる気のない態度で月給泥棒と呼ばれている。ところがその彼が新設の外国課の課長に任命された。そして部下たち(堺正章、なべおさみ、小松政夫など)と一緒に自衛隊に体験入隊することになる。平山は戦時中に配属されていた部隊で起こったある出来事を思い出していた。戦時中に隊長が大金を隠し持っていることを偶然に聞いた平山は不発弾の処理と称して殺されかけるが、身代わりに伍長 [続きを読む]
  • 憎いあンちくしょう(1962)
  • 大作(石原裕次郎)はマスコミにもてはやされるスターでその過密スケジュールを一手に管理していたのは恋人でマネージャーの典子(浅丘ルリ子)であった。典子との関係に倦怠感を感じていた大作は、テレビ番組の企画から生まれた無医村で働く恋人(小池朝雄)のところまでジープを運んで欲しいという女性(芦川いづみ)の願いを自分の力で果たそうと自ら仕事を放り出してジープに乗って九州に向かう。 ・ ・ ・山田信夫の脚本を [続きを読む]
  • 殺人狂時代(1967)
  • 心理学教授(仲代達矢)はある日突然「日本人口調節審議会」と名乗る人たちから命を狙われるようになる。新聞記者(団令子)と車泥棒(砂塚秀夫)と協力しながら、殺し屋たちを倒していった彼は、相手のボス(天本英世)と対決する。 ・ ・ ・都筑道夫の原作を岡本喜八監督が撮った。ナチスドイツの優生思想に基づく大量殺戮を批判するというメッセージを明確に前面に打ち出した作品である。そのメッセージ性を薄めるために喜劇 [続きを読む]
  • モスラ対ゴジラ(1964)
  • 大きな台風が過ぎ去った翌日、大きな卵が海岸に打ち上げられた。早速新聞記者(宝田明)が駆け付け取材を始めるが、興行会社の社長(田島義文)が住民から買い取って、レジャーランドを建設しようとしていた。そんな折、新聞記者の前に小美人(ザ・ピーナッツ)が現れ、あの卵はモスラの卵だから返してくれと言う。ちょうどそこに地底からゴジラが現れる・ ・ ・本多猪四郎監督作品。モスラとゴジラが対決するシーンを撮りたかっ [続きを読む]
  • 海賊とよばれた男(2016)
  • 北九州門司でその将来性に目をつけて石油業を興した国岡(岡田准一)は古くからの門司の業者に相手にされず、たたちまち苦境に立たされるが、小さな船で漕ぎ出して対岸の下関の業者と契約して切り抜ける。それからも、大きな困難が次々と彼を襲うが、その都度、強い意志と大胆な方法で切り抜けていく。 ・ ・ ・百田尚樹の原作を山崎貴監督が撮った。二時間半以上ある長い作品であるが、その長さを感じさせない作品である。幾度 [続きを読む]
  • 時の輝き(1995)
  • 看護学校に通う高校生(高橋由美子)は病院での実習中に交通事故で入院してきた初恋の人(山本耕史)と再会する。そのまま二人は付き合うが、ある日彼の方からもう会わないと電話がかかってくる。病院に行った彼女は、骨肉腫に冒されて再入院している彼と再会する。 ・ ・ ・折原みとの原作を朝原雄三監督が撮った。後に「釣りバカ日誌」シリーズを監督する朝原監督のデビュー作である。よくあるお涙頂戴の難病ものであるが、気 [続きを読む]
  • ひろしま(1953)
  • 広島の高校で原爆を扱った授業中に女学生(町田いさ子)が倒れた。被曝による後遺症の白血病を患っていたのである。担任教師(岡田英次)は、改めて原爆が広島の生徒たちに与えた影響の大きさに愕然とする。 ・ ・ ・日本教職員組合が制作した関川秀雄監督作品。原爆が広島の人間に与えた影響を余すところなく伝えようとしている力作である。皆が原爆のことを忘れようとしている戦後の描写から入り、回想の形で原爆投下当日の様 [続きを読む]
  • 月光の夏(1993)
  • 昭和20年春、鳥栖国民学校に二人の特攻隊員(田中実、永野典勝)がやってきて、ベートーベンの月光を弾いて帰っていった。そこに居合わせた女教師(若村麻由美、渡辺美佐子)はそのピアノが廃棄されると聞いて、その話を公にしピアノの保存運動を始めた。その話を聞いたラジオ局員(石野真子)とドキュメンタリー作家(山本圭)は本人らしい人物(仲代達矢)を突き止めるが、本人は覚えていないと否定する。 ・ ・ ・実話を基 [続きを読む]
  • みかへりの塔(1940)
  • 問題のある児童ばかりを集めた救護施設では、院長(奈良真養)を始めとして職員たち(笠智衆、大山健二、三宅邦子など)が擬似的な家庭の父母になり、懸命に指導していた。今日もまた、一人の父親(坂本武)が自分の手に負えない娘(野村有為子)を連れてやってきた。・・・大阪の救護施設「修徳学院」の院長、熊野隆治の手記を豊島与志雄がまとめた小説を原作に清水宏監督が撮った。社会的なテーマがバックにあるだけに、部分的に [続きを読む]
  • 逃亡列車(1966)
  • 満鮮国境に展開していた部隊の部隊長に任命された少尉(石原裕次郎)は、終戦の報告を受ける。間もなく最後の機帰港船が朝鮮から出発するのだが、その部隊には武器もなく脱走兵も相次いだ。その中で、唯一の方法は壊れた機関車を有り合せの材料で修理することだった。渡辺明の原作を江崎実生監督が撮った。非常に厳しい戦況下の満州を舞台にしていて、深刻な戦争映画のように思えるが、基本的には石原裕次郎の魅力で引っ張って行く [続きを読む]
  • 日本侠客伝関東編(1965)
  • 関東大震災の後、魚河岸が築地に移った頃、そこに現れた船乗り(高倉健)は、出航する船に乗り遅れ、老舗問屋で働くこととなった。しかし、その商売をヤクザたち(天津敏等)が魚河岸一体を乗っ取ろうとして、様々な妨害行動を仕掛けてきた。・・・「日本侠客伝」シリーズ第三作。マキノ雅弘監督作品。日本侠客伝という題名だが、主人公は単なる流れ者の船乗りであり、老舗問屋を守る侠客はもう一人の登場人物である鶴田浩二が演じ [続きを読む]
  • 紙の月(2014)
  • 営業を担当している女子行員(宮沢りえ)は夫(田辺誠一)との二人暮らし。ある日、営業先の老人(石橋蓮司)の孫(池松壮亮)と不倫関係になり、彼のために様々な贅沢をするようになる。やがて、手持ちの金では足りなくなり、銀行の金を横領していく。 ・ ・ ・角田光代の原作を吉田大八監督が撮った。原作の作りとかなり異なり、主人公が犯罪に手を染めていくようになる過程を中心にまとめている。そのためか、主人公が犯罪と [続きを読む]
  • 破れ太鼓(1949)
  • 土方から身を起こし、一代で財を築いた男(阪東妻三郎)は家の中では暴君である。そんな父親の会社で働く長男(森雅之)は、会社が性にあわずオルゴール会社を作って独立しようとしていた。また長女(小林トシ子)は満員電車の中で父親が絵を破った若い画家(宇野重吉)に恋心を抱いていた。 ・ ・ ・木下恵介監督作品。木下監督お得意のホームドラマ仕立てのドタバタ喜劇である。この時代、大手を振って街中を闊歩していた戦後 [続きを読む]
  • HOME愛しの座敷わらし(2012)
  • 岩手に左遷された食品会社のサラリーマン(水谷豊)は、家族(安田成美、草笛光子、橋本愛、濱田龍臣)とともに田舎の大きな旧家に引っ越した。東京での生活に慣れきった家族がなかなか順応できない。おまけに、鏡の中に小さな子供の姿が見えたり、不思議な現象が色々と起こり出す。・・・萩原浩の原作を金子成人が脚色し、和泉聖治監督が撮った。よくある家族の危機と再生の物語であるが、座敷わらしという小道具を映像的にもうま [続きを読む]
  • サザエさん(1956)
  • 明朗快活だがおっちょこちょいのサザエ(江利チエミ)は、父母弟妹(藤原釜足、清川虹子、小畑やすし、松島トモ子)と五人暮らし。やがて親戚のノリスケ(仲代達矢)も同居する様になる。ひょんなことで知り合ったフグ田さん(小泉博)から紹介された探偵事務所で働くことになるが・ ・ ・長谷川町子原作の人気漫画を青柳信雄監督が撮った。今でこそ、テレビアニメが有名なサザエさんであるが、私の小さかった頃はサザエさんとい [続きを読む]
  • サクラ花−桜花最後の特攻−(2015)
  • 第二次世界大戦末期の夏、茨城県の基地から一式陸上攻撃機が「人間爆弾」と呼ばれた日本海軍最後の特攻兵器「桜花」を搭載して沖縄へ向かった。あくまでも冷徹に任務を遂行しようとする機長(緒形直人)以下、 「桜花」に機上する沖田(佐久間悠)や入隊したての尾崎(大和田健介)など八名が搭乗した。途中アメリカ機の攻撃を受けて搭乗員に死者を出しながら敵艦隊の上空までたどり着き、 「桜花」を切り離すが・ ・ ・松村克 [続きを読む]
  • サヨンの鐘(1943)
  • 日本占領下の台湾の高地に住む原住民の娘サヨン(李香蘭、後山口淑子)は、近所の子供達を引き連れながら豚の世話をして毎日を楽しく暮らしていた。内地への留学から帰ってきた恋人(島崎溌)と一緒に女人禁制の湖に入ってしまったサヨンは村から追放されるが、子供達が食料を持ってきてくれる。 ・ ・ ・台湾で実際にあった日本の警察官の出征の見送りの途中で少女が遭難した事件を題材に、清水宏監督が撮った。台湾の先住民に [続きを読む]
  • 無敵のハンディキャップ(1993)
  • 障害者プロレス団体「ドッグレッグズ」を描いたドキュメンタリー映画。 天願大介監督の初の長編映画である。現在では、プロレス好きならば知らない人はいない障害者プロレスの老舗団体であるが、この映画が撮られた時にはまだ発足間もなくプロレスの興行というよりは福祉団体の余興のような段階である。ドッグレッグズが設立された経緯やその一人一人の生の想いが伝わってくる作品に仕上がっている。一言で言えば「障害者も同じ人 [続きを読む]
  • 若い人(1937)
  • ミッションスクールの教員である間崎(大日方傳)は、女学生の江波(市川春代)の情熱的な愛情に惹かれていくが、同僚教師橋本(夏川静江)の嫉妬を買うこととなり、江波を妊娠させたという噂を流される。それにショックを受けた江波はとうとう倒れてしまう。 ・ ・ ・石坂洋次郎の出世作を豊田四郎監督が撮った。監督にとってもこれが出世作である。とても戦前に作られたとは思えない自由奔放な女性な愛情表現のあり方を描いた [続きを読む]