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「子どもがひとりで遊べない国、アメリカ」 https://www.sportsfromusa.com/

米国のスポーツ、少年スポーツ、学生スポーツ、子どもとの生活などをつづっています。

 米国ミシガン州在住のライター谷口輝世子です。  メジャーリーグなどの取材・記事執筆のほか、米国の少年スポーツ事情などについてもつづっております。 『子どもがひとりで遊べない国、アメリカ』(生活書品)『帝国化するメジャーリーグ』(明石書店)

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2014/01/11

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  • 2024年2月某日 取材日記

    2月某日 取材日記 今年のキャンプ取材はデトロイトタイガースの取材もした。フロリダ州レークランドというところで、セントラルフロリダと言われている地域だ。ある日、フリーウェイではなく、下道を使って、西のタンパ方向へ車を走らせていた。 前をスクールバスのような乗り物が走っていた。そろそろ夕方にかかろうかという時間帯だったので、フロリダのスクールバスは緑色のものもあるのだろうかとぼんやり考えていた。それにしても、ボロボロのバスだなとも思った。 前を走っていたそのバスは、農場らしきところで左折した。そのとき、たくさんの人がぎゅうぎゅう詰めに座っているのがちょっと見えた。その農場には、緑色のスクールバス…

  • the administration and cost of high school interscholastic athletic (2) 体育科教員が運動部コーチをするべき

    100年前に調査されたthe administration and cost of high school interscholastic athletic という資料を読んでます。 生徒が全く勝手にやっていた運動部活動を、学校のなかに取り込んでいく時期の調査です。 誰が運動部のコーチをやっているかという実態調査もされていて、 ほぼ学校の教員で占められていて、体育科教員が多いのです。 ただ、この調査者は、チームスポーツは体育科教育の中心になるものと提唱されている割には、他の教科の教員がコーチをしていることが多いのではないかと疑問を投げかけています。 例えば、体育教師にその種目の競技経験がない場…

  • The administration and cost of high school interscholastic athletic

    the administration and cost of high school interscholastic athletic この本は1923年から1924年の間にアメリカの州の高校体育協会と学校運動部についての調査がまとめられています。 各州の高校体育協会・連盟が設立された背景 州の高校体育協会は、教育の目的や理想に反する、ある種の悪質でスポーツマンシップに反する行為をチェックするために組織されている。 これらの協会のほとんどは、まだ発展途上の段階にあり、組織の形態も多様である。責任の分散を伴う会則の改正や、参加資格規定の強化、規制・管理する競技種目の増加、州選手権大会の実施方法の…

  • アメリカのエビデンスに基づく教育。学校で部活動をする教育的意義はあるのか。

    地域×スポーツクラブ産業研究会の第14回資料を読みました。 学校から部活動を切り離すことについての反対意見に対し、「部活動が担ってきた教育的価値があることは確かだが、一方で学校外だと提供できない教育的価値とは何か」という問いかけがなされています。 https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/chiiki_sports_club/pdf/014_02_00.pdf ツイッターでは、学校で部活動を行うことは教育的価値のあることだという意見が、ことごとく論破されているという感想も見かけました。 (この文章では、学校で活動を行う意義があるかどう…

  • 学校で課外活動を提供できない特殊な国

    これまで、日本の学校運動部についての問題が語られるとき「学校で運動部活動をやっているのは日本だけ」という表現をツイッターなどで目にすることがありました。 私はアメリカに住んでいて、アメリカにも学校運動部があることはわかっており、カナダの学校運動部も取材させてもらったので、アメリカやカナダにも学校運動部があることをお伝えしてきました。 日本では文科省が部活動の地域移行を打ち出しています。最近では、学校での部活動をやめて、完全に地域に移行する案が出ていると聞きました。これらは部活動指導を担う教員の負担が大きいこと、働き方を変えなければいけないことと大きく関係しています。 どの地域でも受け皿が用意で…

  • 部活動は教員の仕事か、米国編

    以下の文章は1991年発行のThe Law and Teacher Employmentという本の 46ページに書かれていた内容を、私が日本語訳したものです。 課外活動の指導がより求められるようになっているが、個人の関心、職業との関連が薄いものや、報酬が少なくなっている。教員たちはこれらは法的に求められる仕事かどうかと疑問を持つようになった。 なんだか、今、日本で問題になっていることとよく似ているのではないでしょうか。教員の仕事が多すぎることが問題になっていて、その理由のひとつに部活動指導が挙げられています。そういったこともあり、部活動指導は教員の仕事か否かという議論が広がっています。 日本の…

  • 「マネー・ボール」の著者、親としてユーススポーツ市場を語る。

    10月16日のアスペンサミットで、「マネー・ボール」など多くのベストセラーを生み出しているマイケル・ルイスが父親として、娘のトラベル・ソフトボールチームに関わった経験を話しています。(トラベルチームは遠征試合などを含む競技チームのことです)。娘のディキシーさんはNCAAの3部の大学に進学しています。これはディキシーさんがソフトボールを初めてから大学に入るまでの話です。 トラベルとは文字通り遠征を含むのでお金がかかります。米国では、高いレベルでやるためには、同じくらいのレベルのチームとできるだけたくさん試合をする、という考え方があるためです。また、中高生を対象にしたショー・ケースというトーナメン…

  • ツイートできない。

    まだ、ツイートできないです。

  • アダム・シルバーの話

    10月13日の米アスペン研究所のサミットでのパネルトーク 参加者 アダム・シルバー、ビンス・カーター、ジミー・ピタロ(ESPN)、 司会 チャイニー・オグワマイク(WNBA、ESPN) このトークショーの書き起こしをしたかったのですが、NBAファンの方からアダム・シルバーがどのようなことを話しているのかを知りたいというリクエストをいただきましたので、司会者がアダム・シルバーに話をふったところを日本語訳にしています。 テーマは子どものスポーツ、ユーススポーツについてです。 パンデミックのなかでNBAはどのようにNBAジュニアリーグなどのユーススポーツに取り組んだか。 アダム・シルバー 「一言で言…

  • なぜ、『なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのかー米国発スポーツペアレンティングのすすめ』を書いたのか

    私事で恐縮だが、先月、上記タイトルの本を上梓した。 なぜ、子どものスポーツを見ていると力が入るのかーー米国発スポーツペアレンティングのすすめ 谷口輝世子 本 通販 Amazon 最初は『なぜ、スポーツを見ていると力が入るのか』というタイトルで書いていた。 スポーツを見る人を対象にした脳科学や心理学のさまざまな研究結果にたどりつき、ああ、見る人間の心身は、スポーツ観戦中にこのように反応しているのだ、おもしろい!と思った。これを元にして、東京オリンピック・パラリンピックへ向けてこれまでにない観戦ガイドを作ろうとしていた。スポーツ報道に携わってきた私が、自己分析、自己批評する形で報道の…

  • 子どものスポーツ 観客席をよりよいものに。

    米国で、子どものスポーツ会場になるグラウンド、体育館、アイスリンクなどでは、観客席にこのような掲示をしているところがあります。 私もこれを参考にして、日本語バージョンを作ってみました。 また、米国ではシーズン、年度はじめに保護者と観戦の約束事をしています。これはチームと保護者との約束である場合もありますし、もっと大きいユースリーグと保護者の約束ごとの場合もあります。リトルリーグなどはものすごく規則が長いのですが、私の個人的な好みで短くしています。 もちろん、これはひとつのサンプルに過ぎませんので、子どものスポーツをするうえで、みなさんが大切にされている文言に変えるなど、応用、展開していただけれ…

  • 子どものスポーツ、保護者と指導者の対話ルールはあったほうがよいか、米国式は使えるか

    立場の違う両者のためのコミュニケーションガイド 指導者、保護者、生徒の対話ガイド 子どものスポーツの場で、指導者と保護者は両者がうまくコミュニケーションをとるためのコミュニケーションツールとしてお使いください。以下は米国の中学校や高校運動部でよく使われている話し合いのためのルールです。 これは、私、谷口輝世子が作成したもので、日本でも展開・応用可能かを知りたくて公開しています。プリントアウトなどしてご自由にお使いください。 これは話し合いの手順についての雛形ですので、内容については、それぞれの運動部の方針、競技レベルにあわせて変更して使っていただけたらよいと思います ご意見、ご指摘、ご助言など…

  • まだメモ書き。運動部のコーチは教員の仕事か(3)無免許問題編

    教員資格のない外部指導者の雇用 これまでは運動部を含む課外活動の指導は、教職員の仕事、または教員資格を持つものの仕事とみなされてきた。教職員の仕事であるが、勤務時間外に及ぶので、これに対する報酬を支払うべきで、これらの報酬を正式な給与体系に組み込み、仕事量に対して金額が公平になるよう報酬額の算出が提案された。 1970年代後半から80年代にかけては、課外活動の指導を教職員以外に任せるか否か、教員免許を持たないものを課外活動の指導者に迎えるかどうかという問題があがってきている。ミネソタ州立ウィノラ大学の研究者が、隣州のウィスコンシンで教職員以外が課外活動の指導にあたることについての調査結果を発表…

  • まだメモ書き。米国発 運動部のコーチは教員の仕事か(2)そろばん編

    3,コーチ報酬の体系化 1948年には、National Accociation Of Secondary-School Principalsという高校の校長連合の学術誌?、ミネソタ州ミネアポリスの公立学校の学校管理研究者であるA.I.HeggerstonがExtra Pay For Extra Workという学術論文が発表した。https://journals.sagepub.com/doi/abs/10.1177/019263654803215718 勤務内容に追加される課外活動の指導は教員の仕事か否か、追加の労働の対価を払うべきかどうかが論じられている。 論文のはじめに、Heggerst…

  • まだメモ書き。米国発運動部のコーチは教員の仕事か(1)報復人事編

    1,生徒主導から教員の管理下へ。 1880年から1930年にかけての歴史的変遷はRobert Pruter著の『The Rise of American High School Sports and Search for Control,1880-1930』を参照。 同書は米国の高校運動部の創成期である1880年から1930年までの変遷を綴った本。 これによると、米国の高校運動部は19世紀後半に米北東部にある私立の寮制高校で始まった。生徒たちが学校外や休憩時間に全く自主的に活動。生徒のなかでキャプテンを決め、このキャプテンがコーチとしての役割も担っていたり、大学生や外部の大人にコーチを依頼した…

  • 自分語りですみません。高校野球とリアリティショー

    たぶん、中学生のときだったと思う。太宰治の「人間失格」の最初だけ読んでやめた。 子供のときから他人を理解できない主人公が、幼いながらも道化を演じることで、自分の本心を隠して生きている。 中学生のときには、体育の時間で鉄棒をしてあえて失敗して、みんなを笑わせる。ところがぼんやりしたタイプのクラスメートに故意に失敗したことを見破られた、というような内容が書いてあった。 幼いときから道化をしてきた主人公が、体育の時間に鉄棒をあえて失敗する、それを見破られる、という話で、私はもう事足りた気がした。(文学作品を読むのが苦手で、その先に書いてある、もっと成長した主人公の暗い話は、当時の私には全く関係ないよ…

  • 新型コロナウイルスの感染を防ぎながら、自主練習、運動部活動はどこまでできるか。米国疾病予防管理センターより。 

    新型コロナウイルスの感染を防ぎながら、自主練習、運動部活動はどこまでできるか。米国疾病予防管理センターより。 日本政府は7日に、東京など7都府県を対象に緊急事態宣言を発令した。その後も愛知県や石川県などが独自に緊急事態宣言を出している。緊急事態宣言下で、外出をすることは避けなければいけないが、散歩や屋外で体を動かすことは良いとされている。 屋外で体を動かしてもよいといっても、どのようなことならばよいのだろうか。米国疾病予防管理センターが公園、広場の使用やレクリエーションの観点から、一般向けに情報をまとめている。子どもの外遊び、スポーツの自主練習、仲間との練習はどこまでならよいのかの参考になるだ…

  • 過去の組み立て体操の記事

    組体操とチアリーディング この記事は2015年にウェブ論座に掲載したものです。もとがリンク切れになったため、こちらに残します。 日本では運動会のシーズン。見栄えのする組体操は花形種目のひとつだ。 日本の運動会で発表される組体操は、最近、巨大化、高度化、低年齢化がすすんでいるという。高さ7メートルに達する10段、11段のピラミッドがあるそうだ。 名古屋大学大学院教育発達科学研究科の内田良准教授が日本スポーツ振興センターの資料から調べたものによると、2012年度の小学校の体育活動時における事故発生件数は6533件で、跳び箱運動、バスケットボールに次いで3番目に多いものとなっているという。今年5月に…

  • 覚書

    10月20日で、私の今季のメジャーリーグ取材は終了しました。 このあとはアイスホッケーなどのウインタースポーツの取材や、もしかしたらバスケットボール取材の手伝いがあると思います。 一ヶ月に1週間から2週間は家を空けるペースは、やや落ち着くと思います。 だいたい、私は仕事はもちろん、ものごとの処理能力が低いので、複数のことを同時にこなすことができません。 ですので、野球のオフ期間は家にいる時間が長くなるので、その時間を利用して、落ち着いて作業したいと思っています。 10月21日から1カ月、ツイッター休みにしているので、ここに毎日の覚書だけ残しておきます。 10月22日は、朝からヨガに行き、スタバ…

  • ロッククライミングの登攀ルートには、なぜ、女性の身体に関する名前がつけられているのかの追記

    私はヤフー個人にロッククライミングの登攀ルートには、なぜ、女性の身体に関する名前がつけられているのか。という記事を投稿しました。 その内容は大まかにいうとこのようなものです。 米国やカナダのロッククライミングのルートは女性の身体に関する名前や性的な名前のついたルートがある。 これらのルート名について性差別や人種差別につながるという意見はある。 私自身は、日本の山岳信仰の影響を受けており、私は岩や山を人間の身体、または、性器に見立てることに不快感はない。 ただ、タンポン・アプリケーターという名前があると聞き、私は命名センスが今ひとつのように感じた。 カナダでのルート名について書いており、日本のロ…

  • 運動部活動改革とツイッターについて

    運動部活動改革とツイッター活用について ここ数年の日本の部活動改革の動きについて、私が最初に関心を持ったのは、2015年のはじめだったと思います。真由子先生のブログや内田良先生のお書きになった記事がきっかけでした。 長時間に及ぶ活動や、顧問をやりたくない先生がしんどい思いをされているという問題に、米国の事例やシステムを取材して、発信することで、お役に立てるのではないかと考え、記事を書いていました。 記事を書いたからには、ツイッターで発信もしたほうがよいのかなと思い、自分の思ったことや知っていることをつぶやきました。部活動改革に携わる先生方のツイッターも熱心に読むようになりました。 しかし、ここ…

  • 組み立て体操は見せものか、発表か

    夕べ『問題としてのスポーツ』(エリック・ダニング著 大平章訳 法政大学出版)をパラパラとめくっておりました。 第1章の「スポーツと余暇における感情の問題」 私自身が組み立て体操問題という文字を書き込んでいたページがありました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー スポーツを含む余暇活動は、規則、管理された労働環境や社会環境と関連があります。 私たちは、管理された中で働き、感情的になることをネガティブに捉える社会環境のなかで、生きています。 毎日の暮らしのなかで抑制されている感情を、解放できる場のひとつが余暇の活動です。演劇や音楽をしたり、見たり、スポーツ…

  • なぜ、人はスポーツ観戦をするのか。お金を払ってでも。

    私は大学を卒業してから、スポーツ報道に携わってきた。スポーツをすることも、見ることも、好きだ。 記者席から、満員の観客席とフィールド上の選手たちを眺めていると、異次元にトリップすることがある。数万の人たちが、フィールド上の数人、十数人の選手の一挙手一投足に注目し、熱狂している様子を、とても不思議なことのように感じるのだ。何万人もの人を、なぜ、これほど楽しませることができるのかと。 確かにスポーツ観戦はドキドキとワクワクにあふれて、おもしろい。だから、万人単位の大観衆が立ち上がり、喜び、興奮するのは当たり前のことなのだと思う。 しかし、選手は自分の家族でも、親しい友人でもない。世界トップ、国内ト…

  • 職員室と校長室を変えない限り、部活動問題は解決しない。

    私はこの1年間、学校の教員がやりたくない・できないのに部活動の顧問を押し付けられて、放課後の練習に付き添ったり、週末も練習や試合で休めないことをネットや新聞記事で知るようになりました。 これまで先生方が部活動の指導で忙殺されているのは、生徒・保護者の部活動への需要が高いため、全員の先生が顧問をしないと供給が追いつかないのだろうと考えていました。 ところが、内田良先生のヤフーの記事やその注につけられていた資料によって、積極的に部活動の指導に関わりたい教員が3割、条件付きなら部活動の顧問を引き受けると考えている教員が少なくないことが明らかになりました。 標準的な公立中学校で全校生徒600人、教員数…

  • 顧問を希望するか、やってもいいと手を挙げてくれる教員(と外部指導者)で、運動部活動を運営するために。

    顧問を希望するか、やってもいいと手を挙げてくれる教員だけで、運動部活動を運営するために。 先日、ツイッターで署名運動をされている本間さんから、指導をしてもよいと考える教員だけで運動部活動をすることは難しいと、ご指摘をいただきました。 @Daisuke_RIREX 「希望する教員だけが顧問する」 これは現実的には運用が難しそうです。 ①野球を指導したい先生が来た ②野球部ができた ③3年後、その先生が他校へ ④野球部は廃部 現実として、子ども・保護者のニーズが喚起された後に④は困難でしょう (ツイートの貼り付けがうまくいきませんでした) 運動部の指導を希望する教員(地域によっては外部指導者)で、…

  • トランスジェンダーアスリートについて

    トランスジェンダーアスリートの出場機会均等と競技の公平性について書いています。 トランスジェンダーアスリートの出場条件は医学的、科学的にフェアなのか。 それは対戦相手にとってフェアなのか。そのことでトランスジェンダーアスリートが不都合を受けていることはないのか。などを考えながら書きました。 bylines.news.yahoo.co.jp

  • メジャーリーグの奨学金制度について

    高卒や大学中退でマイナーリーグ契約した選手を対象に、大学で学ぶための奨学金を与える制度があります。ツイッター等のSNSでも反響をいただきました。詳しい内容はこちらに書いています。 bylines.news.yahoo.co.jp

  • Sports Job Networkに寄稿しました。

    活動資金を集めたいNPOにプロスポーツ団体が「仕事」を与える仕組みです。 プロスポーツだけでなく、イベント時にもNPOに「仕事」を与える会社もあります。 sjn.link

  • 誕生!異色のマルチスポーツ選手

    こちらは、先月、ヤフー個人のスポーツで掲載した記事です。レッドソックスの若き外野手モーキー・ベッツ選手が野球以外のスポーツに本格挑戦しています。 bylines.news.yahoo.co.jp

  • PTA 部活動顧問が完全に任意、自主的な活動になったら

    学校へ通う子どもの保護者にとって、PTAの仕事はときに重荷になる。 はっきりと子どもや学校の役に立っていると感じられるのならば、やりがいもあるのだけど、前年通りにつつがなくこなすためだけに、役割分担表や当番表を作り、また、いったん役割や当番を任されたならば、それを何が何でもやり遂げないといけない雰囲気にもなる。重荷です。 PTAが名実ともに任意加入になったら、どれだけ気が楽か。と私も思う。 やりたい人がやれる範囲でやればいい。 今、学校運動部の顧問をしている教員の負担も問題になっている。 ツイッターなどで見るところによると、慣習的に全教員が何らかの顧問をしなければいけないようになっており、「顧…

  • 長谷川滋利さんと長時間練習の話

    もう17年ほど前のことで、記憶があやふやな部分もありますが、 思い出話を書きたいと思います。 たしか1998年のことだったと思います。 長谷川滋利さんがエンゼルスでプレーされていたころの話です。 長谷川さんはご自身には通訳をつけず、できる限りチームに溶け込むように努力されていました。努力というよりも、英語でコミュニケーションをとり、自然とチームになじまれていたようにも思います。 そして、アメリカに来たからにはアメリカのやり方を取り入れようとされているようにも見えました。当時はまだ、日本からメジャーに挑戦していた選手の数も少なく、前例や日本人の先輩もいないなかで、選手もまわりも手探りのことが多か…

  • パソコンで宿題をしなければいけない 米国小学生

    こちらに若者のデジタル端末所有率の国際比較がとても詳しく書かれています。私はノートパソコンやタブレットの所有率が高い米国に住んでいます。 http://tmaita77.blogspot.com/2015/02/blog-post_25.html データえっせい: パソコンを持たない若者 家には公立校に通う小学生と中学生の子どもがおります。米国ではなぜ、ノートパソコンやタブレット所有率が高いのか。 ひとことで言うと、宿題で必要です。 パソコンやネット環境がない家庭はどうなるのか。という問題はあるのですが、 公共図書館に数十台のパソコンが並んでいて、ネットにもつながっており、図書館カードで1時間…

  • 『運動部活動の戦後と現在』を読んで、アメリカから現地レポート

    『運動部活動の戦後と現在』(中澤篤史著・青弓社)を読んでいる。 実はまだ途中までしか読めていないのだけれども、中澤氏の日米英の部活動国際比較について、アメリカから現地レポートしてみようと思います。 この本の日米英の部活動国際比較部分についてはシノドスで読むことができます。 運動部活動は日本独特の文化である――諸外国との比較から / 中澤篤史 / 身体教育学 SYNODOS -シノドス- 運動部活動は日本独特の文化である――諸外国との比較から / 中澤篤史 / 身体教育学 SYNODOS -シノドス- このシノドスには載っていないのだけれども、書籍にはP81注13として次のようなことが書…

  • 米国高校運動部創生期

    今週はこちらの本を読んでいます。 米国高校運動部の成り立ちと、学校や大人がこれらをどのようにコントロールしようとしたかということが書かれています。 今日はまず、米国高校運動部がどのように生まれ、どのようなきっかけで学校側の管理下におかれるようになったのかについてまとめてみたいと思います。 米国では高校生という立場の人がスポーツを楽しむようになったのは1700年代。全寮制の学校で生徒たちがレクリエーションとして楽しんでいたのが最初のようです。 1800年代には米北東部や中西部など私立高校でも野球やアメリカンフットボールをする生徒たちが出てきます。この時点では学校は関与しておらず、高校生たちは自主…

  • チリの運動部活動

    南アメリカのチリの運動部活動について、ウエストバージニア大のゴンザロ・ブラボ(Gonzalo Bravo)准教授にお話しを聞きました。 チリには3種類の学校があり、公立、私立、保護者が授業料を支払う私立の3種類の学校があるそうです。子どものうち8割強が公立校に通っています。 公立校には学校の運動部がありますが、規模は「米国のように大きいものではありません」とのことでした。 指導しているのは誰ですか。「体育科の教員です」 教員の給与とは別に部活動の指導に対する報酬は支払われます。「支払われます」 ボランティアのコーチはいますか。「ほとんどいません」 プライベートのスポーツクラブがあるようですが「…

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