magamin1028 さん プロフィール

  •  
magamin1028さん:  magaminの株と歴史の雑感
ハンドル名magamin1028 さん
ブログタイトル magaminの株と歴史の雑感
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/magamin1028/
サイト紹介文株と戦前の昭和史について考えます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供363回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2014/01/20 00:20

magamin1028 さんのブログ記事

  • 世界史の構造について 2
  • 近代は古代を繰り返している。 これを考慮に入れて、近代と近世の違いを考えてみたい。  私は思うのだけれど、近代における最大の特徴というのは、「自分が自分であることが無条件に前提とされている」 ということだろう。自分が自分である、なんて当たり前だと思うかもしれないけれど、実はそうではない。実際、現代日本で神経症や分裂病という、自らの精神の一体性を保てないという病気で苦しむ人が何百万人と存在している。 [続きを読む]
  • テレビとは何か
  • 私はテレビってもう必要ないと思って、地デジになった時に、我が家は移行しなかった。だから何年もテレビを見ていない。  でもこの前名古屋に旅行して、ビジネスホテルに泊まった時に、小学生の子供達が、やけにテレビを見る。珍しいのだろう。  陸上中継、朝のワイドショーニュース、東大生の漢字クイズ、私も子供に付き合って見ていたのだけれど、久しぶりに見て思ったことはテレビって総じてテンション高めだなということ。 [続きを読む]
  • 昔、名古屋で
  • 25年位前か、私、大学に通っていた時期があった。 体育会のバレー部に所属していて、正直大学ではバレーをやった記憶しかない。同期の女バレと男バレ、仲がよくてね、みんなでよく旅行とか行っていた。 昨日、お盆で名古屋に帰る人も多いからというので、名駅の居酒屋で女バレと男バレ旧交を温めることになった。  当時は、若い男と女だから、付き合ったりとか別れたりとか、正直そんなこともあった。男女バレー部内で結婚した [続きを読む]
  • 世界史の構造について 1
  • 人間とはなんなのかってずっと考えている。別に何かのアカデミズムに属しているわけでもなく、もうただ単に自分で勝手に30年、考えてきただけなんだけれど。  プラトンの「国家」を読んだときの衝撃は忘れられない。 プラトンは、国家というものは、哲人国家、名誉重視国家、金持ち支配国家、民主国家、僭主制国家、とこの順番に堕落していくという。 哲人国家というのはプラトンの理想だから除外して、僭主制国家もいまだ現代 [続きを読む]
  • 映画 「バトルロワイヤル」 を観る 評点 4.0
  • もう本当にはっきり言ってしまうとするなら、映画 「バトルロワイヤル」の面白さというのは、原作の枠組みに支えられているし、原作の面白さというのは、自らの枠組みに支えられている。   映画や小説の評論で、あの演技がよかったとか、このセリフがよかったなどというものがあるけれど、そのようなものは、文学とは何かをよく分からないやつの勘違いの言説だ。役者の演技とか、作者の文体とか、そのようなものは評価の定まっ [続きを読む]
  • 蓮池 薫(はすいけ かおる) 「半島へ ふたたび」 を読む 評点 3.7
  • もう15年も前なんだな。 訪朝後、小泉総理がテレビで、「4人帰国、8人死亡」と発表した時、胸を締め付けられる寂寞さを感じたことをおぼえている。  小泉総理に関して言えば、4人とはいえ敵地に乗り込んで同胞を帰国させた功績というのは評価するべきだろう。 問題は北朝鮮だ。同胞を多数拉致しておいて、、「4人解放、8人死亡」というふざけきった譲歩で、日本の経済援助を引き出せると考えたという。  本当に日本をなめき [続きを読む]
  • アリストテレス 「形而上学」 を読む 4
  • 「形而上学」の上巻までよんだけれども、これって、これだけ読んで面白いという種類の本ではないだろう。  プラトンは刺激にあふれていたけれど、アリストテレスは読者を殺しにきてるだろう。  この本は、ヨーロッパ人が自分のルーツを感じるために読む本で、日本人には関係ないのではという考えすら浮かぶ。  世界を相対化しようとした思想家、プラトン、ニーチェ、ハイデガー、ヒトラー、バフーチン、フーコー、ウェーバー [続きを読む]
  • アリストテレス 「形而上学」 を読む 3
  • 形而上学 第5巻 哲学用語辞典 だって。岩波文庫で70ページ、古代ギリシャ語単語解説だった。 アリストテレス、至れり尽くせりだと思った。本論に入る前に、用語の解説をしようというのだから。  しかし今日は暑くて、古代ギリシャ語単語解説を読むのもやっとだった。体にまとわりつくような、あの熱気の塊ってなんなの? 鳥って、あの塊みたいなヤツに、羽をぶつけて宙に浮かんでいるんだろうなー。鳥が飛べる理由が体感でき [続きを読む]
  • 社会保障とは何か
  • 社会保障の淵源は戦中にさかのぼる。 すなわち戦前というのは自己責任の世界だった。  平和な時代が続けば、自己責任が貫徹する社会というありかたも成り立つ。現代において自己責任論を主張しても、基本的に反論不可能なことからも、そのことは分かるだろう。  この自己責任の反論不可能性というが崩れ始めたのが、日露戦争からだ。日露戦争というのは、日本側の死傷者24万という、当時としては大戦争だった。勇敢に死んだも [続きを読む]
  • アリストテレス 「形而上学」 を読む 2
  • アリストテレスは、公理そのものを問題にするのが哲学だという。では第一の公理とは何か。  「同じものが同じものに属し且つ属さないというのは不可能である」  なに言っているんだ、そんなこと当たり前だろう、とほとんどの人は思う。しかし全ての人が同意するわけではない、ボケ老人や重度の分裂病患者は同意しないだろう。  そんなやつらはほっておけという意見もあるだろうが、この世界から脱落したら切り捨てればいいと [続きを読む]
  • アリストテレス 「形而上学」 を読む 1
  • 形而上学 第1巻 第8章 「プラトンのイデア説に対する批判 23ヶ条」 だって。  私はそもそも思うのだけれど、プラトンのイデア論ってなんなんだ?  プラトンの言説って、対話形式だよね。対話形式ということは、すなわちそのまま「断言を拒否する」形式ってことだ。だからたとえばプラトンが、その本文の中で「観念と実態を分けて考えた方がいい」と言ったとしても、それは断言ではなく合意だと思う。揺れる世界のひとこ [続きを読む]
  • 映画 「君の名は」 を観る 評点 3.9
  • この映画は、新海誠の「秒速5センチメートル」系列の話を軸に、都会と田舎の風景を美しくリアルに盛り付けていて、まずまずのアニメ大作だろう。 後、男の子と女の子の意識が入れ替わるという設定が、「秒速5センチメートル」系列の話と親和的であるというのは、新海誠のいいアイデアだと思った。物語がより緊密に、整合的になって、安心して見れる感じだった。  悪い映画ではないとは思ったけれど、日本であれほど爆発的にヒ [続きを読む]
  • 世界文学最高峰 「カラマーゾフの兄弟」精読 エピローグ
  • ドミートリーの父親殺し裁判のクライマックス、陪審員に対して検事はこのように言う。「ロシアの宿命的なトロイカは、ことによると破滅に向かってまっしぐらに突き進んでいるのかもしれません。他の諸国民が今のところまだ、がむしゃらにつっぱしるこのトロイカに道を譲っているとしても、敬意からでなどなく、単に恐怖からに過ぎないでしょう」突っ走るトロイカとは急激に西欧化しようとするロシア。混乱の中で明らかな父親殺しを [続きを読む]
  • 「幕末大名 失敗の研究」 瀧澤中 を読む 評点 3.7
  • 失敗の研究、なる書物が最近よく出ているみたい。失敗の研究をするより、成功の研究をした方が素直にいいと思うけど。成功は偶然の可能性があるけれど、失敗は必然だから、より学ぶ価値があるという意見がある。失敗を学ぶほうが、成功を学ぶより効果的だという。  ありえない。  そんなら株式市場で空売りをやってみろよ。買いから入るより、売りからのほうが分かりやすいんだろう?  この本を読んで思うのは、失敗の研究の [続きを読む]
  • アリストテレス 「ニコマコス倫理学」 を読む 2
  • 5日で「ニコマコス倫理学」を読みきった。  しかし分からない。  書いてある内容というのは分かるのだけれど、アリストテレスの意図というのが分からない。愛、正義、節制、快楽、などのメジャー概念をこまごまと論じるのだけれど、別に何か一本筋が通っているわけでもない。淡々とした概念世界を構築しようということか、これが「学」というものか。 プラトンとは対照的だ。  たとえば正義について。  プラトンは「国家 [続きを読む]
  • 回線復活
  • プロバイダー (今でもこの名称なのだろうか?) を変更したら、時間差で3日間ネットにつながらなかった。家にはテレビがないし、個人的には携帯電話も持っていないので、マジでひどいよ。情報が新聞だけというのだから、戦前の昭和みたいな感じだ。夜、やることがないから早く寝ちゃったり、朝、やることがないから早く会社に行っちゃったり、めちゃくちゃだよ。 [続きを読む]
  • アリストテレス 「ニコマコス倫理学」 を読む 1
  • ハイデガーが「存在と時間」の中で、アリストテレスを評価していたので、アリストテレスをもう一度読んでみようかと思って。もう一度といっても、前回読んだのは25年前、22歳の時だった。  読んだ当時、正直玉砕だった。  文章の意味はわかるのだけれど、この文章が何のために書かれているのかが分からなかった。  27年たって、気持ちも新たに丁寧に読んでみようと思っている。  今日、一発読んでみて、1日だいたい [続きを読む]
  • 中世と近代のはざま セルバンテス 「ドンキホーテ」 を読む 6
  • 「ドンキホーテ」とは何なのか?、ドンキホーテとは何者か?  この小説の登場人物というのは、だいたいにおいてゆっくりだ。もちろん馬鹿というわけではなく、考え方というか思考パターンというか、そういうものが、現代の価値観と比べてなんだけど、ゆっくりしている。  これに対して、ドンキホーテのみがチャキチャキしている。大事なことと、どうでもいいこととの区別をつけて行動している。  どうしてかというと、登場人物 [続きを読む]
  • 拡散する物語  セルバンテス 「ドンキホーテ」 を読む 4
  • 2巻目後半。  ドンキホーテ一行は宿屋に泊まる。ドンキホーテ本人は疲れてすぐ寝ちゃうんだけど、他の人たちは宿屋の主人とワイワイガヤガヤ。宿屋のお客の忘れ物の中に面白いものがあるという話になった。生原稿の小説で題名が「愚かな物好きの話」。これを読もう、ということになって、ひとりが代表して音読し始めた。  これ読むのはいいのだけれど、文庫本で100ページの量。この小説内小説ともいうべき「愚かな物好きの話」、 [続きを読む]
  • 拡散する物語  セルバンテス 「ドンキホーテ」 を読む 3
  • 「ドンキホーテ」という物語は、現代小説とは構造が異なる。  2巻目で、ドンキホーテはやらかしちゃって山に逃げ込んで、そこで隠者みたいな男に出会う。人知れず?山奥に住むこの男にドンキホーテは興味津々。頼み込んで身の上話を聞かせてもらうことになった。男は話す条件として、軽々しい質問等をして私の話の腰を折らないようにして欲しい、と頼む。  しかし案の定、ドンキホーテはつまらない突っ込みをいれてしまう。   [続きを読む]
  • 邦画 「怒り」 を観る 評点 3.5
  • 同じテーマの3つの短編映画を、一つにまとめたみたいな感じの映画だった。 これはこれで悪くないと思った。    3人の主人公のうちの誰が殺人犯か? というのがトータルでのミステリー要素ではあるのだが、その辺はべつに詮索する必要もないだろう。可能性としては誰でも犯人でありえるわけだし。  問題は、殺人犯以外の犯人候補までが、最後の言葉を回収されてしまうということだ。周りのやつらが、善意という名の下に、自 [続きを読む]
  • 「ビブリア古書堂の事件手帖 2 」 を読む 評点 3.6
  • 一作目よりいいね。  うがった見方をすれば、近代文学批評みたいになっている。  まず「時計仕掛けのオレンジ」。この本は旧版と完全版というのがあるらしく、 旧版は、ある不良が大人によって更正を強要されるのだが最後にそれを拒否するというところで終わる。。完全版は、その後の主人公は、結局はちゃんとした大人になったというところまでかいてある。   古書店の女店主は、小学生のころ「時計仕掛けのオレンジ」旧版 [続きを読む]