宮澤 さん プロフィール

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宮澤さん: 信州読書会
ハンドル名宮澤 さん
ブログタイトル信州読書会
ブログURLhttp://bookclub.tokyo/
サイト紹介文長野市にて毎週土曜日に読書会を行っています。
自由文長野市にて毎週土曜日に読書会を開催しています。主に国内の純文学、海外古典作品を、読んでいきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供39回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2014/01/27 20:51

宮澤 さんのブログ記事

  • 織田作之助『夫婦善哉』読書会のもよう(2017.5.19)
  • 2017.5.19に行った織田作之助『夫婦善哉』読書会のもようです。信州読書会メルマガ読者さんからいただいた感想文はこちら私も書きました。「日本の家制度にあらわれたる夫婦善哉の形式」蝶子は、芸者としては、たぐいまれなる素質をもちながら、ダメ夫の柳吉に、稼いだものすべてを捧げてしまう。そして何度も、柳吉に裏切られる。一方、柳吉の頭にあるのは、実家のことである。長男で、家を継ぐべき立場だったのに、蝶子と一緒に [続きを読む]
  • 太宰治『きりぎりす』読書会(2017 5 11)
  • 2017.5.11に行った太宰治『きりぎりす』読書会のもようです。青空文庫はこちら信州読書会のメルマガ読者の皆さんも大勢感想書いてくれました。ありがとうございます。メルマガ読者さんの感想文私も書きました。「但馬のばかが、また来ましたよ(笑)」夫を日陰の生活で支えていたほうが、この小説の語り手の妻は、幸せだった。夫の作品の高潔な品位は、妻の献身があってこそ、成立していたと、彼女は信じ切っていた。彼の初期の代 [続きを読む]
  • 吉村昭『桜田門外ノ変』読書会のもよう(2017 5 5)
  • 2017.5.5に行った吉村昭さんの『桜田門外ノ変』の読書会の模様です。信州読書会メルマガ会員の皆さんから頂いた感想文はこちら私も書きました。「政治史は、意志の歴史である」大老 井伊直弼を襲撃した水戸藩士の斬奸趣意書には「外国の圧力におびえた幕府が、不当な条約を朝廷の意向を無視して独断でむすんだことは、国体をそこなう大失態である。」という内容が記されていた。日米修好通商条約への違勅調印や将軍継嗣問題をめぐ [続きを読む]
  • 夏目漱石『三四郎』読書会のもよう(2017 4 28)
  • 2017.4.28に行った夏目漱石の『三四郎』のツイキャス読書会のもようです。信州読書会メルマガ読者さんから頂いた感想文はこちら私も書きました。『それ程浪漫的な人間じゃない。僕は君よりも散文的に出来ている。』よし子は、兄である野々宮さんにわがままで困らせる。野々宮さんは、そんなよし子を愚物扱いしながらも、十分に、甘やかしている。彼がマッド・サイエンティストであれば、よし子のことなど一顧だにしないであろうが [続きを読む]
  • 梶井基次郎 『檸檬』読書会のもよう(2017 4 20)
  • 2017.4.20にツイキャスで行った梶井基次郎の『檸檬』の読書会のもようです。皆さんに頂いた感想文はこちら私も書きました。「檸檬になる日は、もう来ない」何かをなそうと思えば、日々のパンに生きるしかない。もはや、叶わなかった儚い憧れに思いを馳せるのは、非合理だ。「こっちが気恥ずかしくなるわい」『檸檬』を、初めて読んだ高校生の時分の私は、レモンを爆弾に見立てるという青臭いアイデアを、ふん、と笑いとばした。侮 [続きを読む]
  • 村上春樹 『騎士団長殺し』読書会のもよう(2017.3.22)
  • 発売から1ヶ月経ったということで村上春樹さんの最新長編小説『騎士団長殺し』読書会を再度行いました。信州読書会メルマガ読者の皆様から頂いた感想文はこちら私も書きました。『どろんとした、奥が見えない目』  僕ははじめて河合先生にお目にかかりました。(中略)初対面の印象は「ずいぶん無口で暗い感じの人だな」というものでした。いちばんびっくりしたのは、その目でした。目が据わっているというか、なんとなくど [続きを読む]
  • 村上春樹 『騎士団長殺し』読書会のもよう(2017.2.24〜26)
  • 2017.2.24〜26の3日間に渡って村上春樹さんの『騎士団長殺し』のツイキャス読書会を行いました。ツイキャス読書会についてはこちらを イントロダクション『第一部 顕れるイデア編』のあらすじと感想を書きました。(以下ネタバレです。)『騎士団長殺し第1部 顕れるイデア編』 あらすじ主人公の『私』は、36歳既婚。美大時代は、抽象画を専門だったが、生計を立てるため肖像画を描くようになった。彼の妻、ユズは、15歳 [続きを読む]
  • 夏目漱石『二百十日』読書会のもよう(2017.2.11)
  • 阿蘇を旅した圭さんと碌さんの会話ですすむ小説。落語の台本のようだった。圭さんというのは『坊っちゃん』ように、無鉄砲で真っ直ぐな人物として描かれている。夏目漱石の作品を続けて読んでいくと気がつくが、二人の道中は、『こころ』の先生とKが房総半島を旅したシーンとよく似ている。圭さんは豆腐屋主義を標榜している。藩閥政治や資本家、華族を攻撃しているところを見ると、圭さんは、明治末期の社会主義に影響を受けたと [続きを読む]
  • 志賀直哉 『小僧の神様』ツイキャス読書会のもよう(2017.1.27)
  • 2017.1.27に行った志賀直哉 『小僧の神様』ツイキャス読書会のもようです。メルマガ読者さんに、感想文をいただきました。感想文はこちら私も書きました。『本統のこころ』Aは変に淋しい気がした。自分は先の日小僧の気の毒そうな様子を見て、心から同情した。そして、出来る事なら、こうもしてやりたいと考えていた事を今日は偶然の機会から遂行出来たのである。小僧も満足し、自分も満足していい筈だ。ところが、どうだろう、こ [続きを読む]
  • 井伏鱒二の『山椒魚』 読書会のもよう(2016.12.30)
  • 2016.12.30に行った井伏鱒二先生の『山椒魚』のツイキャス読書会のもようです。井伏先生が、最晩年に最終部分を削除したことで物議をかもした作品です。作品の改稿経緯は、こちらに詳しいです。 メルマガ読者さんに感想をいただきました。 感想文私も書きました。 『ああ、やっぱり、寒いほど独りぼっちだ』『自由とは可能性と必然性の規定における弁証法的なものである。』キルケゴール『死に至る病』「何たる失策 [続きを読む]
  • 川端康成の『雪国』 読書会のもよう(2016.12.16)
  • 2016.12.16に川端康成の『雪国』のツイキャス読書会を行いました。信州読書会のメルマガ会員さんに書いていただいた感想文の一覧です。感想文私も書きました。『因果の総体、天の河』『為体の知れない娘(※注 葉子)と駈落ちのように帰ってしまうことは、駒子へのはげしい謝罪の方法であるかとも思われた。またなにかしらの刑罰のようでもあった。』島村が三度目に『雪国』を訪れたとき、なぜ、駒子は三度目の年季に入っていたの [続きを読む]
  • 夏目漱石『虞美人草』読書会のもよう
  • 2016.11.12に行った夏目漱石の『虞美人草』の読書会のもようです。藤尾という『ウル美禰子(美禰子の原型』が出て来る作品です。職業作家としての漱石の最初の作品になるそうですが、その後の作品のモチーフが、いたるところにあります。美文調の文章が混じっていて、少々読みづらかったですが、心理描写は、エグいので、ドキドキしました。 [続きを読む]
  • 森鴎外『かのように』読書会のもよう
  • 2016年10月28日に行ったツイキャス読書会の模様です。課題図書は、森鴎外の『かのように』でした。青空文庫版のテキストはこちら皆さんから頂いた感想文はこちら私も書きました。『ワンレン・ボディコン・かのように』「お前の先祖は猿じゃないか!」と言われれば、誰だって良い気はしない。猿以上なにものかだと、日本人としての私は、心のなかで、反発する。 人は思い出を飾りたがり、都合の悪いことは見ないふりする。&nbs [続きを読む]
  • 柚木麻子さんの『ナイルパーチの女子会』読書会
  • 2016.10.14に行った柚木麻子さんの『ナイルパーチの女子会』読書会の読書会のもようです。みなさんに感想文を書いてもらいました。私も書きました。『うつろな自分 モラハラな女子会』 「まあ、おやじもさあ、親の残した土地に縛られて、色々可哀想なんだよな。家を守らなきゃ教の最後の犠牲者っつうか」 『ナイルパーチの女子会』に登場する強烈なキャラクターである翔子の父を評しての弟の洋平のセリフである。 [続きを読む]
  • 夏目漱石 『夢十夜』 読書会のもよう
  • 2016.10.8に行った夏目漱石の『夢十夜』 読書会のもようです。読書感想文を書きました。 『夢十夜』のテキストはこちら 『盲目と墓石』夏目漱石の『夢十夜』の『第三夜』は、こういう話だ。 男が、6つになる子どもを背負っている。その子どもに指示されて、夜道を歩くと、杉の木の根の下にたどりつく。 男はそこで、自分の背負っている盲目の子どもが、100年前に自分が殺した盲目の男の生まれ変わりだと気づ [続きを読む]