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- 2008/07/07 09:32梅雨明けと納涼船
- とあるスーパーの納涼船の招待券に当選土曜日の夕方に乗船してきました。梅雨明けの鹿児島湾地元で見慣れているとはいえ、素晴らしい夕景でした(^^)v ... [続きを読む]
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- 2008/07/04 08:49○「似ッ非イ(エッセイ)教室」 清水義範 講談社文庫 絶版:多分520円 1994/7
- 題名がちょっと読みづらいが「似ッ非イ教室」と書いて「エッセイ教室」と読む。エッセイ集みたいだけど、実は似非(にせもの)エッセイだよ、という趣向である。 エッセイという場合、日常にあったことをうまくまとめて共感させたり、考えさせたりするわけで、基本的に本当のことを書くわけである。ところが、本書の場合は嘘八百。“今、南の島に来てこの原稿を書いているのだが・・・”そんな件(くだり)からウソで、“その... [続きを読む]
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- 2008/07/03 09:33○「海島の蹄」 荒山徹 祥伝社 1680円 2008/3
- 4つの中編が収められた朝鮮半島物語。荒山徹ファンならご存知の通り、時代は当然豊臣秀吉の活躍前後である。宗主国である中国(明)、朝鮮出兵に拘る倭国、そんな狭間の朝鮮半島を描いた作品集である。 『高麗秘帖』の書評でも書いたのだが、豊臣秀吉の目的は、朝鮮を属国にすることではない。明に攻め入りたいと思い、その通り道である朝鮮に、道を通らせろ!通らせないなら征伐するまでだ!と、なんとも勝手な出兵なのであ... [続きを読む]
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- 2008/07/02 13:14○「博士の異常な発明」 清水義範 集英社文庫 520円 2002/3
- 発明に関する短編集。全体としては、星新一のショートショートテイスト。面白さも、全編星新一程度に保証されているお手軽短編集である。逆に、清水義範に清水義範的なオカシミを求めている読者(評者がそうだが)は、物足りない感もあるだろう。 その中で「袁孫の発明」という作品だけは、清水義範的なパロディに溢れ、評者も満足する作品であったのことども。 随分と大昔の中国、そこに袁孫という発明家がいたのだが・・・... [続きを読む]
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- 2008/07/01 11:02富士急ハイランドはお茶目のことども
- 仕事で、富士急ハイランドに赴き、怖い体験をしてしまった。「ええじゃないか」で息も絶え絶え、「FUJIYAMA」で“冗談じゃないよ!”でも、愉快でお茶目なところでした。↑入場前、変な看板を発見。何で屋久島?↑ウソ看板・・・人力で時速12キロの恐怖って・・・お天気は、絶好の曇天。 ... [続きを読む]
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- 2008/06/24 10:45◎◎「検死審問−インクエスト」 パーシヴァル・ワイルド 創元推理文庫 882円 2008/2
- このミス2008年版に『長いお別れ』レイモンド・チャンドラーが、20位枠外ながらランクインしていたのだが、これは村上春樹の新訳ということで、新訳はこのミス投票の対象になりますよということらしい。 だったら、ここだけの話、本書『検死審問』も新訳ということで、このミス2009年版の1位になってもいいんじゃないのかな。もう、70年くらい前の作品ながら、そのユーモラスな会話は全然古臭くないし、あるお屋敷での殺人事... [続きを読む]
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- 2008/06/23 16:58◎◎「TOKYO YEAR ZERO」 デイヴィッド・ピース 文藝春秋 1850円 2007/10
- このミス2008年版の海外編3位の作品なのだが・・・全然、国外作品という気がしない。作者のピースは、現在は日本在住。巻末の参考文献から察するに、日本語や日本の文化に随分と通じているようであるし、とにかく本書の文体や雰囲気が、日本人が書いたレトロ文学と遜色ないのである。レトロといっても、怪しく虚無的な文章が全体を覆い、小泉八雲を崇拝しているというのもわかる気がする。まあ少なくとも、原文は英語で書... [続きを読む]
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- 2008/06/17 14:22○「お金物語」 清水義範 講談社文庫 500円 1991/10
- お金に関するエトセトラ作品集である。中には「黄金狂い」なんていう、錬金術、ジパング伝説、ゴールドラッシュ、黄金狂時代と史実を基に書いたノンフィクション的な作品もあれば(この話で評者は初めてフォーティーナイナーズ※49'sの意味を知った)、「金色夜叉」のようにいつものパスティーシュ(模倣)作品もあれば(この話で初めて「金色夜叉」の夜叉の本来の意味に気付いた=作品を読んだことがなかったもので(^^ゞ)、... [続きを読む]
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- 2008/06/11 09:52香納諒一のことども
- ◎ 『幻の女』 既読書評なしm(__)m◎◎ 『贄の夜会』 ◎ 『冬の砦』 ◎ 『孤独なき地−K・S・P』 × 『ステップ』 ... [続きを読む]
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- 2008/06/11 09:40×「ステップ」 香納諒一 双葉社 2100円 2008/3
- amazonでの評価を見たら、2008/6/8現在、3名の方が感想を書いていて、3名ともに5つ星である。しかし、評者の評価は×。つくづく、人の好みは・・・なんて思った次第である。 評者的には、決して天邪鬼な気持ちはない。これまで、この作者の本を4冊読んできたが、すべて◎以上の評価で、この作家に対する信頼はあるし、その作家がタイムスリップ物を書いたということで、図書館に入荷されるやいなや、いわゆるアズ・ス... [続きを読む]
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- 2008/06/10 08:43○「佐賀のがばいばあちゃん」 島田洋七 徳間文庫 540円 2001/7
- 先日、鹿児島県内の地方へ出張。途中、アポイントの時間に余裕があったため、こういうときはブックオフ。昔は欲しい本があれば結構買い漁っていたのだが、今の評者はまず100円コーナーでしか買わない。で、収穫のあった一冊がこれ。 しかし、昔から思っているのだが、ブックオフの値付けは結構いい加減。本書『佐賀のがばいばあちゃん』も、評者が見つけた100円コーナーにも、300円くらいの値段で普通のコーナーにも置いてあ... [続きを読む]
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- 2008/06/09 08:49◎◎「無頼の掟」 ジェイムズ・カルロス・ブレイク 文春文庫 810円 2005/1
- 色んな面白要素が詰まったエンタメ小説である。冒頭の強盗劇→監獄物語→脱獄劇→一転してのロードノヴェル→クライム小説、そして背景にある追跡劇。こんな面白い小説、読まないのは勿体無い。翻訳物は読まないという人は多いが(世のブロガーたちの多くの傾向)、そんなのは勿体無いですよ。せめて、このミスランクイン作品で自分に合うかも♪そんな小説からでもいいからお試しくださいませ。まあ、本書『無頼の掟』からでも... [続きを読む]
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- 2008/06/06 10:31◎◎「自壊する帝国」 佐藤優 新潮社 1680円 2006/5
- 前作『国家の罠』が、雑誌ダカーポが選ぶ2005年面白かった本の第一位に輝き、既読だった評者も大いに頷く。そして、2年連続で本書『自壊する帝国』が2006年の一番面白かった本に選出され、評者はずっと気になっていたのである。 著者は、外務省のラスプーチンと呼ばれ、鈴木宗男と一蓮托生で勾留された佐藤優。外交官ながら、前作『国家の罠』での筆致は、そこらへんの売文作家を凌ぐ。なんていうか、描いている題材は違うの... [続きを読む]
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- 2008/06/03 11:13▲「バスが来ない」 清水義範 徳間文庫 520円 1994/2
- いやあ、この5月、久々に13冊も本が読めてしまった。まあ、3年前までは、月に10〜13冊は読んでいたんだけど、生活環境の変化によってそれもだんだん・・・それが、13冊も読めた理由とは!? 色々あるんだけど、ひとつの大きな理由に清水義範がある。この人の本は、ほとんどが軽い短編集で、なんだか読書ともいえないようなノリでサクサク読めちゃうのである。だから、例えば清水義範本だけ続けて読めば、月間20冊くらいは軽... [続きを読む]
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- 2008/06/02 09:22▲「この世の全部を敵に回して」 白石一文 小学館 1050円 2008/4
- 例えばこの作家の『僕のなかの壊れていない部分』とか、花村萬月の『二進法の犬』だとか、そういう作品は小説であり物語なのだけど、作者の哲学論の展開に多くの頁が割いてあるのも事実である。 『僕のなかの壊れていない部分』で特に印象に残ったのが、「なぜ、人は生まれて、生きていかなければならないのでしょう?」「ちょっと待ちなさい。あなたは生まれてきたのですか?自分の意思で生まれてきたのですか?誰かの意思で... [続きを読む]
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- 2008/05/30 08:37◎◎「大剣豪」 清水義範 講談社文庫 540円 2000/5
- なんだか、最近清水義範ばっかり読んでいる評者なのだが、元々はそういう心積もりではないのである。図書館に行って、お目当ての本を借り、まだあと2冊借りることが出来るなんていう場合に、とりあえず未読の清水義範本を借りてきてしまうところから、こういう現象が始まっているわけで、お目当ての本を先に読み出しても、これから外出、でも若干時間の余裕があるなんてときに、お手軽短編集の清水本に手を出してしまい、結局、 [続きを読む]
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- 2008/05/29 09:14▲「私は作中の人物である」 清水義範 講談社文庫 460円 1993/7
- 結局、清水義範の本っていうのは、ほとんどが短編集であり、すべてがいい意味で思いつきの駄文であり、そこが評者は大好きなのだが、だからと言ってすべての作品が評者好みというわけにはいかない。だから、これっておもろい!噴飯物!よく、こんなこと思いつくなあ!そんな作品が3つも収められていれば、この本は面白いという評価をくだしたくなるわけで、記号◎◎をつけるわけである。 本書『私は作中の人物である』の場合、 [続きを読む]
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- 2008/05/28 10:00「本のことども」書評一覧 書評No801〜最新
- ブログ書評一覧評価ポイントの解説◎◎超お薦め ◎非常に面白い ○面白い ▲まあまあ △ちょっと ×駄目、時間の無駄書評No812 ◎◎「検死審問−インクエスト」 パーシヴァル・ワイルド書評No811 ◎◎「TOKYO YEAR ZERO」 デイヴィッド・ピース書評No810 ○「お金物語」 清水義範書評No809 ×「ステップ」 香納諒一書評No808 ○「佐賀のがばいばあちゃん」 島田洋七書評No807 [続きを読む]
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- 2008/05/28 09:55◎◎「心に龍をちりばめて」 白石一文 新潮社 1575円 2007/10
- 多分、本書『心に龍をちりばめて』は、著者の代表作になると言っていいんじゃないだろうか・・・と言おうと思ったが、いずれこの作家、直木賞を受賞するはずなので、その作品が代表作になるんだろうな。あながち冗談でもなく、また論拠としては希薄に過ぎない事実として、父親は直木賞作家の白石一郎(『海狼伝』で受賞)、双子の弟はやはり小説家白石文郎という小説家一家であり、少なくとも直木賞作家の息子という烙印は既に押 [続きを読む]
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- 2008/05/27 15:49◎「柳生百合剣」 荒山徹 朝日新聞社 1785円 2007/9
- 祝 800冊 もう、書評も800冊まで来ちゃうと、記念すべきなのかどうかさえ、なんかどうでもいいような気がしてきている評者なのである。多分2年以内には1000冊いくので、そのときには、どこかのホテルの一室で、一人記念オフ会でもしましょうかねえ。まあ、とりあえず節目の800冊目なのです。 荒山徹に関して言えば、デビューからの3冊『高麗秘帖』『魔風海峡』『魔岩伝説』は文句なしの傑作◎◎読むべし印である。冒険あり、妖 [続きを読む]
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- 2008/05/26 08:37▲「永遠のジャック&ベティ」 清水義範 講談社文庫 490円 1988/10
- 本書を読む前に、この表題作「永遠のジャック&ベティ」には、何か原作があるんじゃなかろうか?だったら、そちらを先に読んだほうがいいんじゃないだろうか?そういえば、以前読んだ「猿蟹の賦」も猿蟹合戦がベースにあったし・・・そんなことを思った評者。しかし、いきなり読んでみたら、それはまっこともって杞憂であった。 確かに、この表題作にはベースがあるが、それは“ジャックとベティの物語”的な粗筋物ではなく・... [続きを読む]
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- 2008/05/23 08:27◎◎「ダルジールの死」 レジナルド・ヒル ハヤカワポケミス 1890円 2008/03
- 今年のこのミス2009年版の1位は本書『ダルジールの死』で決定!!!でいいんじゃないの。だって、こんなに面白く読みやすいんだもの。 実は、評者が初めてヒルのダルジール警視シリーズを読んだのが、シリーズ17作目の『死者との対話』。そいでもって、誰が元々の主要人物なのか知りも調べも確認もせず読み始めたので、この犯人当て小説を読みながら、“このパスコーって刑事も怪しいなあ”なんて思ったわけで・・・恥ずかし... [続きを読む]
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- 2008/05/22 16:21清水義範のことども
- ◎◎ 『蕎麦ときしめん』 ▲ 『永遠のジャック&ベティ』 ◎ 『国語入試問題必勝法』 ▲ 『私は作中の人物である』 ▲ 『バスが来ない』◎◎ 『大剣豪』 ○ 『日本語の乱れ』 [続きを読む]
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