nishida pepsi さん プロフィール

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nishida pepsiさん: 癌は無縁と思っていた男、56歳、食道癌になりました
ハンドル名nishida pepsi さん
ブログタイトル癌は無縁と思っていた男、56歳、食道癌になりました
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/teshteshtesh3
サイト紹介文食道癌(食道がん、食道ガン)。抗がん剤、放射線、陽子線と、これから続く治療について紹介。
自由文癌についての知識は普通にあったが、まさか自分がそれを患うことになろうとは想像だにしなかった。人生とは不平等極まりないものだが、すべての命は例外なく尽きる。そんな当たり前のことさえ、我がこととは無縁だと人は日々を生きる。すでに自身の命が半世紀を超えて着実に死に向かっていることも気づかないまま、告げられた食道癌。ここに綴った文章がどこかの誰かに役立てば幸いです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供12回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2014/02/10 05:49

nishida pepsi さんのブログ記事

  • 術後2年
  • 5月14日は亡き母の誕生日。生存していれば今年89歳。ワイフが奮発して母の好物のケーキを買って来て遺影の前に置いてくれた。2年前の5月14日は私が覚悟を決めて入院した日でもある。12時間に及んだ手術はその5日後の19日だった。その後の半年は、入院中、退院後と、相当苦しい日々が続き、なんとか口から食べようとして、そのたびに喉が詰まり、私が床に四つんばいになり、ワイフが「いくよ」と掛け声をかけてくれて背中をヒット [続きを読む]
  • もうすぐ術後二年
  • 3月16日の検査の結果を聞きに主治医に会って来た。予想通り、CT も血液も問題なし。また三カ月後の検査の予約を入れた。今度は、苦手な胃カメラ付きなので気が重い。罹患以来、ネットを主に様々なメディアから知識を得ているが、今気掛かりなことが二点ある。ひとつは検診の必要性。メディアはこぞって薦める。もちろん初期段階での発見、治療に越したことはないが、健康体であれば不用などころか逆効果の可能性が問われ始めてい [続きを読む]
  • ちょっと遅れた三ヶ月検診
  • Hatenaのカコさんのような熱心で興味深いブログを読ませていただくだけで、自分では検診後しか書き込まなくなってしまっている。久しぶりに自分の頁を開くと、それでも今日7人の訪問者。罹患して情報を求めている人たちがいることを久しぶりに実感する、3年前の私のように。いま自宅から徒歩5分の駅前のカフェでフリーWiFiにコネクトしてこれを書いている。もうすぐ5年物になってしまう重いMacBookProを持ち込み、店内で流れるクリ [続きを読む]
  • ちょっと遅れた三ヶ月検診
  • Hatenaのカコさんのような熱心で興味深いブログを読ませていただくだけで、自分では検診後しか書き込まなくなってしまっている。久しぶりに自分の頁を開くと、それでも今日七人の訪問者。罹患して情報を求めている人たちがいることを久しぶりに実感する、三年前の私のように。いま自宅から徒歩五分の駅前のカフェでフリーWiFiにコネクトしてこれを書いている。もうすぐ五年物になってしまう重いMacBookProを持ち込み、店内で流れる [続きを読む]
  • ネキシウムは重要
  • 八月一八日にCTと血液の検査をし、その結果を主治医から聞きに二九日の月曜日に再び真夏の京都へ。いずれもワイフは有給休暇をとって一日かがり。いつものことだが、もっと合理的にならないかと想う。検査の結果が出るまでに時間が必要なことはわかる。しかし、実際に、一度だけ、早朝に行き、夕方に結果が出たことがあった。『患者の利便性を考慮している』というのなら、そう願いたいものだ。血液、問題なし。CTも問題なし。と、 [続きを読む]
  • ネキシウムは重要
  • 八月一八日にCTと血液の検査をし、その結果を主治医から聞きに二九日の月曜日に再び真夏の京都へ。いずれもワイフは有給休暇をとって一日かがり。いつものことだが、もっと合理的にならないかと想う。検査の結果が出るまでに時間が必要なことはわかる。しかし、実際に、一度だけ、早朝に行き、夕方に結果が出たことがあった。『患者の利便性を考慮している』というのなら、そう願いたいものだ。血液、問題なし。CTも問題なし。と、 [続きを読む]
  • 敏感であること
  • 幼少の頃、テレビの競馬中継を観て、サラブレッドの美しさ、逞しさ、そして儚さに魅了され、アメリカ留学時代に初めて馬券を購入してビギナーラックで儲け、東京で会社勤めをしているときに同僚に誘われて初めてJRAの馬券を購入し、またまたビギナーラックで的中して完璧にハマって、八十年代後半から二十数年間競馬雑誌にエッセイを連載したり、単行本まで出版し、翻訳、写真撮影に次ぐ仕事になっていたが、いまではただの競馬フ [続きを読む]
  • 敏感であること
  • 幼少の頃、テレビの競馬中継を観て、サラブレッドの美しさ、逞しさ、そして儚さに魅了され、アメリカ留学時代に初めて馬券を購入してビギナーラックで儲け、東京で会社勤めをしているときに同僚に誘われて初めてJRAの馬券を購入し、またまたビギナーラックで的中して完璧にハマって、八十年代後半から二十数年間競馬雑誌にエッセイを連載したり、単行本まで出版し、翻訳、写真撮影に次ぐ仕事になっていたが、いまではただの競馬フ [続きを読む]
  • 下痢型過敏性腸症候群
  • 五月三〇日、月曜日の正午に検査結果を聞きにまた京都へ。ワイフは前日からひどい腰痛に見舞われていたが、痛みに耐えつつ、随行してくれた。「痩せたね」主治医の第一声である。「腸ろうやめたからなあ」苦笑いするしかない。問題はそこではない。まめに間食をとるようにしているのだが、一日に食したものを全部合わせても2000カロリーには遠く及ばない。そのうえ頻繁に腹痛と下痢に見舞われる。多くの日本人男性のように生まれつ [続きを読む]
  • 下痢型過敏性腸症候群
  • 五月三〇日、月曜日の正午に検査結果を聞きにまた京都へ。ワイフは前日からひどい腰痛に見舞われていたが、痛みに耐えつつ、随行してくれた。「痩せたね」主治医の第一声である。「腸ろうやめたからなあ」苦笑いするしかない。問題はそこではない。まめに間食をとるようにしているのだが、一日に食したものを全部合わせても2000カロリーには遠く及ばない。そのうえ頻繁に腹痛と下痢に見舞われる。多くの日本人男性のように生まれつ [続きを読む]
  • 人にまつわる数字
  • 五月十四日は亡き母の誕生日であり、特別な日であると同時に特別な連数字でもある。今年は土曜日だったのでワイフと一万歩散策を兼ねて遠くのスーパーへ出かけ、遺影に供えるためにマスクメロンを購入した。熊本産と高知産と同じ値段で陳列してあったが、迷うことなく熊本産を手にした。熊本で大地震があったことを母が知るすべはないが、そんな些細なことでも母の供養になると想えた。『一日八千歩』というのが健康維持のために理 [続きを読む]
  • 人にまつわる数字
  • 五月十四日は亡き母の誕生日であり、特別な日であると同時に特別な連数字でもある。今年は土曜日だったのでワイフと一万歩散策を兼ねて遠くのスーパーへ出かけ、遺影に供えるためにマスクメロンを購入した。熊本産と高知産と同じ値段で陳列してあったが、迷うことなく熊本産を手にした。熊本で大地震があったことを母が知るすべはないが、そんな些細なことでも母の供養になると想えた。『一日八千歩』というのが健康維持のために理 [続きを読む]
  • 腸ろうがとれる
  • 2月22日。三ヶ月ぶりの京都は真冬とは思えない穏やかな風情。月曜の朝だというのに病院のなかもいつになく穏やかで人も少ない。血を抜くのも50人くらいですぐに順番が回って来た。その後のCTもすぐに済んだ。担当医とは午後イチということで病院内のドトールで初めて軽食を購入し、それを持って出てまっすぐに鴨川に戻る。いつものベンチに腰を下ろして、川辺のサギや鴨、空を舞うトンビやカラス、地面をうろつくハトやスズメ [続きを読む]
  • RIP To GLENN
  • 国立がん研究センターの公表によると、『食道がん、胆のう・胆道がん、肝臓がんの10年生存率は30%以下』。つまり、10人中7人は罹患して10年以内に亡くなる。7人というのはかなり大きな数字のように感じる。私の場合、13年暮れに発覚し、翌年春に陽子線治療を受け、昨年春に再発、手術という流れ。2年が過ぎている。データの7人のなかに入ってしまうと、70歳前に逝くことになる。昨日、最も愛するロックバンドであるイーグ [続きを読む]
  • 癌検診に期待しない
  • http://gigazine.net/news/20160112-cancer-screening-mortality-rate/オレゴン健康科学大学の准教授が発表した論文が騒がせているとのこと。毎月検診を受けていたのに再発を防げなかった者の一言。現在のレベルでは検診はほとんど無力に近い。日々の生活において健康的でいることを心がけるほうがずっといい。罹患したらしたで対処を考えよう。 [続きを読む]
  • 閲覧者一万人を越えて
  • 様々な人々の書き込みや情報から恩恵を得たことから、自らがブログを書くことで少しでも次の人たちの役に立てたらという想いで始めたら、訪問者数が一万人を越えた。癌に罹患して困惑している人たちにひとつ言いたいことがある。近年芸能人たちが罹患してメディアでも大きく取り上げられ、テレビの情報番組でも医療系が一気に増えた。そのなかで多く語られることが『定期検診』。「一年一回の検診を受けて下さい」と言う医者に「一 [続きを読む]
  • 喫煙とひじき
  • 引き続き、詐欺士さんのブログにインスパイアされて。『喫煙』について詐欺士さんはかなりの愛煙家だったそうだが、癌発覚後、禁煙されたそうな。しかしながら私は以前と変わらず一日一箱喫っている。詐欺士さんは出会った医者の言葉がきっかけになったとあるが、私の出会った医者のなかには「食道がんと喫煙に因果関係はない」と言い切る人もいた。「やめたほうがいいよ」とは言っていたが。おそらく日本人のインテリのなかでも最 [続きを読む]
  • リンゴ
  •  詐欺士さんの『隠れてリンゴ』と事情がありそうなコメントに触発されて^ - ^リンゴの有益性はいろんなところに語られていて私も以前よりとるようにしている。しかしながら皮ごとでないともったいないのがポイント。若くはないのでバリバリはちときつい。術後習慣にしたのは、他のフルーツと同様に、冷凍パックしておいてヨーグルトドリンクと混ぜてマジックブレッドでジュースにして風呂上がりにゴクリ。これだと楽に食する [続きを読む]
  • 食道がん術後の食事
  • 食道がんに関する記事やブログを数百以上目を通したが、現在参考にさせてもらっているのは唯一『詐欺士の戯言』のみである。手術時期、体型、以前の食生活など、さらに先日の検査、検診日時のコインシデンス(偶然の一致)など共通点が多いからである。しかしながら一方で相違点も多々あり、それもまた参考になる。本日、詐欺士さんのブログをまた参考にさせてもらった。改めて千差万別、個体差があり、悩む必要はまったくないこと [続きを読む]
  • 腸ろう延長
  • 11月30日、月曜日。天気予報は外れてぽかぽかとする小春日和。川沿いで一服していると、ちょうど向かいに西日本最高額とTVで紹介されていたマンションの建設が進んでいるのが望める。空に水際に様々な鳥が飛び交う。二日前の土曜日に日本最大の商店街天神橋筋を往復したのに、今日は脱脂綿を止めた位置が悪かったのか、朝からちょっと動くたびに激痛が走る。ゆっくりゆっくりとまるで死期の迫った老人のように歩を進めて担当医の元 [続きを読む]
  • 検診
  • 11月19日、木曜日。食道の摘出手術を受けてちょうど半年。細胞の検査結果で問題なしと聞いてほぼ二ヶ月、ひさしぶりにK大病院へ。地下の駅から地上へ出ると辺りの景色は一変して秋風情の趣になっていた。樹々は赤く、黄色く、それらの葉が地面を敷き詰め、冬の到来が近いことを想わせる。CTスキャン、内視鏡、血液検査と終え、主治医不在のため、飛び入りで診察を受ける。腸ろうの穴から膿みが出ていた二ヶ月前以後、出血、さらに [続きを読む]
  • 食事法
  • 台風で東海地方が大荒れというニュースが嘘のように大阪と京都は薄曇りで涼しい穏やかな日。前回とった細胞に問題がないことを医師から知らされ、まず安心。しかしながら、食道の拡張を希望すると、詰まることがあっても普通に食べれている程度じゃあバルーンをやる必要はないという意外な回答。ということは、とにかく、口に入れる量を小さくし、呑み下す前に粉々にするまで噛む、という習慣を身につけねばならない。それと、少量 [続きを読む]
  • 縫合後の食事
  • 8月26日、胃カメラ検査をし、医師からショックなことを二点告げられた。ひとつは、普通の人よりも食道が細いこと。内視鏡を使って広げる施術をすることを勧められた。もうひとつは、胃カメラで撮った写真。確かに以前よりはきれいになっているのだが、一点、食道の真ん中にリング状、他に奇妙な形状をした金具が数点映っていたことだ。「これは一生あるんですか?」医師がうなづき、私は自分の勉強不足を悔いた。接合のためにそん [続きを読む]
  • 退院後
  • 自宅に戻ってもやることは同じ3回の栄養剤を何時間もかけて腸ようから吸収する。しかし、これがなかなか思い通りにならない。簡易器具でやるために、ときに気がつくとあっという間に終っていたりして、そのたびに強烈に下痢に見舞われる。私の場合、エレンタールを主体にエンシュアをサブ的に二種類を使い分けている。8月10日に採血の検査に行き、医者からは順調だと言われた。次回、内視鏡検査で問題なければ、軽い食事の許可が [続きを読む]