沢田綱吉 さん プロフィール

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沢田綱吉さん: とある岩手県民の将棋研究
ハンドル名沢田綱吉 さん
ブログタイトルとある岩手県民の将棋研究
ブログURLhttp://ameblo.jp/0116-only/
サイト紹介文主に序盤を中心に研究しております
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2014/02/14 16:35

沢田綱吉 さんのブログ記事

  • 2016年度の名局⑪棋聖戦二次予選深浦ー佐藤(天)
  • 今回は棋聖戦二次予選、深浦康市九段対佐藤天彦名人の対局を紹介します全棋譜はこちらから戦型は角換わりに最近の流行は▲48金・29飛型で、両者共にこの形になりました前例で△54歩とした将棋がありますが、玉が4二にいたままだと▲97角のような手が気になりますそこで先に玉形を整えたのが佐藤名人の修正手順でした先手が2筋の歩交換をしてきたところで端攻めを敢行▲23歩には△31銀で耐えてるとみたギリギリの攻めです後手が△ [続きを読む]
  • 2016年度の名局⑩王将戦第1局郷田ー久保
  • 今回は第66期王将戦第1局、郷田真隆王将対久保利明九段の一戦を紹介します(肩書きはいずれも当時)全棋譜はこちらから後手・久保九段のゴキゲン中飛車に対し、郷田王将は流行りの超速で対抗そして、△32銀型から足早に仕掛けていきました先手の対策は色々あるところなのですが、▲65角を採用しましたこの手は最近では珍しく、郷田九段どのような構想を温めていたか注目されました上図で次に△72銀とされると、かなり陣形が引き締ま [続きを読む]
  • 2016年度の名局⑨王座戦挑戦者決定戦糸谷ー佐藤(天)
  • 今回は第64期王座戦挑戦者決定戦、糸谷哲郎八段対佐藤天彦名人の一戦を紹介します横歩取りから上図に▲37銀までの構想は、糸谷八段は何局か試みています一歩取られても指せると踏まなければ指せない形です続いて5筋の位を取ったのがいかにも糸谷八段らしいこうやって模様を築いていくのが得意パターンです佐藤名人は△22歩と辛抱ここでは△25歩が有力視されていました本譜は▲46歩としましたが、▲46銀△36飛▲38桂で手が難しいの [続きを読む]
  • 2016年度の名局⑧新人王戦決勝第2局増田ー石田
  • 今回は第47期新人王戦決勝三番勝負第2局、増田康宏四段対石田直裕四段の一戦を紹介します第1局は増田四段が勝ち、本局に勝てば新人王に石田四段はそこに待ったをかけれるかという展開です戦型は石田四段の四間飛車に対し、増田四段は銀冠に▲66角がこの形での大事な一手で、77角ですと△73桂と跳ねられた際に▲57銀と上がりにくくなります△65歩と突かせて▲77角と下がれば、65桂の両取りの筋がなくなります△84歩とは挑発的な一 [続きを読む]
  • 2016年度の名局⑦第87期棋聖戦第3局羽生ー永瀬
  • 今回は棋聖戦第3局、羽生善治棋聖対永瀬拓矢六段の一戦を紹介します全棋譜はこちらから戦型は横歩取りに羽生棋聖も永瀬六段も、この戦型は先後どちらも持つことがあります▲77角は安全策で、代えて36歩は△86歩▲同歩△同飛▲35歩△88飛成▲同銀△55角打が流行の仕掛けで、それを防いでいる意味があります△36歩が巧みな一手取れば△54角とし、遠く1筋を狙います複雑な駆け引きの末、両者大駒が中段に残り一触即発の状態にそんな [続きを読む]
  • 2016年度の名局⑥竜王戦3組永瀬ー中村
  • 今回は第29期竜王戦3組から、永瀬拓矢六段対中村太地六段の一戦をお送りします全棋譜はこちらから先手の横歩取りに対し、後手は△8五飛戦法を採用8四飛型が近年は大半を占めていますが、中村六段は後手番になるとこちらを積極的に指しています先手の対策は最も新しい形です▲77角と上がっておき、相手が角を交換してくれば桂で取った手が飛車あたりになる仕組みです▲66角は巧みな一手でした△44角▲同角△同歩と進み、▲43角が [続きを読む]
  • 2016年度の名局⑤A級順位戦9回戦渡辺ー行方
  • 今回はA級順位戦9回戦、渡辺明竜王ー行方尚史八段の一戦を紹介します全棋譜はこちらから順位戦の最終戦といいますと、昇級と降級が関わる対局が多いですが、本局は関係のない勝負しかし、そんな対局なほど熱戦になることが多いんですよねぇ〜戦型は角換わりにこの早い桂跳ねは先手後手問わず流行してますね相手の陣形に不備があれば、すぐにでも△65桂と仕掛けようという意味ですそして、△62金も流行りの手ですバランスを重視し [続きを読む]
  • 2016年度の名局④王将戦佐藤天彦ー渡辺明
  • 今回は9月8日に行われた第66期王将戦二次予選、佐藤天彦名人対渡辺明竜王の一戦を紹介します全棋譜はこちらから名人対竜王!これだけでそそられますよねぇ〜♪本局は渡辺竜王が阪田流向かい飛車を採用過去にも採用したことがあったと思いますが、かなり珍しいです美濃に囲ってから、△24歩と仕掛けました△14金ってかなり違和感ありますよね?飛車のラインを軽くするのと15金の狙いこそあるものの、▲27歩〜16歩とされてしばらく [続きを読む]
  • 2016年度の名局③第74期名人戦第2局
  • 2016年度(平成28年度)もそろそろ終わりですね〜2年前、昨年度とその年の名局をいろいろ紹介してきましたが、今年度はまだ2局しか紹介出来ていません(汗)今日からどんどん更新していきたいと思いますのでよろしくお願いします!解説というよりは感想になってしまうのはご愛嬌ということで(苦笑)さて、今回は第74期名人戦第2局、佐藤天彦八段ー羽生善治名人の一戦を取り上げます(肩書きはいずれも当時)全棋譜はこちらから角換わり [続きを読む]
  • ponanzaの実戦先手中飛車対策(銀対抗⑤)
  • 今回もまたponanzaの別の先手中飛車対策を紹介しますただし、個人的にはこれはオススメしませんカニ囲いから持久戦にするのですが、それなら左美濃のほうが堅いし、発展性もありますでも、その後の指し方は参考になるので紹介する次第です上図では先手は▲54歩と一歩交換したり、▲68金から高美濃に組んだり位を確保したりするのが有力です本譜は…9筋から仕掛けを狙いましたしかし△22王▲58金左△24角が機敏な牽制でした▲78飛 [続きを読む]
  • ponanzaの実戦先手中飛車破り(銀対抗④)
  • 引き続きponanzaの実戦から先手中飛車破りを見ていきます全棋譜はこちらからこの棋譜は下記でも紹介されていますコンピュータ将棋Blog色々指したい手があるところで△94歩玉の反対の端歩を突くのは早い気もしますが…この銀ぶつけが端歩を突いた時からの狙いでした▲65同銀△同桂と進んだ時に95角を消しています▲68角と引くくらいですが…8筋を突き捨ててから△13角が強烈な一手これで5七の地点と8筋を同時に受ける手段があり [続きを読む]
  • ponanzaの実戦先手中飛車破り(銀対抗③)
  • 前回までとは違うponanzaの先手中飛車対策をご紹介全棋譜はこちら左美濃を好むponanzaですが、本局は舟囲いに端歩などの背景を考慮しての着手でしょう上図の端角は中飛車+穴熊相手によく見かけます中央(5五)の厚みをかわしてますし、左辺の駒を動かしにくくしているので、指されてみれば自然な一手です▲59飛は悪手でしょう△65桂が痛すぎます▲68角△同角成▲同金△86歩で無条件で飛車が大いばりですなんとか先手が凌いだ…かに [続きを読む]
  • ponanzaの実戦先手中飛車破り(銀対抗型②)
  • 前回に続き、ponanzaの対先手中飛車の実戦譜をみていきたいと思います全棋譜はこちら本局は銀対抗を決めてから左美濃を目指しましたここから▲54歩△同歩▲同飛△33角▲34飛と進行先手の一歩得がどれだけ生きるかが鍵です▲54同飛の時に△44歩なら歩得はされないでしょうが、右金がまだ上がってないのでやりにくそうです上図からの後手の指し方が面白いです△86歩▲同歩△42金寄▲78金△53金突き捨ててから金寄りが味わい深い手順 [続きを読む]
  • ponanza流先手中飛車破り(銀対抗型①)
  • 今回はponanza(2016pona)の実戦から先手中飛車対策をみていきたいと思います全棋譜はこちらから上図の左美濃がponanza得意の構えです更に早繰り銀調に銀を繰り出すのもよく指してますゴキゲン中飛車対策の超速に構想が似ていることから後速とも呼ばれることも左美濃より先にこちらの形を決めるのも有力です本局は▲78金としましたが疑問手▲55歩△44歩▲54歩△同歩▲同飛△43金▲59飛が有力です他に▲26歩なども考えられます▲98香 [続きを読む]
  • 嬉野流対策(棒銀編)
  • 今回は嬉野流対策について書いていこうと思いますそもそも嬉野流とは?初手から以下▲68銀△34歩▲79角で下図これが嬉野流ですなんじゃこりゃ!?と初見のかたは思うでしょうが、これが実際相手にすると厄介なんですなので今回しっかり研究して内容を公開しようと思った次第です私のオススメは棒銀!下図のように飛車先を突き越して右銀を繰り出す、これで勝てれば話は早いですここで▲66歩!がこの戦法独特の受けの妙技後手として [続きを読む]
  • 実戦検討ファイル2016⑦NHK杯広瀬ー畠山(鎮)
  • 久々にプロの棋譜を題材にしたものをやりたいと思います今回は11月27日に放映された第66回NHK杯2回戦第16局、広瀬章人八段対畠山鎮七段の一局を検討したいと思います先月映された対局ですので、リアルタイムで視聴されたかたには古いネタに感じると思いますが(苦笑)広瀬八段と畠山(鎮)七段は前期もあたっており、その時は相矢倉となりました本局は角換わりとなりました広瀬八段が先手なら角換わり、畠山七段が先手なら矢倉が多い [続きを読む]
  • 対矢倉ポンポン桂
  • 今回は先手矢倉に対する急戦策を1つ紹介したいと思います初手から以下▲76歩△84歩▲68銀△34歩▲77銀△85歩▲78金△74歩▲56歩△73桂5手目▲77銀では▲66歩が多数派でしたが、以前ブログでも紹介した左美濃急戦を警戒する意味で本譜も復調傾向にあります▲78金で▲48銀は△86歩▲同歩▲同飛の強襲がありますこれは次の一手として昔からある筋ですそして△74歩〜73桂が今回の急戦の骨子次に△65桂を狙う、ただこれだけなのですが [続きを読む]
  • 対石田流超急戦
  • 約5ヶ月振りの更新です以前観ていた方もこれから観る方も暖かく見守って頂けたら幸いですさて今回は石田流に対する早い仕掛けを紹介したいと思います上図はよくありそうな局面ですが、先手はいきなり重大な岐路に立たされています上図以下▲58金左△85歩▲76飛△65歩▲同歩△88角成▲同銀△45角先手としては角交換から△67角の筋が少し気になるところそれを防いで▲58金左とするのが安全策のようで△45角を誘発させてしまいますこ [続きを読む]
  • 2016年度の名局②叡王戦佐藤(康)ー中村(修)
  • 今回は7月5日に行われた叡王戦九段戦予選決勝、佐藤康光九段対中村修九段の一戦を紹介します佐藤九段は1回戦はシード、2回戦に三浦弘行九段を破って本局へ駒を進めた中村九段は1回戦で加藤一二三九段、2回戦で先崎学九段を勝って本局を迎えた上図は流行の後手左美濃急戦ここで△5二金右は▲2四歩△同歩▲同角△2三歩▲4六角が気になるかそこで本譜は△6五歩といきなり仕掛けた以下▲6五同歩△同桂▲6四銀△4六角▲6 [続きを読む]
  • 実戦検討ファイル2016⑥NHK畠山ー藤森
  • 今回はNHK杯1回戦から畠山鎮七段対藤森哲也四段の一戦を見ていきます本局は居飛車穴熊対四間飛車穴熊の定跡形となりました上図では後手に様々な手がありそうですが、△1四歩や△9四歩は▲5五歩△同銀▲3六歩△4五歩▲2四歩△同角▲同飛△同歩▲2二角の強襲が成立しそうです△2四同角で同歩は▲3七桂△4四銀▲5六銀でこれは先に▲5五歩を捨てた手が存分に生きます△4五歩は▲6八銀とされ、次に▲2四歩△同歩▲6五 [続きを読む]
  • 先手棒銀対四間飛車
  • こんにちは!最近になって1投稿につき15枚しか画像は使えないと知った沢田綱吉です今回は先手棒銀対四間飛車の攻防を書いていきたいと思いますこれは加藤一二三九段、飯塚祐紀七段、高野秀行五段などが棒銀側を持って得意としています角道を止める四間飛車はまだまだ根強い人気戦法であり、その対策を考えておくのは不可欠振り飛車には居飛車穴熊!では芸がないので、棒銀について研究したくなった次第ですというか居飛穴ヘタなだ [続きを読む]
  • コンピュータ発!対矢倉左美濃急戦
  • 今回はコンピュータ将棋から流行傾向にある対矢倉左美濃急戦を紹介したいと思います初手から以下▲76歩△84歩▲68銀△34歩▲66歩△62銀▲56歩△85歩と進んで下図この戦法では8五の地点に桂跳ねの余地を残すよりも、いつでも△86歩と突き捨てる手を見せておいた方が得してることが多いので早めに△85歩は入れておいた方がいいですしかしこの辺りは個人によって考え方が違うので、飛車先を突くタイミングは変えてもいいです△85歩以 [続きを読む]
  • 対先手中飛車角交換〜▲7五銀の是非〜
  • 今回は先手中飛車について書いていきます初手から以下▲76歩△84歩▲56歩△85歩▲77角△54歩▲58飛△62銀▲48玉△42玉▲38玉△34歩▲68銀△53銀▲28玉(下図)中飛車一本で指すなら初手▲56歩が優ります▲76歩△34歩▲56歩ですと△88角成〜57角で馬を作られてしまいます△54歩は▲55歩を嫌った一手そこで▲88飛も一局ですが、今回は割愛して▲58飛のみの解説とします▲28玉で55歩は△同歩▲同角△同角▲同飛△44角で先手不利53の銀に [続きを読む]
  • 脇システムの研究⑤端歩突き越し型
  • 前回は後手が変化した局面をみていきましたが、今回は先手が手を変えて端歩を突き越した形を検討していきたいと思います上図から動くなら▲35歩△同歩▲同角くらいのものですしかしこれは△36歩からの反撃を覚悟しなければなりません▲35同角以下△36歩▲46銀△62銀▲55歩△同歩▲58飛△37歩成(下図)まではお互い妥協しなければこう進むところですここで▲37同銀と取るのは△53銀▲18飛△54銀と5筋の位を活かされて先手面白くない [続きを読む]
  • 脇システムの研究④△4二角の変化(永瀬新手・GPS新手)
  • これまで後手が端歩をお付き合いして同型から先手がどう動くかをみてきましたが、今回は後手が△14歩に代えて42角とした変化を検討していきたいと思います△42角は角交換を避けて84銀から端棒銀一本で攻める狙い当然先手はこの瞬間にアクションを起こします①▲35歩△同歩▲同角②▲26銀③▲35歩△同歩▲26銀が考えられますまずは①をみていきましょう△42角以下▲35歩△同歩▲同角△84銀▲46角△92飛▲79玉と進んで下図ここで△75 [続きを読む]