秋 浩輝 さん プロフィール

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秋 浩輝さん: nowhere man 秋 浩輝
ハンドル名秋 浩輝 さん
ブログタイトルnowhere man 秋 浩輝
ブログURLhttp://dustoftime.blog.fc2.com/
サイト紹介文気ままに詩や小説やエッセイを書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供0回 / 365日(平均0.0回/週) - 参加 2014/02/24 18:00

秋 浩輝 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 短篇小説 俺の彼女 (第3話[最終話])
  • 後日、俺はしばらくFZテレビに通い詰めた。笘篠を殺すタイミングを窺うためだ。何度も通ううち、笘篠の姿を目撃することが多くなった。狙い目は昼の休憩時間に入る直前だ。笘篠は12時過ぎに制作室を出て、社員食堂に昼食を食べに行くことが多いと解った。所詮はサラリーマン、意外と地味な行動パターンである。実行日と時間は明日の午前11時50分頃、場所は3Fの制作室の廊下と決めた。もちろん、本人が制作室から出てこない場合は延 [続きを読む]
  • 短篇小説 俺の彼女 (第2話)
  • 充は電話で話した時よりも、少し落ち着いていた。「ドラマ出演の話がきたの。それで、事務所の社長と一緒に、FZテレビのプロデューサーと打ち合わせをしたあと、レストランで食事したのよ、3人で。食事が終わって、すぐに帰りたかったんだけど、『一軒だけ飲みに行こう』って、誘われて、仕方なくついていったの。初めは社長もいたんだけど、いつの間にかいなくなってしまって……嵌められた、逃げなきゃ、と思って席を立ったら、 [続きを読む]
  • 短篇小説 俺の彼女 (第1話)
  • 俺の彼女の猪沢充(いざわみつる)はB級アイドルタレントだ。 俺と充は彼女がデビューする前からつき合っていた。アイドルはデビュー時に、恋人がいる場合、所属事務所に無理矢理清算させられると、噂で聞いていたが、それは本当の話だった。女性アイドルはファンに幻想を抱かせてナンボの世界だ。男の影がちらつくとまずいのである。充もデビューする時、事務所から、「ほんとうに彼氏はいないのか?」と、しつこく聞かれたらしい [続きを読む]
  • 秘密3
  • 夏祭りのあと誰もいない公園のベンチに ふたり腰掛ける君の肩を抱いた僕は キスをする君は少し体を震わせながら 素直に応じた夜は長い……誰も知らない 君と僕の関係イケナイこと してる……だけど そんな想いが ふたりを燃え上がらせる一ヶ月後には 君はフルサトで見合いした相手と結納を交わすそれでいいのかと 何度も僕は 自分に問いつめるにほんブログ村詩・ポエム ブログランキングへ [続きを読む]
  • 秘密2
  • 長距離フェリーの2等寝台で君は上段の自分のベッドに 僕を招き入れる君の喘ぎ声をキスでふさぐ夜行列車の直角の座席の上で毛布を被った君の背中に 僕は体を密着させ ゆっくりと腰を動かしている誰も気づかない真夜中のスリルを味わっていたんだ甘く弾んだ声と体を持った君は 今どこにいるんだざらついた現実の淵に足を掛け平坦な日常を 誰かとともに生きているんだろうか青いインクが滲んだかつての日記には 大胆な君が息づ [続きを読む]
  • 湯船の中で……
  • キミを真っ直ぐに見ていたい前から後ろから横から上から下からキミの裸体に舌を這わせてゆくキミの喘ぎ声がボクの脳幹をくすぐるそのたわわな胸を鷲掴みにするまるでキミの心の奥まで掴めるみたいに湯船の中で泡に塗れて抱き合いながらキミの真っ白な体を目の奥に焼き付ける精緻な画素を持つ海馬に伝わるように洗い立ての髪の匂がボクの鼻腔をくすぐるそして再び湯船の中で強く抱き締め愛し合うふたりの回りで大きな波がリズミカル [続きを読む]
  • 秘密1
  • 飲み会の帰りのタクシーの中で 君の手を握るレストランのテーブルの下で 君の太腿に手を触れる閉店前のカフェ・バーで 一瞬の隙をついてキスをするいつも近くに誰かが居るのに 誰も気づかない昨夜 僕の知らないカフェ・バーで 君は他の男と一緒だったと人づてに聞いたそして そこでしていた不埒なことも……君の裏の顔を知った僕は 密かに復讐を誓う緩やかで濃密な時間をわざと仕立てあげた君は僕の策略に嵌って楽しそうに [続きを読む]
  • 流れ込む
  • キミは帰ろうとする僕の腕を掴んでこう言った 「もっと一緒に居たい……」 元彼に貰った香水の残りを海に流し去ったあと キミの心と体は急に軽やかになったようだった 一点の曇りもないキミの確信に満ちた目の光に 僕の心と体は潤いながらキミを強く抱きしめていた キミと僕の体は同じ熱さの中で なまめかしく動きながら交じり合い溶け合っていた やがて、激しくふたりで登りつめると同時に かつてここまで感じたことがない程の想 [続きを読む]
  • ショートストーリー 解離…もうひとりの彼女
  • 妄想でもなく幻でもない確実にあいつは存在したあなたであって、あなたでない、悪魔のような彼女が……彼女はあなたを不幸に陥れようと、メールで僕を誘惑した「あのこはいろんなおとこにええかおして そのきにさせるわるいおんなやで」「あんたがすてられるのも じかんのもんだいや」「あんなきもちわるいおんなはやめて あたしにせえへん?」僕は彼女に返信した「おまえのほうがよっぽど気持ち悪いわ」「同じ人間なんだから、あ [続きを読む]
  • 夜と朝を繋ぐ架け橋
  • 甘く潤う危険な0時過ぎの香り……惑うことなく 愛を語り 愛を弄り 愛を通わせる 互いの艶やかで透明な粘液が ふたりの心と体を繋ぎ合わせる そして、狂おしいほどの愛を 柔らかな襞が収縮しながら包み込み 白い粘液が痺れるような快感とともに 熱い洞窟に吐き出される……やがて、嫌でも朝はやってくるいつもなら照れ臭さに目を細めながら 気まずさの捨て場所を探すふたりだけど きょうは揺れることなく見つめ合うまなざしが 夜と [続きを読む]
  • 愚者たちのラストシーン
  • キラメキとユラギに包み込まれた数多くのキミ苦悩に満ちた深い傷跡が体中に残っている時折、山肌を滑り降りる細やかな霧のように柔らかい息遣いと暖かな吐息がボクの頬を撫でてゆくヤミとヒカリを交互に浴びた残り少ないボク樹には偏向した年輪が刻み込まれているボクは赦しを乞うツミビトのように跪いた皮の硬くなった足裏には乾いた砂塵が纏わり付くやがて訪れゆく二人のラストシーンはかつての悪夢や幻覚は霧の如く飛び散り鮮や [続きを読む]
  • Let It Grow
  • 昨夜 初めて貴女の夢を見た僕は貴女のことが大好きだけど貴女が僕のことを好きかどうかは解らない子供の頃棲んでいた家の中で僕と貴女は仰向けに横たわっていた僕はドキドキしながら貴女の体に手を伸ばす拒否されたらどうしよう・・・貴女の胸に僕の手が微かに触れた瞬間ビクッと反応した貴女は体を横向きに回転させ僕を妖艶な目で見つめながら 僕の手に自分の体を巻きつけた貴女の体は小さくて まるで幼い子供のように可愛い腕 [続きを読む]
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