Annex8:Airworthiness of Aircraft(航空機の耐空性)
ハードウェアとしての航空機の安全性をどのように証明するか?これを以下の4つのパートに分けて述べているのがICAO Annex8になります。・Part II 証明を行う手段と航空機を運用する中で証明を継続する手順・Part III-a 証明の申請が1960年以降2004年以前に行われた大
航空機ファイナンスに従事したばかりの人が困るのは技術用語が分からないことかと思います。せっかく、インスペクションレポートをもらったのに内容がよく分からないという人も少なくないはずです。そこで、インスペクションレポートでよく見かける単語を簡単に解説してみま
Annex6:Operation of Aircraft(航空機の運航)
Annnex6は運航者が遵守すべき要件を定めておりPart1とPart2の2つに分かれています。Part1: International Commercial Air Transport-aeroplanesは国際線を商用運航する運航者が遵守すべき要件を、Part2: International General Aviation-aeroplanesは国際的なゼネラル・アビ
国際民間航空が一定の秩序に従い安全に運航されるには国家間の申し合わせが必要です。この国家間の合意が国際民間条約(シカゴ条約)で、現在では190ヵ国以上の国々が参加しています。これにより、参加国各国の航空法は基本的に同じ内容となっています。さて、シカゴ条約の中
1. 航空法施行規則附属書耐空証明における基準は「航空機及び装備品の安全性を確保するための強度、構造及び性能、及び騒音、発動機の排出物の基準が基準に適合するかどうかを検査し」とされており、具体的には航空法施行規則第14条第1項で附属書になっています。しかし、附
本邦の航空法はシカゴ条約及び同条約の附属書として採択された基準・方式・手続きに準拠して航空機の航行の安全及び航行に起因する障害の防止方法を定め、並びに航空機を運航して営む事業の適正かつ合理的な運営を確保して、利用者の利便を図ることにより、航空の発達を図り
Engine Rating(エンジン定格)とは、定められた条件でエンジンを運転する場合に保証されている性能特性値です。大別すると以下の5種類が有ります。①Take-off Rating地上あるいは飛行状態において、決められた時間(一般に最大5分)を連続して出すことが保証されている最大の性
航空機及びその装備品の耐空性の維持に重大な影響を与える欠陥が判明し、同じ型式の他の航空機及びその装備品にも同様の欠陥が発生する可能性がある場合に、国土交通省航空局(JCAB)は所有者に当該欠陥の対応として必要な検査や整備・改造等に関しての指示を行います。この指
航空機を整備する基本的な目的は耐空性を維持することにあります。整備作業の分類は航空会社によって若干の違いがありますが、概ね以下のように分類できます。1.通常作業通常作業は定例作業と非定例作業の二つに大きく区分されます。(1)定例作業定例作業は整備要目に従って一
スカイマークが民事再生法の適用を申請することが1月28日付で報道されました。2010年1月19日付で日本航空が会社更生法の手続きを申請して以来、5年ぶりの本邦航空会社の倒産事例となります。さて、今回の倒産を航空機ファイナンスという観点から考えてみましょう。スカイマー
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