sakura さん プロフィール

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sakuraさん: Heartful Smile
ハンドル名sakura さん
ブログタイトルHeartful Smile
ブログURLhttp://lovehominyc.blog.fc2.com
サイト紹介文ホミン妄想の小説。二人の笑顔は私の笑顔。パラレルです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供82回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2014/02/27 16:47

sakura さんのブログ記事

  • Rainy love 〜new housemate〜 6
  • 「......ん」チャンミンの吐息に、香りに、仕草に酔いそうになりながら、何度もキスを重ねる。早くチャンミンの全てに溺れてしまいたかったけど、何とか身体を離した。 「シャワー浴びてくるから、待ってて」余裕なんてなかったけど、がっついてると思われたくはないと、まだどこかでプライドが告げている。 汗だけ流してすぐに戻ろうとベッドを降りかけると、チャンミンの腕にぐっと引き寄せられて。「いいよ、そのままで...。待 [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 5
  • すっかり日は変わっていて、マンションに着いた頃には、夜中の一時過ぎになっていた。チャンミンとスノーは大丈夫だろうか。チャンミンにスノーの世話を頼んでいたものの、スノーは昨日から何となくチャンミンを避けているようだった。チャンミンが四苦八苦していると思うと、仕事中も気が気じゃなかったけど、連絡する暇もなくて結局こんな時間になってしまって。急ぎ足で部屋に入ると、いつも遅くなる時は、チャンミンがキッチン [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 4
  • リュウが帰って一時間くらい経って、また雨が本格的に降り出していた。リュウはその前には家に辿り着いていたようで、ホッと一安心した。「スノー」それから何度呼んでもゲージから出てこないスノーに、小さく溜息を吐いた。昼間誰もいない間にたっぷり寝ていたのか、眠くもなさそうで退屈そうにしている。『スノーは分かってるんじゃない?ユノさんにとってチャンミンが特別な存在って』だからヤキモチを妬いているのだ、とリュウ [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 3
  • 翌朝目が覚めると隣にユノの姿がなく、まだ降り続く雨の音と、リビングの方から微かに物音が聞こえてきた。寝室を出ると、今日は早く仕事に出ないといけないユノが、着替えて子犬と遊んでいる。 「スノー、そろそろご飯にしよう」「スノー?」「チャンミン、おはよう。コイツ雪みたいに真っ白だろ。だからスノー」.......名前までついてるし。まぁ、確かにここにいる間は名前があった方が呼びやすいかもしれない。「ユノ、今日は帰 [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 2
  • 「よしよし、綺麗になったな」まずは自分がシャワーを浴びてから、買ってきたばかりのシャンプーでユノが子犬の身体を洗うと、犬の種類は分からないけど真っ白で綺麗な毛並みが現れた。そのフワフワした毛を撫でるユノも嬉しそうだ。「ほら、そんな舐めるなって」元々ユノは犬が好きなのだろう、尻尾を振りながらユノから離れない子犬と思いっきり遊んでいた。ユノのこんな幸せそうな顔、久しぶりに見るかも....。ユノが買い物に出 [続きを読む]
  • Rainy love 〜new housemate〜 1
  • 「すごい雨.....」夕方はポツリポツリとうっすらと道路を濡らす程度だった雨は、本格的に降り出して、激しく窓に打ち付けていた。夕食を先に終えて、ユノの帰りを待つ時間。この雨の音を聞くと思い出す、いつもの記憶。こうして一人でいると、鬱陶しくて未だに頭が痛くなる。軽く頭を振って、気分転換にお茶でも入れようとキッチンに向かったところで玄関の開く音が聞こえて、一気に安心感に包まれる。「チャンミン、ただいま」「. [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 92
  • 「じゃあ、何かあったらいつでも来いよ」 「分かった」三階上の自分の部屋へと戻っていくユノを玄関先で送って、扉が閉まるのを見届ける。ユノが泊まりに来る週末は、大抵次の日の晩御飯も食べて帰る事が多いのだけど、気を遣ったユノが今日は早めに帰って行った。途端にしん、と静まり返った自分の部屋で、緊張と不安に包まれ呼吸が早くなる。父は日曜日も忙しい人だけど、平日よりはまだマシだろうと思った。これまでも、父とは [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 91
  • 「電気消すぞ」言うと同時に、寝室の電気がユノの手によって消され、真っ暗になる。いつものように、俺の部屋の狭いベッドの上で、男二人が密着して横になる形だ。最近では土日はユノが泊まるのは、当たり前だと思い始めていて、何の抵抗もない自分に、驚く。 こうして辺りが暗くなると、視覚以外の感覚が研ぎ澄まされて、布団の擦れる音やユノが身じろぎする気配に、いちいち意識してしまう。あの日以来、ユノにも指摘された通り [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 90
  • 「チャンミン、もうすぐ昼だぞ」「うん....」「腹減らないか?」「うん....」 「どこか食べに行く?」「うん....」「.......キスしていい?」「うん.......はっ?!」さっきから上の空で生返事をするつれない恋人の腕を引いて、強引に唇を塞ぐ。「ちょ.....っ、ん....」 驚いて抵抗しようとする腕を押さえ付けて、しばらく甘い口付けに没頭する。土曜日、いつものようにチャンミンと過ごそうと部屋まで来たのが一時間前。珍しく俺 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 89
  • 「チャンミン、信号赤だぞ!」目の前を歩くチャンミンの腕を強く引いた。「.....分かってる」嘘だ。現に、赤に変わった信号機を見ずに、一歩踏み出そうとしていた足を慌てて引っ込めた。あの日から二週間近く経っていたが、チャンミンは一緒にいてもぼんやりとしている事が多くなった。「気を付けろ、本当に....」いつも鉄壁なチャンミンらしからぬ、隙の多さ....それはそれで心配になる。真実に向き合おうと踏み出したチャンミン [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 88
  • 「.....チャンミン」「ん.....」「朝だぞ。きついなら、今日は学校休むか?」その声に、ベッドからガバッと起き上がる。そうだ、ユノの部屋だった....。あれから一度も起きずに、ぐっすり眠ってしまっていたらしい。「起きたか。立てるか?」「...立てる。学校も行く」そう言って差し伸べられた手を、そんなつもりはなかったけど思わず振り払ってしまった。「何だよ...つれないな。昨日の素直なチャンミンはどこ行ったんだか....」 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 87
  • 「はぁ.....」今日ここで二度目のシャワーを浴びながら、大きな溜め息が出る。なんだったんだ、あれは....。今日この部屋へ来た時は、ユノとしても構わないと思っていたけど、まさかあんな流れになるなんて.....。 恥ずかしすぎて、もうユノの顔なんてまともに見れる気がしない。いっそこのまま自分の部屋へと戻りたいと思ったけど、そうさせてはくれないだろう。いつまでも浴室へ籠っているわけにもいかず体を拭いて脱衣所へ出る [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 86
  • 「なぁ、チャンミン」「......」さっきから何度目だろうか。呼び掛ける俺の声にチャンミンは完全に背を向けて、布団の中にくるまってしまった。「おーい、チャンミン。聞こえてんだろ?」全く何の反応も見せないで、ただ丸くなっている布団の塊に、どうしたものかと考える。怒ってるのか、単に恥ずかしいだけなのか、判断を誤ると後が大変だ。「チャンミン、出て来いよ」布団の上からチャンミンを抱きしめると、「...触るな」布団 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 85
  • 「...は、もう....っ」胸のあたりに顔を落としたユノの、執拗に絡んでくる舌と指で、自分でも驚くような声が出て戸惑う。ユノがさっき、するけど最後まではしないって言った意味がよく分からなかった。まさか、こんなことになるなんて。男同士での身体の繋げ方はなんとなく分かってるけど、それまでにこんな行程があるなんて、俺は聞いてない。何度か抗議しようとしたけど、あまりの羞恥と、逃げても追い掛けてくるユノの愛撫に、 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 84
  • 触れるだけのキスをして、すぐ離れていく唇に、一瞬何が起こったのか分からなかった。「え....?」チャンミンからキスをして来たんだと悟ったと同時に、自分でも相当間の抜けた声が出て。「....おやすみ」 何事もなかったかのように、瞳を閉じて寝る体勢に入っていくチャンミンを前にして、こっちは一気に覚醒した。いやいやいや、ちょっと待て....おやすみはないだろ。ていうか、あのチャンミンが、自分からキスなんて.....ヤバ [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 83
  • 「ごちそうさま....」「こんなものしかなくて悪いな。先に風呂入って来いよ、片付けはやるから」食器をキッチンまで運ぼうとしたら、それを遮ってユノが持っていってくれる。あれから外に食べに行く気力もなくて、ユノの家の冷蔵庫に入っていた冷凍ピザと冷凍唐揚げと冷凍パスタといった、何とも不思議な組み合わせの晩御飯をご馳走になった。たまに食べる分はいいけど、ユノは冷凍食品だけで生きているんじゃないだろうか、と心配 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 82
  • キスをしながら、ユノの手が服の上から俺の傷のあたりを這い回る。驚いてたじろぐけど、ユノに覆い被されてるこの体勢では身動きするのも難しい。それに、抵抗しようとも思わなかった。今日あんなことがあって、やけくそになっている訳ではないけど、もうこのまま何もかも忘れてしまいたかった。「...っ.....ユノ....」服の中に入ってきたユノの手が素肌に触れて、さすがに声を上げる。「ん.....」だけど、すぐに何度も何度も重な [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 81
  • 「チャンミン、ごめん」強く抱き締めた身体を離したくなくて、ただ謝る事しか出来ない。「ユノが謝る事じゃない....」チャンミンが、少し驚いたような声で、そう言う。「いや。何でそうなったのか、まだ解らない事だらけだけど、チャンミンを傷付ける事しかしてない。父も、何も知らずに呑気に生きてきた俺も...」悔しくて、悲しくて、切なくて。ずっとこんなに好きだった相手を、今までどんなに苦しめていたのか、再会してから知 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 80
  • 「ほら、これ飲んで温まれ」リビングのソファーにチャンミンを座らせ、温かいお茶を入れて差し出す。「...悪い。もう大丈夫だから」そう言ってカップを受け取ったチャンミンの瞳は、まだどこかうつろで、ぼんやりとしている。「嘘つけ、大丈夫じゃないだろ。悪いなんて思うな、何の為に俺がいるんだよ。それに何があったのか話したくないなら、無理に今日言わなくてもいいんだぞ。チャンミンが落ち着いてからでも...」何があったの [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 79
  • 「遅い」棚の上に置かれたデジタル時計が、七時を表示しているのを見て呟いた。チャンミンが早退したのは一時くらい。学校にいる間に連絡がなかったことが気になってはいたけど、どっちにしてももうすぐ帰ってくるだろうと思ってた。いつもは放課後にクラスメイトと話したりサッカーをしたりして帰ったりするけど、今日はそのまま真っ直ぐにマンションへと戻ってきて。一人で待っていると時間が全然進まなくて....だけどいくらなん [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 78
  • なんで、またユノの父親がここに....。しかもよりにもよって、今日現れるなんて。目の前に病院が見えてきて、乱れる息を無理矢理整える。病院の敷地内に素早く入り、大きな木が立ち並ぶその裏へと身を隠した。駐車場を見ると、さっきの高級車が停車してあり、やはりユノの父親が病院へと入っていくところで、面会者用の入口を開けて、そこで記帳する姿は、慣れた様子だった。....やっぱり、こうして何度もここへ来てるのか。これま [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 77
  • 「チャンミン、帰るのか?大丈夫か?」職員室で担任の前で、苦手な演技で何とか早退の許可を得て教室へ戻ると、シュンが声を掛けてきた。その顔には、明らかに心配の色が浮かんでいて。「大丈夫。少し気分が悪いだけだから....帰って寝てれば治る」俺の過去を唯一知っているシュンには、本当の事を言いたい。でも、まだ何も明らかになっていないのだから、無駄な心配もさせたくなかった。「そうか、分かった。帰ったらゆっくり休め [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 76
  • チャンミンからお父さんに会いに行くと聞いて三日後、早くも問題の水曜日を迎えていた。今朝もチャンミンはいつもと変わらず淡々としていて。「この間の土曜日は楽しかったな。また行こうぜ」「....うん」他愛もないそんな話にも、そう返してくれた。実際に、この間の週末はチャンミンと初めて外でデートが出来て、次の日も家でゆっくり二人で過ごせて嬉しかった。 チャンミンの話を聞いてからは、頭の中でずっと今日の事を考えて [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 75
  • 「で、やっぱりここで寝るのか?」風呂を借りて温もった身体のまま一緒に寝室へと向かい、ベッドに身体を滑らせた途端チャンミンがそう聞いてきた。「当たり前だろ」「わざわざこんな狭いところで寝るのなら、自分の部屋に戻ればいいのに....」ブツブツと文句を言いながらも、壁側にずれて俺が入るスペースを作ってくれるチャンミンが可愛い。触れ合う肩から微かに緊張は伝わってくるけど、たったこれだけでも、ものすごい進歩だ。 [続きを読む]
  • 光と影を抱いて 74
  • 驚いた顔をしたユノを見ながら、部屋の中が再び静寂に包まれた。思えば、自分からユノに父の話をするのは、初めてかもしれない。「本当は、気になってたけど聞けずにいた。チャンミンのお父さんとは、あれ以来会っていないのか?」しばらくして、ユノがそう聞いてきて。「全然会ってない訳じゃない。親戚の家に預けられている時も、ほんの少しだけど来た事もあるし、そこを出て一人暮らしをしたいと言った時も父に会って話した。お [続きを読む]