ごんぎつね さん プロフィール

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ごんぎつねさん: 今日は払えません
ハンドル名ごんぎつね さん
ブログタイトル今日は払えません
ブログURLhttp://ameblo.jp/toberubuta3/
サイト紹介文元経営者。倒産破産リアル夜逃げ。離婚して今は独り絶望&うつ病。狂人日記、いとをかし。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供23回 / 365日(平均0.4回/週) - 参加 2014/03/07 02:26

ごんぎつね さんのブログ記事

  • 長いためらいと束の間のフュージョン
  • 私は開けてはいけない箱を開けてしまった。どうしても欲求を抑えることができなかった。一度でもふたを開いてしまえば中からはそれまで知らずに済んでいたいくつもの混迷が姿を現す。現実と向き合い己の無力さに打ちひしがれ訪れない救済の輪廻に彷徨うことになる。パンドラが覗いた壷からは世界を構成する数多の懊悩が飛び出ししかしその底には希望だけが残ったという。私の開けた箱には何が残り得るだろう。だが私はいつか必ず開 [続きを読む]
  • まだ水もない田で
  • レイテ島海戦。憂いて憂いて。テポドン親子丼。まっすぐな道でさみしければ曲がり角ではなんとする三頭か馬。雪の残る道端アンジェリカうずくまる。すべて捨て力及ばぬ新庄シングルヒット。芽生える花のつぼみ開けば悔しいとあり。自然解凍待てぬならレンジで朕。方程式の上歩いたら集積される焼却炉で松。百済で今今。どうして牛乳割りは生きているのか。鯉の洗い蜆と一緒に煮て台無し。出会いがしらにワカメを貼るか。積年の所在 [続きを読む]
  • ネズミの幸せ
  • 二匹の若いネズミがドングリの実を食べながら将来のことを話しています。「大きくなったら何になりたい?」体の色が黒いネズミが尋ねました。「ぼくかい?ぼくは大きくなったらリスになりたいと思っているよ。」白いネズミがそう答えると、質問をした黒いネズミは言いました。「へえ、キミは夢がないんだなあ。リスなんかになってもつまらないじゃないか。」白いネズミが今度は尋ねました。「じゃあ君が将来なりたいのはなんだい? [続きを読む]
  • とくにおもしろくはない実話
  • いよいよ生活に窮した私は先輩のツテを頼りにアルバイトをすることにした。とはいえ市内では風貌のよく知られた私であるのでかつての顧客や債権者あるいは知人などと遭遇するのを極力避けたいと常々怖れこれまで逡巡していたのだが今回紹介してもらったアルバイトはその心配が無用であるということで伺ってみた。そこは古びた雑居ビルの3階にあり推定50歳くらいのおっさんが営むバーであった。一応面接を受けて問題がなければ今 [続きを読む]
  • なんだよ今日も長えのかよ
  • 掃除をすると気持ちがいい。とか書くことが多いような気がする私はべつに掃除がすきではない。そして不要であるもの要の意味を失ったものたちを処分するとかいう記事を書くことが多い気がする私はべつに断舎利とかよく知らない。ここに引っ越してきたときには・・という話は前に書いたのでカッツ・アイ。トラック数台分を処分してきてようやく部屋にはモノが少なくなった。この3年間で処分したモノはあるときはプライドであったり [続きを読む]
  • タイトルを考えるのがめんどくさいです
  • 雑感、というようなものを書いてみようかと思う。なんで?とかは訊かないでくれたまい。今日の北海道は雪の混じった強風が吹く荒天であった。離れて暮らす私の子供たちは無事に学校に行けただろうか。何の助力もできぬ惨めさに打ちひしがれながらそんなことばかりを考えすべてが白く震えているだけの窓の外を見ていた。無事に帰って来れただろうか。知るすべさえ持てぬ無力感にいたたまれぬ衝動を感じながら気まぐれに怒鳴り散らす [続きを読む]
  • 私が私であるという病
  • 夢を見たのです。私は薬を服用しない場合、キャバクラのセット料金のようにおよそ3時間で目が覚めます。そのまま起きて活動することもあればさらに3時間の延長コースを選択することもままあります。閑散としたどこか海外の空港のロビーにてレイモンド・カーヴァー(村上春樹訳)なんぞを気取って読んでいた私。到着ゲートから団体客がなだれ込み喧騒に包まれると同時に私の読んでいた本は急遽おっぱいだらけのエロ本に変身を始め [続きを読む]
  • ジャスミンティーの余韻
  • こういうことを書くと不快に思う方がいたり軽蔑あるいは憐れみを乞う下卑た野郎と揶揄されるかもしれないけれどこのブログはある意味で私の日記のようなものであったりその時々の心情を綴ったりするものであるつもりなのでまたしてもしでかしてしまった過ちのことを書いておきたいと思います。先日ほんの些細な懊悩から逃避すべく日中に睡眠をとって堅牢な精神状態を回復せんと目論んで睡眠導入剤を一錠飲んだまではよかったのだが [続きを読む]
  • ちぎり絵
  • つめたい空気は低く泳ぐのでひとりの部屋ではぬくもらないのであたたかい空気は高く飛ぶので晴れたら外を眺めるので周りにいつも笑顔があっても満たされないのは知っているのでさみしくなったら来ればいいのでぼくは歌を歌うので春も誘って花を見るので温度のちがうふたつの空気は混ざり合うのが下手なので出会えば涙が落ちるのでぼくはうたを歌うので夏も釣られてたぶん笑うのでいまは傘がみあたらなくても空にはいつか虹が架かる [続きを読む]
  • ダダで捏ねたそうめんをすする
  • 数年前、納棺の席で父の遺骸にすがり付いて泣く姿に女としての母が持つ業の深さを見た幼少期に長男として厳しく育てられた私はとはいえ母にはあたりまえの愛情を注いでもらっていたと思うしかし子供心にいつも感じていたのは母が顔を向けていているのはつねに父に対してであり私という存在は、よき妻として子を養育するべく母が父に差し出していた答案用紙のようなものだったと思うそれを感じ取っていた私は母としてのみの母を求め [続きを読む]
  • 類人猿の目くそと鼻くそ
  • となりの部屋の住人がうるさい。ここに来たときはおっさんのいびきが聞こえてくるほどの壁の薄さに毎日やれやれと思っていたのだけれどそのおっさんはまもなく引っ越したようでしばらくのあいだは空き部屋だったみたいだが去年の秋くらいにいつの間にか誰かが住みついていた。どうやら何かしらの会社の事務所として使われているようすでまったくの無音が続いたかとおもいきや昼夜問わず連日騒がしかったりする。今は風邪をひいてい [続きを読む]
  • 不燃ごみの収集日を控えての意気ごみ
  • 上階の住人がうるさい。午後一時に掃除機をかけるのはいいとして深夜一時にもまた掃除機をかける。しかも毎日。窓を開けて布団やらなんやらの埃を掃っているようだが夜にも窓を開けてバサバサやっている。真冬だというのに。なんとアグレッシブな生活なんだろう。松居一代が住んでるんだろうか。旦那が帰ってこないからイライラしてとか。ボロアパートに住んでいる訳だからしかたのないことだけれどそれにしてもここは壁も薄くて引 [続きを読む]
  • 背負い投げと寝技で出発
  • 勇ましく迎えた新年に風邪をこじらせて寝込みようやく熱が下がったと思えば心にばい菌が感染したようで寝込みそのあとは何だかよくわからないけどどこかがねじれたみたいで寝込み今日やっと謹賀新年と書かれたしめ縄を玄関ドアから外した。とっくに光るのをやめたクリスマスツリーを箱に仕舞った。遅ればせながら2016に参加。いい一年になると決まっている、と自分に加圧。掃除したら出てきた3年前の正月のメモ。もっと働く初 [続きを読む]
  • 獲らぬ狐の皮算用
  • 暮れも差し迫って始めた掃除がどんどん本格的になっていってしまいには今日寝るスペースの確保に困難を極めるほど大掛かりなことに。しかし長いこと汚れていたものが清廉な姿に戻るのは心地よい。日々不具合を感じながらもほったらかしにしていたものが本来の機能を発揮してくれ微細なストレスから開放されるのは望ましい。思えば2年半前のあの日ここに命からがら逃げ込んだときにはまったくの仮設の宿であるつもりで部屋のことな [続きを読む]
  • 猛スピードで和尚は
  • しんしんと、漬物製造会社のような効果音で雪が降り積もる。そのなかを疲れた体で家に帰る。家はがらんとしている。夕方になっても子供たちは帰ってこない。妻も帰ってこない。やがて夜になってしまった。開け放った窓からは物音ひとつしない。時間はいつからか止まったままだ。ようやく私は思い出す。妻と子供たちは家を出て行き、もうここには帰ってこないことを。私には家族がいないことを。そこで目が覚めた。しばらくは呆然と [続きを読む]
  • 狸のつくりばなし
  • ばあちゃんちのとなりにあった古い小屋には木でできたタルがいっぱい並んでてそのなかはどれも野菜が入っていて上に石をおいていた。大根、はくさい、赤いカブ、瓜みたいなきゅうりとか全部ばあちゃんが畑で育てたものばかりでなかでもぼくは枝豆がすきだったからまちきれなくて食べてしまったことがあった。するとそれはびっくりするほどしょっぱくてあわてて水をもらいにいってどうしてか聞いてみるとたくさん塩をかけてしょっぱ [続きを読む]
  • 球体の体積の求めかた
  • しゃぼんだまのなかにはしあわせがつまってるだからふわふわとどこへでもとんでいけるいちどふくらましたしゃぼんだまはこわしたらいかんよとばあちゃんはいったおとなになったぼくはしゃぼんだまのようなひとにこいをしたまるくてきれいなにじいろのこころをもったそのひとはわらうとせかいいちかわいいのだけれどなくとせかいいちかなしそうだったぼくにはそのひとをわらわせてあげることはできてもかなしむのをとめてはあげられ [続きを読む]
  • やめやめ詐欺とやるやる詐欺
  • 外の天気がどうなってるのか皆目わからなかったが部屋の中の掃除が行き届かれていると気持ちがいい。子どもの誕生日にほしいゲームを買ってあげると話していたことを根拠に約束はしてないけど子どもたちが来るのではないかと冷蔵庫もパンパンにして準備オッケー。懸念はもし来なかった場合この食材はどうしたものかなんていらぬキツネの皮算用をしつつ訪れた爽やかな土曜の朝。鼻歌交じりでめざましどようびの占いチェーック!する [続きを読む]
  • 往生際のうっちゃり
  • さみしいの糸に縋ってさみしいの道を辿りさみしいの河に流されそれでもいづれは哀しみも過ちも海に濯ぐものと時間を頼ってもやがて漂着した沼の波立たぬ水面に焦燥を投げ入れて叫ぶでもなし足掻くでもなし熱を奪われ滞留するありさま。ならば泳げばいいのだ。古式遠泳法を用いて、あるいはバタフライでも。北海のトドの異名は伊達ではあるまいに。イタリアのスーツ。また今日もくだらないことを書いている。しかたがない、おれの人 [続きを読む]
  • はじめの三歩
  • 舗道の上で西日に向かって正座していると8分ほど前に太陽を出発したオナニーが瞳孔に突き刺さるので瞼という開閉装置を駆使して遮断に成功しその姿は瞑想に耽る禅僧のようで荘厳な心境に至りドラッグストアーでドラッグーやスーパーなアレを所望するべく胃腸が敷き詰めた黄金の絨毯を実しやかに踏んでみれば日頃は慇懃にしか感じられぬ暗雲もその直上には晴れた宇宙が広がっていると悟り快哉。すれ違う中学生。お年玉入ったらサー [続きを読む]
  • かたじけない秋
  • 風の冷たくなった山も、沈む夕日を映す海も季節が伴ってくる憂いのせいで充血しているわけで枯れた葉を踏まないように気をつけて歩いているけれども周りを取り囲まれて三歩歩まずぬかるみの上。雨に濡れても、風に揺れても、眩しくてうつむいても、晴れた空見上げても何をしていてもどうせ君のいない世界は、ただ滲んでいる。あともう少し、あと一日と、自分をささやかに生かすだけで本当は岩屋から出られぬ山椒魚のようだ。動けな [続きを読む]
  • 忘れることが下手な熊の場合
  • 一昨年の冬から熊はずっと冬眠していた。狭くて暗い穴ぐらのなかで、今日こそは外に出てドングリを食べたり毛ヅヤのいいメスと交尾に勤しんだりしたいと思うものの結局はあきらめて引きこもるという毎日をもう2年も繰り返していた。そんなことをしているうちに、今年ももう川を登る鮭や、蜂の繁殖、そしてドングリの季節は過ぎてしまった。これでまた来年の春まで冬眠を続けるしかない。熊はため息をついた。一昨年までは冬眠から [続きを読む]
  • 案ずるより横山やすし
  • ひさしぶりに晴れたから窓を開けて洗濯物を干しているとどうやらいつのまにか部屋の換気口にスズメが巣を作ったようで何度も忙しく出かけては虫をくわえて帰ってくる。中には雛が何羽かいるらしくて母スズメが帰ってくると一斉に鳴きはじめる。たぶん、はらへったー!かあちゃーん!めしー!めしくれー!、と言っているんだろう。出かけると静かになる。たぶん、かーちゃんいってくるからしずかにしないとおばけくるよ!って言われ [続きを読む]
  • コンクリートの森で
  • フクロウよきいてくれわたしはいとしきひとのためにもっともよいやりかたをしらないわたしはいとしきひとのためにもっともただしくえらべないフクロウよまってくれいとしきこころがふそくならいとしきこころをまなびたいいのちをけずればたりるならなにものこさずささげたいフクロウよないてくれぎんのしずくをぎんのしずくをいとしきひとにあたえてくれフクロウよとんでくれわたしのかわりにわたしのかわりにいとしきひとにとどけ [続きを読む]