MHotta さん プロフィール

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MHottaさん: Quantum Universe
ハンドル名MHotta さん
ブログタイトルQuantum Universe
ブログURLhttp://mhotta.hatenablog.com/
サイト紹介文量子情報物理学を中心とした話題で、気が向いたときに更新。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供5回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2014/03/10 08:26

MHotta さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • アインシュタインのタイポ
  •  今回の英国出張で最後の訪問地はノッティンガム大学。セミナーを行うために、友人のヨルマ・ルーコさんとシルケ・ワインファートナーさんの研究室へ。   そのときにヨルマさんが見学させてくれたのが、1930年6月6日に英国のドイツ協会が開催した講演会でアルバート・アインシュタインがドイツ語で書いたこの板書。一般人向けだったらしく、数式も少ないものになっている。ただ面白いのは、デカルトの名前のスペルが [続きを読む]
  • ニュートン、マクスウェル、ホーキング
  •  いまイギリスに来ている。9日間という短い期間に、ロンドン、ケンブリッジ、ノッティンガムを回る強行軍の出張だ。 最初のロンドンでは、ここの学術査読雑誌のEditorial Boardをしている関係で英国王立協会を訪問。ここはイギリスの科学の長い歴史が詰まっている場所でもある。  アイザック・ニュートンもかつてここの協会長をしていた。1703年から1727年の間勤めていたらしい。いろいろある貴重な資料の中から [続きを読む]
  • エントロピック重力理論
  • 最近、オランダのエリック・フェアリンデさんが提案したエントロピック重力理論が世間で注目を集めている。これはオランダの観測グループが銀河による弱い重力レンズの効果を使って彼の理論の検証を行い、データと整合したという論文を出したからだ。フェアリンデさんは、長距離では重力の強さが変化して、みかけ上暗黒物質(ダークマター)があるように振る舞うという主張をしていたため、観測と矛盾しないという観測結果からダー [続きを読む]
  • 量子論で、自分の脳を自分で観測するということ。
  • コペンハーゲン解釈では、測定者と測定対象の量子系を「合理的に」分離できたときに初めて、量子力学は使える形で定式化されていると、これまで説明してきた。(下記まとめを参照。http://togetter.com/li/758266)例えば図1は1つの量子的なスピン系を外部観測者が測定をする設定であるが、これは合理的分離が実現している典型例である。しかし自分の脳を、いろいろな機器を用いて「自分自身で」モニターする場合は、この合 [続きを読む]
  • 【量子とドクターY】 (出会い編)
  • その頃、病理医のY氏は、多忙をきわめていた。いつもの業務に加えて、新しい研究を立ち上げ、それをもとに論文を書くつもりだった。その日も、実験に協力してくれるアルバイトに集まってもらい、あるテーマに沿ったデータを彼らから収集するはずだった。身長、体重、そして血圧の高いほうの値だけを調べれば、今回の研究で知りたいことは十分な精度で確定する。そこでY氏は、この3つの数値を体の状態と呼ぶことにし、順番に測る [続きを読む]
  • ペリメータ理論物理学研究所でのウンルーさんの古稀祝い
  • 昨日までカナダのペリメータ理論物理学研究所でウンルーさんの70歳を祝う国際会議があった。彼の人柄もあって、大変暖かい集まりになった。初日の最初の講演は、一般相対論の教科書でもお馴染みのワルド(Robert Wald)さん。タイトルは”Information Loss”でブラックホール蒸発における情報喪失問題の状況を概観する内容。ホーキングが最初に言った半古典的理論での情報喪失過程に対して、近年異なる可能性がいろ [続きを読む]
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