aki さん プロフィール

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akiさん: パドヴァのとっておき
ハンドル名aki さん
ブログタイトルパドヴァのとっておき
ブログURLhttp://violamasako.blog83.fc2.com/
サイト紹介文北イタリアヴェネト州パドヴァより。ヴェネツィアだけではないヴェネトの食と生活を季節に沿って綴ります。
自由文地域限定、美味しい情報満載。たまに子供のこと。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2014/03/24 13:11

aki さんのブログ記事

  • アマルフィのレモンを訪ねる
  • 数年前に訪れたアマルフィのレモン農家を再訪。訪れたのは、この地でレモン生産農家を束ねている、コスティエラグルーミ (Costieragrumi)。この会社を引っ張るのが、同地で有名なお菓子職人を従兄弟に持つ、カルロ氏。久しぶりに戻った作業場は、前と変わらず…以前にも増して活気のある現場。たくさんの人が鮮やかな黄色いレモンの選別、箱詰め、運送…と忙しく働いている。この時期は生産量が年間で最も多い時期なので、多忙な毎 [続きを読む]
  • リーズィ・エ・ビーズィ(Risi e Bisi)
  • 初夏のヴェネト料理のひとつがこの一皿。「リーズィ」はヴェネト弁で「リーゾ=米」、「ビーズィ」は同じく訛りが入った呼び方で「ピゼッリ=えんどう豆(グリンピース)」のことを指す。だから、この皿の日本語名は「米とえんどう豆」。つまりは、えんどう豆のリゾットのこと。5月後半から6月初旬にかけては、ピゼッリの露地物が出回るようになる。もっと早い春先から、メルカートでは鞘付きの生ピゼッリが店頭に並ぶようにはなる [続きを読む]
  • バドエーレのアンティーク市
  • 大好きなアンティーク市。日曜となると、どこかの町で必ず開かれているので、時間があるときは散歩がてらに出かけたりしている。毎月第1日曜に開かれているのは、トレヴィーゾ県のモルガーノ市バドエーレという町のアンティーク市。小さな町ではあるが、町の中心の広場が、非常に特徴的。半円を囲むように造られた建物の中心が広場になっていて、そこで様々なイベントなども開催される。毎月開催のアンティーク市もここで。ここ、 [続きを読む]
  • モエーケを食べる
  • モエーケとは、ヴェネツィアのラグーナ(潟)で採れる脱皮ガニのこと。季節が非常に限られていて、春先の2週間ほど、もしくは秋口にそれにお目にかかることができる。とても高価なものなのだが、それもそのはず。朝に脱皮したものしか、モエーケとして扱うことができないから。市場では、生きたままを1kg60ユーロなんて高額な価格がつくこともある。なので、レストランで「モエーケがある」と勧められて食べるのはいいが、結構その [続きを読む]
  • バドエーレ産アスパラガス I.G.P.
  • ヴェネトの春はアスパラのシーズンが真っ盛り。有名なものは、先日も触れた、バッサーノ産白アスパラDOP。だが、その他にもヴェネト州内にはアスパラの有名産地がいくつもある。そのうちのひとつが、トレヴィーゾ県のバドエーレ・ディ・モルガーノ (Badoere di Morgano) を中心とした地区。「バドエーレ産アスパラガス (Asparago di Badoere I.G.P.)」の生産地区だ。この土地は、シーレとドーゼという2つの清流からなる土地。私の [続きを読む]
  • バッサーノのホワイトアスパラ
  • またこの季節が巡ってきた。農産物の品質表示としてヨーロッパ基準となる、生産地呼称の最高値であるD.O.P.を冠することのできる野菜というのは、イタリア国内でもそう多くはないのだが、アスパラのなかでは唯一それを冠しているのが、バッサーノ産白アスパラだ。収穫時期は3月19日のサン・ジュセッペの日から6月13日のサンタントニオの日まで、という規定がある。もちろんその時期を外しても収穫・出荷はできるのだが、D.O.P.マー [続きを読む]
  • 伝統守るプロセッコのカンティーナ『グレゴレット (Gregoletto)』
  • 先日訪れたプロセッコの生産者、グレゴレット。1600年から続く家族経営のカンティーナ。グレゴレット家全ての関係者がこのカンティーナを支えている、古くて温かく、そして非常に質のよいワインをつくる。訪問時にも顔を出してくださった、90歳のルイジ・グレゴレット氏は、2016年にFIVI (Federazione Italiana Vignaioli indipendenti) の”今年の優秀ブドウ栽培者 (Vignaiolo dell’anno) ”に選ばれた人物でもあり、現役。生産 [続きを読む]
  • ボッリート(茹で肉)専門店『ダ・ジョヴァンニ (Da Giovanni) 』
  • パドヴァの飲食店のなかで私の超お気に入りの一店。特徴は、ボッリートと呼ばれる、肉のいろいろな種類と部位を茹でたものがカレッロ(ワゴン)で運ばれるスタイルをとっている。店の歴史は1949年。オステリアとして生まれたのだが、現在では、このカレッロで運ばれるボッリートがこの店の看板となっている。訪れる100%の客は、この肉を目当てにやって来る。テーブルに着くと、まず初めに運ばれてくるのが、このバター。これも名物 [続きを読む]
  • 素敵な空間『イ・サーヴィ』
  • 私が日頃からお世話になっているラディッキオの農家の地域、つまりはトレヴィーゾ県とヴェネツィア県の境目くらいの郊外。ここで数年前から機会があれば通っている気に入りの店がある。『I Savi (イ・サーヴィ) 』というこの店は、周囲はほんとに何にもなくて、道を走っていても気づかないかもしれない。ちょっと奥まったところに、しかしながら畑の真ん中にある一軒家レストラン。古い建物をレストランに改造したもので、高い天井 [続きを読む]
  • メルカートは春の装い
  • この時期のメルカートはまた季節の変わり目を感じるとき。冬の野菜と春先の野菜が混在する。目立つのは、春の野草類。日本でいう春の山菜みたいに、春先のほろ苦い野草があちこちで見られるとき。本来ならば、そこら辺りの原っぱににょきにょき出ているのを摘んでくればいいんだけれど、栽培ものがきれいに束になっているのを市場で買うのが、私なんかは一般的かなー。これは、おなじみのブルスカンドリ。ホップの新芽。隣に並んで [続きを読む]
  • パドヴァの骨董市散策
  • 毎月第三日曜に開かれるパドヴァのアンティーク市。春先の日曜日は、街を歩くにはちょうどよく、それがまたちょうどいい散歩コースになるのが、この骨董市。ということもあり、日曜の夕方に出かけたら、結構な人出。ヨーロッパでロシアの赤の広場に続く2番目に大きい広場といわれているプラート・デッラ・ヴァッレ。楕円形のこの広場をぐるりと囲むようにして露店が出店している。出店するのは、絵画、書籍、衣類、銀製品、工具、 [続きを読む]
  • ヴィツェンツァにて料理レッスン
  • 私個人の活動のベースとして続けている、地元マンマの料理レッスン。今回は少々イレギュラーにて、私の主催するものではないものの、個人レッスンにおつきあいする機会を得て、お客様をお連れすることに。場所はヴィツェンツァの中心地にほど近い場所で料理サロンを主宰されている、ペルラさん。恰幅のよいシニョーラだ。ヴェネト料理というテーマで実は行くまでメニューさえも知らされずに伺ってしまったのだが…そういえば、こん [続きを読む]
  • 地元種ブドウからつくる特別リキュール Gambrinus(ガンブリヌス)
  • トレヴィーゾの郊外、サン・ポーロ・ディ・ピアーヴェ (San Polo di Piave) という場所にある、カンティーナ。地名通りにこの辺りは、ピアーヴェ川によって作られた土壌。この地に1958年より代々続く家系にて、現在はワインの醸造、それをベースとしたリキュールを主な生産物ている一家で経営している。彼らの敷地は自然公園として、州から認可を受けつつ、敷地内にある古くからの建物は、ロカンダ(宿泊施設)とレストラン・オス [続きを読む]
  • SIGEP2017 ジェラート・菓子・パン製造業展示会
  • ここ数年ほど恒例の仕事となっている、毎年1月中旬にリミニにて開催されるジェラート・菓子・パン・コーヒー業界の展示会であるSIGEP(シジェップ)を今年も訪れた。今年38回目を数える同展示会は、一層の規模を拡大し、今年の出店者数1250社、来場者数は約208,472人。国外からの来場者は170カ国から41,827人とされ、昨年比+29%なのだそうだ。この展示会をみると、特にジェラート業界に関わるブースが大半を占め、イタリアという国 [続きを読む]
  • エピファニアはベファーナの日
  • ナターレシーズン終了!1月6日のエピファニア(公現祭)で、12月8日のインマコラータ・コンチャツィオーネ(無原罪の御宿り)から始まったナターレシーズンの幕を下ろした。華やいだ街中もこの日をもって、いつもの日常に戻る。ただし、1月6日には、ベファーナ(老婆)がやってきて、それにちなんだイベントが開催されるので、恒例行事として楽しみに出かける。ベファーナとは、12月25日にジェスー(イエス・キリスト)が降誕した [続きを読む]
  • レナート・ボスコの発酵ピッツァ
  • 発酵ピッツァ、なんて言葉はおかしい。ピッツァは発酵させるものだから。でも、ここで食べる、コレは、決してピッツァではない。かくしてパンでもない。フォカッチャとも違う。発酵生地のスペチャリテ。今や研究者とも呼ばれている。ヴェローナ県下の小さな町にある彼の店は「Saporè(サポレー)」。平日の昼食なのに、最低2回転はする繁盛ぶり。それも、彼の織り出す発酵生地メニューをいただくため。客層もいい感じ。たくさん [続きを読む]
  • パドヴァの街のナターレ
  • 毎年この時期になると、街の景色が一変する。12月8日の無原罪の御宿りの日から、カトリックの本来の意味のナターレがスタート。その日を待っていたかのように、街中はメルカティーノ(クリスマスマーケット)でキラキラとした雰囲気となる。ナターレ用に家族や知人へと渡すプレゼントを購入する買い物客で人々が行き交い、街が一層と華やかになる時期。冬の寒さで空気がピンと張り詰めたようになりながらも、明るい雰囲気となるの [続きを読む]
  • チーズの会『ONAF(オナフ)』の年末決起集会
  • 私の所属している、チーズ鑑定士協会『ONAF(オナフ)』という会がある。イタリア各地に支部を持つ、チーズの専門家とそれに続くチーズの鑑定士の資格を有する人たちとで構成されている。私はこの会のヴェネツィア、トラヴィーゾ、パドヴァに所属していて、不定期ではあるが、彼らが企画・主催するチーズをテーマにした活動に参加している。この日は、ヴェネツィア支部の責任者である、マウリツィオ氏による企画。同じくメンバーであ [続きを読む]
  • ブドウの樹の冬支度
  • 今年の夏頃に偶然に訪れた、フリウリのカンティーナ『Venchiarezza (ヴェンキアレッツァ)』。その時に試飲させていただいたワインの印象と、それを作る若い醸造家、ルカ・カポララーレ (Luca Caporale) 氏の情熱と人柄がとても印象深くて、その後も何度か連絡を交わしていた。ひょっこりと時間が空いた1日を、久しぶりにカンティーナを訪れることにした。朝晩が急激に気温の下がるこの季節特有の、辺り一面霧で真っ白な高速道路を [続きを読む]
  • パネットーネとリエーヴィト・マードレ(天然生酵母)
  • イタリアのナターレといえば、パネットーネ。毎年なんだか幾つものパネットーネを食べる機会に有難くも恵まれるため、この時期の体重増加は、ほんとに悩みのタネ。でも、これは私だけの問題ではなくて、世間一般的にそういう流れ…だから仕方がない…のかな(?!)さてさて、いつもお世話になっている、マンマの主宰する料理サロンにて、スーパー菓子職人のパネットーネレッスンに参加した。講師はアルマンド・パルミエーリ(Arman [続きを読む]