不良老人(50代カップル) さん プロフィール

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不良老人(50代カップル)さん: 黄昏時、西の紅色空に浮かぶ三日月
ハンドル名不良老人(50代カップル) さん
ブログタイトル黄昏時、西の紅色空に浮かぶ三日月
ブログURLhttp://eternal19620823.blog.fc2.com/
サイト紹介文黄昏時に至った不良老人(50代カップル)の生き様
自由文若いうちなら未だしも、50歳を過ぎた今でも、二人で一緒なら何でも好きなことができるのです。
否、50歳を過ぎたからこそ、私達は籠を飛び出して自由な大空へ羽ばたけるのだと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供167回 / 365日(平均3.2回/週) - 参加 2014/03/27 01:20

不良老人(50代カップル) さんのブログ記事

  • 紅殻格子の日記(173)  『野良猫』 第六章
  • 紅殻格子の日記(173)  『野良猫』 第六章それは七年前のことになる。久しぶりに街で再会した中学校の同級生からの誘いを断れず、麻美は週末にセッティングされた合コンに出るはめに陥った。昔から他人とは群れず、友達など吐き気がするほど嫌いな麻美だったが、高校を中退した自分が正業に就いていることを、少しは自慢したい気持ちがあったのかもしれない。処女は十五歳の春に捨てた。相手は碌でもない暴走族の男だった。 [続きを読む]
  • 贅沢な晩酌…美月
  • 東浪見で過ごす休日は、都会の何倍も充実してる。晩酌を楽しむ為に何時間もかけ、店を梯子してまで、最高の酒の肴を求めて歩く。…とはいえ、食材はいつも同じようなものばかりで、野菜中心というより、野菜オンリーに近いなぁ・・・。今の季節は、枝豆、トウモロコシ(先生と私の大好物)とキュウリにトマト。ドライ納豆は平日の晩酌のお伴になるし、久留里にある紀平豆腐店の豆腐は、腰のしっかりした、味の濃い昔ながらの豆腐で [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 夏休みを迎えた子供達に手を引かれ、仕方なく出かける親御さんを尻目に私は優雅なひと時を過ごす。…といかないのが、朝の行楽列車です。何処までも南に下れば青い海に着くのだから混み合うのは仕方ないけどね。でも、子育てを終えた五十女に、週末を待ち焦がれる今があることが嬉しいなぁ。人の死に寄り添う仕事に慣れてはいけないと、毎朝、車のエンジンをかける時に自分に言って聞かせる。一人一人の生涯が違うように、亡き人に [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 夏休みを迎えた子供達に手を引かれ、仕方なく出かける親御さんを尻目に私は優雅なひと時を過ごす。…といかないのが、朝の行楽列車です。何処までも南に下れば青い海に着くのだから混み合うのは仕方ないけどね。でも、子育てを終えた五十女に、週末を待ち焦がれる今があることが嬉しいなぁ。人の死に寄り添う仕事に慣れてはいけないと、毎朝、車のエンジンをかける時に自分に言って聞かせる。一人一人の生涯が違うように、亡き人に [続きを読む]
  • 暑い暑い…美月
  • 七月も半ばを過ぎると、さすがに暑さも増してくるよね。毎日、車に乗って仕事をしているけど、炎天下で働く人は本当に大変だと思う。今日、昔の仕事仲間が汗びっしょりで働く姿を遠くから見た。あまりに暑くて声をかける気にもならなかったけど、私も二年前まで出来ていたんだけどね・・・。だけど、今さら肉体労働は出来ないなぁ(^^;)昔も今も、暑さ、寒さが厳しい折には、先生が心配してくれる。強風、雷、気候に合わせて、かけ [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(171)  夕涼み
  • 紅殻格子の日記(171)  夕涼み猛暑が続く日中ですが、夕暮れになると少し涼やかな風に変わります。窓を開けて暮れゆく空を一時間ほど眺めていました。照明もテレビも消して、ただぼんやりと夜の帳が下りるまで。考えてみると、ぼんやりと何もせずに過ごすことなどなくなってしまいましたね。昭和の時代にはエアコンもなかったので、縁台に腰掛けてよく夕涼みをしたものです。熱いアスファルトに打ち水をすると、独特の夏の匂 [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 連休初日ともなると、若い人達が車内に彩りを添えています。混み合いながらも、いつもの土曜日より静かに感じるのは、若者の方が車内マナーができているということでしょうかね(^^)イヤホンから音が漏れて気付かぬ若者を注意する年配者もいますが、どうでもよい話で集団的騒音を出している自分達のことが理解できないのは如何なものかと…???余談ではありますが、子供達が言うことを聞かない悪い子になりかかると、私は決まって [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(170)  『野良猫』 第五章
  • 紅殻格子の日記(170)  『野良猫』 第五章麻美が自宅のマンションに着くと、珍しく夫の藤野勇樹が既に帰宅していた。勇樹は三十七歳、財閥系銀行の本店営業部で上席調査役を務めている。「遅かったじゃないか」「うん、昔の女友達と久しぶりに女子会で盛り上がってね。もう夕食は済ませたの?」「ああ、帰る途中、駅前の立ち食い蕎麦屋で済ませてきた」「ごめんなさい」「構わないよ。明日は取引先で資金調達のコンペがある [続きを読む]
  • 縁は異なもの味なもの(後編)…美月
  • 千葉県市原市にある養老渓谷から梅ヶ瀬渓谷に向かう途中に梅ヶ瀬茶屋駐車場がある。紅葉の頃なら色とりどりの車で賑わう駐車場も、季節外れともなると鳥の囀りが耳元で聞こえるほど長閑な田舎暮らしです。仕切りのないに駐車場に車を止めて観光案内板を見ながら恒例の写真を撮る。花とおじさん、キリスト看板、犬のフン禁止板、おもしろネタシリーズと中年カップルでありながら写真を撮る楽しみに事欠かないのは幸せなことだよね。 [続きを読む]
  • 縁は異なもの味なもの(前編)…美月
  • 先生も書いてくれたけれど、本当に様々な出会いがあったなぁ・・・。おサルのお尻は赤かったし、子鹿のバンビちゃんの背中の斑点は純潔の象徴のように輝いていた。久留里駅前で水を汲む怪しい男女は、「神秘の水 月のしずく」というブランド水のペットボトルを大量に持ってきていたんだけどね。一本だけでも怪しいボトル…(^^ゞそもそも「神秘の水」と書いていること自体、怪しい匂いがプンプンするけれど、そんな高価な水の空ボ [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(169)  出逢い
  • 紅殻格子の日記(169)  出逢い今週の土日はいつもの通り、美月と東浪見でのんびりと過ごす予定でした。しかしいろいろな出逢いが多過ぎて、逆に頭をフル回転させなければならなくなった次第です。その詳細については美月がしっかりと書いてくれると思います。水汲み詐欺師に始まり、房総半島の林道を真っ赤なスカイラインで突っ走り、野生の猿や鹿を轢きそうになったり、山奥の感動秘話に涙したり、真夏の虫取り少年に戻った [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 空一面薄曇りの朝、電車内も多少どんよりしているけれど、自らの意思で出かける人はハッキリとわかる。行きたくないのになぁ〜と、仕方なくスケジュールに引きづられる人にとって、雨は憂鬱な気分を高めるにはもってこいの材料だけど、雨を待つ人も多い季節、譲り合いの気持ちが大切ですね。毎日、遺影に手を合わせる仕事をしていると、当たり前の毎日ないのだとつくづく感じます。だからこそ、やりたい事をやれ!心残りの数を減ら [続きを読む]
  • 毎日、毎日…美月
  • 空一面薄曇りの朝、電車内も多少どんよりしているけれど、自らの意思で出かける人はハッキリとわかる。行きたくないのになぁ〜と、仕方なくスケジュールに引きづられる人にとって、雨は憂鬱な気分を高めるにはもってこいの材料だけど、雨を待つ人も多い季節、譲り合いの気持ちが大切ですね。毎日、遺影に手を合わせる仕事をしていると、当たり前の毎日ないのだとつくづく感じます。だからこそ、やりたい事をやれ!心残りの数を減ら [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 昨日の悲しい知らせが幻のように電車内は混み合っています。明日は天気が悪いと早くから予報が出ていたので、空に合わせて出かける人が多いのかもしれない。昨日の訃報は衝撃的だった。34歳の若さでお亡くなりになった小林麻央さんの生前の様子は、時折、テレビで観ていたけれど、深く立ち入ることが怖くて…。先生からもらったメールに彼女のことが書かれていたこともあったけど返事は書かずのままにしていた。私は愛する人を失う [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(168)  第三の人生
  • 紅殻格子の日記(168)  第三の人生人生は、そのライフスタイルから大きく三つに分類できると思います。一つ目は生まれてから家庭を持つまでの期間、二つ目はそこから子供が自立するまで期間、三つ目はそこから死ぬまでの期間です。与えられる期間、与える期間、そして生き物としての義務から解き放たれた期間です。最近は終活期などと話題になっていますが、それは死に方の問題であって、家族や会社と言う社会集団のしがらみ [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(167)  『野良猫』 第四章
  • 紅殻格子の日記(167)  『野良猫』 第四章艶っぽい瞳で麻美に見つめられた男は、青ざめた顔をして頻りに時計を気にした。「さて、そろそろ帰らないといけないな」話を早く切り上げたい男は、麻美を無視してあたふたと身支度を整え始めた。もうこの男は二度と麻美に近づこうとはしないだろう。もちろん麻美自身がそう仕向けたのだが、器が小鉢ほどの男達への苛立ちが改めてこみ上げてきた。場末のラブホテル前で別れた麻美は [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 今日はスカイライン点検の為、都会で遊びます。車がある日、炎天下に猛暑、梅雨のジトジトもあれば稲妻炸裂雷雨と、まあ、どんな時も遊びます。多少の体調悪さなど出かけているうちに治す覚悟があればこそ、大学生の講義出席率を遥かに超えて会いにいけるところが凄い。まあ、大人ですから、やる時はやります(^^)でもね、こうして毎週のように出かける予定があるから健康でいられているのかもしれませんね。現に先生と喧嘩をすると [続きを読む]
  • 好きになったら・・・美月
  • 未来を夢見ることが、こんなに幸せなことだと思うことがなかった。この先の人生を読むことはあっても、それは失敗をすまいとする回避術でしかなかった。でも、失敗をした。結婚という制度が不似合いな二人だったのかもしれない。夫と妻という役割は破綻し、家に着く猫のような「嫁」という立場からも解放されつつある。「子は鎹」というけれど、子供によって現在の私の立ち位置があり、それが自分の望むベストな形ではないことはわ [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(166)  我が愛する東浪見(とらみ)
  • 紅殻格子の日記(166)  我が愛する東浪見(とらみ)千葉県一宮町は、外房九十九里浜の南端に位置しています。その一宮町でも最も南端、九十九里浜の終わりに東浪見という地域があります。千葉県の難読駅名でも東浪見は酒々井(しすい)と並んで有名です。その東浪見にある釣ヶ崎海岸が、2020年東京オリンピック・パラリンピックの新種目であるサーフィンの会場となることが決まりました。そのため最近は国際大会も含めてサー [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 今週末は東浪見で過ごします。朝、目覚めると太陽が眩しくて、嫌いな朝も明るくなります。先生と過ごした夏の思い出は沢山あるけれど、東浪見の海岸で夕陽を見ながらビールを飲んでいる時間は、何度繰り返して幸福を感じます。この幸せがいつまでも続きますように…と願えることがある。それが一番幸せことではないかなと思うんだよね。そう思えるのも先生のおかげです(^^)現役警察官が家族を殺してしまった事件で、ご近所さんが口 [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(165)  『野良猫』 第三章
  • 紅殻格子の日記(165)  『野良猫』 第三章程度の差こそあれ、今までに出逢った男達は麻美にしつこくつきまとった。昨年、麻美が資産家の老人と一夜を共にした時、若い頃のソフィア・ローレンに似ていると言われた。後にネットで調べてみると、確かにイタリアの大女優と麻美はどこか似た容貌をしていた。野生的で彫りの深い顔立ち、逞しいほどのグラマラスな肢体、それでいてどこか男を寄せつけない孤高な表情――そのアンバ [続きを読む]
  • 逢瀬に向かう車窓から…美月
  • 今日は同じ千葉県でも佐倉市にある国立歴史博物館に出かけてきます。つい先日のこと、先生が三味線の音色はいいなぁ〜と言っていたので、遠い三味線の記憶から、何故か昔あった見世物小屋に辿り着き、あれこれと調べていくうちに国立歴史博物館にて当時の看板など展示していることを知った。これこそまさにネットサーフィンだねぇ(^ ^)先生に伝えたら「面白そうだね、行ってみよう」と快いお返事がもらえたので、本日連れて行って [続きを読む]
  • 親不孝じゃないよね・・・美月
  • 今日は隣組のお宅の息子さんのお通夜に参列した。38歳という若さで大腸がんを患い、わずか4か月で亡くなってしまった。私は彼にあったことはないけれど、息子さんの話はお母さんから聞いたことがある。前月、別のお宅で葬儀があった時、私の車に乗り、葬儀場に向かった道々で一言も息子さんの話は出なかった。それよりも、もう一人の同乗者のお母様が、そろそろ危ないと聞いて心配してくれていたのに・・・。皆さんがお帰りにな [続きを読む]
  • 紅殻格子の日記(164)  小さな幸せの積み重ね
  • 紅殻格子の日記(164)  小さな幸せの積み重ね 人間は幸せな記憶よりも、厭なことや辛いことを深く心に刻むのかもしれません。不幸な思い出はピンポイントであれこれ思い出せるのですが、幸せの記憶はどこか漠然としていて、その一つ一つの細かい思い出まで辿り着くことができません。幸福と不幸がフィフティ・フィフティで存在すると考えれば、それはきっと記憶に残らないほどの小さな幸せがたくさんあるのだろうと思います [続きを読む]