みく さん プロフィール

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みくさん: 場面緘黙について考える−備忘録−
ハンドル名みく さん
ブログタイトル場面緘黙について考える−備忘録−
ブログURLhttp://smnotes.com/
サイト紹介文イギリスから場面緘黙についての考察や情報を発信してます。
自由文イギリス在住の元緘黙児の母親です。息子の支援を通して体験したことや学んだこと、場面緘黙についての考察、支援団体SMIRAの情報、日々の想いなどを綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2014/03/28 08:51

みく さんのブログ記事

  • 抑制的気質とHSP(その4)− ASD児の共感力
  • イギリスでは1週間ほど最高気温が30度近くまで上がる真夏日が続き、先週の水曜日はなんと34度に!6月にこれほど気温があがったのは40年ぶりだそうです。この日は電車とバスを乗り継いでちょっと遠出をしたのですが、痛いくらいの陽射しと熱風にもうぐったり。こちらの公共交通機関にはエアコンなどついてないので(学校はエアコンどころか扇風機もなく、先日アイスを配ってました〜)、夕方になるとドドっと疲れてしまっていました [続きを読む]
  • ジャコメッティ展と足元のアート
  • 先々週、ハーフタームの中休みがあったので、友達とテートモダン美術館にアルベルト・ジャコメッティ(1901-1966年)展を観に行ってきました。スイス生まれのジャコメッティは、20世紀を代表する彫刻家のひとり。針金のように細長い人物像は、ひと目見ただけで彼の作品と解る独創的な造形です。  入口の壁に投射された展示会のロゴデザイン。右は以前撮影した常設展示の作品ジャコメッティは1920年代半ばにパリにアトリエを構え [続きを読む]
  • バラの季節がめぐってきました
  • ここ3週間あまり、マンチェスターとロンドンのテロ事件で、イギリスは騒然としています。テロリスト達の年齢が20、30代と若く、しかも英国籍を持つ移民2世が多いこと、若者や女性をターゲットにしたことなど、考えると気が滅入るばかり…。気候も晴天が続いた後に急に寒くなり、夜間はまた冷え込むようになりました。我が家は郊外にありますが、主人はロンドン中心地で働いているし、私達も地下鉄で気軽に街に出られる距離。たまた [続きを読む]
  • 感覚過敏について−抑制的気質とHSP(その1&2の追記)
  • 昨夜、今月(何日か不明)『あさイチ』で放送された「シリーズ発達障害」を動画サイトで偶然発見・視聴しました。番組では感覚過敏についてかなり突っ込んだ調査を行い、本人にはどう見えているか・聞こえているかを映像化。発達障害を持つ大人が増えてきたため、その実情がどんどん解明されてきているようです。で、今朝チェックしてみたら、その動画は既に消されてなくなっていました〜。なので、覚えていることだけ書き留めてお [続きを読む]
  • 抑制的気質とHSP(その3)共感力ってなに?
  • エレイン・アーロン博士の著書『ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ(Highly Sensitive Person)』が2000年に翻訳出版され、日本でもHSPという言葉が広く知られるようになりました(詳しくは『抑制的気質とHSP(その1)』をご参照ください)。タイトルを直訳すると「とても繊細な人」ですが、ただ感覚が繊細なだけではHSPではないのです。HSPの4つの特性は:D 「深く処理する」O「過剰に刺激を受けやすい」E 「感情 [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳(その11)自宅での様子
  • PCのファイルを整理していたら、懐かしい映像が出てきました。確か、2005年の夏に窓の修理をしたときのものだったと思います。当時、5歳くらい(5歳の誕生日前か後か不明)だった息子は、ビデオカメラで色々撮影するのが大好きでした。この時は居間の古いサッシュウインドー(うちは100年位前のエドワード王朝時代に建てられたテラスドハウスです)を修復していて、床やソファはダストシートで覆われ、修理機器やら掃除機がどーん [続きを読む]
  • 抑制的気質とHSP(その2)
  • かなり時間が経ってしまったのですが、3月9日に投稿した『抑制的気質とHSP(その1)』の続きです。まずは感覚過敏についての続きを。ここ5年間ほどASDの子どもやティーンと関わってみて、彼らは感覚過敏によって受ける不快感(刺激)を統制する機能が弱いというか、いわゆる健常児に比べると、不安や感情のコントロールがより難しいように感じます。例えば、息子が小さかった頃に室内遊技場に連れて行くと、初めての時は1時間くらい [続きを読む]
  • ナターシャ・デールさんの緘黙克服(その2)
  • 遅くなりましたが、ナターシャさんの講演の続きです。実は、ナターシャさんがスピーチしている間、昨年のコンファレンスの講演者でSLTのリビー・ヒルさんが傍でずっと見守っていました。それで、リビーさんの支援を受けてるんだなと思ったんですが、彼女の話しの中には出てこず…。また、18歳でカレッジに進学したことが緘黙を克服のきっかけとなったということでしたが、どんな支援を受けたのかイマイチ不明確…。この辺りの詳細 [続きを読む]
  • イースター休暇
  • イギリスではイースター(復活祭)の祝日の前後に学校の春休みが2週間ほどあります。ちょっとややこしいのですが、イースターは「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という決まりで、毎年日付が変わるんです。今年は4月16日で、先週の金曜日から月曜日までが4連休。ちょうど春休みの終わりと重なりました。今年のイースターは、3年ぶりにバース南郊外の義妹夫婦宅に家族が集結。久しぶりに姪っ子と甥っ子に会ったらスラリと背が [続きを読む]
  • 浅田真央さん、お疲れ様でした!
  • 一昨日、どなたかがあげてくれた動画で、浅田真央さんの引退会見を観ることができました。白いジャケットを着て髪をひとつに束ねた真央さんは、清々しくてとても晴れやかな表情。もう心の整理が済んで前を向いてるんだなと思った反面、やはりこんな形で引退となったのが残念でなりません…。その潔さは、とても彼女らしいのですが…。長年日本フィギュア界を牽引し続けてきた国民的なスケーターにふさわしく、氷上で惜しまれながら [続きを読む]
  • ナターシャ・デールさん (21歳)の緘黙克服
  • SMiRAコンファレンス2017年の講演内容の続きです。ナターシャ・デールさん 『SM?My Recovery 場面緘黙――私の回復』次に登場したのは、ここ4年間でかなり緘黙を克服しつつある21歳のナターシャさん。7歳の頃から緘黙に苦しみ、学校では緘動で動けなかった時期も長かったそうです。緘黙克服への道を歩み始めたのは18歳と、年齢的にはかなり遅い時期。緘黙期間が長いと社会不安障害やパニック障害、OCDなどを併発する可能性も高 [続きを読む]
  • 春の海
  • 学校のイースターホリデーが始まった先週末、主人の友達の誕生会に呼ばれて、家族でブライトンまで行ってきました。過去3回ほど行ったことがあるのですが、いずれも結婚する前のこと。街のシンボルとして有名なパビリオン内を見学したことがなかったので、今度こそと楽しみにしてました。ブライトンの象徴ともいえるロイヤル・パビリオン運良く好天に恵まれ、そぞろ歩きにちょうどいいくらいの暖かさ。土曜日だったので、歩行者天 [続きを読む]
  • 場面緘黙克服のために抵抗力(Resilience)を高める
  • 2017年SMiRAコンファレンスよりSLT(言語療法士)アニータ・マッキアナンさんの講演『場面緘黙克服のために抵抗力(Resilience)を高める』実は、当日地下鉄工事のため予定していた電車に乗り遅れ、講演会が始まってから会場入りした私。すでに満席に近くて、空いている席がなかなか見当たらず…。昨年より参加者が増えたという印象でした。やっと見つけた席につくと、既にSMiRAコーディネーターのリンジーさんの挨拶が終わり、アニ [続きを読む]
  • SMIRAの2017年コンファレンス
  • 学期末でバタバタしていて随分遅れてしまったのですが、3月18日(土)に、イギリスの場面緘黙支援団体SMIRAの定例総会に行ってきました。今年も全国各地から緘黙児の家族、言語療法士を中心とする専門家やTA(教育補助員)などが集まり、参加者は90名ほど。昨年10月に『場面緘黙リソースマニュアル第2版』を出版したSLT(言語療法士)のマギー・ジョンソンさんとアリソン・ウィンジェンズさん、昨年の講演者でアニマルセラピストの [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  これは只事ではない!
  • 息子の問題が発覚し、初めてSENCOと会ったのは2005年2月前半のこと。先生から教室で動けていないと言われたものの、息子はそのことについて家では何も言いませんでした…。幼いなりに、「話さないことはいけないこと」という意識があったんだと思います。初めてのハーフターム(学期の真ん中に入る1週間の休み)がやってきて、じっくりT君と遊ぶ時間が取れました。休み明けは普通に登校し、「学校に行きたくない」と嫌がったことは [続きを読む]
  • 春爛漫
  • 久しぶりに近所のガーデンセンターに行って、「もうすぐ水仙が咲く!」と嬉しくなった先週の土曜日。でも、その翌日に地区で行われたウォーキングに参加したところ、陽当りのいい丘の上ではもう水仙が満開になっていました。  ハイゲートの森の入口。野生(?)のスノードロップが咲いてましたこのウォーキングは、ヴィクトリア王朝時代から1950年代なかばまで存在していた鉄道の跡(Highgate駅からAlexandra Palace駅間)に沿っ [続きを読む]
  • 抑制的気質とHSP(その1)
  • 『緘黙児とHSP』のコメント欄で、恵子さんとやり取りをさせていただいたんですが、その中で私はHSPの概念をすっかり誤認していたことに気づきました。私の頭の中で「ケイガンの抑制的な気質の子 = アーロンのHSC」という図ができあがっていたため、「ASD児の中にもHSPがいると思うと書いてしまったのですが、実際はASD児の中にも抑制的な気質の子がいると思う」でした。でも、アーロン博士は『ひといちばい敏感な子 (Highly Sensi [続きを読む]
  • 芽吹きの季節
  • 毎日あっという間に時間が過ぎて、もう3月に入ってしまいました。イギリスでは2月中旬あたりから空気に春の兆しが感じられ、家々の庭先に早春の花が咲き始めています。2月はじめにはスノードロップのベル型の白い花、それから黄色と紫のクロッカス。いつの間にか淡いピンクの梅や早咲きの桜も花を開き、水仙の硬いつぼみも大きく膨らんでいます。近所のお宅の前庭に咲いていた梅とマンサクの花。我が家のバラの木にも芽がいっぱい [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  教室で動きません
  • その週の終り、担任といっしょにSENCO(特別支援コーディネ―ター)に会うことに。初めて会ったSENCOは(それまで存在すら知らなかった)、感じの良いフレンドリーな女性。カラフルなカーテンで仕切られたSENCOの部屋で、とてもリラックスした雰囲気のミーティングが行われました。そこで息子の学校での様子が明らかになりました。なんと、ひとつのテーブルから動かず、言われた課題も全くやらないと…。そして、全く言葉を発さな [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  SENCOに会ってください
  • 息子の緘黙記の続きです。事件が起こった翌週、息子をお迎えに行くと、ガラスの窓越しに担任からちょっと来てと合図が…。なんだろうと思い中に入っていくと、担任が申し訳無さそうな顔をして、こう言ったのです。「○○君が学校生活に上手く適応できていないので(ハッキリ覚えてないんですが、こんな感じの言い方だったと思います)、SENCO(特別支援コーディネ―ター)に会ってください」えっ、だってつい先週「友達ができまし [続きを読む]
  • 緘黙児とHSP
  • 場面緘黙の遺伝的な要因として、行動抑制的な気質があげられます。以前にも書きましたが、私は息子が ”とても敏感な人 HSP (Highly Sensitive Person)” に生まれてついた、と思っています。 赤ちゃん時代は大泣きするし、幼少時も敏感で繊細すぎて「どうして他の子みたいにパッと行動できないの?」とヤキモキすることが多々ありました。16歳になった今でも、まだまだシャイなところが多く、「面倒なヤツ」と思うこともしばしば [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  滑り台事件おこる
  • もう2月に入ってしまいましたね。うちの屋根裏部屋の工事は、後は窓を入れるだけ(なかなか入荷しません)という段階までこぎつけました。やっと終わる〜と喜んでいるものの、次は自分たちで内装ペイントをしなければなりません。さて、息子の緘黙記の続きです。まあまあいい小学校生活のスタートが切れたかも、と少しほっとした次の週。たまたま仕事で外出していた日、家に帰ると留守番電話にメッセージが(当時のイギリスではま [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  落とし穴の一歩前
  • とびとびになってますが、息子の緘黙記の続きです。一番最後にレセプションクラス(4〜5歳)に仲間入りした息子でしたが、最初の2週間はなにごともなく過ぎました。入学して1週間は午前中のみ。給食が始まる前に迎えに行くと、私の顔を見てほっとしたような顔。教室から遠ざかるにつれて、徐々におしゃべりになっていきます。でも、私が学校のことを訊くと途端に口が重くなるので、なるべく遠回しにききだすようにしてました。うち [続きを読む]