みく さん プロフィール

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みくさん: 場面緘黙について考える−備忘録−
ハンドル名みく さん
ブログタイトル場面緘黙について考える−備忘録−
ブログURLhttp://smnotes.com/
サイト紹介文イギリスから場面緘黙についての考察や情報を発信してます。
自由文イギリス在住の元緘黙児の母親です。息子の支援を通して体験したことや学んだこと、場面緘黙についての考察、支援団体SMIRAの情報、日々の想いなどを綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供55回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2014/03/28 08:51

みく さんのブログ記事

  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  これは只事ではない!
  • 息子の問題が発覚し、初めてSENCOと会ったのは2005年2月前半のこと。先生から教室で動けていないと言われたものの、息子はそのことについて家では何も言いませんでした…。幼いなりに、「話さないことはいけないこと」という意識があったんだと思います。初めてのハーフターム(学期の真ん中に入る1週間の休み)がやってきて、じっくりT君と遊ぶ時間が取れました。休み明けは普通に登校し、「学校に行きたくない」と嫌がったことは [続きを読む]
  • 春爛漫
  • 久しぶりに近所のガーデンセンターに行って、「もうすぐ水仙が咲く!」と嬉しくなった先週の土曜日。でも、その翌日に地区で行われたウォーキングに参加したところ、陽当りのいい丘の上ではもう水仙が満開になっていました。  ハイゲートの森の入口。野生(?)のスノードロップが咲いてましたこのウォーキングは、ヴィクトリア王朝時代から1950年代なかばまで存在していた鉄道の跡(Highgate駅からAlexandra Palace駅間)に沿っ [続きを読む]
  • 抑制的気質とHSP(その1)
  • 『緘黙児とHSP』のコメント欄で、恵子さんとやり取りをさせていただいたんですが、その中で私はHSPの概念をすっかり誤認していたことに気づきました。私の頭の中で「ケイガンの抑制的な気質の子 = アーロンのHSC」という図ができあがっていたため、「ASD児の中にもHSPがいると思うと書いてしまったのですが、実際はASD児の中にも抑制的な気質の子がいると思う」でした。でも、アーロン博士は『ひといちばい敏感な子 (Highly Sensi [続きを読む]
  • 芽吹きの季節
  • 毎日あっという間に時間が過ぎて、もう3月に入ってしまいました。イギリスでは2月中旬あたりから空気に春の兆しが感じられ、家々の庭先に早春の花が咲き始めています。2月はじめにはスノードロップのベル型の白い花、それから黄色と紫のクロッカス。いつの間にか淡いピンクの梅や早咲きの桜も花を開き、水仙の硬いつぼみも大きく膨らんでいます。近所のお宅の前庭に咲いていた梅とマンサクの花。我が家のバラの木にも芽がいっぱい [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  教室で動きません
  • その週の終り、担任といっしょにSENCO(特別支援コーディネ―ター)に会うことに。初めて会ったSENCOは(それまで存在すら知らなかった)、感じの良いフレンドリーな女性。カラフルなカーテンで仕切られたSENCOの部屋で、とてもリラックスした雰囲気のミーティングが行われました。そこで息子の学校での様子が明らかになりました。なんと、ひとつのテーブルから動かず、言われた課題も全くやらないと…。そして、全く言葉を発さな [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  SENCOに会ってください
  • 息子の緘黙記の続きです。事件が起こった翌週、息子をお迎えに行くと、ガラスの窓越しに担任からちょっと来てと合図が…。なんだろうと思い中に入っていくと、担任が申し訳無さそうな顔をして、こう言ったのです。「○○君が学校生活に上手く適応できていないので(ハッキリ覚えてないんですが、こんな感じの言い方だったと思います)、SENCO(特別支援コーディネ―ター)に会ってください」えっ、だってつい先週「友達ができまし [続きを読む]
  • 緘黙児とHSP
  • 場面緘黙の遺伝的な要因として、行動抑制的な気質があげられます。以前にも書きましたが、私は息子が ”とても敏感な人 HSP (Highly Sensitive Person)” に生まれてついた、と思っています。 赤ちゃん時代は大泣きするし、幼少時も敏感で繊細すぎて「どうして他の子みたいにパッと行動できないの?」とヤキモキすることが多々ありました。16歳になった今でも、まだまだシャイなところが多く、「面倒なヤツ」と思うこともしばしば [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  滑り台事件おこる
  • もう2月に入ってしまいましたね。うちの屋根裏部屋の工事は、後は窓を入れるだけ(なかなか入荷しません)という段階までこぎつけました。やっと終わる〜と喜んでいるものの、次は自分たちで内装ペイントをしなければなりません。さて、息子の緘黙記の続きです。まあまあいい小学校生活のスタートが切れたかも、と少しほっとした次の週。たまたま仕事で外出していた日、家に帰ると留守番電話にメッセージが(当時のイギリスではま [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  落とし穴の一歩前
  • とびとびになってますが、息子の緘黙記の続きです。一番最後にレセプションクラス(4〜5歳)に仲間入りした息子でしたが、最初の2週間はなにごともなく過ぎました。入学して1週間は午前中のみ。給食が始まる前に迎えに行くと、私の顔を見てほっとしたような顔。教室から遠ざかるにつれて、徐々におしゃべりになっていきます。でも、私が学校のことを訊くと途端に口が重くなるので、なるべく遠回しにききだすようにしてました。うち [続きを読む]
  • 再々度、緘黙は発達障害 or 障害なのか?
  • 日本では、場面緘黙=発達障害というイメージが強いことについて、再び考えてみました。全く専門家ではないので、いち素人の考えとして受けとめてください。(以前に書いた記事はこちら → 『緘黙は発達障害なのか?』『再び、緘黙は発達障害なのか?』)大前提として、緘黙は「発達障害」ではなく「不安障害」のカテゴリーに含まれています。そういう意味では発達障害ではないといえますが、発達障害の子が緘黙になるケースもあ [続きを読む]
  • ひとりじゃない
  • 今年の仕事始めは、ホームスクールスタッフの集まりでした。私はASDの子どもを対象にした 特別支援校での仕事とは別に、SENTA(特別支援員)のエージェントにも属していて、こちらでも日本語を教えています。(以前にも書きましたが、緘黙児の支援をしたくてエージェントと契約したのに、緘黙児には巡り会えず…)。エージェントでは主に地区の学校にSENTAを派遣しているのですが、私の担当する生徒さんは学校に通わず家庭を拠点に [続きを読む]
  • 明けましておめでとうございます。
  • 新年、明けましておめでとうございます。あっという間に2017年ももう3日目。イギリスでは今日から学校も会社も通常運転です。といっても、私は木曜日から始動なので、まだまだノンビリしているのですが。こちらでは大晦日のカウントダウンで盛り上がって、お正月はオマケみたいな感じ。新年を迎えたんだなあという感慨はあまりありません。でも、せっかくのお正月なので、我が家ではお雑煮と里芋の煮っころがしだけは作るようにし [続きを読む]
  • まったりクリスマスイヴ
  • 昨日主人の実家に着き、まったり静かな時間を過ごしています。居間の水漏れも思ったほど酷くなく、家具や本を動かしたのは部屋の半分ほど。天井に穴を開けて、専用の乾燥機で24時間乾かしている状態なのですが、工事中の我が家と比べたら全然マシ。平和です。イヴの朝の風景偶然にも、義母もローリエの木をクリスマスツリーにしていました!(残念ながらiPadで写真の編集ができないので、お見せできません)。居間はこんな感じです [続きを読む]
  • 明日はイヴですね
  • イギリスではクリスマスが1年最大のイベント。今年は12月24日から27日までがクリスマスの祭日です。日本でも忘年会シーズンだと思うのですが、イギリスでも12月はクリスマスディナーやパーティで盛りあがります。職場や所属するグループ、友人同士など、大規模なクリスマスイベントも多く、パブやレストランは大盛況。私も先週学校のクリスマスパーティーに参加してきました。人気のパブでクリスマスディナー&ディスコ大会だった [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期4〜5歳  もっと重症の子?!
  • あっという間に、クリスマスが目前に迫ってきました。仕事をしている特別支援校は既にクリスマス休みに入ったのですが、うちの屋根裏大改装工事はまだまだ続きます〜。また間が空いてしまいましたが、息子の緘黙話しの続きです。1月も半ばを過ぎて、いよいよ息子の入学の日がやってきました。といっても、記念になるような儀式は何もなく、私は付き添って教室に入っただけ。それも、授業が始まって30分ほど経ってから。子どもたち [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期(4〜5歳)プール恐怖症になる
  • すでに今年も1ヶ月を切ってしまいました。息子の緘黙話の続きです。イギリスの小学校では、毎年の家庭訪問というのはありません。就学前に担任とTAが家を訪問し、子どもに会って性格や家庭環境をチェックするのみ。小学校1年生(5〜6歳)の前にあるレセプションクラス(4〜5歳)が始まる前に、たった一度きりなのです。イギリスでは9月から新学期が始まりますが、息子の小学校では早生まれの子どもたちは時期を遅らせて、1月に入学 [続きを読む]
  • 北風と太陽
  • ロンドンは例年になく秋晴れの日が続いていましたが、11月に入ってからは雨や曇の日ばかり…。そんな中、うちでは屋根裏の改装工事をすることになり、屋根裏に溜めてあったものを貸倉庫へと大移動。先週から本格的に工事が始まりました。2003年に引っ越してきた時、屋根裏にはもう部屋があったんです。でも、それは素人がDIYで改築したもの。断熱材も入れてないので、夏は暑く、冬はものすご〜く寒い…。現在の規定だと違反の部分 [続きを読む]
  • 息子の緘黙・幼児期(4〜5歳) ひとりだけ違うクラス?!
  • 息子の緘黙記の続きです。幼稚園では非常に引っ込み思案で、特に大人に対して言葉が少ない息子は(大人の見てないところで親友とは普通に話してました)、1学年3クラスある小学校(イギリスでは大規模)に、すんなり適応できるんだろうか?心配になった私は、小学校の校長に手紙を書き「ものすごく引っ込み思案な子なので、M君と同じクラスにして下さい」とお願いしました。仲良し同士はたいてい同じクラスにしてくれると聞いてい [続きを読む]
  • 草間彌生とその芸術
  • 早いもので、もう11月に突入してしまいました。今年も残すところあと2ヶ月弱と考えると、一体自分は何やってたんだろうと考えてしまいます。さて、先週末ネットで日本のニュース番組を観ていたら、草間彌生が文化勲章を授与されたというニュースが。今年の夏の北欧旅行で強く印象に残ったのが、ストックホルム近代美術館で観た草間彌生回顧展。コペンハーゲンのルイジアナ近代美術館でも、彼女のインスタレーションがひときわ異彩 [続きを読む]
  • この子話せますか? 息子の緘黙・幼児期 4〜5歳(その2)
  • 久々に「息子の緘黙」の続きです。幼稚園の延長保育にも慣れてきて、卒園まであと3ヶ月あまり。お隣の小学校への入学も決まっていて、かなり落ち着いた状況でした。でも、実は上手くいってると思っていたのは身内だけで、その頃息子は園でものすごく寡黙だったらしいのです。知らぬは家族とその周辺のみだったよう…。当時、『サンダーバード』の実写版映画が流行って、再々々ブームが起きていました。人気バンドによる主題歌も大 [続きを読む]
  • 「思いやり」が育ってない?
  • 以前も触れましたが、息子が生まれた2000年にイギリスの国営放送BBCで『Child of Our Time』というドキュメンタリー番組が始まりました。ロバート・ウィンストン教授の解説で、数年毎に2000年生まれの25人の子どもたちの成長を追うもの。周りのママ友達はみんなこの番組を観ていて、よく話題になったものです。2003年に放映されたプログラムでは、3歳くらいになれば親に何かあったら心配するようになることを実証。例えば、母親が [続きを読む]
  • 「ごめんなさい」がいえなくて
  • たいていの緘黙児は、例え話せる人にでも「こんにちは」や「さようなら」などの挨拶がなかなかできません。親しい間柄でも「ありがとう」の言葉が出にくいようです。何か間違いをしたとき、家族にでさえ「ごめんなさい」と言えないことが多いかもしれません。その理由を考えてみると、これらは日常の挨拶や習慣の言葉で、「言うのが当たり前」だからじゃないでしょうか?子どもが、「この子はこう言うハズ」と予期している相手の空 [続きを読む]
  • 声を出す練習を!
  • 場面緘黙の人は、自分から話しかけるのが苦手です。でも、自分から言葉を発しないと、話す機会がかなり減ってしまいます。学校で話せない分、家で家族と話せているでしょうか?中学生にもなると、親と話すのはかったるいかもしれません。干渉されたくない気持ちも強いでしょう。でも、兄弟姉妹とは気軽にオシャベリできていますか?学校外でもあまり話さないでいると、だんだん自分が話せないような気持になってしまいませんか?私 [続きを読む]
  • 癇癪が悪化−息子の緘黙・幼児期4〜5歳(その1)
  • またまた記事の更新が遅れてしまいました。息子の緘黙記、やっと4歳に突入します。イギリスでは5歳になる年から小学校が始まります。新学期は9月からなので、8月生まれの息子は学年でも一番若い早生まれちゃんのひとり。入学予定の小学校では、6月以降に生まれた子ども達を、9月ではなく翌年1月に入学させるいうシステムでした。そのため、幼稚園にもう1学期だけ行くことに。ラッキーにも、4歳になった9月から週に2回延長保育して [続きを読む]
  • 北欧の夏休みーストックホルム編(その4)
  • ロンドンはもうすっかり秋の気候ですが、北欧の夏休みの続きをハイライトで。現国王一家の住居、ドロットニングホルム宮殿(Drottningholms slott)はストックホルムの西側、メーラレン湖の畔にあります。フェリーでも行けるんですが、友達が車を出してくれることになり、この日は庭園でピクニック。城内の見学は有料なものの、バロック庭園を含む広大な庭は無料で一般公開しています。今回の北欧の旅で感心したのは、観光スポット [続きを読む]