悠 さん プロフィール

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悠さん: のんびりBL小説
ハンドル名悠 さん
ブログタイトルのんびりBL小説
ブログURLhttp://bllovers421.blog.fc2.com/
サイト紹介文年上×年下メイン。ほのぼので気持ち甘めのBL短編置き場。
自由文3000文字以内のサクっと読める小話やお題SSなど。
メインCPにも単発でいくつか書いてます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/04/13 19:56

悠 さんのブログ記事

  • 【初心な恋人】
  • 【睨めっこ】の二人です。好き。大好き。普段は整った綺麗な顔が笑うと子供みたいに無邪気で、可愛い顔になるから好き。いつも優しくて、それでいて俺が悪かったらちゃんと怒ってくれるところも大好き。「なあ、ちゃんと聞いてるのか?」恋人に俺のどこが好き?と問われ、一つずつ丁寧に答えている途中だというのに、それを言ってきた当の本人は両手で耳を塞いでいるではないか。しかも、俺の顔すら見ないで目を瞑っている始末。自 [続きを読む]
  • 【納得いかない】
  • 【睨めっこ】の二人です。好き。大好き。普段は整った綺麗な顔が笑うと子供みたいに無邪気で、可愛い顔になるから好き。いつも優しくて、それでいて俺が悪かったらちゃんと怒ってくれるところも大好き。「なあ、ちゃんと聞いてるのか?」恋人に俺のどこが好き?と問われ、一つずつ丁寧に答えている途中だというのに、それを言ってきた当の本人は両手で耳を塞いでいるではないか。しかも、俺の顔すら見ないで目を瞑っている始末。自 [続きを読む]
  • 【先輩の世界】
  • 写真部の先輩(千紘)と園芸部の後輩(桂太)の二人です。電車とバスを乗り継いだ後、徒歩で向かった先は県内でも有数なあじさい寺といわれる大きなお寺。広い敷地には様々な種類の紫陽花が色とりどりに咲き誇り、上がったばかりの雨の雫を静かに輝かせている。雨上がりのムシムシとした暑さも木陰に入ればいくらか和らぎ、風景を写真に収めながら歩く先輩を少し離れた場所から眺める。カメラを持ち、レンズ越しに被写体と向き合う [続きを読む]
  • 【失敗】
  • 梅雨特有の湿り気のある空気がじっとりと肌に纏わりつく雨の夜。俺の持つ傘の下にはもう一人――夜の図書館で数十分にも満たない短いデートに付き合ってくれた彼もいる。一日中、いつ降り出してもおかしくないどんよりとした空模様を保っていたが、ついに先ほどから大きな雨粒を落とし始めた。そして、今は短い時間だし大丈夫だと思い、傘を持たずにやって来た彼を自宅へと送り届ける途中である。「ごめんね、ナオさん。僕も傘持っ [続きを読む]
  • 【――心許ない】
  • 天気も良いから少し歩こうか、と彼を連れて緑地公園へやって来た日曜日のなだらかな昼下がり。春は桜、秋は紅葉で綺麗な公園の木々も今は緑の葉を付け、風が吹くたび気持ち良さそうになびいている。――悠君。自分より一回り小さな背中に声を掛ける。いつもなら俺のすぐ隣を歩く彼が今日は何故か少し先に居て、その空いたスペースが妙に心許なく感じていた。そして、そんな俺の気持ちを知ってか知らずか、屈託のない笑顔の彼にどう [続きを読む]
  • 【置いていかない】
  • 単発CPです。恋人が怪我をして帰って来た。理由は運転操作を誤った車にぶつけられた際に転倒した、なのだが、その第一報を受け取った時は目の前が真っ暗になり、足元から崩れ落ちる感覚に陥った。それから彼が帰って来るまでの間、落ち着かない気分を紛らわすため部屋内をうろうろして、他に連絡が来てないか頻繁に携帯画面もチェックし――ようやく帰宅した彼の姿を見て生きた心地を取り戻したのだ。聞いていた通り、幸いにも怪我 [続きを読む]
  • 【指きり】
  • 単発CPです。恋愛関係にある同性が共に生きていくのは思っていたよりもずっと大変であると実感している。結婚や子供という誰の目からも分かる形が取れないのはもちろん、周りからの理解、何よりお互いの気持ちでしか繋がりが保てず、時折胸が詰まるような苦しさを生む。 ――今日は彼と付き合い始めて一年が過ぎ、二年目に入る記念日。本当ならばお揃いの何かをプレゼントしたかったのだが、形に残るのは嫌だと言って買わせてくれ [続きを読む]
  • 【くだらない嫉妬/撫でて】
  • 【くだらない嫉妬】 とんでもなくくだらない事で抱くこの嫉妬の感情に一人で苦笑いを浮かべ、ソファに寄りかかってうたた寝をする彼の額へそっと口付けを落とす。数分前からうつらうつらし始めた彼に俺が普段着ている薄いパーカーを掛けたところ、それを俺だと思ったのか、ぎゅっと抱き込んで微笑んだ。本物はここにいる、と示したくてパーカーを引っ張っても眉間に皺を寄せて離そうとせず、結局服は今も彼の腕の中。もちろん寝て [続きを読む]
  • 【嫌いに……】
  • 写真部の先輩(千紘)と園芸部の後輩(桂太)の二人です。先輩を心底面倒臭いと思うことは多々あるけれど、今も非常に面倒臭い。それなら一緒に居なければ良いだけなのだが、俺だって鬼ではなく人の子。昼休みの呼び出しメールを受け取ったらごく自然に写真部の部室へと足を向けてしまう程度には優しい人間である。「たまには良いじゃん。ねえ〜桂太」「したいなら先輩からしたらどうですか」自分で言っておきながら、それはどうな [続きを読む]
  • 【軒先からの恋】17
  • 喫茶店店員(杉崎)とサラリーマン(広野)の二人の話です。いつもはキッチリと締めているネクタイを緩め、足を崩した楽な体勢を取りながら一口分のケーキを切り分けたフォークを持つ広野さんをチラリと盗み見る。来店した彼が本来苦手であるはずのケーキを――しかも、他のはダメなのに俺が作ったのは食べたくなると言ってくれた瞬間、目の前にあった霧が晴れたような気がした。連日、店内のキッチンに遅くまで居残り、完成したケ [続きを読む]
  • 【変える必要】
  • 悠一が高校生ぐらいになってます。新緑の葉が目にも鮮やかな季節。気温も高くなく、程よく気持ちの良い風が吹く今日、ナオさんと緑地公園へとやって来た。今年は互いの予定の都合で満開の桜を見ることが出来なかった事をナオさんは残念がっていたけれど、僕はこうして一緒に綺麗な木々を見られただけで嬉しく思う。小高い山の中腹に設置されたベンチに座っての休憩中、ここへ来る途中に立ち寄ったケーキ屋で購入したグラスケーキな [続きを読む]
  • 【――怖い】
  • 共通キーワードは「怖い」です。無邪気で何の曇りもない笑顔を向けられた瞬間、抱き締めようと伸ばした手が無意識に止まる。もう何度も腕の中に深く抱き込んでいるのにどうしてか今、目の前にいる彼は少しでも触ったら壊れてしまいそうなほど儚い存在に思え、怖くなったのだ。そんな事を彼に言ったら僕は弱くない、壊れない、と抗議するのだろうし、実際俺自身もそう思っている。だが、愛しく想い、何よりも大事にしたい、宝物のよ [続きを読む]
  • 【香水】
  • 単発CPです。彼から漂う香水の匂いが好きだ。ふわりと香る瑞々しい爽やかなフルーツの匂いが鼻の奥を擽る度、俺の胸をいっぱいにさせる。だからいつでも彼を感じられるよう、メーカーと品名を調べて同じ香水を買ったのにそれを目ざとく見つけられた挙句、俺のために買っておいてくれたの?ありがとう、と箱を開ける暇なく取り上げられてしまった。香水代くれ、なんて事は言わないが、せめて一回ぐらいは使わせてくれても良いじゃな [続きを読む]
  • 【軒先からの恋】16
  • 喫茶店店員(杉崎)とサラリーマン(広野)の二人です。杉崎さんの作るケーキは美味しくて好きだ。基本的に甘い食べ物や飲み物は苦手で、もちろんケーキ自体も強く勧められてどうしても、という以外は思い出せる範囲でも数年程自ら口にしようとは思わなかった。しかし、今年の誕生日にシフォンケーキを食べた以来、彼の手がけるケーキだけは時折食べたくなるようになって今日、閉店前にやって来たのだが――ホールに彼の姿は見えな [続きを読む]
  • 【キスマーク/合図】
  • 写真部の先輩(千紘)と園芸部の後輩(桂太)の二人です。【キスマーク】今までの付き合いの中で最大級の渋い顔を桂太から向けられている。しかし、それがどんなものであろうと甘くて優しい桂太は限りある不満を口や態度で示した後、ため息と共に最後は俺の希望を叶えてくれるから気にしない。そもそもそんな顔にさせるような事を言った覚えはなく、ただ目の前にいる恋人へ一つお願いをしただけだ。「ねえ。お願い、桂太。一回で良 [続きを読む]
  • 【彼色に】
  • 単発CPです。恋人に出会ってから僕は変わった、と長年の友達だけでなく、職場の人間、はたまた取引先の人達にも言われるようになった。尖っていた雰囲気が柔らかくなり、笑顔も随分と増えたのだという。それは僕自身も多少なりとも感じている所だが、まさかそんなに見て分かるほどの変化をもたらしていたとは思わなかった。だが、一日仕事をこなし、クタクタにくたびれた体で自宅に戻った今、それは仕方のない、そうなってしまうの [続きを読む]
  • 【――願いを込めて】
  • 共通キーワードは「願いを込めて」です。壁に掛けられている時計に視線をやり、読みかけの本を閉じると彼のいる寝室へと足を向ける。今日は朝食後、映画館と本屋に行く予定をしていたが、包まった布団の間から見える彼の寝顔はあまりにも気持ち良さそうで起すのは忍びない。……映画も本屋も今度で良いか。公開が始まったばかりの映画の上映期間はまだ数ヶ月あり、本にしても特別急ぎで欲しい訳でもない。それに、予定通り進めたら [続きを読む]
  • 【大人気ない】
  • 深い描写はないですが内容はR-18なので背後に注意してください。俺は大人だから。憧れてる尊敬してる、と言われている大人なのだから自分の勝手で彼に無理をさせる訳にはいかない。頭の隅では分かっているのにその気持ちとは真逆な行動を今、取ってしまっていた。既に一度精を吐き出し、力の抜け切った彼の体を揺さぶり続けてどのぐらいの時間が経っただろうか。いつもなら彼が恥ずかしがるため消す部屋の電気も今日は付けたままで [続きを読む]
  • 【軒先からの恋】15
  • 喫茶店店員(杉崎)とサラリーマン(広野)の二人です。あの日から広野さんの顔を真っ直ぐ見る事が出来ない。俺が彼にしてしまった行為は酔っていたから、では到底説明の付くものではなく、未だにキチンと謝れてもいない。数日前の朝もおはようございます、と笑顔で挨拶をしてくれた広野さんに対して目線を逸らし、曖昧な表情と言葉を返すだけに留まった。また来てくれますか、などと言ったくせに自分からは誘いのメールを送れず、 [続きを読む]
  • 【誕生日祝い】
  • 千紘(写真部の先輩)と桂太(園芸部の後輩)の二人です。今日は先輩の誕生日祝いを兼ねたデート、らしい。厳密に言えば誕生日自体は数日後だが、平日はお互い時間がなく会えないのもあって今日になった。持参したケーキを渡し、先輩がコーヒーの準備をしてくれている間、なんとなしに先輩の部屋を眺めていると机の上に飾られた見覚えのある木箱がふと目に付いた。……まだ持ってたのか。去年の今頃、先輩が高校卒業を迎える日に俺 [続きを読む]
  • 【離したくない】
  • 腕の中にある温もりを離したくない。そう駆り立てるような強い気持ちが突然芽生え、思わず彼を抱き締める腕に力を込めた。レースのカーテン越しに差し込む太陽の光は昼間の明るさから薄闇へと変わり、彼の帰宅時間が迫っていることを否応にも伝えてくる。今日は日曜日。もし、今日が日曜日ではなく土曜日であれば彼を無理矢理引き止め、泊まらせていたかも知れない。それぐらい離したくなかった。今週も会えると決まっているのにど [続きを読む]
  • 【愛してこそ】
  • 単発CPです。恋はするものじゃない。されるものだ。そう豪語して憚らなかった彼を以前はぶん殴ってやりたい、と心の底から思っていたが、今はそんなことなく温かい目で見ていられる。「恋はされるものじゃなかった?」「そう思ってたけど、男なら愛してこそだな」背中に張り付く彼は今までとは真逆な言葉を自信満々に言い放ち、後ろからぎゅうっと俺を抱き締める。派手に取っ替え引っ替えしていた訳ではないけれど、彼女が切れた期 [続きを読む]
  • 【軒先からの恋】14
  • 喫茶店店員(杉崎)とサラリーマン(広野)の二人の話です。視界が突如ぐらり、と揺れ、気が付けば俺の背中は床に付き――そして、目の前には杉崎さん。つい先ほどまで手にしていた酒の入ったグラスはテーブルの上でひっくり返り、ゆっくりと雫を落としている。飲み込めない状況の中、彼も俺も口を開かずただ黙って見つめ続ける。ようやく忙しい周期が終わり、彼の言葉に甘えて今日は食事とコーヒーをご馳走になりに来た。相変わら [続きを読む]
  • 【溢れた言葉】
  • 僕はナオさんが好きだ。日々持て余し続けるこの気持ちは自分では処理し切れない程強く、極力外に出ないよう胸の中にある蓋をしめて押さえ込んでいても不意に漏れ出してしまう。「……好き」ポツリ、と唇から溢れた言葉。バレンタインも近いことから今日、お揃いのマグカップとその中にそれぞれ一粒ずつチョコが入れられたものを彼に渡した。温かいミルクを注ぎ、ホットチョコレートとなったそれは優しい甘さと匂いで心がほぐれた気 [続きを読む]
  • 【尊敬が始まり】
  • 写真部の先輩(千紘)と園芸部の後輩(桂太)の二人。千紘は高校生です。桂太から先輩はいつから俺を好きだったんですか、と問われた。実際問題、俺もよく分からないまま桂太が気になりだし、今に至る。写真部の部室で初めて彼に手を出した時点では俺の気持ちも曖昧でハッキリした恋愛感情ではなかったと思う。ただ、度重なるストーカー行為や言動、盗撮はお気に入りの後輩だから、という範疇を軽く越えているのだけは自覚していた [続きを読む]