ぢょん・でんばあ さん プロフィール

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ぢょん・でんばあさん: okkanabikkuring
ハンドル名ぢょん・でんばあ さん
ブログタイトルokkanabikkuring
ブログURLhttp://okkanabikkuring.blog.fc2.com/
サイト紹介文平和に見えるおばちゃんライフにも、危険や冒険、発見はある。そんな、おっかなびっくりな日々の報告。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供365回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2014/04/30 15:21

ぢょん・でんばあ さんのブログ記事

  • すけきよ話。
  • 洗面所の棚が散らかってきたので、整理することにした。ほぼスッピンの私だが、鏡の中のわが顔面に愕然とし、かくてはならじと買い込んだ多少の化粧品はある。しかしながら無精者の悲しさ、そのほとんどが使い切られないまま年月を経る。化石となった化粧品をポイポイとゴミ袋に入れていると、新品のチューブが1つあった。使った記憶が一切ない「お顔スッキリパック」なるもの。そう自称するからにはお顔がスッキリするのだろう。 [続きを読む]
  • しきさい話。
  • オシャレの鉄則は季節の先取り。街を行く女性の服装はすっかり秋だ。落ち着いた色合いを身につける人が増えて、そうなるとハデ好きの私は断然不利である。強い日差しに映える原色が行き交う夏なら、少々ハデな格好をしていても、目に立つことはないが、シックな秋の装いに交じるとなんだあのハデなオバサンは…そう思われるのではないか、と、落ち着かない。私はだいたい中間色というやつが苦手だが、それには理由がある。先日、す [続きを読む]
  • ぼくすい話。
  • 職場のお疲れ様会で、久しぶりの夜の街。予約の店に行く途中、夜道にほのぼのと、見たことのあるアンドンが灯っているのに気がついた。民芸酒房というその店には、父がたまに連れて行ってくれた。家を出て就職して、盆暮れくらいしか帰らない生活をしていたころ。誰でも携帯を持っている時代ではない。ある日、ひょっこりと、父が職場に電話をかけてくる。お前 今日ヒマか?忙しいよ!私用電話をとがめられそうで、上司を気にしな [続きを読む]
  • ぞろめの話。
  • 平日のショッピングセンターはほどほどの人出。台風が近づいているせいか、朝から気分が冴えない。たまには甘いものでも食べて元気を出そうと、チェーン店のベーカリーカフェに入った。ランチタイムの喧騒が去って、ノンビリした店内。ゆっくりメニューを見て、コーヒーと、アイスをのせたデニッシュパンを注文した。…ホットのラテと …デニッシュで …円になりますサイフを開けながら、レジのデジタル表示で金額を確かめると7 [続きを読む]
  • ゆうやけ話。
  • ベランダに出た途端、うわあ!と声が出た。キレイを通り越して、たいへんな夕焼けだ。いそいで洗濯物を部屋に投げ込み、手すりにヒジをついて眺める。見ている間に雲が流れ、茜色から紫へ、無段階に刻々と、空の色が変わっていく。まだ明るい時間なのに、不思議なほどしんと静かで、私の他には眺めている人もないみたい。せっかくの贅沢な独り占めを楽しめばいいのに、もったいない気がするのは貧乏性の悲しさ。ねえねえ、夕焼けキ [続きを読む]
  • はっこう話。
  • 今日も今日とて、作る気もない料理番組を見る。まあ、お味噌汁にチーズを入れるんですかぁ?アシスタントが大仰に驚いてみせると、センセイはお味噌もチーズも発酵食品ですから よく合うんですよニコニコと言い放つ。こういう言い方、地味ながら最近の流行りみたいだ。ヨーグルトもキムチも発酵食品なので よく合いますお漬物もパンも発酵食品なので 意外にマッチしますてな感じで、何度か見聞きしている。いいトシして何事にも [続きを読む]
  • のぎさん話。
  • 今はジャンケンといえば、日本中どこに行ってもさーいしょーはグー!になってしまっているが、うちでは違った。♪じゃんけん とてとて ほっかいどーは さーむいよ!と、独特の節で歌い、「よ!」でグーチョキパーを出すのである。子供の頃の刷り込みというのは恐ろしいもので、私はいまだに北海道と聞けば、反射的に寒い!と思ってしまう。北海道が寒いのは事実としても、遠い関西で、なぜジャンケンのたびにそれを引き合いに出 [続きを読む]
  • つなかん話。
  • 1人暮らしになってから、ツナ缶をよく食べる。たんぱく質をもうちょっと、という時、70グラムの1缶が、ちょうど食べきれる量なのだ。最近は缶切りも要らないし、手軽で便利だなあと思いつつ、開けるたび少しイラッとする。それは缶底のミゾ。このミゾに、細かなツナのカケラが入りこんでとれないのである。量としては微々たるものだが、ケチの私はそういうのがいちばんキライだ。フタとの接続部分にミゾがあるのは成型の都合上 [続きを読む]
  • 9.11話。
  • その年、8月中にお休みを取り損ね、遅い夏休みで海外旅行をした。まったく初めての国。日本語はもちろん、英語も通じなくて、心細い思いもしたけれど、何もかもが目新しく興味深い。時差ボケも消えて、さあ今日も観光するぞ、とガイドブックを見ながら朝ごはんを食べていると、バーカウンターの後ろの大型テレビが、急に点いた。ホテルのバーのテレビは、夜はサッカー中継を映していたが、確か昨日も一昨日も、朝は点いていなかっ [続きを読む]
  • かいどく話。
  • ヴォイニッチ手稿が解読された、らしい。そう言われても、ナンノコッチャな人が多いと思う。Voynich Manuscriptは、1912年にイタリアで発見された古文書。未解読の文字と多数の奇妙な絵が描かれている。発見以来100年、言語学者や暗号の専門家が解読を試みたが成功せず、今日に至っている。地球上のあらゆる言語体系を当てはめても解読できない謎がマニアを惹きつけるのか、不可思議な奇書だの、この世に存在しない本が異界 [続きを読む]
  • とぅもろー話。
  • お昼休みは時事問題。それにしても次から次へと なんかあるわネ〜ブンシュンもまあ 誰も頼まないのに よく見つけてくるわよねそれを言うなら 政治家にしろ女優にしろ 忙しい中でよく相手を見つけるもんだと思うワホントね〜 日々虎視眈々と チャンスを狙ってるんじゃないのハハハ… フリンにコシタンタン…ハハハ… アタシたちみたいに油断してちゃ ダメね〜あー、うらやましいわア〜ヤダ!不倫願望?そんな人だと思わな [続きを読む]
  • カイキャク本。
  • 私は身体がかたい。子供の頃からずっとだから、昨日今日の話ではない。トシもトシだから、健康番組を熱心に見ているが、体操やストレッチの話題は多い。肩甲骨を広げろだの、筋膜をはがせだの、なんだか物騒だが、要は身体を柔らかくせよということだ。とにかく身体がかたいのは悪、かたい身体は万病のもと、であるようだ。テレビで見たあとしばらくは、あっちを曲げたりこっちを伸ばしたり、紹介されたとおりにやってみるが、なぜ [続きを読む]
  • つんつん話。
  • いつもの通勤コース。道脇に目をやれば、歩道と車道を区切る植え込みから雑草が飛び出している。この低い植え込みはだいたい手入れが悪くて、足元に生えた雑草も伸び放題である。つい最近剪定があり、雑草もいっしょに平たく切りそろえられたのだが、木よりも伸びるのが早いため、つんつん飛び出してきたようだ。肝心の植え込みの木は、雑草に日光も栄養も奪われたように、刈られた枝の断面ばかりが目立ち、元気がない。こんなこと [続きを読む]
  • おさしみ話。
  • なんとなく点けていたテレビから流れてきた声に、驚いて画面を二度見した。…家族全員お刺身が好きなので、週に2、3度は食べますね〜そう話しているのは、小さい子を抱いたごく普通の若奥様。街のスーパーで呼び止められ、アンケートに答えているが、一般的にそう驚くことではないのかもしれない。しかし、うちで前回、お刺身を食べたのはいつだったか。夏場は生ものを避けるせいもあるが、とにかく思い出せないくらい前のことで [続きを読む]
  • ばすてい話。
  • 帰り道はバス。少し待ってもいいか、と早めに出た。10日前なら、暑いバス停で待つのが嫌さにギリギリに出ていたが、今日は大丈夫。次のバスまでは5分あまり。夕風に吹かれながらふと空を見上げたら、高い、高い!いつの間にか、空も秋だ。細かい雲が一面に散らばって、同じ方向に流れていく。…これはうろこ雲かな いわし雲かな それともひつじ雲かしら…ボンヤリというか、呆然と見上げるうち、どれくらい経ったのだろう。ぶ [続きを読む]
  • だらすけ話。
  • 朝夕冷え込み始めたせいか、お腹の調子がよろしくない。お医者に行くほどではないので、クスリを飲んでおこう。昔から、うちでお腹のクスリといえばダラスケである。本来は陀羅尼助丸といい、まるで忍者映画の悪の親玉みたいな名前だが、じつに1300年以上前、修験道の開祖・役行者によって作られたといわれる、伝統ある和薬である。実家では常に薬箱にあり、お腹が痛い、食べ過ぎて胃が重い、何か不調を訴えるとダラスケ飲んど [続きを読む]
  • あいきあ話。
  • 案の定というかなんというか(→ ぶつよく話。)、今日は家具屋に来ている。インテリアのセンスに自信がないので、ショールームの充実した北欧家具店まで、わざわざ電車を乗り継いで来た。休日の大型家具店は家族連れで混雑している。私みたいに1人で来ている人は少数派だ。いつも思うのだが、こういうところに来ている子供、赤ん坊じゃなくて、意志も好みもある年齢の子供って、どう思って連れてこられているのだろうか。子供部 [続きを読む]
  • ぶつよく話。
  • 防災用ミネラルウォーターの買い置きを減らした。(→ びちくの話。)3箱あったのを、1箱にしたので、段ボールが積んであった場所が空く。箱入り娘のパズルのように、家の中で、あれをあっちに、これをこっちに、と動かしたら、玄関ホールがポカンと空いた。ムスコが春に家を出てから、あれこれ処分してモノが減ったせいもあるだろうが、こうして現に、空いてしまったスペースを見るとビックリだ。今までここには収納家具を置き [続きを読む]
  • びちくの話。
  • 朝、家を出て、青く晴れた空がうらめしくなくなったら、秋だ。バスに揺られながら、今日の予定を考える。手帳を見たら、今日の欄にカロリーメイト ミネラルウォーターと、かなり前の筆跡で、書き込んであった。そうだ、防災用品の入れ替えをしなきゃ。万事にフマジメな私だが、防災の備えは比較的ちゃんとやっているほうだと思う。それというのも、ムスメが赤ん坊の時、阪神の震災を見ているからだ。非常持出袋を作り、3日分の水 [続きを読む]
  • だいあな話。
  • てりたびがやってないぃぃ!朝食を食べ終えてテレビを点けたムスメが、リビングで騒いでいる。ムスメの言う、てりたび、は「テレタビーズ」。Over the hills and far away , Teletubbies come out to play…のナレーションではじまり、ムスメが毎朝楽しく見ている幼児番組が、映らないというのである。何の不具合かとリモコンを取り上げてチャンネルを変えてみたが、4つしかないイギリスのテレビ局のどれもが、同じ画面になってい [続きを読む]
  • びじねす話。
  • 夏休みも残すところ2日。図書館に本を返しに行ったら、お母さんにおこられながら本を選んでいる小学生がいた。そんな分厚いの 今日中に読めないじゃないの! 薄いのにしなさいって言ってるでしょ!ははーん、読書感想文だな。これから新規に本を読んで書くんじゃ、子供もお母さんも大変だ。今にも泣きだしそうに憂鬱な子供の顔を見て、そんなもん私がいっくらでも書いてやるのに… ハッ!しまった!今年も忘れてた!忘れていた [続きを読む]
  • ばらばら話。
  • しばらく会ってない友達と、電話で話す。えー、じゃあ、ムスコ君も家にいないの?ウン 大学遠いし、通うのは無理…家族バラバラだね 心配じゃないの?そう言う彼女は、成人したお嬢さん2人を自宅から職場と大学に通わせている。大学を決める時も、就職の時も、家から通える、というのが条件だったという。こういうことは個人の考え方なので、お互い指図がましいことは言わないが、2人の子供をてんでバラバラに外に出して平気で [続きを読む]
  • ごかぞく話。
  • 去年から空室になっていた上の階(→ まきまき話。)で、工事していると思ったら、新しい方が入るようだ。日曜の夕方に、ご挨拶にいらしたのは、私と同年輩のほっそりした女性と、上品な年配の女性。ツマラナイモノデスガ…の紋切り型から、少しだけお話した。9月から、私と、母と…お2人ですか、気楽でよろしいですねいえ、あとオトウトが… 2人ともドクシンで… おハズカシイ…いかにも恥ずかし気に身を縮める彼女に、あわ [続きを読む]
  • どりんく話。
  • 根をつめる仕事があったので、肩が凝った。私の肩こりは目の疲れから来るので、揉んだり叩いたりするより、内服のほうが治りが早い。この銘柄は手に入りやすく、体質に合うのかよく効く。子供の頃、風邪をひいた時に飲まされた水薬のように、甘いだけで美味しいものではないが、ドリンク剤ってこんなもんかな、と思って飲んでいる。駅ナカの薬局で購入し、外装フィルムをはがそうとして、その文字に気がついた。ブルーベリー風味で [続きを読む]
  • おわりの話。
  • 秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる立秋を過ぎてもまだまだ暑さの続くこのごろだが、ふとした拍子に夏の終わりを感じる。高校野球が終わった、とか。夕方、ヒグラシが鳴きだした、とか。24時間テレビがはじまる、とか。古の歌人の繊細さには及びもつかないとしても、それぞれのキッカケがあるものだ。初めて会ったのは、暑い盛りの7月のこと。公園の茂みの中に、なぜかヤツはいた。ひとかかえはありそう [続きを読む]