ぢょん・でんばあ さん プロフィール

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ぢょん・でんばあさん: okkanabikkuring
ハンドル名ぢょん・でんばあ さん
ブログタイトルokkanabikkuring
ブログURLhttp://okkanabikkuring.blog.fc2.com/
サイト紹介文平和に見えるおばちゃんライフにも、危険や冒険、発見はある。そんな、おっかなびっくりな日々の報告。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供365回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2014/04/30 15:21

ぢょん・でんばあ さんのブログ記事

  • ほてるの話。
  • …パリのホテルがさ〜 エレベーターが古くて狭くってさ〜 部屋じゅう広げた荷物を片付ける気配も見せず、お土産話に花を咲かせているのは、卒業旅行から戻ったムスメである。スーツケース2個積んだら、あと1人しか乗れないんだよ〜えー、狭すぎ!しかたないからさ〜 トモダチと交代に螺旋階段使ったよ〜 4階なのにさ〜わー、チョー大変!字に書くと苦労話だが、話すムスメも、聞く私も、なぜかニッコニコである。ムスメと私 [続きを読む]
  • ふりこめ話。
  • 昨日も今日も郵便局の窓口へ。それというのもムスコが春から通う大学関係の振込が、こまごまとあるからだ。入学金をドカンと支払った後も、学生保険と共済、生協加入、教科書代金。入ったばかりなのに、早くも同窓会の加入依頼まで来るのには驚いた。1度に払えば済みそうなものだが、請求元も振込先もバラバラ、何度にも分けて来るのである。加えてビンボーの悲しさ、あっちのおカネをこっちに、こっちのをあっちに、と、都度金策 [続きを読む]
  • しゅくだい話。
  • しばらく外食してないので、おばーちゃんを誘ってランチでも、と思いたった。お出かけ好きのおばーちゃんに断られることはまず無いが、一応確認の電話をかける。…モシモシ おかーさん? 今日駅前でゴハンでもどう?うーん… どうしようかな…アラ?珍しく気の進まない様子。どうしたの 調子でもワルイの?いや… そうじゃなくて… 宿題があるから…宿題といっても、もちろん漢字ドリルや百ます計算などではない。うちでは生 [続きを読む]
  • まつりの話。
  • トーフを出して冷蔵庫の扉を閉め、振り返ったところでドン!と重い音がした。整理の悪い冷蔵庫の中でナダレが起こったか、と、開けて確かめてみたが、別状ない。おかしいな、とまた閉めたら、続けてドン!ドン!と音が続いた。リビングでひっくり返っていたムスメとムスコも、異常を感じて腰を浮かしている。なにあの音?事故?念のためガスを止め、窓を開けてビックリたまげた。満天の花火だ。なんで?何の花火?念のためカレンダ [続きを読む]
  • ねんれい話。
  • ふだん年齢を意識することはあまりない。さいわい大した不調はないし、見た目はトシ相応にイタんできても、ものの考え方や気持ちはずっと足踏みしているから、主観的には中学2年生くらいの感じでいる。唯一、現実を突きつけられるのは、同年輩の人がテレビで紹介される時である。もちろん向上心のない私のことだから、美魔女に触発されたりするわけではない。人生にくたびれ、肌のハリと毛髪を失ったオッサンの、力なくたるんだ顔 [続きを読む]
  • でびゅー話。
  • 私と違って、私の母、おばーちゃんは早くからケータイユーザーである。通話だけではなく、メールも絵文字入りだし、写真を撮ったり、ちゃんと使いこなしている。ガラケーに十分満足していたおばーちゃんだが、何を思ったかいきなりスマホに乗り換えるという。機種が減って選べなくなったのも理由の一つだが、先に乗り換えたお友達に80になってから 新しいことを始めようたって無理! 今がラストチャンスよ!と言われたことが決 [続きを読む]
  • けーたい話。
  • 4月から1人暮らしになるムスコの、家財道具を買いに行く。ゼイタクやオシャレとは無縁のムスコではあるが、家電など最小限は揃えねばならず、なかなかのモノイリである。合計金額にドッと汗の出る気分になりつつ支払いを済ませ、配送の受付にまわる。ムスコが新しい部屋の住所を書き込んだ用紙を、カウンターのおねえさんはチェックしてあ、ケータイの番号もお願いしますすみません この子まだ持ってないんです 入学までに買い [続きを読む]
  • ささえる話。
  • えーー、じゃあ 4月から1人暮らしなんだ 寂しくない?うーん そだね やってみないと何とも…飲み会の席、ムスコの部屋探しの話から、私の話になる。私自身、18で家を出てから、そのまま就職、家庭を作り、実家には戻らなかったから、ムスメやムスコも当然そうするものだ、と何となく思っていた。しかし、見まわすと、ずっと一緒の親子も、けっこう多いようだ。特にこのあたりは実家志向が強く、住宅事情に余裕のあることも [続きを読む]
  • のんびり話。
  • 4月から、ムスコが住む町を見に行った。特急電車で2時間ばかり。フワフワ旅行気分になりかけたが、そうもしていられない。不慣れな場所をアチコチして部屋探し。どこに行くにもバスの本数が少ないし、とにかく乗り継ぎが悪い。聞きしに勝るクルマ社会であるらしい。加えて独特のノンビリペースで、万事がはかどらない。歌うように語尾をひっぱる、この地の方言のイントネーションまでが、なんだかいまいましい。私は田舎者のくせ [続きを読む]
  • ほわいと話。
  • 私はこう見えて旧弊で義理堅い人間である。いただきものをしたら、お返しをしなければならぬ、と思っている。釣り合いの取れたお返しを、いいタイミングでお渡しするのは気を使う。あまり高価だとイヤミだし、もらってすぐにお返しすると、バシンと打ち返すようで感じが悪い。お返し一つとっても、本当にいろいろ考えることがあるのだ。そんな私が今、ヤキモキと気をもんでいる。ムスコも男子のハシクレなので、バレンタインにはお [続きを読む]
  • ぷりんの話。
  • いつもの職場の昼休み。そーいえばさー 焼きプリンってあるじゃない?コンビニのんー あるある けっこう美味しいよね最近はコンビニのお菓子もバカになんないからねあの『焼き』のとこって どーなってんのかねえー?『焼き』?(あー分かりますよこのてっぺんのとこね)焼きプリンってんだから焼いてんでしょ?でもさ、あのプリンの容器って、やーらかいビニールじゃない?…そういやそうね焼くと溶けると思うんだよねえ…あ、 [続きを読む]
  • しゅにえ話。
  • 当地に春を呼ぶと言われる行事が、お水取りである。お水取りお水取りと呼んでいるが、正式には修二会という。もとは旧暦の2月1日から行われていたので、二月に修する法会という意味をこめて「修二会」なのだ。東大寺二月堂の修二会は、創始以来千二百有余年もの間、一度も絶えることなく、連綿と引き継がれてきた。若狭井という井戸から観音様に供えるお香水を汲み上げる行事や、行を勤める練行衆の道明かりに灯す大きな松明が有 [続きを読む]
  • あのひの話。
  • いつも通りのイモート一家の1日がはじまった。イモートの作ったお弁当を提げて、ダンナのコージさんは会社へ、メイちゃんは幼稚園へ。ひとしきり家事をした後、お弁当の残りでお昼ごはんを済ませて、幼稚園の卒園謝恩会の打ち合わせに、着替えて出かけようとしたその時。大きな大きな何かが、イモートの住むアパートを、気味わるく揺らした。ドスンと重いものが落ち、ガチャンと食器が割れ、続いてビシビシとひび割れる音。永遠と [続きを読む]
  • いいわけ話。
  • クドクド言い訳をするのがキライだ。エラそうに言えることではないが、人いちばい、過ちの多い人生だった。しかし、事に際して、誰に対しても、言い訳だけはしなかった、と胸を張って言える。それが、数少ない私の誇りである。今朝は月1回の資源ごみ回収。袋にいっぱいのビンやカンを提げて回収場所に行くと、自治会の役員さんが立っていた。地区の回収に先回りしてアルミ缶だけ持ち去ったり、キチンと分別しないゴミを置いていく [続きを読む]
  • はっぴょう話。
  • ムスコの受けた大学の合格発表日。発表は午後なのに、落ち着かないで普段より早く起きてしまった。グーグー寝ている当のご本人を叩き起こしたいが、昨日の晩…どうせソワソワするから昼まで寝る… 起こすなよ…と、釘を刺されている。徒然なるままにパソコン立ち上げ、大学のHPを見ても、当然ながら何にも発表されていない。しかし合格発表も様変わりした。昔はわざわざ大学まで、自分の受験番号が張り出されているかどうか、確か [続きを読む]
  • かいがい話。
  • 前にイタリアに行ってスリに遭った(→ 「いたりあ話。」)ムスメが、卒業旅行でヨーロッパに行くという。心配してもしかたがないと思いつつ、前回のことがあるので、諸注意を垂れるのだが、本人はヒコーキに乗りもしないうちからウキウキで、上の空である。ウフフ… ピーターラビットの あの湖水地方も行くんだ〜!ちくしょう、こちとら期末で忙しくって休みどころじゃないってのに。アンタ 行ったことあるわよ湖水地方… 覚 [続きを読む]
  • けんごう話。
  • 中学に上がった時、それまで母におさげに結ってもらっていた髪を、みじかく切った。肩に触れない長さ、前髪はオン ザ 眉毛で、校則通りである。オシャレをしてみたいという気持ちはありながら、どうしていいかわからない優等生は、セーラー服を着たコケシに似ていた。映画「グリース」の影響で、フィフティーズファッションが流行していたころである。リーゼントの男は頭が悪そうでステキと思えなかったが、可憐な、オリビア ニュ [続きを読む]
  • ぱーまの話。
  • いつもの美容院。鏡の前に座り、ピンクのケープをかけてもらいながら、若い美容師さんにいつも通り、伸びた分だけ…とだけお願いして、手元の雑誌をパラパラとめくっていると、テレビで最近見る人が載っていた。バブル時代のイケイケギャル(死語)の風体をまねたお笑い芸人だ。昔を知らない人は、こんなの大げさな誇張だと思うかもしれない。しかし、あの時代、こんな風にパッドを入れ過ぎて肩が耳まで来ている人や、目が四つある [続きを読む]
  • そつある話。
  • …これ しまっといて…遅く起きたと思ったら、ゴソゴソ部屋を片付けていたムスコが、手渡したのは卒業アルバム。陰気で不活発で友だちが少ないムスコが、…高えし… オレ別にいらねーし…と、捨てようとした申込用紙を取り上げ、まーまー、将来どんな有名人が出ないとも限らないし、話のタネに買っときなよ、と、とりなしたのは私である。卒業アルバムなんて、若い時には見たくもないし、要らないものかもしれない。ところが私の [続きを読む]
  • りょうがえ話。
  • うらうらと晴れた、ある春の日。郵便局にお使いを頼まれた私は、ビジネス街の交差点で、信号の変わるのを待っていた。ハデなスポーツカーが前を過ぎ、左折して停まったと思うと、スルスルと窓のガラスが下がり、見たことのある顔が、そこから突き出された。なーなー このへんに銀行ある?旧知のようになれなれしく、声をかけられたのが自分だと気付くのに、少しかかった。その人は、名を言えば誰もが知る、漫才コンビのツッコミ担 [続きを読む]
  • くようの話。
  • 今日はひな祭り。うちにもムスメがいるから、ささやかながら毎年お雛さまを出して飾る。しかし周りのお母さん連中に聞いたところ、子供が大きくなるにしたがって、お雛さまを出さなくなるおうちも多いらしい。年に一度しか出さないお人形を、一度も出さなくなったら、それは不用品である。押入で場所をとるばかりの雛人形が厄介者に思えて、処分を考えるようになるが、人形というのは非常に捨てにくい。そこで誰しも思いつくのが、 [続きを読む]
  • ひそひそ話。
  • 今日はムスコの高校の卒業式。過去のムスメやムスコの卒業式では、いろいろと気が散ることが多く、感動の涙を流したことのない私である。( → 「きがちる話。」)あと何度もない機会だから、今回はなんとか人並みに感動したいものだ。定刻に会場に入り、指定の場所に着席。無用の軋轢を避けるため、なるべく上品そうなお母さんの隣を選ぶ。やがて吹奏楽部の演奏がはじまり、開式が告げられた。校歌斉唱に続いて、卒業証書授与。 [続きを読む]
  • さいごの話。
  • 洗濯を干し終えてコーヒーなんか飲んでいたら、ムスコが起きてきた。あれ?早いじゃん…今日 学校…ええっ!そうなの?知らんかった!…明日の…卒業式の予行…高3の3学期に入ってからというもの、ムスコが登校したのは三者面談と予餞会などほんの数日。ずっと学校に行ってなかったので、忘れていた。久しぶりに学ランを着て、ムスコがひょろひょろ出て行った後、マグカップをシンクに沈めながら、ふと思った。そういえば最後の [続きを読む]
  • きまずい話。
  • お天気がいいので、起きるなり身支度もそこそこに洗濯機を回した。すぐに干してしまおうとベランダに出る。春まだ浅く、濡れた洗濯物は冷たくて、急いでハンガーにかけていると、お隣の気配。まずい!とりあえずそこらのものを引っ掛けただけで、髪もモシャモシャ、顔もロクに洗っていない。こんな時、箱みたいな真四角の物件なら隣を気にすることもないのだろうが、うちは敷地が変形で、ベランダもまっすぐじゃなく、部屋によって [続きを読む]
  • コソコソ本。
  • 今でこそ誰はばかることなく、のべつ本を読んでいるが、昔はなかなか気を使うことも多かった。私は、不活発で外遊びの嫌いな子供だった。ガキが集まって、走ったり飛んだりして何が面白い、そんな生意気なガキであった。しかし、母親族とは子供は風の子信仰に憑かれているものである。寒くても暑くても、晴れていれば読みかけの本を取り上げられ、外で遊びなさい、と玄関を放り出される。しかたなく外にいるものの、何をするわけで [続きを読む]