Sonicedge9 さん プロフィール

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Sonicedge9さん: Sonicedge9
ハンドル名Sonicedge9 さん
ブログタイトルSonicedge9
ブログURLhttp://sonicenovel.blog.jp
サイト紹介文書いた小説を載せていきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供259回 / 365日(平均5.0回/週) - 参加 2014/04/30 20:10

Sonicedge9 さんのブログ記事

  • ツインテールはババア声4(13)
  •  ミハルに直でメッセージを送り、マミの服を持ってきてくれるように頼んだ。 二人で抱き合いながら待っていると、人影が見えた。「ミハル?」「あっ! なに? なんでマミ裸なの? しかも抱き合ってるってどういうこと」「なんでチアキがここにくるのよ!」「……」 ミ... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(80)
  •  驚いた美優の母は彼女に触れようとする。 美優は、スッと手をかざし、母親を壁際のソファーへ飛ばす。 母親は座ったか、と思うと目を閉じてしまった。『死ネ』 左右にステップを踏み、指から発せられる雷を避ける。「君、どうした!」「危ない!」 急に飛び出してきた... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(79)
  •  亜夢は|非科学的潜在力(ちょうのうりょく)を使う人間が、最も得意なワザを初手に見せて相手を委縮させることがある、と思い出していた。「残念だが、これはハッタリではないぞ」「!」「私は触れずに君の考えを読んでいる。いくら強い超能力を持っていても、読まれたら対策... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(11)
  • 「どうしたの、キミコ?」 手を広げて左右に振った。「なんでもない」『まさか、マミの体の素材も使っている?』『足りなくなればな』 私は慌ててマミの体を確認した。 髪の毛、こうだったはず。頬や顔も変わらない。指先、二の腕、肩…… うーむ。わからない。「ちょっ... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(10)
  •  起動、父の死、再起動、戦闘の履歴…… 確かに〈扉〉の支配者と通信している様子はない。『このログは信じられるの?』『〈扉〉の支配者側から来ている定期チェックのエラー表示しているだろう。怪しまれないように改ざんするなら、そういう不審な部分も削るさ』『それが... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(78)
  • 「全力よ」 亜夢はうなずき、相手の左拳へ、そっと左拳を合わせに行く。 ちょん、と触れ合うと、互いにバックステップして、得意の拳を後ろに引き、それを突き出す。 高速で繰り出される拳が触れ合うか、という瞬間。 ドン、と音がすると、陽炎のように空気が歪んだ。「... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(77)
  •  清川が叫ぶ。「中谷さんが犠牲になってくれるそうです。すみませんが、合図をするので背中を押しながら立ち上がりましょう」「おお」「あい」 亜夢は中谷と清川の状態を確認して、合図を始めた。「行きますよ、せぇーの、はい!」 背中をぶつけあい、よろよろと三人は立... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(8)
  •  新庄先生の言葉を遮って、私は言葉をつづけた。「国民の安全は、国家が守るべきじゃないんですか。私は明確に〈転送者〉と戦え、なんて言われた記憶は」 私は言葉を止めた。「痛い」 叩かれた頬を押さえる。「なんで? なんで叩かれたんですか?」 新庄先生は自らの震... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(7)
  • 「……ありがとう」「ごめん」「いいのよ。食堂でジュース買って乾杯しない?」 私の提案に三人は賛成してくれた。 夕食には早いため、食堂は空いていた。 私達は窓際に座って、ジュースを並べた。 チアキとマミが小声で話し合っている。「(やっぱり、乾杯! って訳に... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(76)
  •  さらに亜夢は触れている床を通じて意識を広げていく。 人の出入り、扉の位置などが分かってくる。しかし、ここがどこか何かわからない。『このスペースは上から見ると、カタカナのコの字型をしているようです』 清川、中谷と順番に思考を読み取るが、二人ともノーイメー... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(6)
  •  必死なオレーシャの姿を見ていれなくなって、うつむいた。「父は」 開いていた両手をグッと握った。「父は私を、私は父を助けようとして」 もう一度オレーシャの目を見つめ返した。「けれどどうにもならなくて」「ああっ……」 オレーシャが、溜まっていた感情が噴出し... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(75)
  •  二人が中谷の方に近づいた時、背後から声がした。「止まれ」 それは男の声だった。 亜夢が振り返ろうとすると、今度は女性の声がした。「動くな!」 全身を何万本もの針が立った板で挟まれたようなイメージが頭に送り込まれ、亜夢は前にも後ろにも動けなくなった。『君... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(5)
  • 「ああ、そうだな。〈巨大転送者出現〉の後、校内で理事長とかが慌ててるのは見たよ」 佐津間がこっちをみる。「今度は、学生や教師に死亡者はいない、って書くらしい」「佐津間は、学校辞めるの?」「もう入っちまったからな。俺も辞めねぇよ。お前がいる限り」 私は拳を... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(4)
  • 「すんません」 手で顎をかばうような動きを見せる。 思わず立ち上がって佐津間の方へ歩き始めた。「あったま来たよ!」「お客様!」 慌てて座席に座った。「どちらか一人、前の車両に移ってもらえますか?」 二人がどちらとも立ち上がらないでいると、監視駅員が苛立っ... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(74)
  •  中谷と清川は腕を組んでうなった。 しばらくして清川が言った。「私たちが後ろで、なんかノートを持って調査、記録している風にすれば……」「一か八かそれでやるしかないかもな。乱橋くんも、適当に数値とか言えば、我々でそれをメモするフリをするよ」 三人はホテルの... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(3)
  • 「らいじょうぶらけど、つらい……」 私は新交通の非常ボタンを押した。 列車の中にある画面に監視駅員の姿が映った。「どうなされました」「けが人が出ました、次の駅に救急車を呼んでください」「けがですか、どのような状況で」「打撲です」 私は佐津間を指さした。「... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(73)
  • 「僕も今計測して分かったところだよ」「もしかしたらずっと前から計画していたのかも」「そうだね。それに非科学的潜在力の機密情報にアクセスできる人物って、ことだよね」 |非科学的潜在力者(ちょうのうりょくしゃ)に与える電磁波の情報や、それを携帯電話の基地局やアン... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(2)
  • 「……ババア声が聞こえる、と思ったらやっぱりお前か」「なんであんたがここにいんのよ」「休みの日ぐらいどこに行ったっていいだろ?」 ん? 私は素早くスマフォで日付を確認する。「……休みじゃないわよ。騙されるところだったわ」「と、とにかくいいだろ」「あんたス... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声4(1)
  • あらすじ白井公子は、全寮制の百葉高校に通う高校生。子供の頃〈某システムダウン〉に巻き込まれた後、謎の組織に連れ去られて黒い翼や鋭い爪など、鳥とのキメラに改造されてしまう。同じように虎とのキメラである鬼塚刑事や百葉高校の教師で、蛇とのキメラである|新庄(しん... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(72)
  • 「おい! 配置から離れるな。今回は四人だけのそうさじゃないんだぞ」 亜夢はムッとした顔で加山を見つめる。「中谷は?」 指を立てて、木の上を示す。 その方向から、ガリッ、ガリッ、と木の皮を靴で削る音がする。「こら! 中谷。何やってる!」「あった!」 バキッ... [続きを読む]
  • 非科学的潜在力女子(71)
  • 「違う、あの人……」「?」「さあ、行こう。出発だ」 そう言いながら、全員の肩を加山が叩いて回った。 いつもの通り清川の運転するパトカーで会場となるホテルへ向かう。 近くまで車が来ると、加山が車を左のスペースに止めさせた。「清川は署に戻って車を置いて、歩い... [続きを読む]
  • ツインテールはババア声3(90)
  •  マミは頬を赤らめた。「えっ?」 私は視線を下げた。 マミの大きな胸のラインが自分にぶつかっているのが見える。「じゃ、これ? 本物?」 肩に置いた手をなぞるように胸まで下す。ピンク色の突起を指でそっと挟み、くりくりといじりはじめる。「あっ、キミコ、それっ... [続きを読む]