奥村健治 さん プロフィール

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奥村健治さん: 奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン
ハンドル名奥村健治 さん
ブログタイトル奥村健治アコースティックギター製作 IN ロンドン
ブログURLhttp://okumuraguitars.blog13.fc2.com
サイト紹介文アメリカでギター製作を学び、現在イギリス・ロンドンにてアコースティックギター製作に励んでおります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供24回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2014/05/02 20:53

奥村健治 さんのブログ記事

  • The London Acoustic Show 2016
  • 9月10日、11日の両日、The London Acoustic Show 2016 が開催されました。2011年から始まったこのショーは今年で6回目になるのですが、年を追うごとに出展者も来場者も減少しているようです。私は今年もリペアーを担当しているギターショップ、Ivor Mairants Musicentreの出展の手伝いをしたのですが、いつも Ivor Mairants の隣に出展していた親会社の JHS は今年の出展を取り止め、Ivor Mairants も当初は今年は出展しないという [続きを読む]
  • 九州・熊本大震災チャリティーコンサートにギターで参加
  • またまたブログの更新を随分とサボってしまいました。何か問題があったという訳ではなく、唯のサボりです。多忙という理由も無きにしも非ずですが、頑張って執筆の時間を取ろうと思えば更新も出来た筈です。仕事はずっと続けていますので、話のネタは沢山あります。更新をしていない間でも、アクセスをして頂いた方々には心より感謝します。さて、今回のブログの内容ですが、ギター製作や修復の話ではありません。その話は次回より [続きを読む]
  • 心に沁みる故 Eva Cassidy の「Over The Rainbow」
  • いつもギターの構造関係のことばっかり書いているので、読んでもチンプンカンプンで全然面白くない方々もいらっしゃるかもしれませんが(笑)、今回はギターの構造関係の話ではなく、あるミュージシャンの話をしたいと思います。まず下の動画をご覧下さい。彼女の名前は Eva Cassidy といい、アメリカのワシントンD.C. 周辺で活動していたシンガーです(もちろんアメリカ人)。「活動していた」と過去形で書いたのは、Eva は1996年 [続きを読む]
  • 重宝しているネックアイロン
  • 今回はネックアイロンの話です。ネックが順反り、又は逆反りしてしまい、トラスロッドでは修正が効かない場合は、ネックアイロンでネックを温めて反りを矯正します。特に考えられるトラブルとしては、1.順反りが大きく、トラスロッドで矯正してもまだ順反りしている場合。2.逆反りしていて、トラスロッドが順反りにしか対応出来ない 1-Way の場合(2-Way は逆反りに対応可能)。3.ネックにトラスロッドが入っていなくて、順 [続きを読む]
  • Lowden の塗装凹み修復 #2 最終回
  • 前回の記事、「Lowden の塗装凹み修復 #1」の続きです。この連載は2回で、今回が最終回です。塗装修復するギターは Lowden の40周年記念モデル、F-50C/LH です。お客さんがギターを倒してしまい、トップの表面と角に深いキズが付いてしまいました。Lowden Guitars に使用してある塗装はポリウレタン系であるため、シンナーには溶けません。そこでアートナイフを使って凹んだ部分の塗装を丁寧に取り除き、ハンダゴテと湿らせたキ [続きを読む]
  • Lowden の塗装凹み修復 #1
  • 今回は Lowden の塗装修復です。去年 Lowden Guitars の公認リペアーマンになってから、Lowden の塗装修復はこれが初めてです。Lowden の塗装は他のメーカーに多く見られるニトロセルロース・ラッカーではなく、ポリウレタン系の塗料が使用されています。そして仕上げは光沢のあるグロスフィニッシュではなく、艶消しのサテンフィニッシュです。サテンフィニッシュはグロスフィニッシュに比べると修復が難しいんですよね。工房に持 [続きを読む]
  • 1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その5 最終回
  • 前回の記事、「1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その4」の続きです。いよいよ今回が5回続いたシリーズの最終回になります。ギターは1937年製の Gibson L-00 です。故意に付けられたとしか考えられない表板の網目のキズの修復を行いました(その他の修復も同時に行う)。新しくキズに塗ったニトロセルロース・ラッカー液が完全に乾燥するにはある程度の時間を要するので、お客さんに一旦ギターを持って帰ってもらい、4週間後に [続きを読む]
  • 1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その4
  • 前回の記事、「1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その3」の続きです。たいへん長らくお待たせしました。塗装以外の全ての修復を終え、やっと塗装修復に入ります。まずピックガード上の網目のキズの修復です。最初に写真だけを見た時は、もしかしたら塗装下の木までキズが入っているのかなと思ったのですが、実物も拡大鏡で見ていると、殆どのキズは色の上のクリアーだけで、色や木にまでは到達していないことが分かりました [続きを読む]
  • 1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その3
  • 前回の記事、「1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その2」の続きです。話が前後してしまいました。前回の記事ではサドルを新しく製作して弦高調整を終えていましたが、その前にナット調整をしていました。ナットには十分な高さがなく、ナット溝はそこまで深くないのですが、全弦の位置が極端に低く、殆どの弦が開放弦でもビビっていました。ナットでの弦の位置が低いと開放弦を鳴らした時に弦が1弦に触れてビビります。お客 [続きを読む]
  • 1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その2
  • 前回の記事、「1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その1」の続きです。題名が「塗装リペアー」となっているので、塗装を話をしなければならないのですが、その前に同時に行ったフレット擦り合せ、新しいサドル製作の話をします。塗装リペアーの話はもうしばらくお待ち下さい。1930年代のギターとなるとネックが元起きしている場合が多く、このギターのオーナーの他のギターも過去に4本ネックリセットを行っています。しかし幸 [続きを読む]
  • 1937年製 Gibson L-00 の塗装リペアー その1
  • 1937年製 Gibson L-00 の修復の話です。このギターがどのような経緯で修復することになったかは、去年10月の記事、「Thame(テム)という町のビンテージギターショップへ」の中で詳しく書いていますが、ここでもう一度簡単に説明すると、私の常連のお客さん(この L-00 を合わせると5本のギターを修理している)から依頼があり、あるギターショップに売られている2本の1930年代 Gibson L-00 の内、1本を購入しようと思って [続きを読む]
  • Lowden Guitars の公認リペアーテクニシャンになる
  • 去年の10月、英国(北アイルランド)のギターメーカー、Lowden Guitars の公認リペアーテクニシャンになりました。世界中で愛され、多くのプロミュージシャンも愛用する Lowden Guitars の仕事に携われることが出来、大変光栄に思っています。このことに関しては、フェイスブックでは以前お知らせしていたのですが、このブログではまだお知らせしていなかったので、今回記事にすることにしました。Lowden Guitars の公式サイトを開 [続きを読む]
  • ブリッジの割れは何故起きた? その2
  • 前回の記事「ブリッジの割れは何故起きた? その1」の続きです。前回のお話では、ブリッジの前方、つまりサドルに張力が加わる重要な部分に接着剤が塗られていなかったため、その部分が割れてしまったということでした。弦の張力は約70キロあり、接着剤が塗られていないサドル前方のブリッジがその力に耐えられなかったと考えられます。ブリッジを新しく作るのが一番の得策ですが、諸事情により、このブリッジを修復してそのまま [続きを読む]
  • ブリッジの割れは何故起きた? その1
  • 私が週一回リペアーを行っているギターショップ、Ivor Mairants にあるイギリスの個人製作家のギターが持ち込まれました。ギターのトラブルはブリッジの割れです。ご覧のように、サドルが前方へ倒れ、ブリッジに亀裂が入っています。木にも個体差がありますから、亀裂が入った部分が元々弱い部分だったということも考えられるかも知れませんが、弦の張力が強い12弦ギターならまだしも、6弦ギターのブリッジに亀裂が入るということ [続きを読む]
  • 約40年ぶりに再会した Guild F-50R
  • 前回の記事で年末年始に日本へ帰省し、大晦日に友人の Martin 00028-EC のチェックをしたことを書きましたが、年が明けた1月2日、別のギターをチェックしました。そのギターはなんと約40年ぶりの再会だったのです。そのギターというのは、Guild F-50R です。そのギターの持ち主とは去年、あるきっかけで久しぶりに電話で話すことになりました。最後に会ったのはいつだったか思い出せないくらい久しぶりの再会(電話ですが)でした [続きを読む]
  • 日本でチェックした友人の Martin 000-28 EC
  • 去年のクリスマスと今年の正月は日本で過ごしたのですが、故郷の佐世保で飲食店を経営する友人のギターをチェックすることになりました。ギターは Martin 000-28 EC です。かなり前に別の友人を介してこのギターの写真が私宛に送られ、どうしたらよいのか相談を受けていました。それで12月31日の大晦日の午後、彼のお店に行きました。相談の内容は、ネックヒールとボディーの間に隙間があるのだが、これはどういうトラブルかという [続きを読む]
  • 復活!2016年初めての投稿
  • 皆さん、お久しぶりです!去年の11月からブログの更新をしていませんでした。もう3ヶ月半です。休んでいたと言うよりも、サボっていたと言った方がいいでしょう(笑)。こんなに長くブログを更新しなかったのはブログを始めてから初めてです。2016年も既に3月になってしまい、今更「明けましておめでとうございます」は変ですよね。でも今年もどんどん記事を投稿していこうと思っていますので、今年も宜しくお願いします。サボって [続きを読む]
  • Epiphone PR350Sのリペアーのお話 その2
  • 前回の記事、「Epiphone PR350Sのリペアーのお話 その1」の続きです。前回の記事にも書いたように、この Epiphone PR350S はネックリセットを行わずに弦高を低くすることにしました。お客さんにとってネックリセットは予算オーバーになるし、そもそもこのギターは簡単にネックが外せるジョイントではなさそうです。安価なギターはネックが外せるようには作ってありません。さて、どうやってネックリセットなしで弦高を下げるかと [続きを読む]
  • Epiphone PR350Sのリペアーのお話 その1
  • 私のお客さんからの紹介ということで、ある方から連絡がありました。自分が持っている Epiphone のアコースティックギターを修理して欲しいという依頼でした。ずっと弾いていないのだが、弦高が高く、フレットもかなり減っているので、フレット交換をして調整して欲しいということでした。ただ自分は体が弱く、私の工房まで持って行く力が無いと言われました。私が週一回リペアーを行っているギターショップ、Ivor Mairants までな [続きを読む]
  • Bourgeois Guitars の紹介
  • 前回の記事、「Bourgeois Guitars のイギリスでのリペアーを担当」で、今度から Bourgeois Guitars のリペアーを担当することになったお知らせをしましたが、今回は Bourgeois Guitars のギターを紹介したいと思います。まず音についてですが、もちろん素晴らしく良い音をしています。しかし、敢えてそれに関してはいろいろと書きません。音が良いのは当たり前だからです。オール単板で、しっかりと手を込めて作ってあれば音が良い [続きを読む]
  • Bourgeois Guitars のイギリスでのリペアーを担当
  • 今度から、アメリカのメイン州にあるギターメーカー、Bourgeois Guitars の英国でのリペアーを担当することになりました。この話は数ヶ月前に決まっていたのですが、この度、そのことをブログで報告することにしました。Santa Cruz Guitar Company のリペアー担当の話とほぼ同時期に決まったのですが、ブログにはまだ書いていませんでした。まだ書いていなかった理由は、当初、2本のリペアーがイギリスのあるギターショップから来 [続きを読む]