ひかる さん プロフィール

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ひかるさん: BL-R18+
ハンドル名ひかる さん
ブログタイトルBL-R18+
ブログURLhttp://blr18.blog.fc2.com/
サイト紹介文ある日突然空から降ってきた指輪。その指輪がヤンキー高校生を非日常の世界へと誘う。オリジBL−R18+
自由文世知辛い世の中だからこそ、お話の中だけは幸せなピンク色で溢れていてほしい。そんな想いを込めて、いろんな意味で真っピンクです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供199回 / 365日(平均3.8回/週) - 参加 2014/05/05 08:47

ひかる さんのブログ記事

  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #36
  • side アキ関さんがチラチラと俺の方を見ながら電話をしている。まるで逃げないように監視されているみたいだって思って、ちょっと危機感が出てきた。龍のどんな知り合いか、龍のところに何の用だったのか訊いてから誘えば良かったかもしれない。スマホを取り出して、敦彦にメールを打つ。"関って人、知ってる?"龍の知り合いみたいなんだけどって書こうとして、関さんが電話を終えこっちに向かって歩いてくるのが見えた。とりあえ [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #35
  • side 関思わぬ拾い物をした。目の前にいる若造を見ながら、心の中でほくそ笑んだ。『俺、井上っていいます』ええ。よく存じておりますよ。”イノウエ アキラ”。如月敦彦のアキレス腱。まぁ顔を知ったのはつい昨日のことですが。以前から噂があった人物が今、目の前にいる。あのいかがわしい会員制の倶楽部に一時期籍を置き、如月を骨抜きにした男娼。どんなに妖艶な――――魔性の人物かと思えば、目の前にいる男はなんだ? ど [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #34
  • side アキ電話を切って、目の前でにこやかに笑っている人物の顔を見る。「ひとりって言っちゃったけど、いいんすか?」「ええ。いいんです」そう言ってまた笑うと、目の前にある紅茶のカップを手に取り、香りを確かめるようにして口をつけた。龍から電話が来たとき、自分と一緒にいることは知らせないでほしいと言われ。とっさのことで理由も聞けず、言われるまま龍には一人だと伝えた。「でも、なんで?」俺が訪ねると、紅茶の味 [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #33
  • side 龍「おかしい」腕時計を何度もみて、時間を確認する。「先方から連絡は入っていないのか?」「いえ、なにも。めずらしいですね。時間に厳しい方だと思っていたのですが」アポイントメントをとった担当に訊いてもおろおろと入り口と応接セットの間を行き来するばかりで、目をあわせようともしない。今日セッティングされた私とその人物との対談。この担当が企画立案したものだと聞いているが、実は違うのだろうと踏んでいる。 [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への想い #32
  • side アキ「ちょっといってくるからさ。コーヒーでも飲んで待っててよ」二人にそう言って、車のドアをバタンと閉めた。目の前には古いビル。せわしなく人の出入りがある。俺は中に入るとスマホを取り出し、電話をかけた。「あ、龍? 今下にいるんだけどさ」『えっ?! 下って、下?!』相手は深山 龍一。おかたい経済誌の編集長をやっている。"龍って呼んで"ってしつこくお願いされて、龍って呼ぶことになった。龍は敦彦の昔か [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #31
  • side アキなんでだよ、菊乃さん!なんで俺をおいて、一人でやろうとしてんだよ。「アニキ、完全に釣られましたね」「うるせー」「なんの話?」後部座席から、ヒョイっと顔をのぞかすと、運転手の男は俺がいることを忘れていたみたいで、首をすくめて驚いた。話しちゃったものはしょうがないって顔で、ヤナギが答える。「カードを派手に使われたので、居場所がわかったんです。それで車で外周を走っているのを発見して――――。わ [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #30
  • side アキ「お待たせしました、晃さん」菊乃さんが奥の部屋から戻ってきた。その後ろには萩尾もいて、心なしか表情が暗く固い。いつも俺のことをからかっている萩尾の表情とは違っていて。俺はなんだか不安になった。ちらっと間宮を見ると、おなじような表情をしていた。でも俺の視線に気がつくとニコッと笑顔を作り、「片付けにいってきます」と、奥の部屋に入っていった。「お世話になりました。いろいろ情報をありがとうござい [続きを読む]
  • 【SS】必然の偶然 後編
  • side Aいない。何回往復しても会わない。会えない。階段のところで、カフェテリアに戻ろうか悩んだ。その時降りようとしていた階段を上がってくる二人連れが、俺の横を通り過ぎて。ひとりは俺がいるフロア、もうひとりは上の階へいく階段を昇ろうとして声をかけられる。「あれ? 研究室いかねーの?」「自販で水買ってから行こうかと思って」「いいね、俺も行く」そう言って二人で上の階へ昇っていった。研究棟は5階建てなんだ [続きを読む]
  • 【SS】必然の偶然 前編
  • こんばんは。ひかるです。突然で申し訳ありませんが、前後編のSSをはさませてくださいませ。萌え萌えPVをご紹介いただき、妄想がもくもく、いや、むくむくと……あいかわらず自由ですみません。side A「なんか、不機嫌?」「うるせー」大学のカフェテリアでメシを食ってると、いきなりそう言って声をかけられた。相手は同じゼミのヤツ。「放っておけよ。こいつ相方とあえなくて寂しいからすねてんだ」「うるせー」余計なことを [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #29
  • side アキ覗いたモニターにはいくつもアプリが立ち上がっていて、菊乃さんがひとつひとつ確認しては萩尾となにか喋っていた。フミダイ?ゼイジャクセイ?言ってる意味が全くわかんねぇ。二人の会話についていくのは諦めて、お茶を出しに来た間宮って若い助手と応接セット――――というにはだいぶ質素だけど――――に座って話をする。へー。変態科学者の大学の後輩なんだ。お互いの自己紹介的な話をしたあと、目を輝かせ前のめり [続きを読む]
  • 08/28のツイートまとめ
  • aki_alexandrite よっ!ひさしぶり! 08-28 14:19 今週は敦彦が海外出張なんだ。ってことで、実家に帰ってる。ていうかさ。"実家"って言い方、なんか照れるな 08-28 16:19 いや、『家に帰る』っていったら、今敦彦と暮らしている家は家じゃないのかよとか思うし。だから"実家"って言ってみたんだけど。「兄貴はヨメに行ったんだから実家でいいだろ」って悠人(真ん中の弟な)に言われた。ちげーし!俺はヨメじゃねぇ! 08-28 [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #28
  • side アキまだ心臓のバクバクがおさまらない。でも横を見ると、涼しい顔をして運転している菊乃さんがいて。なんだか俺だけバクバクしているっていうのもかっこ悪くって、平気なふりをした。フロントガラスから見える車体の色は黒になっている。「最初は赤で、その次は透明?になって、今は黒なんすね」「え? ああ、車体の色ですね」最初は何を言われたかわからなかった菊乃さんが、ボンネットを見て気がついたようだ。「車の表 [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #27
  • side アキ目の前の信号がそろそろ黄色になりそうだ。そう思った時、唐突に菊乃さんが口を開く。「晃さん。ちょっと舌を噛まないでいてくださいね」「え?」理由を聞こうとした瞬間、シートに縫い付けられるようなGを感じた。黄色に変わる直前の交差点に急加速で突っ込むと、アクセルとブレーキを同時に踏んでケツを流す。スライドしながら向きを変えた車は、交差点をそのまま直進(・・)で左折(・・)した。うそだろ、ここ、中 [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #26
  • side アキエレベーターが音もなく目的の階についた。エレベーターを降りると、菊乃さんは壁にあるパネルに手をかざし、横にあるカメラをじっと見た。しばらくして、壁だと思っていたところがいきなり開いた。マジか!ホントに秘密基地じゃねぇの、これ。やべぇ。ワクワクが止まらない。「晃さん。助手席へどうぞ」菊乃さんがどうぞ、と、手で指した先には真っ赤なスポーツカーがとまっていた。言われるまま助手席にいくとそこには [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #25
  • side アキ「おまたせしました」その声に振り返ると、ラフなパンツスタイルの菊乃さんが立っていた。うわっ。ほそっ。たしかに着物の襟元からのぞくうなじとか、手首とか。細いなって思ったことあったけど。和装じゃない菊乃さんは、身体のラインがよくわかって。って、エロい意味じゃねーぞ? 華奢で、なんていうか、庇護欲を掻き立てられる、そんな人なんだなって思った。でも俺は知ってる。菊乃さんは護られたいなんて思ってな [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #24
  • side アキ「それでさ。なんで俺たち、ここにいれられてるんすか?」俺の素朴な質問に、菊乃さんが笑顔で答えてくれる。「え? それって、俺、巻き添え食らっただけ?」「まあ、有り体に言えば、そういうことになります。災難でしたね、晃さん」いや、誰の巻き添えくらったとおもってるんだよって言いかけて、菊乃さんの笑顔の前に言葉を飲み込んだ。「菊乃さん、じぃちゃんに謝っちゃえば?」「謝っていただきたいのは、むしろわ [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #23
  • side アキ「え? よくわかんないんすけど」菊乃さんと黒づくめの男が来たと思ったら、いきなり奥の座敷に行くと言い出した。あまりに急な話だったから、黒づくめの男がヤナギさんだったってことに、遅れて気がついたぐらいだ。言われるままついていった先にあったのは、あやしさ満点の檻だった。時代劇に出てくるような牢屋よりかは、ちょっと小奇麗というか、妖しいというか。檻が朱塗りだからだろうか。全体的に、雅に見えない [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #22
  • 「なんのことでしょうか?」山城の部屋で、テーブルを挟み山城と菊乃が対峙している。「聞き分けろ、菊乃」「ですから何を聞き分ければよいのか、わたくしには心当たりがございません」むうっと、山城が口をへの字に曲げる。正座して背筋をピンと伸ばしている菊乃が、あぐらをかいている山城を見下ろす格好になっていた。それがまた、山城を苛立たせた。「おぬしも相当頑固者だの!」「お館様ほどではございません」むむむっと、へ [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #21
  • side アキ「よくわかんねぇんだけど……」「それは、"わからない"ではなく、"わかりたくない"なんじゃろ?」目の前に座るじぃちゃんが、身体をひねり俺の顔を仰ぎ見た。心の奥底まで覗き込まれているような視線に、思わず目を逸したくなる。でも、逸したら肯定しているのと同じじゃん?だから俺はじぃちゃんの視線を跳ね返すように、目に力を込めた。「わしはな、小僧。のし上がるために、どんなことでもやったぞ。それこそお天道 [続きを読む]
  • 【SS】真綿の足枷
  • こんばんは。ひかるです。遅刻してすみません。今日はちょっと本編(番外編でも本編っていうのかしら?)をお休みさせていただきまして、SSを書かせていただきました。Twitterをご覧の方はご存知かと思いますが、今朝方「真昼の月」のイヌ吉さん(以下、イヌちゃん)に無茶振りツイートをさせていただきました。診断メーカーというお遊びツール(?)での診断なのですが、『タイトル』と『話の出だし』を決めるので、あとを続けま [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #20
  • side アキ「じぃちゃん、入るよ」部屋にいるじぃちゃんに廊下から声をかけると、中から「おう、小僧か。入れ入れ」と軽い返事が返ってきた。「じぃちゃん、なんか手伝うことあ……うわっ」勢い良く部屋の中に踏み込もうとした瞬間、床に散らばる紙に気がついて慌てて足を上げた。バランスを崩しそうになって、やじろべえのようにフラフラと左右に揺れる。「じぃちゃん、なにやってんの?」「ん? 見てわからんか。字を書いとる」 [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #19
  • side アキ「いてて……」痛む腰をかばいながら、うつ伏せ状態からゆっくりと起き上がる。布団の上にペタンと座り、敦彦のいない隣の布団をじっと見つめた。まったく温もりの感じられない布団に、敦彦が早々にここを出たことが伺える。「敦彦……」声に出してみたけど、それに返事をする者はいない。「っ!」布団に突っ伏すようにして額をつける。拳を握り、頭の左右から布団をドンッと叩いた。「…………」そのまま数秒。ぎゅっと [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #18
  • side アキだりぃ。ぜんぜん布団から起き上がれねぇ。畳の上に敷かれた布団の上で、ぐるりと仰向けになった。その反動で腕が伸び、いびつな大の字ができる。腕を広げてからやべぇって思ったけど、腕があたるって思った敦彦は、横にはいなかった。部屋の中はすっかり暗くて、外からしとしととした雨音と、敦彦の声がうっすらと聞こえてくる。ああ、七夕なのに、雨降っちまうのか。1年に1回しか逢えないのに、その1回がダメになる [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #17
  • side 如月横ですぅすぅと小さな寝息をたてているアキの髪をそっと指ですいた。なかなか白状しないので、ちょっと無理をさせたかもしれない。――――ちょっと、な。逆にここまで白状しないということは、私絡みなのだろう。ふぅ、とため息をつくとそばにあった浴衣を羽織り、スマホを持って廊下に出る。スマホで時刻を確認し、黒木に電話をした。『はい』「黒木、なんで電話をしたかわかるな」『…………』「菊乃からなにか聞いた [続きを読む]
  • 【アレキサンドライト番外編】君への願い #16
  • side アキ「そうめん、うまかったなぁ」食べ終わって後片付けも済んだ後、俺と敦彦は用意された部屋にいた。「なかなか手に入らない逸品だ。名工の名に恥じない、素晴らしく美味いそうめんだった」敦彦がほめるとか珍しい。そう顔に書いてあったんだろうか。敦彦が嫌そうな顔をした。「私だって褒めるに値するものは褒めるぞ」「えっ。そ、そんなこと思ってねぇぞ?」じとっと敦彦が目を細め俺を睨む。俺はそれに気づかないふりを [続きを読む]