yuncha さん プロフィール

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yunchaさん: アルツハイマー型認知症の母がいる
ハンドル名yuncha さん
ブログタイトルアルツハイマー型認知症の母がいる
ブログURLhttp://195049207ykr.blog.fc2.com/
サイト紹介文アルツハイマー型認知症の母のこれまでと、これからの日々を冷たい目線の娘がぼやいています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供217回 / 365日(平均4.2回/週) - 参加 2014/05/08 10:45

yuncha さんのブログ記事

  • おままごと
  • 面会に行くと母は入浴を終えたばかりで髪がしっとり濡れている。お風呂に入れてよかったね〜と言ってみたが「入ったかなぁ?」と母。入浴と言っても寝たままの機械浴なのでお風呂に入ったとは思ってないのかも。いつものように手袋を外すと空中に手を差し出しながら「ごはん食べたん?」「おうどん食べる?」と聞く母。何かを持ってくるようなしぐさをし「ほら、はよ食べ」とそれを渡そうとする。まるでおままごとのようだが母は本当 [続きを読む]
  • 脳の不思議
  • 著名な元知事さんが脳こうそくの後遺症で文字を全部忘れたと語っていた。解説していた医師がアラビア文字の羅列のように見えるのだろうと言っていた。ところがこの著名な人は多少もたもたしながらも言葉はちゃんと出てくる。難しい熟語のような政治業界の専門的な言葉もえ〜っとなんだっけかな?なんてことにはならないのに肝心な記憶はないと言うのだから脳って不思議だなと思う。母が名前を書けなくなったのは2年くらい前だがそ [続きを読む]
  • 娘の面会拒否
  • なんとなくほぼ毎日続けている面会だが気が向かなくなっている。母は活発に体を動かし口数が増えているがそれが億劫の一番の原因。「最後まで言うたら怒られるから黙っとくけどな」「そうやろ?」となんだかわからないことを言い「言ってもいいなら言うよ」「いいんやね」「責任とってな!」みたいな展開になる。うんと言ってもううんと言っても「ひゃ〜そんなん言うの?」とかなんとか。面会の1〜2時間はそんなこんなの繰り返しで [続きを読む]
  • 変わる母
  • 新しい病院で2か月が過ぎ胃ろうから取込む抗パーキンソン薬での治療が続く。前の病院で処方された貼付薬を見なくなり聞くとかぶれるから中止したそうだ。100床ほどの病院だが治療法とか投薬については聞かないと説明がない。胃ろうにするときは承諾書を書いたが手術日も時間も院長の予定次第と言われ面会に行ったら終わっていた。いつもいつもうつらうつらしていた入院初期より明らかに活気はあるが時々激高したり話の内容はわ [続きを読む]
  • 怒りの矛先
  • 面会を1日休んだので来られなくてごめんねと母に謝ってみたが反応はない。いつものように手袋を外し歌謡曲のCDをイヤホンで聞かせると途中までおとなしく聞き入っていたのに急に語気荒く何かぶつぶつ言い始める母。体をゆさゆさと動かし柵に手を伸ばし顔を真っ赤にして「もう家を出て行くわ」「私がバカだったわ」「オノミチ」「みっちゃん」と古い記憶にある言葉が並ぶ「承知してないんでしょ?」と言うのでさぁわからないなぁと [続きを読む]
  • 保険を解約
  • 保険会社に電話で解約を申し入れると案の定判で押したようなお返事。契約者ご本人でないと解約の手続きはできません。と来た。認知症で寝たきりなので電話も会話もできないと答えるとお名前だけ書いていただければいいのですが。と来た。自分が何者かもわからないし一歩も外に出られないので事故には遭わないしひったくりにも会わないので保障のいずれにも該当しなくなったのでと続けてみた。こういう状況はいくらでもあるのか少し [続きを読む]
  • 保険証書
  • お歳暮で届く大型のカステラの箱3個に母の書類がぎっしり詰まっている。引出などの隠し場所はほとんど片付け最後の砦だがとにかく数がおびただしい。いるものといらないものと分けていると十数枚の保険証書が出てきた。同じ契約のものが何枚も再発行されていたりとっくに満期になったものや解約したものもある。どうやら溜め込みは10年前くらいから始まっていたようだがまったく気づくことなく認知症ではと疑いを持ったのは数年 [続きを読む]
  • 孫に勝つ
  • 面会に行き友人から電話があったよと母にその人の名前を言ってみた。「えっ!あ〜そう!」と今にも起き上がりそうな食いつき方にびっくりした。脳梗塞だったけど早期発見で半月入院して後遺症はほとんどないんだって。お父さんと同じ病院に入院したんだってと言うと時々へ〜とかそうとか言う母。話が分かっているのかと思ったが「この前も聞いたわ」「昨日も会ったやろ」「あの人はすごいからねぇ」などなど残念ながらやっぱりとんち [続きを読む]
  • 親友を名乗る人
  • 妹の施設の保護者会に行くと40年以上前から顔を知る母の友人の姿があった。しばらく見かけなかったので声をかけてみると入院していたと神妙な顔をする。その夜電話があり入院の経緯とか長々のおしゃべりに付き合うことになった。母の親友と名乗るこの人の息子と私の妹は小学校からの同級生で途中別の施設に通ったのだが2年前から同じ施設に入所している。母とはお互い田舎者で気が合ったと言い離れた時も連絡しあっていたようだ [続きを読む]
  • 合鍵
  • 夕方居間の窓のカギがかかっていないのに気づいた。どうやら私が朝雨戸をあけたときに閉め忘れたらしい。そんな日に限って半日留守にしていたので何か変わりはないかと気になった。最近の泥棒さんはとりあえず合鍵を持ち出し後日スーツ姿でゆっくりお見えになると聞いたことがある。そもそもこの家は実家なので合鍵が何本あるのか知らない。父のポーチから束になったカギが何本も出てきたが半分くらいはどこの何のカギなのかわから [続きを読む]
  • 三男の嫁
  • 職場の同僚だった友人と久しぶりに長電話。三男の嫁だが子供がいないからと繰上げられてご主人の母を介護していたが1年ほど前他界されたと聞いていた。同居ではなかったが毎日のように食事の支度に通う姿は嫁の鏡だと思っていた。温泉に行きたいと言った翌日には寿司屋に連れて行けと我がまま放題の人だったらしいが認知症が進み最後は入所したのだと。母が胃ろうにした話をすると義母も勧められたよ。でもねと続けた。胃ろうにし [続きを読む]
  • 指さし確認
  • 面会に行くと母はキョロキョロしていてちょっとそわそわ落ち着かない様子。どうしたの?と聞くと小声でぼそぼそと「男がな…」と母。はぁ?と聞くとし〜っと人差し指をたて「小さい声で!」「聞かれているんだよ」どうやら母の周りには何人かの男の人がいてお金を盗もうとしているらしい。大丈夫だよ。お金は持ってきてないよと言うと「そこにあったじゃない」と空中を指さす母。「あら?今あったのに」「持っていかれたんだわ」「もう [続きを読む]
  • 春は来ている
  • 2階のベランダから見下ろすと庭の隅の方に雑草が生え始めている。責任者の父がいなくなって庭の木々は背が高くなり苔のようなものが増えた。私が庭に出ると母は窓越しに監視しながら「手がおかしくなるから」「木が目に刺さったら困るから」やめろとうるさく言った。被害妄想もあったのだろうが私に何かあったら自分が困るというのが見え見え。たまりかねてじゃあ誰がやるのよと言うと「言うことを聞かない」と怒りだし大喧嘩にも [続きを読む]
  • 療養病棟の人
  • お隣さんの所には時々娘らしき人が面会に来ている。看護師たちとは関係がいいらしくお母さん目鼻立ちがはっきりしていて本当に美人よね〜と言われてまんざらでもなさそうだったり会話が弾んでいる。母は一番奥なのでお隣さんの傍を通り抜けるが顔をよく見たことはない。寝たきりで胃ろうで気管を切開していて言葉を聞いたことはなくたまに小さく手が動くのが見えるが療養病棟の人はほとんどがそんな様子だ。歩く人も車いすの人も話 [続きを読む]
  • 面会に行くといつも通りのぼんやり顔の母。ぼそぼそと喋るが不明瞭さが増して何を言っているのかわからない。妄想や幻覚も常に存在していて突然「あっ後ろ後ろ!!」と騒いだりどこに行ったとか誰々にあったとかそんなことばかり言っている。寝たきりになって想定外の行動に振り回されることはほぼほぼなくなったが話の途中で急に怒りだしたりそんなことはしょっちゅうだ。そろそろ帰るかと準備を始めると「今日も泊まるん?」と急に [続きを読む]
  • 母の手
  • 面会に行くと母は入浴を終えたばかりだったので爪を切ることにした。手の爪を切りながら母の手ってこんなだったかなと思う。小さい頃から母の隣にはいつも障害のある妹がいて私はしっかり者の姉でなければならず母と手を繋いだ記憶はあまりない。一度迷子になった時も母が手を繋いでくれなかったからだと思っていた。だからなのか母との関係は希薄であまり本音を話したこともなく今更こんな人だったのかと思うこともある。足の爪も [続きを読む]
  • 大暴れする
  • 最近の母は胃ろうの効果なのか肌つやもよく少し太ってきている感じ。もうダメかと叔父たちに面会に来てもらったが何だったのかと思うほどだ。だけど理解する力はどんどん落ちていて何をされるのかといつも疑ってかかる。顔を拭いてくれる看護師の手を払いのけたり回診に来た院長を掴んだり私が見ている間だけでも結構な暴れぶりの母。夜中はアクロバティックな動きをするんですよ〜と言われたこともある。今日は看護師が吸引しよう [続きを読む]
  • 年金定期便
  • 母が療養型医療施設に移って1カ月が過ぎた。差額室料と紙オムツやパジャマなどの消耗品と食事代(点滴みたいな袋状のもの)は自費で合わせると15万円を超える。医療費は限度額が決まっているので足すと全部で20万円まではいかないか。母の年金は自宅で生活するのなら十分だが入院となるとなかなか厳しい状況。そんな母よりも私の年金はド〜ンと少ないよと年金定期便が教えてくれる。いったいこの先どうやって老後を送ればいいの [続きを読む]
  • 立派な老い方
  • 目に見える皮膚疾患やかゆみがほぼ消え皮膚科の受診を終了した。体質は変わっていないのだから肉類や甘いものを避けほこりなどの環境に気をつけろと医師にくどくど言われたが悪い間も食べたいものを食べ特別なことは何もしていなかった。作られた環境の中で生きたくなかったしそれよりもっと大きな要因がストレスだとわかっていたから。アレルギー疾患は治癒するのにどれくらいの期間がかかるのかわからないので医師との相性は大切 [続きを読む]
  • 立ち位置
  • 面会に行くと母のパジャマの首元に乾いた汚れがついているのに気づいた。看護師に言うとあら、何か吐いちゃったかな〜と言い気づいてないようだった。ナースコールのスイッチも手の届かないところにあるし母は人を呼ぶことも自分の異変すらもわかっていない。同居していたらたぶん気づかないことはなく大慌てしていただろうから知らなかったですむのはなんと気が楽なことかと思った。入院してから母と顔を合わすのは1日1〜2時間 [続きを読む]
  • 流れ流されて
  • お隣の病室のベッドが2つ空になっていたがいつの間にかまた満室になった。どの人が新しい人か以前からいた人なのか全くわからずすっかり馴染んでいる。療養型は1年くらいと期限が決められている病院が多くどこからか流れ着いてはまたどこかへ流れていくのだろう。母のお向かいさんは看護師たちに○○ちゃんと呼ばれかわいがられている。意思を伝えることはできないようだがとても敏感で物音がするたびにベッドが揺れるほどびくっ [続きを読む]
  • 腰をずど〜ん
  • 面会に行くと母は腰を浮かせてお尻を振ったりして汗だくになっている。院長はパーキンソン症状が消失し元々あったレビーが強く表れていると言う。枕が完全に外れていたので頭を持ち上げようとするとううう〜っとうめく母。頭を上げるよ〜と声をかけ持ち上げたが母が思いっきり頭を反りかえしたので重みが何倍にもなり小柄な私は腰にずど〜んと衝撃を受けた。あいたたた。なんでそんなことするのよと思わず言うと母はなんだとぉとい [続きを読む]
  • 散財する
  • 在宅介護をしていた4年間はお出かけなるものをしていなかったので着るものも履くものすっかり古びてしまっている。コートだっていつ買ったんだっけ?と思い出すこともできないくらい古いもの。4月から近所とはいえ職場に行くのだから少しは気の利いたものを準備したい。どこもかしこも冬のバーゲン真っ最中。なのに5万円もする通常価格のバッグが気になって気になって仕方がない。介護のご褒美に買ってしまえと心の悪魔が囁くが [続きを読む]
  • 母の怒り
  • 予定通り妹を連れて2日ぶりに面会に行った。ちょうど入浴を終えたばかりの母に気持ちよかったねと言うと「あ、そう」妹が覗き込んでおかあさ〜んと呼びかけてもやはり答えは「あ、そう」妹は1カ月ぶりの面会だがわかる?と聞くと「わかるよ」と答えるが怪しいもの。その内に幻覚が始まり「あ〜そこそこ」「スゴイわ〜」「小さいのが〜」「細いのが〜」と手を差し出したり指をさしたりし始める。さらに黙っている妹に「そんな大き [続きを読む]
  • 面会を休む
  • 突然38度の熱が出てあわてて内科を受診したがしインフルエンザ検査は陰性。とはいえ熱があるのだから面会には行けず2日連続で休んだ。母が入院してから面会に行かなかったのは2回あるが2日続けては初めて。行く時間があるから行っていただけでどうしても絶対にという気持ちはまったくなかったが行かないとなると不思議なことに罪悪感を覚える。母は私のことを覚えているだろうか。明日は妹と面会に行く予定だが娘が2人一緒な [続きを読む]