Sightsong さん プロフィール

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Sightsongさん: Sightsong
ハンドル名Sightsong さん
ブログタイトルSightsong
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/sightsong
サイト紹介文写真、ジャズ、環境、旅、沖縄、書物、映画
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供495回 / 365日(平均9.5回/週) - 参加 2014/05/22 07:43

Sightsong さんのブログ記事

  • 寺井尚之『Dalarna』
  • 寺井尚之『Dalarna』(Overseas、1995年)を聴く。Hisayuki Terai 寺井尚之 (p)Masahiro Munetake 宗竹正浩 (b)Tatsuto Kawahara 河原達人 (ds)トミー・フラナガンの弟子筋にあたることで有名な寺井氏だが、実は、こうしてプレイを聴くのははじめてだ。流麗で澄んだ水のようなピアノは、確かに、トミフラを思わせる。しかし独特な雰囲気のほうがまさっている。こうしてトミフラやバド・パウエルの曲を見事にスイングする演奏をなん [続きを読む]
  • 大工哲弘@みやら製麺
  • 神田小川町のみやら製麺には、職場から近いこともあって、ときどき沖縄そばやチャンプルーの定食を食べに行っている。そこになんと、八重山民謡の巨匠・大工哲弘さんが来るという。CD10枚組(!)の『八重山歌謡全集』を出したばかりであり、記念ライヴということだった。主催はそのオフノート/アカバナーの神谷一義さんと、音楽評論家・プロデューサーの藤田正さん。もちろん駆けつけないわけにはいかない。大工哲弘さんの演奏を [続きを読む]
  • かみむら泰一session@喫茶茶会記
  • 四谷三丁目の喫茶茶会記に足を運び、かみむら泰一session(2017/5/26)。この日は喫茶茶会記の開店から10年。Taiichi Kamimura かみむら泰一 (ts, ss)Toshiki Nagata 永田利樹 (b)Yoshinori Shiraishi 白石美徳 (ds)かみむら泰一さんのテナーは実に独特な「吹かない」テナー。なんだか次第に過激さを増してきているような気がする。息を吹き込んで管を鳴らし切るのではなく、周囲の空気と溶け合うサウンドである。ソロが終わっても [続きを読む]
  • Kiyasu Orchestra Concert@阿佐ヶ谷天
  • 2017年5月25日、阿佐ヶ谷天。■ Kiyasu OrchestraANIKI Tomonori (tp)tsubatics (b)Koichi Kidoura (g)Ryosuke Kiyasu (ds)不失者のドラマーでもあるRyosuke Kiyasuによるカルテット。というと収まりがいいようだが、この爆音。tsubaticsのベースのフレージングと熱さに魅せられた。どどどどどと攻めるドラムス。■ ヒグチケイコ+TOMOヒグチケイコ(voice, ds)TOMO (hurdy gurdy)ハーディ・ガーディーはハンドルを手で回して駆動 [続きを読む]
  • ジョン・エドワーズ+オッキュン・リー『White Cable Black Wires』
  • ジョン・エドワーズ+オッキュン・リー『White Cable Black Wires』(Fataka、2011年)を聴く。John Edwards (b)Okkyung Lee (cello)先日のジョン・エドワーズの演奏(ユリエ・ケア3、リーマ@スーパーデラックス)に文字通り驚愕し、物販で本盤を入手したのだったが、やはり異常な強度である。おそらくはわたしが触ってもびくともしないであろう、凄まじい強さで張られた弦を、エドワーズは自在に持ち上げ、インプロを繰り広げる [続きを読む]
  • メテ・ラスムセン@妙善寺
  • 西麻布の妙善寺さんのお堂をお借りして、メテ・ラスムセンのソロライヴ(2017/5/22)。Mette Rasmussen (as)Fuji X-E2、XF35mmF1.4、XF60mmF2.4●メテ・ラスムセンメテ・ラスムセン+クリス・コルサーノ@Candy、スーパーデラックス(2017年)ドレ・ホチェヴァー『Transcendental Within the Sphere of Indivisible Remainder』(JazzTokyo)(2016年)シルヴァ+ラスムセン+ソルベルグ『Free Electric Band』(2014年)メテ・ラ [続きを読む]
  • 川島誠+西沢直人『浜千鳥』
  • 川島誠+西沢直人『浜千鳥』(Homosacer Records、-2016年)を聴く。Makoto Kawashima 川島誠 (as)Naoto Nishizawa 西沢直人 (perc)ワビサビとか枯淡とか言うのは容易だが、それは結果である。それに、枯淡と言うよりも身体を反転させた生の感覚がある。川島誠のアルトは思索するように、間を置いて、微風でも揺れ動きながら、ときに弱弱しく音を発する。ときに田舎の忘れ去りたい音風景でもある。内面への旅というのか、記憶の深 [続きを読む]
  • メテ・ラスムセン+クリス・コルサーノ@Candy、スーパーデラックス
  • メテ・ラスムセン待望の初来日。これも、日本・デンマーク外交150年を記念した「OPPOSITE」イベントがあってのことである。■ Candy(2017/5/16)Mette Rasmussen (as)Chris Corsano (ds)クリス・コルサーノは溜息をもらしてしまうほどのスピードをいかんなく発揮した。メテ・ラスムセンはさまざまに音風景を変えながら、身体のダイナミックな動きをフル活用した表現をみせた。実は冗談抜きで素晴らしかったのである。詳細後日。■ [続きを読む]
  • ユリエ・ケア3、リーマ@スーパーデラックス
  • デンマークとの国交150年を記念した音楽イヴェント「OPPOSITE 2017」。終盤になってようやく足を運んだ。■ ユリエ・ケア3Julie Kjær 3:Julie Kjær (as, fl)John Edwards (b)Steve Noble (ds)闊達なユリエ・ケアのアルトも、シンプルな形で攻めるスティーヴ・ノブルのドラムスも良いのだが、サウンドの主役はとにかくジョン・エドワーズである。弦を凄いテンションで張っているのだろうか、剛のコントラバスをたいへんな力とス [続きを読む]
  • 高見勝利『憲法改正とは何だろうか』
  • 高見勝利『憲法改正とは何だろうか』(岩波新書、2017年)を読む。日本国憲法を改正するためには、衆参各院で議員の3分の2、その後に国民投票に持ち込んで過半数の賛成を必要とする(第96条)。政権与党の力が歪に強くなっている今、ここぞとばかりに憲法改正の動きが再燃しているわけだが、このプロセスが高いハードルであることは間違いない。そう簡単には改正などできないことに関しては長い議論や模索があって、法と主権者との [続きを読む]
  • ノア・ハワード『Live at Documenta IX』
  • ノア・ハワード『Live at Documenta IX』(Megadisc、1992年)を聴く。Noah Howard (as, ts, vo)Michael Joseph Smith (p, key)Jack Gregg (b)Chris Henderson (ds)何か褒めようと思っても何も出てこない。サックスの音はときにペラペラだったりするし、フレージングはワンパターンだし、新鮮な展開なんてまるでないし。すごくダサいところも多いし。敢えて言えば、それゆえの哀切な切迫感とか悲壮感とか。それでも今日も今後もわ [続きを読む]
  • 山崎比呂志 4 Spirits@新宿ピットイン
  • 新宿ピットインにて、山崎比呂志 4 Spirits(2017/5/15)。前々から楽しみにしていたし、このグループでテナーを吹くレイモンド・マクモーリンからも来るのかとのメッセージ、仕事でへろへろに疲れていたが駆けつけないわけにはいかぬ。Hiroshi Yamazaki 山崎比呂志 (ds)Raymond McMorrin (ts)Naoki Kosaka 小坂直輝 (p)Yutaka Kaido カイドーユタカ (b)ファーストセット。まずはテナーのイントロから全員の音空間を探るように「I [続きを読む]
  • 徳永将豪+中村ゆい+浦裕幸@Ftarri
  • 水道橋のFtarri(2017/5/14)。徳永将豪 (as)中村ゆい (voice)浦裕幸 (recording, composition)ファーストセット、中村ゆいソロ。真っ暗にした空間で声が生起する。じっと目を凝らしていると姿がおぼろげに視えてくる。聴覚も同様に、センサーを集中させることによって知覚することがわかる。セカンドセット、徳永将豪ソロ。アルトによって十秒くらいの音が発せられ、待機し、また発せられる。出されてしまった音と、出している音 [続きを読む]
  • ジョージ川口『Plays Herbie Hancock』
  • ジョージ川口『Plays Herbie Hancock』(King Record、1987年)を聴く。George Kawaguchi ジョージ川口 (ds)Terence Blanchard (tp)Donald Harrison (as, ts, bs)Hideo Ichikawa 市川秀男 (p)Cyrus Chestnut (p)Takashi Mizuhashi 水橋孝 (b)何も和ジャズでレアグルーヴでといった代物ではなく、80年代ジャズの匂いがぷんぷんするサウンド。特にアメリカの3人は出てきて勢いがあった頃であり、かれらを日本のヴェテランが起用する [続きを読む]
  • キャサリン・シコラ『Jersey』
  • キャサリン・シコラ『Jersey』(Relative Pitch、-2016年)を聴く。Catherine Sikora (ts)ずいぶんとシャギーでエアを横漏れさせるテナーである。ゆったりとして繰り出される倍音の数々も気持ちがよい。独白的なソロというのか、抒情的でありながら切迫感がなく、この脱力加減はロル・コクスヒルを思わせる。 [続きを読む]
  • スコット・アメンドラ@Cotton Club
  • 丸の内のCotton Clubに足を運び、スコット・アメンドラ(2017/5/13)。以前このあたりで働いていたときにはTOKIAまで行くのが億劫だったが、いまは大手町からKITTEを通り抜けて地下で行くことができて、とても便利になっている。Scott Amendola (ds)Nels Cline (g) Jeff Parker (g) Jenny Scheinman (vln) Chris Lightcap (b)スコット・アメンドラのドラムスは、冷たくシャープに研ぎ澄まされていながらも暖かくもあり、この一騎当 [続きを読む]
  • 東陽一『沖縄列島』、『やさしいにっぽん人』
  • 早稲田松竹において、「沖縄返還から45年、映画のなかの沖縄」と銘打って、4本の映画を上映している。そのうち、東陽一の2本を観るために、朝から張り切って足を運んだ。なお他の2本は、大島渚『夏の妹』と高嶺剛『ウンタマギルー』。どちらも傑作ゆえ時間があれば再見したいところ。東監督は、のちの2004年には『風音』を撮り、ふたたび沖縄を舞台としている。いずれも決して先鋭的とは言えないのだが、職人的で熱い想いは伝わっ [続きを読む]
  • 山内桂+マーティン・ヴォウンスン『Spanien』
  • 山内桂+マーティン・ヴォウンスン『Spanien』(Jvtlandt、2010年)を聴く。Katsura Yamauchi 山内桂 (as)Martin Vognsen (dobro)ここで聴くことができるサックスは、管を吹き共鳴させるものではない。息遣い、タンポの叩く音、ちょっとしたことでそこかしこから発せられる微かな音、それらが増幅されている。 いや物理的にはそれも共鳴ではある。通常であれば吹く音によってかき消されてしまう音のみが、表現として浮上する。当然 [続きを読む]
  • ドリス・レッシング『なんといったって猫』
  • ドリス・レッシング『なんといったって猫』(晶文社、原著1967年)を読む。軽い気持ちで古本屋で手に取ったのだが、中身はそうライトではない。もちろん愛玩される猫がいれば、汚い猫、憎まれる猫、顧みられない猫もいる。著者の幼少時の記憶は、怖ろしいことに、猫の処分(というより、殺戮)に直接結びついている。それでも著者は猫を飼っている。いや飼っているというよりは同居している。そして可愛がると同時に憎み、対話し、 [続きを読む]
  • 『浅川マキを観る vol.3』@国分寺giee
  • 国分寺gieeにはじめて足を運び、山崎幹夫監督による浅川マキの映像上映会(2017/5/11)。池袋の文芸座ル・ピリエにおける1988年2月の1か月間連続ライヴの記録である(正確には、2/15のみ休演)。この日の上映は、2/1(本多俊之)、2/6(日野皓正)2/7(泉谷しげる)、2/17(坂田明、渋谷毅、セシル・モンロー)。山崎さんによれば、この時期は、マキさんが目を病んで声も出なくなっていた頃であり、よく1か月間もそんなときにやっ [続きを読む]
  • サルガヴォ@本八幡cooljojo
  • 本八幡cooljojo、サルガヴォ(2017/5/10)。Salle Gaveau:Natsuki Kido 鬼怒無月 (g)Yoshiaki Sato 佐藤芳明 (accordion)Keisuke Torigoe 鳥越啓介 (b)Masaki Hayashi 林正樹 (p)各メンバーのオリジナルと、「La Cumparsita」、ピアソラの「Escualo」「Libertango」といったタンゴ。鬼怒無月・林正樹の透明感ある音に、佐藤芳明の濁ったアコーディオンと鳥越啓介のベースが重なる。切なくもあり、動悸動悸するほどの疾走感もある [続きを読む]
  • ウィントン・ケリー+ウェス・モンゴメリー『Smokin' in Seattle』
  • ウィントン・ケリー+ウェス・モンゴメリー『Smokin' in Seattle』(Resonance Records、1966年)を聴く。何しろ話題の発掘盤、LPで入手した。Wes Montgomery (g)Wynton Kelly (p)Ron McClure (b)Jimmy Cobb (ds)有名な『Smokin' at the Half Note』が1965年6月、本盤が翌1966年4月。ベースはポール・チェンバースからロン・マクルーアに変わっている。同じ曲といえば、「What's New」、しかし本盤ではこれだけ妙なエフェクトがか [続きを読む]