原田 修明 さん プロフィール

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原田 修明さん: いざなみ屋
ハンドル名原田 修明 さん
ブログタイトルいざなみ屋
ブログURLhttp://noveldragon.blog.fc2.com/
サイト紹介文出版社では出せない本、売ります。
自由文僕は小説を一生書いていこうと決めた、ただのオッサン。

一生書いていくためにはいくつかの方法があり、趣味として書いていく、ビジネスとして書いていく、あるいはすべてを犠牲にして書いていくなどの方法があると思うけれども、僕はビジネスとして書いていく方法を選びたい。

そのための試行錯誤、暗中模索、あるいは宣伝ツールとしてのブログである。自らが生み出す良きコンテンツを配信するセンターを目指す。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供58回 / 365日(平均1.1回/週) - 参加 2014/05/23 00:12

原田 修明 さんのブログ記事

  • 報いを受けるべき者が報いを受ける爽快感。 真島文吉「棺の魔王1」
  • 「貴様らの理念、貴様らの理想、とうてい賛同はできんが、理解はした。私利私欲ではなく、ひたすらコフィンの民を絶滅させないため、より多くを生かすために行動したことは認めてやろう。元老院には、元老院なりの大義があったと、認めよう」「……だが、殺すのだろう?」「当然だ」(196ページ)約1年ぶりにラノベレーベルを読んだ。雨と曇りの王国コフィンに、圧倒的破壊力の兵器「神」を有する隣国スノーバが侵攻する。あっ [続きを読む]
  • 狂気と正気は異世界ではなく同じ地平にある。 武田泰淳「富士」
  • くたばれ気ちがいども。気ちがいだからと言って、特別あつかいしてもらえると思ったら、とんでもない間違いだぞ。甘ったれるな。なれなれしくするな。もう理解なんか、してやらねえぞ。(550ページ)昭和19年、精神病院で働く若き研修医が、患者たちに振り回されるうちに自らも狂気に侵食されていく。冒頭の文は、混乱の巷と化した精神病院で、主人公の心の叫びもしくは本当の叫びである。特に第10章「愛をもって接しなさい [続きを読む]
  • 他者の作品を読んで感想を書くことで気づくこと
  • 最近、ツイッターで「RTした人の小説を読みに行く」で巡回している。今のところ、RTした順にすべて感想を書いている。自己ルールとして、必ずひとつはほめる。そしてほめた数以上は気になる点を書かないということを決めている。中にはほめるところをひとつ思いつくのに十五分も考えてしまう作品もあるが、僕も通った道である。褒められれば勇気づけられるし、気になる点を指摘されれば教訓になる。しかし、自分を顧みてみれば [続きを読む]
  • 最近の執筆状況
  • 前回の記事で「ティアマリア・エステミロワ第2巻を4月中に出す」と書いていたが、まだ無理そうである。加筆に加筆を加え、本来2巻分にしておこうと思ったところから完全にオーバーしている。まあ、遅れたところで困るひとは誰もいない。納得いくまで書くのみ。また、最近はKDP一択からマルチ販売を試みている。とりあえずオールド・スパイダーをBOOK☆WALKERとBCCKSに掲載した。BCCKSは使いにくいが有料 [続きを読む]
  • 最近の執筆状況
  • 最近は正業が特に忙しく、ブログを更新する余裕はなかった。しかし、執筆は優先してやっている。先日、30枚程度の短編を脱稿した。溜めているアイデアを消費しようと思い、ストーリー化したもののひとつである。電子書籍で出すほど不道徳でも不謹慎でもカテゴリーエラーでもなかったので、北日本文学賞に出すことにした。公募ガイドを見て、該当する賞がそれしかなかった。もうひとつは、ティアマリア・エステミロワ第2巻分の執 [続きを読む]
  • なぜ物語を書き続けるのか。
  • 物語を作ることに限らず、創作を続けるには何らかの理由がある。又は必要である。①読者を面白がらせたい。②書きたいものがある。③ただ書くことが楽しい。④書く以外に生活手段がない。ほとんどの創作者は①〜③で、④はまずいないのではないかと思う。①を重視するひとは、創作で稼げる方向に進んでいるだろう。というより、自分自身が最初の読者である以上、自分が読んで面白くないものを書き続けられるだろうか?僕はまだ、第 [続きを読む]
  • それぞれのペルソナで生きる。
  • ペルソナと言っても人気召喚ゲームではない。ひとが地位・役割に応じてかぶる仮面のことである。職業人として、親として、子供として、配偶者として、兄弟として、友人として、趣味人として。もっとあるだろう。否応もなく与えられた役割もあるだろうが、それぞれに「こうなりたい姿」というものがあり、それを現状と比較することにより、具体的に解決すべき問題点が出てくる。理想の姿を求めて問題を解決していくことにより、環境 [続きを読む]
  • ティアマリア・エステミロワ第1巻にAmazonレビューがつく
  • 久しく更新していなかったが、正業が多忙であるのと冬だからということがある。寒いと気力が萎える。少し暖かくなり、自分の人生で優先順位が高いものは何なのか、一度じっくり考えてみたくなった。まあそれは今度にする。ずいぶん前に、ティアマリア・エステミロワ第1巻のレビューがAmazonに載った。ホッケ太郎氏である。海の記憶も、オールド・スパイダーも、彼がレビューを書いてくれた。一部を紹介したい。冒頭で、この架空世 [続きを読む]
  • 売れるのは楽しい。
  • 出版した電子書籍が売れるのは嬉しい。自分が工夫したやり方で売りあげが伸びるのは楽しい。自分が創作者で、編集者で、営業である。創作者の幸せとは、創作に専念することなのか。イエスとは言い切れない。好き勝手に物語を作っていたら、いつの間にか儲かっていた、というのは、自分の生活基盤を運任せにしているのに等しい。僕が思うには、創作者の幸せとは創作そのものであると同時に、創作物が人から認められることである。認 [続きを読む]
  • 「不安」とのつきあい方について。
  • 気温が下がってくると、僕は不安を感じることが多くなる。僕は「不安」と「悩み」は別物だと思っている。「悩み」には原因があり、それを取り除くことによって解決されるが「不安」は違う。「不安」には、それをもたらす原因がないのだ。不安に感じる要素が何もないのに、不安でしょうがなくなる。なぜ不安なのかも判らない。これが、仕事上の悩みとバッティングしたりすると最悪だ。仕事上の悩みを解決するために、いかに周到に用 [続きを読む]
  • ときどき、何のために物語を書くのかを思い返す。
  • 冬は、みじめな思い出が多い。雪や冷たい雨が降る日は、外を見る前から判る。気持ちが落ちこんでいるからだ。湿度だか気温だかが過去の思い出を条件反射的に浮かび上がらせる。そんなときには、執筆にも身が入らぬ。金土日とさぼっている。何のために書いているのか、書き続けているときには思い返しにくい。書かない日があることによって、自分はなぜ書かなくてはならないかを明確に思い出す。たぶん、物語を作ることが溺れるよう [続きを読む]
  • 今後の電子書籍販売予定。
  • 今、もっとも力を入れて書いているのは赤ん坊と身体が入れ替わってしまった高校生が身体を取り戻す長編である。これは、3月末に脱稿の予定を組んで書いているが、賞に出すのか電子書籍にするのかはまだ決めていない。海の記憶や小さな、あの家のようにあらゆるカテゴリーエラーに該当するものではないので、賞に出す可能性は高い。並行してティアマリア・エステミロワの2巻も書いている。1巻の終わりで出てきた十人衆の扱いに頭 [続きを読む]
  • 電子書籍の売れゆき。
  • 元旦に小さな、あの家とティアマリア・エステミロワを買ってくれたひとがいて、とてもテンションが上がった。自分としては金を払う価値があるものを提供しているつもりだが、判断するのはあくまで読者である。現在まで5冊の電子書籍を出しているが、キンドルダイレクトパブリッシング(KDP)のレポートを集計してみたところ、次のような結果を得た。なお12月までのレポートなので「ティアマリア・エステミロワ第1巻」はまだ [続きを読む]
  • 平成29年の目標。
  • 平成28年の成果でも少し書いたが、平成29年の目標について。なぜ1年の計は元旦にありと昔から言っているのに大みそかに来年の計画を立てるかといえば、元旦に計画を立てていては元旦から始められないからである。29年の包括的な目標は、平均点以上のレベルのものをコンスタントに量産する態勢を構築すること。それを実行するためには、①毎日一定量を書く習慣をつけ、量産に耐えうる小説的体力を身につけること。②脚本術等 [続きを読む]
  • お話にならない平成28年の成果。
  • もうすぐ平成28年も終わろうとしている。少し早いが、今年の成果を振り返り、何がしかの教訓を得たいと思う。1 新たに脱稿した作品小さな、あの家(266枚)餓獣(21枚)クッキング・僕(44枚)2 新たに執筆した作品長編(現在87枚)3 販売した電子書籍5冊ちなみに「クッキング・僕」というのはアットホームアワードに出そうとしたが、引越しが重なっていたので締め切りを過ぎてしまったものである。なんだかんだ [続きを読む]
  • 5ヶ月ぶりの新作 「ティアマリア・エステミロワ 第1巻」発売開始。
  • ようやくティアマリア・エステミロワ 第1巻の発売にこぎつけた。熊本地震直後の小さな、あの家以来5ヶ月ぶりである。最近は気力が落ちていて、せっかく連休なのだから気力・体力の回復につとめたいと思っていたが、発売だけしておいてほったらかしも作品に悪いので、紹介したいと思う。以下はAmazonの紹介文である。千年前の侵略者の容姿を引き継ぎ、生まれながらに不可触賤民として運命づけられた少女は、名前さえ与えられてい [続きを読む]
  • 「海賊と呼ばれた男」を見に行く。
  • 職場で隣の人が年末の追い込みをしているのを尻目に、先週今年の仕事をすべて終えた僕は午後から年休を取って映画を見に行った。子供たちと見に行った仮面ライダー平成ジェネレーションズは大人が見ても十分面白かったのだが、やはり自分で見たいものを決めたい。「シン・ゴジラ」や「君の名は。」や「この世界の片隅に」を見ようと思っていたのだが、つい先日読了した「海賊と呼ばれた男」が12月10日から上映されていることに [続きを読む]
  • 新作 「ティアマリア・エステミロワ第1巻」の表紙が決まる。
  • ランサーズで募集していた新作の表紙が決まった。Yさんの提案である。このままクリアファイルとかにして持ち歩きたいほどかっこよく、美しい。小説の内容は今まで何回か言及していた、賤民少女が奴隷に売られて変態貴族に街を裸で連れまわされているところを異形の槍の達人に助けられ、色々な理由から陸軍士官候補生を目指していくという話である。長くなりすぎてまだ完成してはいないが、1巻を出す程度の分量はあるので、2巻分 [続きを読む]
  • 自由の最終形は孤独である。檀一雄「火宅の人」
  • もし、万般のいつわりを以てしなかったら、男女は僅かに一週間の共存にも耐え得ないのではないか。いつわりと言うのが言い過ぎだとしたら、生活術だ、愛だ、いや、愛の隙間を糊塗する生活の技巧である。最後の無頼派と呼ばれる檀一雄の私小説。よく見るのが「檀一雄が半年も海外旅行をしている間に子供たちは鶏のエサを食べていた」というものだが、それは「火宅の人」の時系列を無視したつぎはぎである。放埓に生きることが真の自 [続きを読む]
  • 仮面ライダーの映画を見てくる。
  • 以前からの予定通り、息子ふたりを連れて仮面ライダーの映画を見に行った。結論として、息子たちも僕も大変満足した。僕が満足したのは敵の戦闘技術の高さである。特にギリルバグスター役の山本千尋のカンフー技術がすごい。成龍や李小龍にもひけをとらぬと言ったら言い過ぎかもしれないが、徒手だけでなく剣(太極剣というらしい)も素晴らしい。マコトとアランがふたりがかりでも勝てないのも納得の圧倒的迫力である。ロボルバグ [続きを読む]
  • 失禁するほど昂奮する遊び。
  • 6歳と3歳の我が息子たちは仮面ライダーが大好きである。今はエグゼイドに変わってしまったが、その前の仮面ライダーゴーストが特に好きだ。平日はテレビを見る時間が皆無である僕が、日曜の朝七時半からは子供たちとジュウオウジャーに引き続き仮面ライダーを見ている。なお、仮面ライダーのあとのプリキュアが始まると、長男は「早く消してー!」と恥ずかしがってテーブルの下にもぐってしまう。昔「うる星やつら」の始まる水曜 [続きを読む]
  • 半年ぶりに新刊を出す。
  • 7月に小さな、あの家を出して以来、電子書籍を出していなかったが、12月中に出すことにする。11〜12世紀のヨーロッパをイメージした架空世界を舞台にしている。不可触賤民として生まれた少女が奴隷に売られたところから成り上がる物語である。奴隷市場で変態貴族に買われて裸で街を連れまわされているのを、異形の年老いた槍の達人に救われるところから物語は始まる。もともとは小説を書き始めて2作目に取り組んだものだが [続きを読む]
  • 王道のエンタメ構造。 池井戸潤「陸王」
  • 「会社や仕事を選ぶのもひとつの賭けなのかなあ」と大地はひとりごとのようにいった。宮沢は、もの思いにふけった息子を思いやる。「だけどな。全力でがんばってる奴が、すべての賭けに負けることはない。いつかは必ず勝つ。お前もいまは苦しいかもしれないが、諦めないことだな」(359ページ)斜陽産業である足袋の会社社長が、このままジリ貧でいつか潰れるよりはと一念発起して、レーシングシューズ業界へと挑む。代々受け継 [続きを読む]
  • トムとジェリーと救急法
  • 職場で救急法検定があった。包帯を巻いたり、人工呼吸のでき具合を試験するのだが、退屈だったので少し面白くしたくなった。息子たちがトムとジェリー、特に戦前の政治的に正しくないバージョンが好きで、その話のひとつである「ブルおじさん」の真似をすることにした。脚に包帯を巻く試験のとき、僕が傷病者役になった。釘が足に刺さったブルおじさんは、恥も外聞もなく次のようにのたうち回る。「あ〜足が痛い、包帯を取ってくれ [続きを読む]