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同窓会のあとで http://dousou-ato.sblo.jp/

同窓会で昔好きだった女性と再開した。お互いに既婚者で子供がいる。私たちはけがえのない存在になれるか

同窓会で昔好きだった女性と再開した。お互いに既婚者で子供がいる。私たちは男女の垣根を越えて、お互いにとってかけがえのないない存在になれるだろうか、時に真っ直ぐに、時に気持ちを探りあいながら言葉を紡ぎ合う。100パーセント純愛ストーリー(今のところ...)

水島登
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2014/05/29

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  • 一昨年の夏、砂にハマった女を助けたら恋に落ちそうになった話し... 番外編その2-3 冒険

    遥か向こうに大島海水浴場が見える。 海には無数の黒い豆粒が浮かんでいる。ブイだろうかそれとも人の頭だろうか 遠くなのでよく分からないが波に揺られながらプカプカ浮いているように見える。 とりあえず歩き出した私達だが、娘は早くも草履を脱いで波打ち際を裸足で歩いている。 海岸にはまばらに色んな物が打ち上げられているが、足を怪我しそうな危険そうな物はないので大丈夫だろうと思う。 海も砂も綺麗だ。 …

  • 一昨年の夏、砂にハマった女を助けたら恋に落ちそうになった話し... 番外編その2-2 千里浜へ

    そう言えば、ここに来る途中の内灘海岸でもスタックしている車があって、大きな四駆の車に引っ張って 出してもらっている光景を見ているのを思い出した。 この近辺の海岸ではそんな光景も日常茶飯事にあるのだろうか、 この娘の車もタイヤは完全に砂にうまっている。 幸いな事に車は砂丘の斜面の上の方にあり、浜の砂が硬くなっている部分までは10メートルほど。 そこまで行ければ脱出は成功となる。 私は娘に「一度エ…

  • 一昨年の夏、砂にハマった女を助けたら恋に落ちそうになった話し... 番外編その2-1 ソバージュ

    私には、どうしても行ってみたい場所があった。 他の人に話すと、「そんなとこ何が面白いの」って言われるが 私にとっては、あこがれの場所であり聖地みたいな場所だ。 その場所とは 石川県にある「千里浜なぎさドライブウェイ」だ。 砂浜が8キロにわたり公道になっており誰でも自由に車で走れるという道で 砂浜を公道として走行を認めているのは日本国内では「千里浜なぎさドライブウェイ」しかないそうだ。 どう…

  • 1年ぐらい前にワンデイコンタクトを買った時に恋仲になりかけた店員さんとの話し 番外編その1

    私は目が悪い。 で、普段はビン底メガネを愛用している。 なぜビン底メガネを愛用しているかというと、それは冴えない男に見えるからだ。 冴えない男の方が、仕事相手と商談している時、相手に優越感を与えられ、話しがうまく進む事が多い。 冴えない男なら言い寄って来る女性もおらず家庭を壊す事もない。 突然、税務署が来ても「こいつ冴えないな〜、儲かってないだろうな〜」と思われる。 もし服屋に買い物に行…

  • 心に決めた事 episode 10

    「由紀」は身長が156cmぐらい、体型はごく普通の体型、いやどちらかというと細身な感じ 顔は相武紗季さんに似た感じだが、髪は短く、外見的な体型は中学の時とほとんど変わっていないように思われる。 私の女性の好みは、目も胸も各パーツの作りが大きく派手な感じが好きだが 「由紀」のような女性を見ると、こういった細い感じもいいなあと思ってしまう。 そういえば中学の時に惚れてたもう一人も似たような感じだったな…

  • 涙の大どんでん返し、30年の時を越え、絆がった真実 episode 9

    サッサ君とは小学校で私と一番仲が良かった佐々木の事である。 いつも一緒につるんで遊んでいた。中学になって疎遠になってしまったが、小学校の時は本当に仲がよかった。 ハンサムな男ではなかったが、クラスで一番面白い男だった。 クラスの、いや学年の誰も彼の面白さにはかなわない。 しかしその明るさは裏を返せば大いなる孤独と寂しさだった。 いわゆる彼は「カギッ子」だった。私はその事をよく知っている。 南条…

  • 悲しみの中にも喜びはあり、人は皆悲劇の主人公にあこがれる、そして私も episode 8

    「あのね、私ね、1月にガンの手術をしたんだわね」 そんな... 言葉が出なかった、何と言っていいのかも分からない、 どんな表情をすればいいのかも分からない 慰めればいいのか、励ませばいいのか、それすらも分からない。 会話の中で「フリーズする」という言葉をよく聞くし自分でも使うが、 この時だけは本当にフリーズした。 どうすればいいのか、 フリーズと同時に襲ってきた罪悪感。 あわよくばと「…

  • 晴天の霹靂 予想外の展開に自分の下心が恥ずかしくなった episode 7

    その喫茶店は人気のある店で、いつも駐車場は一杯になる 喫茶店に着くと「由紀」は駐車場で1台だけ空いている場所に立って駐車スペースを確保してくれていた。 カジュアルな格好をした「由紀」を見るのは初めてだった。 軽く挨拶してお礼を言って中に入り、店員に案内され禁煙席の一番奥へと向かう。 店内は、平日の午前という事もあり高齢者が多かった。 「高齢者ばかりなので知り合いいなさそう、大丈夫かなっ」 ほっ…

  • ついにきた、「会ってもっと話しがしたい」と言ってきた。決戦は水曜日 episode 6

    夜になって「由紀」にメールを返す。 由紀からまたメールが来る。 またそんな繰り返しが三日程続き 「会ってもっと話しがしたい」というメールが入る。 ついにきたか、 嬉しかったが、不安もある。小さな町だし女性と二人で会っているところを知り合いに見られたらうちらにその気がなくても、それこそ大変な事になる。 つい3日前までは心が満たされて、もう十分だったのに もっと話したい、会いたいと思ってしまうの…

  • 数年に一度しか会わない相手に真正面からぶつかって失敗したって死ぬ訳じゃない episode 5

    次の日は妻と二人で映画を見に行く約束をしていた。 昨日飲みすぎたせいか二日酔いで頭痛がしていたが約束は約束なので出かける事にした。 しかし、妻とは基本的に見たい映画が違うので、入り口の所で分かれて「見終わったら電話して」という、まぁいつものパターンだ。 妻は「白ゆき姫殺人事件」、私は「ローンサバイバー」を見た。 この映画の謳い文句には「プライベートライアン」以来の最高の戦争映画と書いてあったが…

  • 同窓会に臨む時、昔の記憶を思い出し相手によって話す内容をまとめておけば、百戦殆うからず episode 4 後編

    「由紀」と二人となり、向こうもそれを望んでいたような目をしている。 いや、もしくは決闘場にあって、自ら望んで戦いに立ち向かう覚悟を決めた戦士ような目かもしれない。 座敷でお互いに正座して少し斜めに向き会って、でも膝と膝がこすれ合うぐらいの近さにいる。 よし今こそと、何日もかけて30年も前の記憶を思い出し、順序をまとめて頭に叩き込んでいた事を一気に話し出す。 人間の脳とは不思議なものだ、 昔ばな…

  • 同窓会に臨む時、昔の記憶を思い出し相手によって話す内容をまとめておけば、百戦殆うからず episode 4 前編

    駅前の居酒屋で「同窓会&板橋先生のお疲れさん会」が始まったのは 2014年3月の最終週の土曜日。 年度末の最終週という事もあり、前回より出席者は少なかったが、先生はとても喜んで出席してくれた。 板橋先生はユーモアがあって話しが上手だが、厳しい一面も持っている。 特に歴史教育においては戦争の悲惨さや過ちなど、ここでは書けないような事まで... 今から考えると、それは教育委員会の方針と違うんとちゃいますか…

  • 「懐かしいね~、久しぶりだね~」で終わらせない同窓会にする為に考えた方法 episode 3

    「同窓会大好き仕切り屋」の公男から電話が入ったのは2014年1月。 「板橋先生が3月で退職だから、同窓会も兼ねて一度お疲れさん会やろうか、連絡がつく人に連絡をして欲しい」というような事だった。 同窓会をやる事に異論はないので協力する事にする。 何人か連絡をしているうちに、登録されている「由紀」のアドレスが目に入ってくる 「誰か女子が連絡するだろう」と思ったが、3日ほど迷った挙句、取りあえずメールを…

  • 前回の同窓会で昔スキだった人と20年ぶりに再会した episode 2

    さかのぼる事3年半ほど前、前回の同窓会は2010年12月に行われた。 その同窓会が、成人式の夜以降20年ぶりぐらいに行われた正式な会だった。 田舎の小さな中学校だったので同期生は2クラス60人程、そのうち50人ぐらいは小学校からの持ち上がりなので、ほとんどは小学校からの幼なじみであるから 全ての顔と名前は分かるし、ひとり一人の性格などもよく分かっている。 出席者は3人の先生と地元や近郊に住んでいる30〜40名…

  • 同窓会のあとの再会 episode 1

    「会ってもっと話しがしたい」と言い出したのは彼女の方からだった。 中学の同窓会で再開した同級生「由紀」と喫茶店で待ち合わせたのは 同窓会から10日ほど後の事。 同窓会で話した「昔ばなし」の続きが話題の中心だった。 二人の時間はとても楽しく大切な思い出となった。 あと「由紀」が一つ秘密を打ち明けてくれた。 「由紀」自身も私に話すかどうか相当悩んだそうだが、 思い切って話してくれた。 私…

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