月灯り 探歩 さん プロフィール

  •  
月灯り 探歩さん: 絵画ストリート × 本アヴェニュー
ハンドル名月灯り 探歩 さん
ブログタイトル絵画ストリート × 本アヴェニュー
ブログURLhttp://yurulu.net/artbook
サイト紹介文大好きな美術館巡りと本の感想
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/06/07 13:39

月灯り 探歩 さんのブログ記事

  • 「浅井忠の京都遺産」  〜品格の板谷波山〜 *泉屋博古館
  •  泉屋博古館で「浅井忠の京都遺産」を見てきた。序に、青銅器館で「中国青銅器の時代」も。 泉屋博古館には、初めて来た。建物の前に駐車スペースがあり、無料で、助かる。中庭が緑で鮮やか。東山を借景にして、余計な物が目に入らないようにしていて、素晴らしい。 青銅器館の展示スペースはめちゃくちゃ広いが、特別展示のスペースは狭いね。浅井忠が美術工芸の為に、ガラス工芸を集めていたのは知らなかった。アールヌーヴォ [続きを読む]
  • 「没後70年 北野恒富 展」  〜美人画の〜 *あべのハルカス美術館
  •  あべのハルカス美術館で「没後70年 北野恒富 きたのつねとみ 展」を見てきた。 大阪で活躍した画家。新聞の挿絵画家をスタートに、明治末には日本画家としての地位を確立、妖艶美漂う初期の作品から、次第に内面表現へと深化、最後に「はんなり」という上方の上品さを表現するに至ったという美人画家。 夢二風な女性を書いたり、画風に変遷がある。★「阿波踊り」この絵が好きだな。三味線を弾きながら踊っている。 ダイナミ [続きを読む]
  • 「いつだって猫展」  〜国芳の独断場〜 *京都文化博物館
  •  京都文化博物館で「いつだって猫展」を見てきた。 江戸時代後期には現代さながらの「猫ブーム」がたびたび到来し、歌舞伎や浮世絵を彩ってきた、その人々を熱狂させた古き良き「猫ブーム」を浮世絵で紹介する展覧会。 鼠と猫、美人と猫、化け猫等テーマごとに浮世絵が展示されていた。中でも、圧倒的に歌川国芳の浮世絵が多かった。国芳は無類の猫好きとしても知られ、常に数匹、時に十数匹の猫を飼い、懐に猫を抱いて作画して [続きを読む]
  • 「田能村竹田展」   *吹田市立博物館
  • 吹田市立博物館で「田能村竹田展」を見てきた。開館25周年を記念だそうだ。 田能村竹田は、豊後竹田生まれだが、九州や京坂を旅し、各地の文人たちと交友を深め、最晩年に吹田にも訪れていた。病のため1か月ほどの滞在だが、吹田の風景を描いた《吹田村養痾図》を残した。それを中心とした展覧会。 ここは、初めて来た。「田能村竹田展」を見るというよりは、どんな博物館か見に来たと言う感じ。★田能村竹田 《吹田村養痾図》 [続きを読む]
  • 「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」  〜優美な〜 *奈良国立博物館
  •  5月の話だけど、奈良国立博物館で「快慶 日本人を魅了した仏のかたち」を見てきた。 鎌倉彫刻様式にとどまらず日本を代表する彫刻家として運慶と並び称されてきた快慶。その偉大な足跡をたどる展覧会。★深沙大将立像  金剛院★深沙大将立像  金剛峯寺しゃれこうべの首飾りを巻き、臍には能面のような顔が浮かび上がり、象の膝当てをしている。快慶の奇想が現れた作品。 仏から離れて自由に創造したこれらの木像は、いい [続きを読む]
  • 「木×仏像」  〜仏像の流れを見る〜 *大阪市立美術館
  •  大阪市立美術館で「木×仏像(きとぶつぞう)−飛鳥仏から円空へ」を見てきた。 木の仏像をテーマに飛鳥時代から円空仏までを取り上げた、日本の仏像史を語る展覧会。★木造 菩薩立像 飛鳥時代(7世紀) 東京国立博物館飛鳥時代の木彫仏はすべてクスノキで造られてたそうだ。その後、カヤ、ヒノキと材木は変わっていったそうだ。面白い仏の顔、まだ手探りだったのかな。★宝誌和尚立像 平安時代(11世紀)この顔が割れた下 [続きを読む]
  • 「海北友松」展 〜桃山画壇の巨匠?〜 *京都国立博物館
  •  京都国立博物館で「海北友松」を見てきた。 海北友松(1533〜1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠。近江浅井家の家臣の家に生まれた彼は、若年を東福寺で過ごしましたが、主家や兄が信長に滅ぼされるに及び、還俗して狩野派の門を敲き、画の道に進んだと伝えられています、とのこと。 桃山らしく、襖や屏風の大作が多かった。山水、花鳥、雲竜図、中国物と多彩な絵が見れて、最後に幽玄の墨絵で締める、 [続きを読む]
  • 「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅱ」 〜歴代宗主の影像がずらり:龍谷M〜
  •  第25代専如門主の就任を内外に披露する「伝灯奉告法要」を記念する特別展「浄土真宗と本願寺の名宝Ⅱ―守り伝える美とおしえ―」を龍谷ミュージアムで見てきた。 ここは、初めて来た。西本願寺の道路を挟んで東にある。ビルの中なので、あまり美術館という気がしない。それに対応が少し胡散臭い宗教臭がする。 まず、2Fへ。歴代宗主の影像がずらりと並んでいる。絵としては、価値がないが、説明書きを丁寧に読んでいく。宗祖は、勿 [続きを読む]
  • 「バロックの巨匠たち」  〜姫路市立美術館〜
  •  姫路市立美術館で「バロックの巨匠たち」を見てきた。重厚な赤れんがの建物。姫路城が美しい。「バロック」を主に16世紀末から18世紀初頭にかけて西洋の広汎な地域に表れた多様な美術様式と捉え、イタリア絵画、オランダ絵画、フランドル絵画、ドイツ・フランス・スペイン絵画の44点が展示されていた。 44点は少ないが、重量感のある見応えのある展覧会だった。★ティツィアーノ 「メディチ家の子供」 少し異様な子供の顔と精 [続きを読む]
  • 「戦国時代展」  〜京都文化博物館〜
  • 京都文化博物館で「戦国時代展」を見てきた。 室町幕府の政治権力がおとろえ、上杉謙信、武田信玄、毛利元就、織田信長など有力大名たちは領国の経営に力を入れるようになり、その結果、京都で成熟した文化が列島各地へともたらされ、新たな地域文化として再生産されたのでした。 本展では、合戦の様子や武将の姿を伝える歴史資料、列島の各地で生成された貴重な美術工芸品を一堂に展示し、多様な広がりを見せたこの時代とたく [続きを読む]
  • 「クラーナハ展」  〜国立国際美術館〜
  •  国立国際美術館で「クラーナハ展─ 500 年後の誘惑」を見てきた。 ドイツ・ルネサンスを代表する画家、ルカス・クラーナハ( 父、1472 -1553 年)の日本での初めての展覧会。世界中から集められた作品およそ100 点で構成される、史上最大規模のクラーナハ展。特に、ウィーン美術史美術館から名作9点が来ていた。 さすがに、ウィーン美術史美術館からの作品が素晴らしかった。特異な絵を描く画家だけに、見応えがあった。 オスス [続きを読む]
  • 「鳥取・三佛寺の蔵王権現立像」  〜京都国立博物館〜
  •  京都国立博物館で「鳥取・三佛寺の蔵王権現立像」を見てきた。といっても、常設展を見てきた。常設展といっても、京都国立博物館の常設展は、レベルが高い。★「千手観音立像」 湛慶作 1躯 京都・妙法院きりっとした像。★「獅子・狛犬」 1対 京都・八坂神社この獅子・狛犬が一番良かった。湛慶様式らしい。玉眼もいい。 ごつごつした毛が印象的だ。「香りの調度」のコーナーは、印象的だった。江戸時代に香道の文化が花開 [続きを読む]
  • 「拝啓 ルノワール先生」  〜あべのハルカス美術館〜
  •  あべのハルカス美術館で「拝啓 ルノワール先生」−梅原龍三郎が出会った西洋美術 を見てきた。 梅原龍三郎とオーギュスト・ルノワールとの師弟関係を軸に、その画業を追います。ルノワールのほかルオーやピカソなど、梅原が出会い収集した西洋美術コレクションもまとめてご紹介します、とのこと。 梅原龍三郎の絵をまとめて見るのは、1988年の京都近代美術館の梅原龍三郎遺作展を見て以来である。もう、30年前の話か。梅原龍 [続きを読む]
  • 映画「この世界の片隅に」 監督:片渕須直
  •  映画「この世界の片隅に」を見てきた。監督:片渕須直、原作:こうの史代である。2016年、第90回キネマ旬報ベスト・テン日本映画ベストワン及び監督賞などを受賞している。こうの史代のマンガには、一時期嵌っていた。「夕凪の街・桜の国」にとても感動したからだ。涙なしには、読めないマンガ。 日本人の心を詠ったマンガ。「この世界の片隅に」も上巻を読んで、その感想をこのブログに書いている。久し振りに読んだら、絶賛し [続きを読む]
  • 特別展「古代ギリシャ」  〜神戸市立博物館〜
  •  神戸市立博物館で特別展「古代ギリシャ」 ―時空を超えた旅― を見てきた。 古代ギリシャには、時代や地域によりさまざまな文明が花開きました。本展はギリシャ国内40ヵ所以上の国立博物館群から厳選された、325件に及ぶ古代ギリシャの貴重な作品を展示します。そのうち9割以上の作品が日本初公開、とのこと。★「スペドス型女性像」 初期キュクラデスⅡ期(前2800〜前2300年)/クフォニシア群島出土かこの像を最初に見た [続きを読む]
  • 「アドルフ・ヴェルフリ展」  〜兵庫県立美術館〜
  •  兵庫県立美術館で「アドルフ・ヴェルフリ展」を見てきた。 アール・ブリュットを代表する伝説的芸術家アドルフ・ヴェルフリの日本初となる大規模な個展。スイスの首都ベルン近郊の貧しい家庭に生まれたヴェルフリは、性犯罪で牢屋に、その後、精神科病院に収容され、そのまま66年の生涯を終えた。しかし、彼はそこで、『揺りかごから墓場まで』等の物語の数々をつむぎだし、全45冊、25,000ページという莫大な量の絵や詩や曲を書 [続きを読む]
  • 2016年の美術展覧会、myベスト5。
  •  今年も34もの美術展覧会を見に行った。相変わらず多い。その中からベスト5を選びたいと思う。この企画も3年目になる。 今年は、振り返ってみると、あまりいい展覧会は少なかったように思う。それでも、国芳の素晴らしさに気付いたのが、今年一番の収穫かな。あと、鈴木其一も。この1枚となると、ティツィアーノの「受胎告知」かな。これには、大感動した。★第一位 : 「俺たちの国芳 わたしの国貞」  〜神戸市立博物館〜  [続きを読む]
  • 「1945+-5年」  〜兵庫県立美術館〜
  •  6月の話で展覧会はもうとっくに終わっているけど、書き損ねていたので。 兵庫県立美術館で「1945+-5年」展を見てきた。 戦中・戦後の1940年から50年までの11年間の美術に焦点を当てた展覧会。その時代の大きな渦に巻き込まれながらも、美術の領域には様々な動きが見られます。このことを、約70名の作家、約200点の作品によって振り返ります。とのこと。★藤田嗣治「シンガポール最後の日」あくまで細部まで描き抜いた作品。藤 [続きを読む]