春秋梅菊 さん プロフィール

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春秋梅菊さん: 千紫万紅
ハンドル名春秋梅菊 さん
ブログタイトル千紫万紅
ブログURLhttps://ameblo.jp/hopeseven/
サイト紹介文中国のドラマ・文学・映画に関する記事を紹介
自由文時代ジャンル問わず中国文化の記事を書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供42回 / 365日(平均0.8回/週) - 参加 2014/06/09 12:56

春秋梅菊 さんのブログ記事

  • 嘉定屠城紀略
  • 蜀碧・嘉定屠城紀略・揚州十日記  (東洋文庫 (36)) Amazon 先日、揚州十日記を紹介したので、セットでこれも。明末の文人、朱子素の記録文学。南下してきた清軍が江蘇省の嘉定県で行った虐殺について記録したもの。明の朝廷を滅ぼして以降、清軍はさしたる抵抗も受けず順調に侵略を進めていたが、数少ない例外がこの嘉定県だった。地元の民衆は漢民族文化への愛着が深く、辮髪令をはじめとする清側の政策に反発し、また清へ降っ [続きを読む]
  • 揚州十日記
  • 蜀碧・嘉定屠城紀略・揚州十日記  (東洋文庫 (36)) Amazon 明末の文人・王秀楚の記した記録文学。中国侵略のため南下してきた清軍が、揚州で行った十日間の虐殺について描いたもの。 腐敗し切っていた明朝は、北京の朝廷が倒れると南京へ亡命政権を建てた。が、これまた上から下までどうしようもない連中揃いで、侵攻してくる清軍にもろくな抵抗をしなかった。そんな中、果敢に戦っていた明の将軍・史可法は揚州で敵を食い止め [続きを読む]
  • 六十年の変遷
  • 中国現代文学選集〈第14〉長編小説 (1962年) Amazon 李六如の長編小説。清朝の滅亡に始まり、中華民国の台頭と繰り返される革命、そして中華人民共和国が成立するまでの約六十年を描いた大河小説。主人公である李交恕は没落した商家の子息であり、成長して革命に身を投じる彼の前で、次々と歴史的な事件が起こっていく。 日本ではあんまり注目されないけれども、清末〜中華人民共和国に至るまでの近代中国史は本当に激動の時代で [続きを読む]
  • 論語
  • 論語 (岩波文庫 青202-1) Amazon 中国古代の思想家・孔子とその弟子達の言行録。もはや説明不要な中国古典の名著。実は経書の類をきちんと読んだことが無かったので、今回通しで読んでみた。 色々と語るべきところはあるけれども、まず孔子について言うなら、彼はやはり永遠の求道者なのだと感じた。本書では孔子が自分の口から度々「聖人」や「君子」について語るけれども、孔子自身はその聖人や君子の域に達しているわけではな [続きを読む]
  • 紅楼夢 1962年映画版
  • 1962年の香港映画。制作は上海海燕?影制片厂。原作はもちろん四大名著の一つである「紅楼夢」。中国伝統劇の一つである越劇を映画内に取り入れており、平たく言えば古典ミュージカル調の作品となっている。数ある紅楼夢の映像化作品の中でも、かなり評価が高い部類に入る。越劇らしく、歌う場面が沢山。また登場人物は全て女優(もっとも、美少年設定の賈宝玉は、本作に限らず女優が演じることも多い)。 原作が大変な長編ときて [続きを読む]
  • 紅楼夢87年版から三十年
  • Twitterなんかでも時々触れていますが、今年はかの有名な87年ドラマ版紅楼夢の三十周年です。同時に、ヒロインである林黛玉役の陳暁旭さんが亡くなられて十年目でもあります。色々と節目の年なので、大陸でもちょこちょこ特集番組が放送されている様子。気になったものがあれば拙ブログでも紹介していきたいです。 [続きを読む]
  • 陶庵夢憶
  • 陶庵夢憶 (岩波文庫 青 217-1) Amazon 明末清初の歴史家・張岱の随想録。タイトルの陶庵は彼の号である。著者の張岱は裕福で学もある名家に生まれ、若い頃は世の遊びという遊びを経験し、好き放題に暮らしていたが、時代は明の末期であり、清軍の侵攻によって王朝は滅亡する。しかし張岱は清の支配に屈することなく、生涯を明の遺臣として生きた。本作は、張岱が若い頃の思い出を気ままに書き綴ったもの。 明末は政治的に腐敗し [続きを読む]
  • 故園春夢
  • 1964年の香港映画。鳳凰影業公司製作。巴金の小説「憩園」を原作としている。旧時代の名残を残す屋敷を舞台に、二つの家族の崩壊を描く。楊梦痴は裕福な旧家の生まれだったが、幼い頃から放蕩暮らしを送ったせいでろくに生活能力も無く、家計を支えることも出来なくなって、ついに屋敷を売り払ってしまう。一方、新たに屋敷へ移り住んできた姚国棟もまた富裕層の人間だったが、彼の妻である万昭華は、前妻との間に出来た息子の小 [続きを読む]
  • 迎春花
  • 満州アーカイブス 満映作品映画編「迎春花」 [DVD]5,400円Amazon 満州映画協会製作の映画。1942年公開。満州国建国十周年記念の作品でもある。 ストーリーは一応恋愛ものなのだが、はっきりいって出来は悪く、どちらかといえば満州に赴任してきた男主人公・武雄の視点を通して満州国の文化や暮らしを紹介する宣伝映画といった趣きが強い。冒頭からアイスホッケーに興じる場面を見せて文化性の高さを強調したり、「最近は移民が増 [続きを読む]
  • 五星戦隊ダイレンジャー
  • 五星戦隊ダイレンジャー VOL.1 [DVD]10,290円Amazon スーパー戦隊シリーズ第十七作。1993年放送。とりあえず中華ものならなんでも節操なく紹介するブログなので、まあたまにはいいでしょということでこんなチョイスを。 90年代のスーパー戦隊は、王道タイプと変則タイプが入り乱れていて非常に面白い。ある作品は玩具がバカ売れし、ある作品はちびっ子そっちのけでオトナのファンを獲得するし、またある作品はギャグ路線に走った [続きを読む]
  • 最長的一夜
  • 1965年の香港映画。制作は國際電影懋業有限公司。日中戦争期、記者として大陸戦線に参加していた田中は、戦闘で負傷し小さな村に流れ着く。ふとしたことで酔っぱらいの老人に息子と間違われ、目の見えない彼の妻に引き合わされる。誤解だと説明する田中の前に夫婦の娘・阿翠が現れた。娘は田中が日本人だと看破するが、喜ぶ両親を前にして真実を告げることができない。こうして田中は、村で長い一夜を過ごすことになるのだが…。 [続きを読む]
  • 乱世児女
  • 1966年の香港映画。製作はキャセイスコープ。日中戦争期の華北を舞台に、さる一家の滅亡を描く。ある者は戦火で命を落とし、ある者は抗日運動に参加し、ある者は奸漢として日本軍に加わり…戦争の激化と共に、彼らの運命も狂っていく。映画の作風は老舎や巴金の作品に近い。登場人物は戦争に巻き込まれる庶民が中心で、反日がどうこうよりも戦争反対のメッセージ性が強い。当時の大陸は共産党政権の思想統制が強く、映画も舞 [続きを読む]
  • 会真記(鶯鶯伝)
  • 中国古典小説選5 枕中記・李娃伝・鶯鶯伝他 Amazon 中国唐代の伝記小説。太平広記の第四八八巻に収録されている。かの有名な古典戯曲「西廂記」の元ネタ。会真記のタイトルはもっぱら明代以降に用いられるようになったもので、それ以前は鶯鶯伝と呼ばれていた。ちなみに ストーリーのあらましは当然ながら西廂記と一緒。科挙受験を控えた張という若い書生が、旅先の寺で未亡人の令嬢・崔娘(鶯鶯)と恋に落ち、侍女・紅娘の助け [続きを読む]
  • 中国現代文学珠玉選1
  • 中国現代文学珠玉選 小説〈1〉 Amazon タイトルの通り、中国現代文学の選集。扱っているのは主に文学革命から中華人民共和国の成立時期あたり。魯迅をはじめとする有名作家の短編作品が掲載されている。作家と作品のチョイスが非常に素晴らしく、てっとり早く中国現代文学について学びたい方には是非おすすめ。これ一冊読んでおけば、大学四年間レベルで学ぶ近現代の中国作家の殆どをカバーできる。中国現代文学を専攻している学 [続きを読む]
  • 勿忘我
  • 1982年の大陸映画。制作は長春映画製作所。1970年代、文化大革命期の動乱に巻き込まれ、苦難の日々を送る知識人青年達の姿を描く。下放されていた知識人青年の雯雯は、父が病死した知らせを受けて街へ駆けつけた。幼い頃、革命闘争で母を失い、今また父を亡くした彼女は人生に悲観して自殺しようとする。が、偶然通りかかった医師の周虹に救われ、彼のもとで再びやり直す決意をかためる。 文学が終了した1970年代後半、中国 [続きを読む]
  • 南望楼詩話
  • 詩歌サークル「のほほん研究所」刊行作品。全六話から成り、日本における漢詩文化の現状や、詩作の作法、いかに漢詩を楽しむかといったことが、作者独特の視点でつづられている。 そもそも漢詩は中国の文化であるが、日本に流入してから長い歴史を経て、本国のそれとは異なったベクトルへ発展を遂げた。日本人の書く三国志が日本人の嗜好に合うよう作られているのと同じで、日本の漢詩は(特に現代に近づくにつ [続きを読む]
  • マンガで分かるたのしい房中術
  • 中華漫画サークル「四十二蝶」の中華本。八仙の一人・呂洞賓が講師となって若い後輩仙人と我々読者へ「房中術」の指南をしてくれる。とまあこう書いたら何だかエロの入門書みたいだが、もちろんそんなことはなく、中国道教で用いられる養生術について解説したもの。房中術をはじめ、不老長寿を目指す修行法は数えきれないほどのバリエーションがあり、本作で語られているのもあくまでその一例。全編ギャグテイストながら、 [続きを読む]
  • 楚漢稗史
  • 中国古代・楚漢戦争期を舞台にしたアンソロジー。総勢十六人もの作家が参加している。マンガ・小説・イラスト・コラム・人気投票などコンテンツが非常に充実。また冒頭では楚漢戦争期の歴史を丁寧におさらいしてくれるほか、年表や地図までつけてくれているので初心者も安心。かくいう私もあんまり古代史は詳しくないのでとっても勉強になった。作家陣はそれぞれ個性が光っていて、史実をしっかり踏まえながら面白い [続きを読む]
  • 陳暁旭
  • 中国大陸の女優。生没年・1965年10月29日−2007年5月13日。古装ドラマでも随一の傑作「87年版紅楼夢」でヒロインの林黛玉を演じた。これにより一気に有名になるが、以降は役者として殆ど活動せず、八十年代後半の留学ブームでアメリカに渡る(同じく紅楼夢に出演した薛宝?役の?莉や晴雯役の?静林も海外留学している)。もっとも、この頃は本人が色々迷走していたこともあって、すぐに中国へ帰っててしまう。その後は広告 [続きを読む]
  • 金庸徹底考察 主人公編「笑傲江湖」より令狐冲
  • 秘曲 笑傲江湖〈1〉殺戮の序曲 金庸武侠小説集 (徳間文庫) Amazon 金庸武侠小説・笑傲江湖の主人公。以前五嶽剣派について記事を書いたので、こちらにも触れておくべきかな、と今更ながら書いておきます。 劇中の活躍五嶽剣派の一つ・崋山派の一番弟子として登場。悪漢の田伯光から恒山派門弟の儀琳を救い出した。その後、ひょんなことから魔教長老・曲洋と劉正風に笑傲江湖の楽譜を託される。崋山に [続きを読む]
  • 鉄拐李
  • 中国古典文学大系 (52)戯曲集 上 Amazon 元代の戯曲。作者は岳伯川。正式なタイトルは「呂洞賓度鉄拐李岳」。八仙の一人である李鉄拐の誕生について描く。彼については色んな伝承が存在するが、本作では役所の悪徳胥吏だった岳寿という人物が呂桐賓の導きを得て肉屋の息子に転生し、その後出家して仙人となった設定になっている。 胥吏とは、役所の長官のもとで実務を担当する下働きのようなもの。大抵の胥 [続きを読む]
  • 白蛇伝 1958年 東映アニメ版
  • 白蛇伝 [DVD]3,024円Amazon 1958年の日本映画。実は記念すべき日本初のカラー長編アニメだったりする。なんでまた中国の古典小説を題材にしたのかというと、前の年に白蛇伝をもとにした実写映画「白夫人の妖恋」が香港で大受けして、是非今度はアニメでやってくれという話が舞い込んできたから。といっても、当時の日本はアニメの制作環境が殆ど整っておらず、東映はほぼ一からスタッフの育成やスタジオの建設などを始 [続きを読む]
  • 漢武故事
  • 中国古典小説選〈1〉穆天子伝・漢武故事・神異経・山海経他(漢・魏) Amazon 漢の武帝の生涯をつづった伝奇小説。作者不詳。六朝時代あたりに書かれたものとされる。 内容の大半は、武帝が仙人の助けを得て不老長寿を目指したり、皇后との馴れ初めを描いたり、お忍びの旅で民宿の親父に邪険にされたり、といったもので、武帝自身の事業については殆ど語られていない。民間で流行りそうな、偉人のこぼれ話をあ [続きを読む]
  • 李娃伝
  • 中国古典小説選5 枕中記・李娃伝・鶯鶯伝他 Amazon 唐代の伝奇小説。作者はあの白居易の弟・白行簡。 唐の天宝年間、さる青年が科挙受験のため長安へ上京する。もともと聡明だった青年は「試験とかww楽勝ww」と余裕しゃくしゃく。長安へ着いた彼は友人を訪ねる途中、一人の美女を見かける。「うはww都の女ぱねぇ!」と、受験のこともそっちのけで彼女に夢中。長安の人々に聞けば、美女は名を李 [続きを読む]
  • 妓女列伝を書きながら
  • もうすぐ完成予定の「中国古典妓女列伝」ですが、情報かき集めていたら気になることがチラホラ。 1、十大名妓とにかく四大○○とか十大○○とまとめちゃう中国。当然、妓女もその例に漏れず。歴代の有名な妓女を「十大名妓」としてまとめている。ちょっと調べてみたら…案の定ばらついた。パターンA?小小、?珠、李??、柳如是、董小宛、???、?媚、李香君、小?仙、?金花パターンB蘇小小、薛濤、李師師、梁紅玉、 [続きを読む]