春秋梅菊 さん プロフィール

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春秋梅菊さん: 千紫万紅
ハンドル名春秋梅菊 さん
ブログタイトル千紫万紅
ブログURLhttp://ameblo.jp/hopeseven/
サイト紹介文中国のドラマ・文学・映画に関する記事を紹介
自由文時代ジャンル問わず中国文化の記事を書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 365日(平均0.6回/週) - 参加 2014/06/09 12:56

春秋梅菊 さんのブログ記事

  • 漢武故事
  • 中国古典小説選〈1〉穆天子伝・漢武故事・神異経・山海経他(漢・魏) Amazon 漢の武帝の生涯をつづった伝奇小説。作者不詳。六朝時代あたりに書かれたものとされる。 内容の大半は、武帝が仙人の助けを得て不老長寿を目指したり、皇后との馴れ初めを描いたり、お忍びの旅で民宿の親父に邪険にされたり、といったもので、武帝自身の事業については殆ど語られていない。民間で流行りそうな、偉人のこぼれ話をあ [続きを読む]
  • 李娃伝
  • 中国古典小説選5 枕中記・李娃伝・鶯鶯伝他 Amazon 唐代の伝奇小説。作者はあの白居易の弟・白行簡。 唐の天宝年間、さる青年が科挙受験のため長安へ上京する。もともと聡明だった青年は「試験とかww楽勝ww」と余裕しゃくしゃく。長安へ着いた彼は友人を訪ねる途中、一人の美女を見かける。「うはww都の女ぱねぇ!」と、受験のこともそっちのけで彼女に夢中。長安の人々に聞けば、美女は名を李 [続きを読む]
  • 妓女列伝を書きながら
  • もうすぐ完成予定の「中国古典妓女列伝」ですが、情報かき集めていたら気になることがチラホラ。 1、十大名妓とにかく四大○○とか十大○○とまとめちゃう中国。当然、妓女もその例に漏れず。歴代の有名な妓女を「十大名妓」としてまとめている。ちょっと調べてみたら…案の定ばらついた。パターンA?小小、?珠、李??、柳如是、董小宛、???、?媚、李香君、小?仙、?金花パターンB蘇小小、薛濤、李師師、梁紅玉、 [続きを読む]
  • 神秘的大仏
  • 1981年のミステリーアクション映画。仏教の聖地でもある楽山を舞台に、大仏に隠された秘宝を巡って戦いが繰り広げられる。 文化大革命後、初めて大陸で制作されたアクション映画。本作をきっかけに大陸でも次々にアクションものが作られていくことになった…といえば聞こえはいいが、何せ文革の痛手からまだまだ立ち直っていない当時のこと、はっきり言って作品の出来栄えは良くない。そもそも見どころであるはずのアクショ [続きを読む]
  • 金瓶梅 妻妾の人間関係考察
  • 「妓女列伝」執筆のため金瓶梅を読み返していたところ、ふと金瓶梅のヒロイン格である六人の妻妾達の人間関係が気になったので、ちょっと書き留めておきます。 藩金蓮と呉月娘そもそも金蓮が夫を殺して西門家に入ってきたことは他の奥方達も了承済みで、最初の印象ははっきりいって良くなかった。そういうこともあってか、嫁いで間も無い頃の金蓮は正妻である呉月娘のご機嫌取りに尽くしている。そのため、二人の関係 [続きを読む]
  • 四世同堂 1985年ドラマ版
  • 老舎原作のドラマ。全28集。日中戦争期の北京を舞台に、四世代の家族が同居する「四世同堂」の一家とそれをとりまく周囲の人々の生活が、戦争で徐々に壊されていく物語。日中戦争終結40周年を記念して作られた作品。八十万字もの分量を誇る原作に対し、二十八集というのは少なすぎなんじゃないかと思われるだろうが、当時の大陸はまだテレビドラマ制作の黎明期であり、殆どのドラマは十話程度で終わってしまう作品ば [続きを読む]
  • 覇王別姫
  • さらば、わが愛 覇王別姫 [DVD]1,317円Amazon 1993年の香港・中国合作映画。監督は陳凱歌。中華民国初期から文化大革命後まで激動の五十年を、二人の京劇役者の生涯と共に描く。タイトルになっている「覇王別姫」は京劇の演目の一つで、楚漢戦争における項羽と虞美人の別れを劇にしたもの。 90年代の中国映画は色々と神がかっている作品が多いが、本作もそのうちの一つ。画面作りといい、物語のアプローチといい [続きを読む]
  • 紅河谷
  • 1996年の大陸映画。二十世紀初頭におけるイギリスのチベット侵略を背景にした歴史作品。まだ世界にとってチベットが神秘の場所として認識されていた頃、イギリスの視察団が彼らのもとを訪れ、人々と交流を深めていく。しかし英国はチベットが中国進出における要地であることを考慮して、とうとう軍事進攻を開始。そんな中で、チベットに生きる様々な階層の人間が描かれる。 何というか、このあたりの時代だと中国もチベット [続きを読む]
  • 地雷戦
  • 1962年の抗日映画。モノクロ。日中戦争期、山東省における人民部隊の勇敢な戦いを描く。この手の作品を作るのは例によって八一映画製作所。当時よくあった抗日ものである。冒頭、「共産党指導のもと人民達が勇敢に戦った云々」のうそ臭いナレーションが流れ、「地雷戦」のタイトルが登場。下の方に副題で「教育映画」とある(笑) まさかこれでゲリラ戦を学べとでも言うのか。 本編の内容はいたって単純、ろくな武器を持たな [続きを読む]
  • 杜十娘
  • 1981年の大陸古装映画。元ネタは明代の説話集「警世通言」の「杜十娘怒沉百宝箱」。原作が短編なので、ところどころ内容を水増ししてある。本編は八十分程度なのだが、それでもかなり長く感じた。ラブシーンとかがいちいちくどい。数少ない見どころはオープニングと中盤に出てくる結婚シーンだろうか。さすがに映像だけあって、原作だと不足していた情景が再現されている。ラストは原作通りのバッドエンド。悪党どもの結末に全然 [続きを読む]
  • 蜀碧
  • 蜀碧・嘉定屠城紀略・揚州十日記  (東洋文庫 (36)) Amazon 清代の記録文学。全四巻からなる。作者は乾隆時代の学者・彭遵泗。明末の動乱期、四川省で一大勢力を築いた張献忠について、当時の様々な逸話も含めて語ったもの。タイトルの「蜀」は四川の旧称。張献忠と聞いてピンと来る方はなかなかの中国通だろう。学校で学ぶ世界史では、彼について殆ど触れられないが、中国史でも有数の残虐さで知られた人物であ [続きを読む]
  • 私的中国古典文学ランキング
  • 好きな中国古典文学をランキングしてみました。文学なので小説以外も入ってます。 1位 紅楼夢不動の名作。さる貴族の興亡を描く。とにかく中毒になる面白さ。日本であまり有名じゃないのは、とにもかくにも読みにくいからだと思う。ネットでもでたらめな解説ばかりが広がっているあたり、知名度の低さがうかがわれる。 2位 浮生六記清代の文人による回想録。貧しい夫婦の甘い生活と、後に二人を襲う悲劇に涙を誘われ [続きを読む]
  • 人魚姫
  • 周星馳監督作品。原題は「美人魚」。コメディ・アクション・ファンタジー・ラブロマンスがごっちゃ混ぜのエンタメ映画。まあつまりいつもの周星馳なんだけれど、「少林サッカー」や「カンフーハッスル」といった作品に比べると、大分一般的な客層を意識した作りになっているのでは。周星馳カラーは相当強いんだけど、以前よりそれがいい感じに抑え気味というか。 物語はいたって単純。海底の環境破壊によって大被害を [続きを読む]
  • 紅楼夢・癸酉本
  • 最近ネットを見ていたら、紅楼夢に「癸酉本」なるバージョンが存在するのを発見。全百八回。前八十回部分では秦可卿の死が原案に近い形で書かれているのだとか。後四十回にあたる残りの二十八回はかなり悲劇色が強い模様。結構読んでみたいかも。本国だと内容の真偽が結構議論されているようだけど、日本の研究者の間ではどうなんだろうか。気になる。http://baike.baidu.com/view/3410495.htm [続きを読む]
  • 「紅楼夢」侍女会議! 第八回後編
  • 古典小説「白蛇伝」からのゲスト侍女・小青を招いての侍女会議。仙女の小青は襲人達の願い事を何でも叶えると言ったのだが、果たして? 小青「それでは、どなたでも願い事のある方はおっしゃってください」 晴雯「はーい。私、もっと遊んで楽に暮らしたいです」 平児「いかにも俗人丸出しの願い事ね……。こういうのは叶えて貰えるのかしら」 小青「全然オーケーです。でも……楽な暮らしというのは、 [続きを読む]
  • 「紅楼夢」侍女会議! 第八回前編
  • 毎度おなじみ、波乱万丈な紅楼夢侍女の集い。今回のゲストは、なんと古典小説でも有名なあの侍女…! 花襲人「皆様こんにちわ。第八回紅楼夢侍女会議の始まりです。大分ご無沙汰してしまいましたが、皆様お元気でしたか? それではゲストを紹介しましょう。賈宝玉様のお部屋からは私と晴雯さんが参加です。林黛玉様のお部屋からは紫鵑さん、薛宝釵様のお部屋からは鶯児さんがお見えになっています。そして王煕鳳奥様 [続きを読む]
  • 第十二回大幇会に参加してきました!
  • 武侠迷の集い、大幇会に参加してきました!今回で二回目です。武侠三昧の時間をたっぷり過ごすことが出来ました。なんだかんだブームも落ち着いた感じの武侠ジャンルですが、ファンの皆様の炎はまだまだ燃え続けています。何かのきっかけで、また大々的に武侠が取り上げられることになればいいのですが。それにしても、参加者の皆様は本当に遠方からお越しの方々が多いようで…本当にお疲れ様でした。何より嬉しかったのが、席を [続きを読む]
  • 董小宛
  • 1963年の古装映画。明末の名妓・董小宛の生涯を主軸に、明王朝の崩壊を描く。当時、文化の中心地である南京は反清運動や国家改革を志す文人が結社を作っており、彼らと交際する妓女には学問優れ、義気にも厚い者も多かった。身分は低いながらも、真剣に国家の行く末を愁いていた存在だった。そういうわけで、全編通して妓女達の烈婦ぶりが凄い。まあ映画なので史実と異なるオーバーな演出があるけれども、これはこれで良し。女性 [続きを読む]
  • 太歳公韓湘子全伝 壱・弐
  • 同人サークル「四十二蝶」の中華ファンタジー漫画。続刊中。八仙の一人・韓湘子と彼を取り巻く人物達が、下界の一大事に挑む、というのが大筋のストーリー。いわゆる仮想中華ものの世界観だが、八仙らの一部の設定はかの中国古典「東遊記」がベースになっている。もちろん、元ネタを知らずとも楽しめる。恥ずかしながら本作を読むまで、八仙は「骨董品とかでぎゅうぎゅう詰めに描かれてる暑苦しい仙人集団」くらいにしか思ってい [続きを読む]
  • 抗日戦回想録
  • 抗日戦回想録―郭沫若自伝6 (東洋文庫 224)/平凡社¥2,268Amazon.co.jp近代中国を代表する作家・郭沫若の回想録。日中戦争時代における国民党の情勢を記している。タイトルには抗日とあるが、日本軍に関する直接的な描写は少ない。内容の殆どは腐敗した国民党政府への恨み辛みであり、そうした政府内で工作活動を行わなければならない郭沫若ら知識人の苦衷も語られている。当時の作者の立場上、こういう内容になってしまったのか [続きを読む]
  • 迷迭香 全三巻
  •  同人小説サークル「雲上回廊」添田健一の手による作品。清代の通俗古典小説「三侠五義」をモチーフにしている。「三侠五義」は前半が公案小説・後半は武侠小説と作風が大きく変わるのが特徴だが、本作はどちらかといえば前半のテイストに近い。ところどころ見受けられるファンタジー要素も、通俗古典小説らしさがあって好感度高し。 登場人物の造形は原作と大きく変わっている。一流の武芸者ながら妙になよなよした性格が印象 [続きを読む]
  • 人民公社史 文学集
  • 中国現代文学選集〈第18〉記録文学集 (1962年)/平凡社¥価格不明Amazon.co.jp解放戦争後から大躍進期にかけて、共産党の指導のもと中国全土に人民公社のシステムが普及していった。人民公社とは農業・工業・政治・文化・教育などあらゆる事業を包括した組織で、ようはここに属して集団生活を送れば誰でも、立派な暮らしが送れますよ〜というコンセプトで作られた。共産主義原理に基づきみんな平等で、搾取が起きることもないとい [続きを読む]
  • 楊太真外伝
  • 中国古典小説選7 緑珠伝・楊太真外伝・夷堅志他¥6,912Amazon.co.jp宋代の伝奇小説。上下二巻。作者は晩冬〜宋初期の文人・楽史とされている。楊貴妃の生涯を中心に玄宗期の唐代を描いている。タイトルの太真は楊貴妃の道号を示す。もともと楊貴妃は玄宗の息子の妃として宮中入りしており、玄宗が彼女に近づくため一時出家をさせた経歴がある。それを何故そのままタイトルに持ってきてしまったのかは不明。内容は概ね史実通りだが [続きを読む]
  • 我ら愛情の種をまく
  • 中国現代文学選集〈第13〉長編小説 (1963年)/平凡社¥価格不明Amazon.co.jp徐懐中の長編小説。解放戦争後のチベットにおける共産党工作隊の土地改革や、旧来のチベット支配層達との戦いを描く。ようは、僧院や国民党の生残りに搾取されているチベット人民の生活を、知恵と勇気溢れる共産党が助けましたよ〜という話。しかし、なんというかこれは……現代のチベットを取り巻く状況を見ると、もはやプロパガンダとしか思えない。作 [続きを読む]