huian さん プロフィール

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huianさん: ギンレイの映画とか
ハンドル名huian さん
ブログタイトルギンレイの映画とか
ブログURLhttp://ameblo.jp/shangyou/
サイト紹介文主に東京の飯田橋のギンレイホールでみた映画について書いています。昔みたのも思い出しつつ書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供154回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2014/06/29 21:50

huian さんのブログ記事

  • 人間の値打ち 2017.3.21
  •  人間の値打ちとはなんだい。命は金に換えられないとはいうけれど、換算するとすれば、死ねば保険金が出る。保険だから、単純に払い込みが多ければもらえる金額が増す。事故で亡くなった人に対し支払われる金額は、その人の年齢や収入によって勘案されて決まるらしい。それで気の毒な交通事故の犠牲者には21万ユーロ出た。事故を起こした人の収入は関係ないようだ。 話の形式がこの前の「お嬢さん」と同じで、名前を出してその [続きを読む]
  • お嬢さん 2017.3.18 TOHOシネマズ シャンテ3
  •  1939年の韓国、日本が韓国を併合していた頃の話で、日本が大きく絡んでいるので、これはどうなることかと心配しながら見た。日本人のどんなところを描いているのか気になったが、あの趣味は日本人だけのものではないし、今までにない視点であった。もしかしたら成人映画で取り上げられたことがあったかもしれないが、残念ながら見てないので知らないジャンルだ。18禁は私の映画の優先順位では下の方にあって、見る機会を得ず、 [続きを読む]
  • 羅生門 1973.10.28 並木座
  •  裁判の面妖な複雑さは外から見ていても大変なのに、自分が当事者になったらどうだろうか。まあ誰でも何かの事件や事故を起こさないとも限らないので、関係ないやで済まないことになる可能性はある。その時、やはり自分に非があるにしても、なるべく罰は少なくしたいと思う。そこで、事を小さくし自分に有利になるようにするだろう、いやきっとする、するはずだ。そして嘘が混ざるかもしれない。ところが当事者は複数いる。それ [続きを読む]
  • 母 小林多喜二の母の物語 2017.3.11 K’s cinema
  •  小林多喜二の小説は蟹工船しか読んでいない。力強いタッチの文章が、冬の海で漁をする男たちのたくましさをあらわしている。写真で見る優しげな彼の印象から想像できない強さがある。この時代に命をかけて闘ったのだ、強くもなるだろう。 この映画の原作は読んだ。多喜二の母セキが多喜二だけでなく、周りの人々に気を使い、多喜二のためを思っていたことがよく分かった。小林多喜二の映画は以前あって見ているが、今回は原作 [続きを読む]
  • 汚れたミルク/あるセールスマンの告発 2017.3.11 シネマカリテ1
  •  営利企業である会社が社会にどのくらい責任があるか。それは一概には言えない。例えば、こんな例はどうか、と提出された問題がこれだ。 パキスタンは馴染みがない国だ。ほとんどのインドと同じなんて言ったらパキスタン人は怒るだろう。たしか宗教上の違いからインドと分かれたと思う。似てはいても同じとはならない。同じアジアに暮らしていて、そんな認識だ。私の考えでは、アジアは三つに分かれる。中国、日本、タイなどの [続きを読む]
  • ハドソン川の奇跡 2017.3.7
  •  これはニュース映像を見て驚いたことを思い出す。飛行機事故は数多くあっても、こんな風に無事に不時着させ、乗客全てを助けた例は知らない。交通機関の中でも飛行機は安全性は抜群に高いと聞く。それだけ安全に対する基準が厳しく、対策がきちんとなされているのだ。一番安心して乗ることができる交通機関、それは飛行機だ。飛行機は乗るのが好きだ。それでも離陸の時はちょっとドキドキするし、上空で揺れたりすると怖くなる [続きを読む]
  • ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ 2017.3.7
  •  この映画は以前見ていたので気が進まなかったが、二度目見てよかった。主な登場人物のそれぞれをより深く理解できたからだ。ちゃんと見ているつもりでも人物をしっかりと捉えられていないことが多い。二度見れば補える。でも全ての映画を二度というわけにはいかない。たまたまここで上映さたので、再度見ることになる。 映画は、ある時代の中で人物が行動することを通して物語が作られる。芸術だから単純な説明調ではなく、わ [続きを読む]
  • 駅・STATION 1981.12.6 千代田劇場
  •  1967年1月 そうか1968年はメキシコオリンピックの年だったのか。オリンピックに射撃も含まれていたっけ。64年の東京オリンピックと共に68年のオリンピックも昔の話になってしまった。 そんな頃が、さりげなく出てくる。「泥の河」の昭和31年のような鋭い厳密さでなく、オリンピックのあった年としての1968年。テレビでオリンピックを見た人の1968年と、出場した人にとっての1968年とでは、どれだけの差があっただろう。オリン [続きを読む]
  • ラ・ラ・ランド 2017.2.28 TOHOシネマズシャンテ2
  •  たまたま最近、宝塚歌劇団月組公演で Grand Hotel を見た。宝塚は歌劇と言うよりミュージカルそのもので、歌と踊りがセットで楽しめる舞台だ。内容はたわいのない話が多く、たとえ歴史物でも普通のドラマでも宝塚色に染めなおされて別なテイストになっている。それを承知に見に行くのだ。映画を原作にすることも多く、最近では「風と共に去りぬ」や「麗しのサブリナ」が上演されたが、映画とは別物と考えていい、別な切り口のエ [続きを読む]
  • 2300年未来への旅 1977.3.7 ヤマハホール
  •  未来の話。どういうわけか音楽までもモダンになる。もっとも未来においてどのような音楽があるか分からないから、今現在において最も新しいと思われるのを使っているみたいだ。 2274年、300年も先はどうなっているのか。悲観的な未来しか想像できないのが悲しいが、どうやらそんな感じだ。人間は大きなドームの中に暮らしている。閉ざされた空間なので人口制限があって、すべての人が30歳で死ぬことになっている。したがって老 [続きを読む]
  • ひとごろし 1976.10.30 銀座松竹
  •  武士は食わねど高楊枝というけれど、本当に侍は損だ。武士の身分にしがみつき、その中で戦々恐々としなければならない。それならいっそのことやめて浪人にでもなればいいと思うが、それは簡単にできることではなかったようだ。脱藩というのもあったが、それだと追いかけられる恐れもあった。江戸時代も長く続いたので、時期により藩により事情は様々で一概には言えないようだが。 山本周五郎原作とくれば、よほど下手に作らな [続きを読む]
  • 世界一キライなあなたに 2017.2.21
  •  気軽な恋物語だと思いながら見進めてゆくと、とんでもないがしかし現実的結末へと誘われてゆく。 ルイーザが6年勤めたカフェをクビになったのは店が潰れたからで、彼女の責任ではない。失業はきつい。家族は4人。彼女の収入もあてにされていた。というのは父が現在無職で求職中だからだ。イギリスも景気が悪い。もっとも、景気の良い国があるのか。金持ちは国境を越えて存在する、税金逃れをうまくやってるし、庶民に金は回ら [続きを読む]
  • マイ・ベスト・フレンド 2017.2.21
  •  いわゆる難病ものは数多くあったが、これほど直球で押してくる話はそうなかった。 二人の友人の一人ミリーが乳ガンにかかって闘病生活に入る。仕事もしつつ治療をしてゆく。もう一人のジェスは不妊治療を試みるうちに自然妊娠、2人の間に喜びと悲しみがいっぺんに来るが、親友と言えども気持ちを真に共有できない。 それぞれに家庭があり、都合もある。友達といえども、入り込める範囲は限定されるし、特に病気は極端にいえば [続きを読む]
  • ママ、ごはんまだ? 2017.2.18 角川シネマ新宿2
  •  台湾には、なぜか惹きつけられるものがある。テレビなどで盛んに紹介されることもあるので、身近に感じられるのだ。地域的にも近いし、反日感情が少ないというのも気軽に行けそうな気がする。などと言いながら、行ったことがない。中国には何度か行っているのに、なんで行かないのだ、と自分に問いかけてみる。すぐ行ける、行けそうというのが落とし穴だ。いつでも行けると思って、行かない場所の多いこと。 一青妙の本は読ん [続きを読む]
  • めぐりあう日 2017.2.7
  •  パリからダンケルクに向かう列車の中にエリザがいた。彼女は生まれた地で自分の本当の母を探すため、ある程度の期間暮らすつもりだ。仕事もこちらで就職した。理学療法士なので仕事はあった。息子ノエも連れてきた。夫はパリに残してきた。夫とは、あまりうまくいってないようだ。 自分の出自を探ること、それは知らされていない人だけが求めるのであり、ほとんどの人はその必要はない。だからそういう立場の人の気持ちを考え [続きを読む]
  • アスファルト 2017.2.7
  •  自称カメラマン、スタンコビッチは訳あってエレベーターを夜しか使えない。慣れない車椅子で行った先は病院、そこで夜勤の途中タバコ休憩を取る看護師と会い、毎晩通うことになる。 青年に近い少年シャルリの隣に越してきた女性はジャンヌ・メイヤー。女優だが彼は聞いたことがない。名の知れない女優でも女優には変わりない。彼女がなんとなく気になる、何しろ女優だから。どんなのに出ていたのか気になる。 アメリカの宇宙 [続きを読む]
  • 未来を花束にして 2017.2.4 シネマイクスピアリ8
  •  原題のSuffragetteは女性参政権を求める活動家のことだ。サフラジェットがたくさん出てくる。 洗濯女たちの働く職場、力仕事の洗濯やアイロンは女性の仕事で、仕上がった洗濯物を届けるのは男性が担当している。洗濯をあのように専門にする人がいてやるのは、洗濯自体が大変な労働で、一般家庭で賄いきれなかったからなのか、都市にだけあった職業なのか。いずれにせよ都会でなくては工場のようなクリーニング屋はありえないだ [続きを読む]
  • スノーデン 2017.1.28 TOHOシネマズ日本橋6
  •  SNOWDEN と出る、単純な題名。それだけ有名人なのだ。2013年6月3日、香港ホテルミラ、ここの一室でインタビューを受ける人物エドワード・スノーデン。この辺りは以前ドキュメンタリーで見た。劇映画はいくら事実そのままであると謳っているにしても、ドキュメンタリーとは違う。情報量は格段と上がって、彼の過去からミラに至るまでの経緯と彼自身の気持ちのありようの移り変わりが分かる。 彼は常に愛国者だ。アメリカを愛し [続きを読む]
  • うず潮 1976.10.6 日消ホール
  •  Le Sauvage 原始人(あえて野蛮人とは呼ばないし、そういう意味も含んでいないだろう)であるマルタン(イヴ・モンタン)の自由な別天地に紛れ込んだ女ネリー(カトリーヌ・ドヌーヴ)。人騒がせどころ以上の騒ぎになる。 ネリーは結婚寸前でなぜかフィアンセであるビットリオが嫌になって逃げ出す。それを追うフィアンセ。彼の凄まじさは、想像の域を超えている。そこに現れた大きな胸(マルタン)にすがるのは当然の話だ。  [続きを読む]
  • グッバイ、サマー 2017.1.24
  •  映画を見始めたとたんに分析を始めてしまう癖がある。これはどんな映画かな、似たようなのがあったなとか、映画に集中すればいいのに余計なことを考えてしまう。この映画で言えば、アメリカかカナダ映画でありそうだと思った。少年が冒険旅行に出て様々な体験を通して成長するってやつ、ありがちな設定だ。アメリカ映画は総じてハッピーエンドか、とにかくけじめをつけて終わる。教訓があるのは邪魔なことが多い。 フランス版 [続きを読む]
  • 奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ 2017.1.24
  •  学校に荒れたクラスはよくあるが、ここはひどさが最悪ではない。荒くれ者がいてひどいのではなく、まとまりがないのだ。一人一人が自由に話し喚き騒ぐ。一体なんのために学校に来ているのか。生徒に対する学校の対応も厳しく、徹底的に校則を守らせようとする。どこの国のどこの学校にもある風景かなと思う。 フランスには違う印象を持っていた。個人主義の国だし生徒にあまり厳しいことは言わない、学生も先生には正当な権利 [続きを読む]