huian さん プロフィール

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huianさん: ギンレイの映画とか
ハンドル名huian さん
ブログタイトルギンレイの映画とか
ブログURLhttp://ameblo.jp/shangyou/
サイト紹介文主に東京の飯田橋のギンレイホールでみた映画について書いています。昔みたのも思い出しつつ書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供154回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2014/06/29 21:50

huian さんのブログ記事

  • すべて売り物 2017.6.10 フィルムセンター
  •  列車がすでに走り出している。そこに一人の男性が列車に乗ろうとして走っている。走る速さより列車の方が早いようにみえる。だがようやく入り口のドア付近に近づいたとたん、彼は連結部分から下に落ちてしまう。列車は急停止する。とそこに、にこやかな笑顔をみせて男性が現れる。  映画の撮影だった。うまく撮れたので喜んでいる。実は俳優が来てないので、遠景の撮影であるし、人が違っていても大丈夫だろうと、なんと監督自 [続きを読む]
  • ザ・コミットメンツ 1991.12.11 丸の内ピカデリー2
  •  ジミーはバンドを作ろうとして広告を出し、メンバーを集める。彼の家が審査会場、やってきた人の歌を聞く前にその人の見かけだけで合否を出す。ドアがノックされる、ドアを開ける、顔を見る、ダメ。こんな具合だ。歌以前に格好や雰囲気が重要なのだ。見てくれで合格しても、もちろん歌が大事。どんな曲を選ぶかも決め手になる。ジミー好みのソウルフルなのでなければならない。だったら、始めからそう言ってくれ。  メンバーを [続きを読む]
  • 0円キッチン 2017.6.3 浦安市民プラザWave101大ホール
  •  捨てられる食べもの、というとスーパーやコンビニからが多いと思っていたが、家庭のゴミの中にも、まだ食べられるのに捨てられることが多いことを知った。捨てないまでも、期限切れの缶詰とか冷凍食品などが冷蔵庫に入ったままになっている。それらを含めると家庭内に存在する食べられることのない食べものが、スーパーやコンビニのゴミに匹敵するくらいあるらしい。  実際にごみ箱をあさって、調べてみよう、というのが [続きを読む]
  • 人生フルーツ 2017.6.3 浦安市民プラザWave101大ホール
  •  東海テレビの製作で、丁寧な作りに感心する。  愛知県春日井市の高蔵寺ニュータウンの片隅にある庭付き一軒家。津端修一さん90歳、英子さん87歳は今日も小さな雑木林と畑の世話をしている。広大な敷地ではないが、二人が我が子を愛でるように植物を育てるのにちょうど良い広さだ。  津端修一さんは、このニュータウンの計画当初から携わっていた。彼の理想とする、自然と共生する住宅をめざした。だがそれを上回る [続きを読む]
  • 息の跡 2017.6.3 浦安市民プラザWave101大ホール
  •  佐藤たね屋の佐藤貞一さんに魅力がある。カメラに対して自然だ。気負うことがない感じ。長い期間撮られ続けて、こうなったのか。話し相手は監督のようだ。監督の声もときどき入る。なるべく発言を控えているようだが、佐藤さんから質問されれば答えなければならない。聞かれることは、こんなところで撮るより、どこかの会社に入ったほうがいいんじゃないの、とかいちおう年長者からの言葉だ。でもしつこく言うことはない。自分 [続きを読む]
  • 明日、戦争の後で 2017.5.31 フィルムセンター
  •  今年のEUフィルムデーズの一本目。ルクセンブルク映画は珍しい。言葉がドイツ語に似ているが優しい響きだ。  ルクセンブルクでの徴兵を逃れ、フランスでレジスタンス運動に加わっていたジュール・テルヌは1945年2月、母国に戻ってきた。父はこの地でのレジスタンス運動でドイツ軍に捕まり、まだ戻っていなかった。妹のマティルデは、レジスタンス運動のリーダーであったアルマンと婚約していた。その後、父も戻って、家族 [続きを読む]
  • アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場  2017.5.30
  •  イギリスがアメリカの同盟国として、アメリカのテロ対策の一端を担っている。一端どころでなく、その実態はイギリス主導だ。アメリカのハードにイギリスのソフトといったところか。ここまではまり込んだら逃げ出すことはできない。今自衛隊がアメリカの軍隊と一体化しようとしているが、これを見ると、日本なんかまだ何もしていないに等しい。アメリカからの要求が強いのも分かる。これくらいまでやらないとだめらしい。待って [続きを読む]
  • マンチェスター・バイ・ザ・シー 2017.5.13 シネスイッチ銀座1
  •  兄が亡くなり、病院に安置された遺体に対面する。弟のリー・チャンドラーは兄をじっとながめ最後の別れを告げる。兄ジョーの息子パトリックも、遺体安置所にくるが、死に顔をちょっと見ただけだった。  通夜や葬式で、死んだ人を見るのが苦手だ。むしろ見たくない。もはや生きていない生命のぬけがらを見て、どうすればいいのか。元気だった頃の思い出だけでいい。死に顔が思い出となるのは嫌だ。単純に死体は見たくない [続きを読む]
  • メッセージ 2017.5.20 シネマイクスピアリ3
  •  言語学者ルイーズ・バンクスが大学の教室に授業に行くが、学生が数人いるだけで、ざわざわしている。彼らはニュースでとんでもないことが起こっていることを知っていた。勉強どころでないことを。  地球外生物とのコンタクトもなく、電波が届いたこともなく、生命が存在可能な条件のある惑星が見つかりはじめたくらいの現状からすると、地球人が積極的に打って出るまでの技術の開発はまだまだ先のことだ。まして宇宙空間 [続きを読む]
  • 永い言い訳 2017.5.16
  •  かなりの率で離婚がある。結婚を存続させることの難しさがうかがわれる。離婚が増えたのは、世間体がどうの、という外聞を気にすることがなくなったからだろう。特別なことでなくなった。見渡してみれば、身近でも何人かいた。友人では誰も離婚したとは聞かない、黙ってれば分からないからね。  私はどうか、離婚しようと思ったこともないし、そういう状況になったこともない。その前に、面倒なことが起こらないように、 [続きを読む]
  • 湯を沸かすほどの熱い愛 2017.5.16
  •  後味の悪い映画だ。終わりよければ全てよしを逆から証明している。悪い冗談としか思えない。あれで感激して涙を流すなんて考えられない。どうかしてる。  余命2ヶ月と宣告されたら、どうするだろうか。自分のこととして考えても、このあまりにも短い時間でできることは限られる。何かをやろう、という積極性より、何もできない、という消極性が勝ってしまいそうだ。  双葉は違った、一時は落ち込んだが、自分の限り [続きを読む]
  • 心の旅 1991.10.4 イイノホール
  •  心の旅とはなかなかにくい題名をつけたものだ。同じ名前の歌のメロディーが浮かんでしまうが、それは映画には関係ない。以前グリア・ガースンのもので、記憶を失った人の話があったが、あのタイトルはなんだったっけ。似ていたんじゃないだろうか。  記憶喪失してしまうことは、実際にはよくあることとは思えない。あまり多くはないだろうけれど、ドラマでは話の展開を面白くさせるのに便利な材料になる。  これは [続きを読む]
  • アリス 1991.11.14
  •  裕福な家庭主婦が、背中の痛みの治療に友人から紹介されたドクター・ヤンを訪ねる。チャイナタウンにある診療所のヤンは中国の魔術師のようでもある。彼が処方した薬はたちまち不思議な効果をあらわす。昔の恋人が幽霊として出てきたかと思えば、気になっていた男性ジョーを強引に誘ってみたり、透明人間になったり、まるで中国マジックを体現しているみたいだ。ミア・ファローがアリスを演じているので、こんな不思議な体験が [続きを読む]
  • ジュリエッタ 2017.5.2
  •  問題が起こったり深刻な悩みがある時、それを日記などに書き留めるかどうか、人によって違う。私の場合、一切書かない、書けないのだ。不安や問題は時間が解決する。それを待てば、書く必要はなくなる。例えば病気になる。心配ではあるが病院に行って治療してもらえば治る。その過程を残しておく意味が分からない。辛いことや嫌なことは忘れたい。残しておいて思い出を固定することはない。  ジュリエッタは話していなか [続きを読む]
  • 愛と哀しみの旅路 1991.3.5 試写会
  •  砂漠の中に作られた収容所に風が吹き抜ける。なんでこんな場所に強制的に収容させられなければならないのか。この映画をみた後に読んだ本にあった写真の印象とだぶっている部分が多く、しっかりした考証のもとに作られているのが分かる。  日系アメリカ人だけが集められて収容された。日常生活からの断絶を強要された理由はなんだったのか。ようするに、敵国である日本人が憎いということ以上の差別意識があった。そうで [続きを読む]
  • カフェ・ソサエティ 2017.5.9 シネマイクスピアリ6
  •  ウディ・アレンはニューヨーク以外の街に憧れがあるらしい。彼の映画は彼の本拠地ニューヨークを舞台にすることが多かったが、映画の都を無視することはできずにLAに飛んだ。以降東西を行き来していたが、突然イタリアへ。その後はヨーロッパを観光旅行するがごとく映画で遊んでいる。それによって映画作家としての幅が広がったのは良いことだ。  今回は時代を1930年代にし、ニューヨークっ子のボビーが映画エージェント [続きを読む]
  • ボイジャー 1991.11.29 シネマライズ
  •  飛行機はどの他の乗り物よりも美しい。それは流体力学から導きだされた流線型にある。あのような形が必然でもあり、同時に美しさを作り出している。流線型の究極はロケットのように細長い形になるだろう。翼がエイのような形の飛行機もあるそうで、機能性は美と一致する。  プロペラ機は、そこにノスタルジーが加算されて、優雅な旅にぴったりあう。でもたぶん乗り心地は良くはなかっただろう。速度も遅いし、当時はまだ [続きを読む]
  • トリュフォーの思春期 1976.9.14 ガスホール
  •  邦題に言う思春期よりは少し前の子供たちがわんさと出てくる。トリュフォーが今現在1976年を撮るというのは初めてじゃないか。彼は常に後ろを向いて彼自身の過去を語ってきた。  「大人は判ってくれない」から続く一連のものだ。この思春期は、それらに似ている。しかし視点が違う。前者は正に自伝的要素の強いものだったのに対し、後者はそれらしいエキスだけを取り出して見せているのだ。  物語という物語はない [続きを読む]
  • ブルーに生まれついて 2017.5.2
  •  ジャズは知らない。自分から聞こうとはしない。能動的に耳にする機会はほとんどない。音楽は好きで常に聞いていたい。常にFMかインターネットのクラシックを流している。  ジャズは苦手だ。即興で各パートが順にソロをつとめ拍手をもらう式の決まりごとが、狙った決まりごとでジャズらしくない。もっとずっと自由であって欲しい。  チェット・ベイカーは名前は知っていたが、楽器が何かは知らなかった。それくらい [続きを読む]
  • 人生タクシー 2017.4.22 新宿武蔵野館3
  •  イランのジャファル・パナヒ監督は映画製作を20年間禁止されている。映画監督が映画を撮ることが犯罪になるなんて、最悪なことだ。でもそこは工夫すれば作れないこともない。以前にも「これは映画ではない」を自分の家の中だけで作った。  キアロスタミの「10話」と同じ撮り方で作られている。タクシーにカメラを取り付け、撮影すれば面白い話はとれそうだ。一般人の話でも十分に面白い。誰の話も面白いわけではないが、 [続きを読む]