huian さん プロフィール

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huianさん: ギンレイの映画とか
ハンドル名huian さん
ブログタイトルギンレイの映画とか
ブログURLhttp://ameblo.jp/shangyou/
サイト紹介文主に東京の飯田橋のギンレイホールでみた映画について書いています。昔みたのも思い出しつつ書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供155回 / 365日(平均3.0回/週) - 参加 2014/06/29 21:50

huian さんのブログ記事

  • マダム・フローレンス! 夢見るふたり 2017.4.19
  •  カーネギーホールで歌ったり演奏したりすることは価値があることだし、演奏家ならこの舞台に立ちたいだろう。フローレンス・フォスター・ジェンキンスは財力と名声でホールの一夜を買った。貸しホールだから、たぶん金を出せば誰にでも使わせてくれるだろう。だが音楽家が自分の金で借りたホールで公演しただけでは名誉にはならない。やはり観客を入れて演奏し、赤字にならない程度の金にならなければ、伝統の殿堂の舞台に立っ [続きを読む]
  • 恋人たちの予感 1991.4.1
  •  1977年、ハリー・バーンズとサリー・オルブライトは初めて会う。友人の友人というありきたりの出会いは最悪だった。  恋愛にマニュアルがないのと同様に、結婚にいたるまでの道も、どれ一つとして同じものはない。最近では、さかんに雑誌などが、恋愛をせきたてるように、マニュアル作りにけんめいだ。しかし、その通り真似してみても、たとえ形の上でそっくりに行動したとしても、その恋愛が成就するとは限らない。そん [続きを読む]
  • レナードの朝 1991.3.29 中野サンプラザ
  •  ブロンクスの病院に赴任したマルコム・セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)が、患者に投薬した新薬が引き起こした出来事で、喜んだりがっかりしたりした。こういう病気が実際にあるのだろうか。昏睡から目覚めても、何らかの理由で元に戻ってしまう。ドラマなら劇的な展開になるが、こんな作り話っぽいことがあるのか疑問だ。医療のことは知らないが、こんな話は聞いたことがない。事実あるのかどうかが判然としない。だから架空 [続きを読む]
  • リユニオン 再会 1991.3.8 テアトル新宿
  •  ドイツ人だから、あるいはユダヤ人だからというだけで運命や考え方が限定されるわけではない。だが大きな力は個人のささやかな思いを押しのけてしまう。大戦前のドイツ、シュトゥットガルトの学校に転校してきた少年コンラディアン・フォン・ローエンブルグは名門の出だった。新しく加わったクラスで気の合ったのは一人だけだった。ハンス・シュトラウスはユダヤ人だったが、コンラディアンは気にすることもなく、むしろ積極的 [続きを読む]
  • サラエヴォの銃声 2017.4.4 シネマカリテ2
  •  第一次世界大戦が、どこかの皇太子が殺されたことがきっかけであったことだけは知っていたが、サラエヴォが舞台だったことは知らなかった。事件のあった橋には記念のプレートがあったらしいが、取り払われて今はない。この100年に間に、政変がいくつかあって、そういうことになった。街中にある像なんかも、時代が変われば無用の長物になるのと同じようなことだろう。 そのサラエヴォ事件から100周年記念の式典が行われる、ホ [続きを読む]
  • 幸せなひとりぼっち 2017.4.4
  •  オーヴェが何度も死のうとしても、その都度じゃまが入ってしまう。はじめは単に失業したからなのかと思い、そんなやわな理由で死んでいたら、いくら命があっても足りない。あのまま死んでいたら、変わり者の偏屈じじいが死んだと、喜ぶ人もいたことだろう。楽しい思い出も、悲しい思い出も、彼とともに消えてしまっていた。 彼は59歳にして過去の人になっていた。前年、妻のソーニャが亡くなって、気落ちしていたのだ。そこに [続きを読む]
  • あの子を探して 2000.12.22 三軒茶屋中央
  •  一月だけの代用教員になったウェイは、一个都能少 一人でも欠けたらだめ、と言われ給料の50元がもらえなくなることに恐怖し、大胆な行動に突き進む。前先生の言ったことは絶対ではない。一応正式に先生になったのだし、金はもらえるはずだ。だけど13歳に大人の感覚はない。心配なら自分の親に聞けばいいのだろが、そうもしない。画面に彼女の家が出ることもない。どうやら彼女一人で解決させるつもりなのだ。 第一関門、足の早 [続きを読む]
  • ムーンライト 2017.3.31 シネマイクスピアリ6
  •  ムーンライトといえば、ムーンライト・セレナーデ。月光値千金、ペーパームーン、月の輝く夜に など映画や音楽の題材に多く使われている。月の光は不思議な働きをするようで、カオス・シチリア物語の一話に印象的な月の使われ方があった。狼男もそうだったっけ。 マイアミは南部でも独特の雰囲気がある。麻薬ディーラーのフアンはキューバ出身だ。シャロンが道端でちょっかいを出されていた。そこにちょうど来かかったフアンが [続きを読む]
  • エル・クラン 2017.3.21
  •  アルゼンチンに限らず南米の各国の政情は安定していなかった。軍政が幅をきかせていた国は多い。1983年頃のアルゼンチンはどういう政治状況だったかは知らない。独裁政治は終わっていたが、フォークランド紛争があったりして、安定していたとは言えなかった。そのあおりを食って、父アルキメデスは失業していた。 ここに何人かの政治家が何かを宣言している場面が出てくる、アルゼンチンの人なら誰が誰だかは分かるはずだ。ど [続きを読む]
  • ラビング 愛という名前のふたり 2017.3.24 TOHOシネマズ シャンテ3
  •  アメリカは州の集まりで出来ている。各州の法律が異なっていて、例えば離婚するときは,簡単にできる州に行くなんて話を聞いたことがある。離婚や結婚ならいいが、異人種間の結婚禁止があるなんて信じられない。 理由がふるっている、異人種、これは明らかに非白人をあらわしている。白人以外は人間じゃないんだ。そんな人間でない動物と結婚でもして子供ができたら、種の違う動物の子供だから変種となり、とんでもないことに [続きを読む]
  • 人間の値打ち 2017.3.21
  •  人間の値打ちとはなんだい。命は金に換えられないとはいうけれど、換算するとすれば、死ねば保険金が出る。保険だから、単純に払い込みが多ければもらえる金額が増す。事故で亡くなった人に対し支払われる金額は、その人の年齢や収入によって勘案されて決まるらしい。それで気の毒な交通事故の犠牲者には21万ユーロ出た。事故を起こした人の収入は関係ないようだ。 話の形式がこの前の「お嬢さん」と同じで、名前を出してその [続きを読む]
  • お嬢さん 2017.3.18 TOHOシネマズ シャンテ3
  •  1939年の韓国、日本が韓国を併合していた頃の話で、日本が大きく絡んでいるので、これはどうなることかと心配しながら見た。日本人のどんなところを描いているのか気になったが、あの趣味は日本人だけのものではないし、今までにない視点であった。もしかしたら成人映画で取り上げられたことがあったかもしれないが、残念ながら見てないので知らないジャンルだ。18禁は私の映画の優先順位では下の方にあって、見る機会を得ず、 [続きを読む]
  • 羅生門 1973.10.28 並木座
  •  裁判の面妖な複雑さは外から見ていても大変なのに、自分が当事者になったらどうだろうか。まあ誰でも何かの事件や事故を起こさないとも限らないので、関係ないやで済まないことになる可能性はある。その時、やはり自分に非があるにしても、なるべく罰は少なくしたいと思う。そこで、事を小さくし自分に有利になるようにするだろう、いやきっとする、するはずだ。そして嘘が混ざるかもしれない。ところが当事者は複数いる。それ [続きを読む]
  • 母 小林多喜二の母の物語 2017.3.11 K’s cinema
  •  小林多喜二の小説は蟹工船しか読んでいない。力強いタッチの文章が、冬の海で漁をする男たちのたくましさをあらわしている。写真で見る優しげな彼の印象から想像できない強さがある。この時代に命をかけて闘ったのだ、強くもなるだろう。 この映画の原作は読んだ。多喜二の母セキが多喜二だけでなく、周りの人々に気を使い、多喜二のためを思っていたことがよく分かった。小林多喜二の映画は以前あって見ているが、今回は原作 [続きを読む]
  • 汚れたミルク/あるセールスマンの告発 2017.3.11 シネマカリテ1
  •  営利企業である会社が社会にどのくらい責任があるか。それは一概には言えない。例えば、こんな例はどうか、と提出された問題がこれだ。 パキスタンは馴染みがない国だ。ほとんどのインドと同じなんて言ったらパキスタン人は怒るだろう。たしか宗教上の違いからインドと分かれたと思う。似てはいても同じとはならない。同じアジアに暮らしていて、そんな認識だ。私の考えでは、アジアは三つに分かれる。中国、日本、タイなどの [続きを読む]
  • ハドソン川の奇跡 2017.3.7
  •  これはニュース映像を見て驚いたことを思い出す。飛行機事故は数多くあっても、こんな風に無事に不時着させ、乗客全てを助けた例は知らない。交通機関の中でも飛行機は安全性は抜群に高いと聞く。それだけ安全に対する基準が厳しく、対策がきちんとなされているのだ。一番安心して乗ることができる交通機関、それは飛行機だ。飛行機は乗るのが好きだ。それでも離陸の時はちょっとドキドキするし、上空で揺れたりすると怖くなる [続きを読む]
  • ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ 2017.3.7
  •  この映画は以前見ていたので気が進まなかったが、二度目見てよかった。主な登場人物のそれぞれをより深く理解できたからだ。ちゃんと見ているつもりでも人物をしっかりと捉えられていないことが多い。二度見れば補える。でも全ての映画を二度というわけにはいかない。たまたまここで上映さたので、再度見ることになる。 映画は、ある時代の中で人物が行動することを通して物語が作られる。芸術だから単純な説明調ではなく、わ [続きを読む]
  • 駅・STATION 1981.12.6 千代田劇場
  •  1967年1月 そうか1968年はメキシコオリンピックの年だったのか。オリンピックに射撃も含まれていたっけ。64年の東京オリンピックと共に68年のオリンピックも昔の話になってしまった。 そんな頃が、さりげなく出てくる。「泥の河」の昭和31年のような鋭い厳密さでなく、オリンピックのあった年としての1968年。テレビでオリンピックを見た人の1968年と、出場した人にとっての1968年とでは、どれだけの差があっただろう。オリン [続きを読む]
  • ラ・ラ・ランド 2017.2.28 TOHOシネマズシャンテ2
  •  たまたま最近、宝塚歌劇団月組公演で Grand Hotel を見た。宝塚は歌劇と言うよりミュージカルそのもので、歌と踊りがセットで楽しめる舞台だ。内容はたわいのない話が多く、たとえ歴史物でも普通のドラマでも宝塚色に染めなおされて別なテイストになっている。それを承知に見に行くのだ。映画を原作にすることも多く、最近では「風と共に去りぬ」や「麗しのサブリナ」が上演されたが、映画とは別物と考えていい、別な切り口のエ [続きを読む]
  • 2300年未来への旅 1977.3.7 ヤマハホール
  •  未来の話。どういうわけか音楽までもモダンになる。もっとも未来においてどのような音楽があるか分からないから、今現在において最も新しいと思われるのを使っているみたいだ。 2274年、300年も先はどうなっているのか。悲観的な未来しか想像できないのが悲しいが、どうやらそんな感じだ。人間は大きなドームの中に暮らしている。閉ざされた空間なので人口制限があって、すべての人が30歳で死ぬことになっている。したがって老 [続きを読む]
  • ひとごろし 1976.10.30 銀座松竹
  •  武士は食わねど高楊枝というけれど、本当に侍は損だ。武士の身分にしがみつき、その中で戦々恐々としなければならない。それならいっそのことやめて浪人にでもなればいいと思うが、それは簡単にできることではなかったようだ。脱藩というのもあったが、それだと追いかけられる恐れもあった。江戸時代も長く続いたので、時期により藩により事情は様々で一概には言えないようだが。 山本周五郎原作とくれば、よほど下手に作らな [続きを読む]