ターナー さん プロフィール

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ターナーさん: 田中雄二の「映画の王様」
ハンドル名ターナー さん
ブログタイトル田中雄二の「映画の王様」
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/tanar61
サイト紹介文映画のことなら何でも書く映画ライターのブログです。
自由文新作映画、映画コラム、名画投球術、雄二旅日記ほか
『ほぼ週刊映画コラム』
http://tvfan.kyodo.co.jp/category/feature-interview/column/week-movie-c
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供207回 / 365日(平均4.0回/週) - 参加 2014/07/20 12:12

ターナー さんのブログ記事

  • 『バーニング・オーシャン』
  • ちゃんとフロスもしなきゃダメだぞ2010年、メキシコ湾沖の石油掘削施設ディープ・ウォーター・ホライゾンで起きた原油流出による大爆発事故の様子を、SFXを駆使して描く。大筋は海洋パニック(デザスター)映画の趣だが、実話の映画化だけに、ドキュメンタリーを見ているような気分にさせられ、映画的興奮を削がれるところがある。主役の電気技師をマーク・ウォールバーグ、その妻をケート・ハドソン、施設主任をカート・ラッセ [続きを読む]
  • 『ウエスタン』
  • 何年かぶりで『ウエスタン』(68)を再見。列車の到着を待つ3人のガンマン(ウッディ・ストロード、ジャック・イーラム、アル・ムロック)。セリフも音楽もなく、凝った映像と音(ハエの羽音、水滴の落下音、からから回る風車)だけで延々と見せる。そして、混血のガンマン、ハモニカ(チャールズ・ブロンソン)が登場し、一瞬にして3人を撃ち殺す…。名脇役のストロードとイーラムをゲストとして扱った配役が心憎いが、実はこの [続きを読む]
  • ボクシング映画あれこれ
  • マイルズ・テラーが元世界王者のビニー・バジェンサを演じた『ビニー/信じる男』を見ながら、改めて、ボクシング映画には傑作が多いと感じたのでちょっと列記してみる。まずは、父親役のウォーレス・ビアリーがアカデミー主演賞を受賞した父子ものの名作『チャンプ』(31)から。リメーク版(79)ではジョン・ボイトが父親役を演じたが、どちらも子役(ジャッキー・クーパー、リッキー・シュローダー)の方が目立っていた気もする [続きを読む]
  • 『グレート・ウォール』
  • カルト映画の匂いがぷんぷんする伝奇ロマン黒色火薬を手に入れるため、万里の長城にたどり着いたウィリアム(マット・デイモン)とペロ(ペドロ・パスカル)。だが、長城では60年に一度現れる敵を迎え撃つ準備が進められていた。実は万里の長城は饕餮(とうてつ)と呼ばれる怪物の襲来を防ぐために築かれたものだったのだ。チャン・イーモウがSFXを駆使して描く伝奇ロマン。カルト映画の匂いがぷんぷんするが、ここまでやればも [続きを読む]
  • 『ある決闘 セントヘレナの掟』『荒野の対決』
  • ウエスタン・ユニオンの例会に出席今回はトークコーナーで6月10日公開の新作西部劇『ある決闘 セントヘレナの掟』の宣伝を。リアム・ヘムズワース扮するテキサス・レンジャーが、連続殺人事件の謎を解くために、国境沿いの村に潜入する、というこの映画は、公開中の『キングコング 髑髏島の巨神』同様、『地獄の黙示録』(79)の影響が非常に強い異色西部劇だ。ところで、ザ・シネマで日曜の朝に放映されている「シネマ・ウエス [続きを読む]
  • 『光をくれた人』
  • 高倉健のようなマイケル・ファスベンダー第一次大戦後、オーストラリアの孤島で暮らす灯台守の夫婦がいた。たび重なる流産に見舞われた二人は、島に流れ着いたボート内に一組の父親と赤ん坊を発見する。父親はすでに亡くなっており、夫婦は赤ん坊を自分の娘として育てることにする。ところが数年後、二人の前に娘の実の母が現れて…。マイケル・ファスベンダーがひたすら耐えて、一人で重荷を背負う夫のトムを静かに演じる。まるで [続きを読む]
  • 昔の教科書に載っていた小説など 中学校編
  • 中学校編(中等新国語』光村図書)主人公の少年のひばりの子への気持ちを描いた「ひばりの子〜『ザボンの花』」(庄野潤三)有名な昆虫記からの引用「フシダカバチの秘密〜『ファーブル昆虫記』」(アンリ・ファーブル)初の世界一周を成し遂げたマゼランの航海記「針路、西〜『死の艦隊』」(メノ・ホルスト)山形を舞台に、鷹匠と鷹との交流を描いた「爪王」(戸川幸夫)「私」に蝶の標本を見せられた「君」が、少年の頃の苦い思 [続きを読む]
  • 昔の教科書に載っていた小説など 小学校編
  • 小泉八雲の「むじな」で思い出したのだが、昔の教科書に載っていた小説や詩、エッセー、評論の中で、心に残っているものがたくさんある。小学校編(『小学校国語』学校図書)赤いろうそくを拾った猿と動物たちとのやり取りをユーモラスに綴った「赤いろうそく」(新美南吉)貧しい老夫婦が、雪の中、道端の地蔵にすげ笠をかぶせてやると…という昔話「かさじぞう」(瀬田貞二)堤防の穴を見つけたオランダの少年が、一晩中腕を穴に [続きを読む]
  • 『へるん先生の汽車旅行 小泉八雲と不思議国・日本』
  • ニューヨーク→シンシナティ→トロント→バンクーバー…横浜→焼津→姫路→松江→出雲→熊本→神戸→東京ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)を元祖バックパッカーとして捉え、その生涯を、“旅と鉄道”という視点から追ったルポルタージュ。作者は雑誌『旅と鉄道』に携わった紀行作家の芦原伸である。ハーンの話と作者の話が入り乱れるスタイルに、初めのうちは少々戸惑ったが、慣れてくると、新たなハーン論として思いのほか面白く [続きを読む]
  • 『映画の森』「3月の映画」
  • 共同通信社が発行する週刊誌『Kyoudo Weekly』(共同ウイークリー)3月27日号で、『映画の森』と題したコラムページに「3月の映画」として5本を紹介。独断と偏見による五つ星満点で評価した。ラインアップはディズニーおはこの少女の成長物語「モアナと伝説の海」☆☆☆若手女優たちのチームワークが素晴らしい「チア☆ダン〜」☆☆☆棋士たちが醸し出す個性が見どころ「3月のライオン 前編」☆☆☆二人芝居で通したユニーク [続きを読む]
  • 『ストロングマン』
  • アイデアは面白いのだが…ギリシャのエーゲ海でクルージングを楽しむ中年男性の6人組。船がアテネに寄港するまでの間に、誰がストロングマン(最高の男)かを決めるゲームをすることに…。女性監督が皮肉たっぷりに、男のアホなプライド、愚かしさを描く。今年度のアカデミー賞の外国語映画賞のギリシャ代表作品。アイデアは面白いが、理解不能のギャグ、微妙な間やテンポについていくのに一苦労。例えば、はげでデブの弟がミニー [続きを読む]
  • 『キングコング 髑髏島の巨神』
  • 怪獣が出てくるベトナム戦争映画1973年、太平洋の孤島スカル・アイランド(髑髏島)を、軍人、学者、カメラマンからなる調査隊が訪れる。そんな彼らの前に島の守護神キングコングが現れる。1933年製作の第1作以来、キングコング映画としては通算8作目となる本作は、コングが都会に連れていかれて大暴れ…という従来のパターンを破り、孤島でのサバイバルとバトルの様子を中心に描く。とにかくコングや巨大トカゲなどのリアルな動 [続きを読む]
  • 『スタジアムの戦後史』『両さんと歩く下町』
  • 『スタジアムの戦後史』スポーツライターの阿部珠樹が、スタジアムが果たした役割や、そこで行われた名勝負、反響をまとめた好著。後楽園球場、旧両国国技館(日大講堂)、川崎球場、日本武道館、東京球場の5編を収録している。旧両国国技館以外は訪れたことがあり、武道館以外は今はもうないということで、ノスタルジーを喚起させられる。国技館の春日野(栃錦)清隆、東京球場の永田雅一、武道館の「大きな玉ねぎの下で」(爆風スラ [続きを読む]
  • 『横綱』武田葉月
  • 久しぶりの日本人横綱稀勢の里の誕生合わせたかのように文庫化された歴代の横綱経験者たちへの貴重なインタビュー集。女性が聞き手というのが新鮮だ。登場するのは、若乃花(初代)、大鵬、栃ノ海、佐田の山、北の富士、琴櫻、輪島、北の湖、若乃花(二代)、三重ノ海、千代の富士、隆の里、双羽黒、北勝海、大乃国、旭富士、曙、武蔵丸、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜初代若乃花以外は、現役時代を知っているので、こちらの思い入れや [続きを読む]
  • SING/シング
  • 動物たちの“のど自慢”動物だけが暮らす世界。コアラのバスター(声=マシュー・マコノヒー)が支配人を務める劇場は業績不振で閉鎖寸前に。起死回生を狙ったバスターは歌のオーディションの開催を企画する。ストーリーの骨子は『のど自慢』や『Shall we ダンス?』とあまり変わらないが、それをアニメーションの動物たちが“演じる”ところがミソ。わがままなネズミのマイク(セス・マクファーレン)パンクロッカーのハリネズミ、 [続きを読む]
  • 『ボヤージュ・オブ・タイム』
  • 催眠術映画か…地球の誕生から生命の進化の歩み、自然現象などを最新の映像技術で見せるドキュメンタリー映画。テレンス・マリックが『ツリー・オブ・ライフ』で描いた神、母、命といったテーマをさらに進め、ストーリーを一切排除して描いたものだが、あまりにも実験的、観念的過ぎて見続けるのに一苦労。試写室では前から3列目に座ったのだが、最前列と前列にいた女性が、いずれも上映中に横になって寝るという異常事態を目撃し [続きを読む]