ターナー さん プロフィール

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ターナーさん: 田中雄二の「映画の王様」
ハンドル名ターナー さん
ブログタイトル田中雄二の「映画の王様」
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/tanar61
サイト紹介文映画のことなら何でも書く映画ライターのブログです。
自由文新作映画、映画コラム、名画投球術、雄二旅日記ほか
『ほぼ週刊映画コラム』
http://tvfan.kyodo.co.jp/category/feature-interview/column/week-movie-c
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供201回 / 365日(平均3.9回/週) - 参加 2014/07/20 12:12

ターナー さんのブログ記事

  • 「ひよっこ」と『抱きしめたい』
  • 朝ドラの「ひよっこ」、今週のサブタイトルは何と「ビートルズがやって来る」だ。昭和30〜40年代を舞台にしたこのドラマは、これまでも、加山雄三の「恋は赤いバラ」を海で歌うような、いいシーンがあったが、今週は1966年の6月末から7月初頭にかけてのビートルズの来日にまつわる騒ぎを描いている。ドラマーでもあるシシド・カフカが「私はリンゴが好き」と語る楽屋落ちも楽しい。ライオン歯磨きは相当儲けたのだろうなあ。で、ビ [続きを読む]
  • 半村良の“嘘部三部作”
  • 1970年代に書かれた半村良の“嘘部三部作”『闇の中の系図』『〜黄金』『〜哄笑』を再読。このシリーズは、嘘つきの天才、浅辺宏一を主人公に、日本の歴史を裏から操りつづけてきた謎の一族・嘘部の暗躍を描いているのだが、『闇の中の系図』は、しがない工員の浅辺が、秘密組織「黒虹会」の一員となるピカレスクロマン、『〜黄金』は、邪馬台国伝説を軸に、嘘部にだまされる側の視点から描いた伝奇ロマン、『〜哄笑』は、政界の暗 [続きを読む]
  • ジム・クロウチのこと
  • 先日見た『ローガン/ROGAN』のガソリンスタンドのシーンで、懐かしの「アイ・ガッタ・ネーム」が流れた。最近ではタランティーノの『ジャンゴ 繋がれざる者』(12)でも使われたこの曲は、もともとはジェフ・ブリッジス主演の『ラスト・アメリカン・ヒーロー』(73)のテーマ曲だった。https://www.youtube.com/watch?v=9NXe-QuyBMg歌っているジム・クロウチは、なかなか芽が出ず、建設現場などで働いた苦労人。やっと歌手として [続きを読む]
  • ジョン・G・アビルドセン追悼2『ベスト・キッド2』
  • 『ベスト・キッド2』(1986.10.21.日本劇場)この映画のような続編物は、製作側が前作のヒットを受けて柳の下の二匹目のドジョウを狙った物が多く、得てして前作よりも出来が悪いし、下手をすると前作のイメージを壊してしまう物すらある。それが分かっていながら見てしまうのは、どこかの作家先生の本の題名にもあったが、ひとえに“ラストシーンの後の夢追い”(余韻に浸って登場人物たちのその後に思いをはせてしまうこと)に [続きを読む]
  • 『レイルロード・タイガー』池内博之
  • ジャッキー・チェンとディン・シェン監督が3度目のタッグを組んだ『レイルロード・タイガー』が公開された。ごく普通の男たちが、日本軍の物資輸送を阻止するため、橋の爆破計画に挑むという、鉄道を舞台にしたアクションコメディーだ。『イップ・マン 序章』(08)でのドニー・イェンに続いて、ジャッキー・チェンと共演した憲兵隊長山口役の池内博之にインタビュー。↓https://tvfan.kyodo.co.jp/feature-interview/interview/ [続きを読む]
  • 『男はつらいよ』を旅する(川本三郎)
  • 惹句は、寅が訪ね歩いたのは、今や決定的に失われた風景、人情、ニッポン。映画に「動態保存」された役者を、鉄道を、時代を辿る。寅さんの跡を辿って「失われた日本」を描き出すシネマ紀行。『男はつらいよ』の大ファンを自認し、軽い“旅テツ"でもある、物書きの端くれにとっては、うらやましいことこの上ない企画。最初は偶然だったのだろうが、シリーズの途中から、山田洋次は失われゆく日本の風景を記録することを強く意識し [続きを読む]
  • 『LOGAN/ローガン』
  • こんなところにシェーンが!2000年に始まった『X-メン』シリーズの第9作。シリーズを支えたウルヴァリン=ローガン(ヒュー・ジャックマン)の“最後の戦い”を描く。時は2029年。老いたミュータントのローガンとチャールズ(パトリック・スチュワート)の前に、謎の少女ローラ(ダフネ・キーン)が現れる。ローラの命を狙う武装集団から逃れるため、ウルヴァリンは衰えた体に鞭打って戦いを繰り広げるが…。先年、西部劇『3時10 [続きを読む]
  • 『花戦さ』
  • 史実を超えた自由な発想時は安土桃山時代。花僧の初代池坊専好が、前田利家邸で豊臣秀吉に披露したとされる「大砂物」の伝説を基に、京都の町衆でもある専好(野村萬斎)が、生け花で秀吉(市川猿之助)に物申すという新たな物語を創造した。織田信長(中井貴一)、千利休(佐藤浩市)、利家(佐々木蔵之介)、石田三成(吉田栄作)ら、多彩なキャストが脇を固める。父・三國連太郎が『利休』(89)で演じた役を、今回、佐藤が演じ [続きを読む]
  • 『イップ・マン 継承』
  • ぜひ完結編を『イップ・マン 序章』(08)『イップ・マン 葉門』(10)に続く、ウィルソン・イップ監督、ドニー・イエン主演によるパート3。今回も実在の人物であるイップ・マンを主人公に、フィクションを巧みに入れ込んだオリジナルストーリーが展開する。『〜葉門』のラストに登場した少年が成長し、李小龍(後のブルース・リー)となって弟子入りを志願するシーンも楽しい。舞台は1959年の香港。大筋は、町を牛耳ろうとする [続きを読む]
  • 『ゴールド 金塊の行方』
  • 良く出来たほら話を聞かされたような気分になる破産寸前の探鉱者(マシュー・マコノヒー)と落ち目の地質学者(エドガー・ラミレス)が、インドネシアの山奥で巨大な金鉱を発見する。と、実話を基にした、どん底から金鉱を掘り当てた男たちのサクセスストーリーかと思いきや、物語は終盤にあっと驚く展開を見せる。何と170億ドル相当の金が一夜にして消えてしまったのだ…。スティーブン・ギャガンが、山師による一獲千金話を、ジ [続きを読む]
  • 『ベスト・キッド4』
  • 思いのほか楽しめた前作までのダニエル少年(ラルフ・マッチオ)に代わって、この映画では少女ジュリー(ヒラリー・スワンク)がミヤギ(ノリユキ・パット・モリタ)に弟子入りする。相変わらずの珍妙な修行風景、ジャック・ニコルソンを極悪にしたような顔つきのマイケル・アイアンサイドが演じる敵役の壊れた性格、『天使にラブソングを』(92)の尼僧をまねたような禅僧たち、など突っ込みどころ満載。今やカルトムービー扱いの [続きを読む]
  • 『ハロルドとリリアン ハリウッド・ラブストーリー』
  • 名もなく貧しく美しく1950年代から映画の絵コンテ(脚本をカメラの視点で捉え、カットごとにイラスト化する作業)を担当した夫のハロルド・マイケルソン、後に映画リサーチャー(映画製作に必要な情報を調査・収集する)として活躍した妻のリリアン。多くの映画作りに多大な貢献をしながら、ほとんど“無名”だった二人の人生にスポットを当てたドキュメンタリー映画。『十戒』(56)『鳥』(63)『卒業』(67)など、ハロルドが関 [続きを読む]
  • 『光』
  • 水崎綾女が大化けした!視覚障害者向けの映画の音声ガイドを担当する美佐子(水崎綾女)は、弱視のカメラマン(永瀬正敏)と出会い、反発しながらも、やがて心を引かれるようになるが…。一般的になじみのない、音声ガイドの仕事を見せながら、劇中映画「その砂の行方」を見せるという二重構造。 視力(光)を失っていくカメラマンの姿を中心に、一番大切なものを失う人間の絶望感や焦燥、人生の不条理を描く。大げさに言えば、な [続きを読む]
  • 『夜に生きる』
  • ベン・アフレックの誤算舞台は1920〜30年代、禁酒法時代のボストン。警察幹部の息子ジョーは、戦場からの帰還後、父に抗い一匹狼のギャングとなるが…。ベン・アフレック監督、主演作。彼はギャング映画の魅力について「無秩序な感覚の魅力、見る者を異世界へ誘う」と語っている。確かに、ギャング映画の最大の魅力とは、主人公のカッコ良さや人間的な魅力によって、観客に、その悪事を大目に見てしまうというという矛盾した思いを [続きを読む]