釣り竿 さん プロフィール

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釣り竿さん: 釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ハンドル名釣り竿 さん
ブログタイトル釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ブログURLhttp://turitosho.blog.fc2.com/
サイト紹介文釣りに関する書籍やDVD、ささやかな日常をつづります
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2014/08/04 19:06

釣り竿 さんのブログ記事

  • 今西資博「平の小屋物語」
  •  近所の沢にホタルがいるとの情報を得て、娘と出かけてきた。イノシシに遭遇したらどう逃げるか、そんな話をしながら夜道を歩くこと10分、想像を上回る乱舞を目にすることができた。 中年男1人なら薄気味悪いだろうが、娘を連れていたため、先に来ていた人が見どころを案内してくれ、ホタル祭りといったイベントにはない、静かなホタル狩りを堪能。帰宅後は妻が息子と出かけていった。 日本人は蛍を人の魂に見立て、数々の詩 [続きを読む]
  • 甲斐崎圭「山人たちの賦」
  •  釣りに出かけた。今回は釣趣を変えて、小渓流での餌釣り。田植えが終わったばかりのあぜ道を歩き、20年前の記憶をたどって思い出の渓に立った。そこは初めてヤマメを釣った場所。フライのエルクヘア・カディスにチビヤマメがライズした場所である。 餌を流すとチビヤマメの猛攻に遭い、ブローチにしたくなるほど鮮やかなヤマメが次々と釣れた。そして、昼なお暗い木陰の竿抜けから22センチのヤマメ。超軟調の渓流竿のため存 [続きを読む]
  • 矢口高雄「釣りバカたち」
  •  6月11日は「入梅」。きょうは晴れているが、雨の日は気分が落ち着いて集中でき、洗濯物が乾かないのをのぞけば、わりと好きな季節である。利根川の戻りヤマメも、中禅寺湖もいまが最盛期。ことしは都合が合わず行くことができないが、いい釣りができたのはだいたい6月だった気がする。 〈もうあまり会わなくなったきみの傘も濡らしてますか今日の夕立〉小島なお 30歳、女性歌人の歌。梅雨ではなく、夏の夕立を詠んでいる [続きを読む]
  • 大崎紀夫「麦わら帽子の釣り人」
  •  有名な小話をコピペする。メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。メキシコ人の漁師が小さな網に魚を捕ってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、漁師は、自分と自分の [続きを読む]
  • 開高健「風に訊け」
  •  休日になると、近所の草むらに娘とキジを探しに出かけるのが日課になった。「ケーン」という鳴き声を頼りに歩を進め、しばし観察していると、赤い頭部が鮮やかな雄の姿が見つかる。じっと観察していると、メスの姿も。そろそろ繁殖シーズンだろうか。頭上ではヒバリがさえずり、玄関ではツバメが巣作りを開始した。梅雨入り前のつかの間、初夏を感じるいい季節である。 紹介するのは開高健の「風に訊け」(集英社文庫、1986 [続きを読む]
  • 野田知佑「魚眼漫遊大雑記」
  •  自宅のパソコンで「か」と打ち込んだら、予測変換候補の筆頭に「かつら 臭い」と出てきた。検索したのは妻。気温の上昇とともに、上司から漂う臭いに悩んでいるという。その人は20代後半からかぶりはじめ、すでに30年近い、かつら歴。社内ではだれも話題にできない、暗黙の了解事項である。 そういえば、私の職場にも昔、帽子のようなかつらを着用した先輩社員がいた。網膜剥離の手術をしたというので見舞いに訪ねたら、ベ [続きを読む]
  • トランヴェール「秋田、早春の魚旅へ」
  •  個人的なトラブルがいくつも重なり、とにかく大変な1週間だった。どれもが深刻で、八方ふさがり。この前まで運がいいと調子づいていたのに。禍福は糾える縄の如しである。 釣りも3連敗。ゴールデンウィークのバラギ湖、雪解けで大増水の利根川、直近は15日の丸沼。利根川をのぞけば釣れてもいいはずだが、すっかり疲れてしまった。いまは釣りどころではなく、一番いい時季を逃しそう。 では本題。今回紹介するのは東京へと [続きを読む]
  • 「吉田幸二に訊け」
  •  ボート免許の更新に行ってきた。講義と船舶事故防止の啓発ビデオを見て、1時間半ほどで終わった。受講者の平均年齢は40歳くらいだろうか。船舶関係は経済力が物を言う大人の遊び。だから会場には何やら怪しそうな中高年が集っていた。実態は水上バイクを楽しむ人が多いのであろうが、外見からはとてもそうは見えない人もちらほら。怪しそうな集団というのは想像が膨らんで何やら楽しい。 今回紹介するのはバスフィッシングの [続きを読む]
  • 黒石真宏「フライフィッシングの一年」
  •  最長9連休というGWが終わった。休めたのは計4日間で、連休が一度。もう典型的なブラック企業である。 わずかな休日を利用して出かけたのは高原のキャンプ場。設備が充実している分ちょっとお値段高めのところで、首都圏や関西からの外車率が高い。キャンプサイトはほぼ埋まっており、まるでアウトドア見本市のよう。各メーカーの巨大なテントが立ち、入り口にはかざぐるまが回っていたり、LEDの電飾が輝いていたり。見ている [続きを読む]
  • 「釣りの常識」
  •  村上春樹のトークイベントに行ってきた。30年来のファンで、「ノルウェイの森」からずっとエッセイや短編などを繰り返し読んできた。村上さんがほとんど人前に出ないため、よもや姿を見ることはあるまいと思っていたが、幸運にもチケットを入手できた。460人ほどの定員に対し、10倍超の応募があったそうである。 イベント会場ではだれもがその場にいられる幸運に沸き立っていた。私の3列前には対談集を出したばかりの川 [続きを読む]
  • 西山徹「テツ・西山のフライ・フィッシング講座」
  •  ずっと子どもを風呂に入れてきたが、ついに娘から最後通牒を言い渡された。父親の間では「いつまで?」というのがよく話題となるが、おおよそ小学校4年というのが目安のようだ。友人は「先に入ってて」と言われたまま、それきりだという。 私が言われたのはつい先日。5年生になる直前の春休みのことだった。入浴中に「これからはもうパパを一人でお風呂にいれさせてやるよ」。そんな優しい言葉で終わりを告げられた。いっしょ [続きを読む]
  • 信濃川日出夫「山と食欲と私」
  •  バラギ湖でようやく今年初めての釣りを楽しんできた。今季は群馬県がPRしているスチールヘッド系の「ハコスチ」を放流したようで、湖畔には「ハコスチあります」みたいなのぼり旗が立っていた。 県水産試験場が開発したハコスチは、引きの強さが特徴。ある漁協は「糸が切れるか、竿が折れるか。責任は持ちません」といった刺激的な宣伝文句で人を集めている。この日の釣果は2時間で2匹。うち1匹がハコスチであった。 体長 [続きを読む]
  • 雑誌「Fishing Cafe」
  •  結婚以来、妻に何ひとつ宝飾品を買ってあげたことがなかったので、腕時計をプレゼントすることにした。妻の希望はカルティエである。だが、秘境群馬にカルティエの店はなく、ブランドショップの品ぞろえはいまひとつ。東京に出たついでに銀座へ行くことにした。 田舎者にとって銀座の一流ブランド店はハードルが高い。そもそもどんな服を着ていけばいいのか分からないのである。仕事用のスーツか。それとも中国人観光客のような [続きを読む]
  • 西山徹「初めてのルアーフィッシング」
  •  上野で開催中の大英自然史博物館展に家族と行ってきた。始祖鳥の化石、絶滅したモアやドードー、サーベルタイガーの骨格標本、オオツノジカの4メートルはありそうな角など見どころがたくさん。展示品には巨大なシー・パーチ(バラマンディ)の剥製もあって、その大きさに驚いた。 午後は息子と秋葉原めぐり。裏通りの小さなショップをはしごして、最後はヨドバシカメラ。地方の閑散とした電気屋しか見たことがない私には、その [続きを読む]
  • 夢枕獏「平成釣客伝」
  •  気分がどうもむしゃくしゃするときに見るのがユーチューブのお笑い。お気に入りはバイキングと博多華丸・大吉なのだが、最近世間の動きに1年遅れで見つけたのが芸人、アキラ100%。お盆1枚で股間を隠す「丸腰刑事」というネタのバカバカしさは最強。笑わずにいられない。 とにかく明るい安村が「安心してください。履いてますから」と安心させてくれるのに対し、全裸のアキラ100%は少しも安心させてくれない。もしかし [続きを読む]
  • 芳野隆「釣り宿オヤジ直伝『超』実践海釣り」
  •  息子がついに中3。親としては心配の尽きない受験生である。近所の進学校に行ければいいが、成績は上がったり、下がったり。当然ながら本人には勉強以外にやりたいことがたくさんあり、親の心子知らずである。 成績が下がった3学期のテストを見たが、もう自分では解けない問題ばかり。数学、理科はお手上げ、国語、英語、社会がわずかに分かる程度で、指導は学習塾にお任せするしかない。 では本題。紹介するのは千葉県の飯岡 [続きを読む]
  • 碓井昭司「丹沢物語」
  •  まもなく四月だというのに、山々は真冬に戻り、再び雪化粧した。草津温泉は77センチの積雪。これでは1日に解禁する中禅寺湖は雪に覆われ、駐車スペースを探すのに苦労しそうである。 今回紹介するのは碓井昭司さんの「丹沢物語」(フライの雑誌社、2004年)。フライフィッシャーである著者が1992年から2003年まで「フライの雑誌」に掲載したエッセイに書き下ろしを加えてまとた。 フライの世界に疎いため、著者 [続きを読む]
  • 末広恭雄「想魚記」
  •  家族で伊香保温泉に行ってきた。家から車で1時間、近さゆえにあまり行く機会がなかったが、初めて石段街を散策。日帰り施設で、「黄金の湯」と称される泉質を楽しんできた。 連休の伊香保はけっこうな人出。有名な温泉まんじゅうの店には行列ができ、水沢うどんの各店も車であふれていた。道沿いのラブホには映画「土竜の唄」ここで撮影という大きな看板。これって効果あるのだろうか。伊香保温泉、意外と楽しめた。 それでは [続きを読む]
  • 泉和摩「ハンクルルアーをエリアで使いこなせ!」
  •  うっかり同じ本を買ってしまい、愕然とすることがある。多いのは古本屋でばらばらに購入している漫画で、「釣りバカ日誌」など持っているのに内容を忘れ、購入してしまう。もう一つは好きな作家の本がブックオフで108円で売られ、かわいそうで購入するケース。これは開高健や村上春樹などでまれに起きる。 今回紹介するDVDも持っていることを忘れ、210円だったのでつい購入してしまったものの一つ。「神の手」とされる [続きを読む]
  • 川村軍蔵「魚の行動習性を利用する釣り入門」
  •  激しい胃の痛みで寝むれぬ夜を過ごし、朝一番で病院に駆け込んだ。胃を絞るような痛みが周期的に続いており、食欲もない。どうやらストレスが原因の胃炎らしく、1週間分の薬を処方された。薬を飲んで14時間、ようやく痛みの周期が長くなり始めたが、油断するとまだ激しい痛みに襲われる。昨年末は頭部神経痛に悩まされたし、50歳を迎え、だいぶガタが来ているらしい。 今回紹介するのは鹿児島大水産学部名誉教授、川村軍蔵 [続きを読む]
  • Gijie「サクラマス2006」
  •  和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港で5日、同漁港で過去最大となる重さ446キロ(体長2・82メートル)のクロマグロが水揚げされたというニュースが飛び込んできた。紀伊半島沖約320キロではえ縄にかかったもので、船長は「化け物かと思った」と驚いていたという。 3メートル近いクロマグロ。刺身にすると3000人分あるそうだが、どんな計算式で算出したのだろう。落札金額は296万円。小さなヤマメばかり釣っている私 [続きを読む]
  • 小塚拓矢「怪魚を釣る」
  •  26日に開かれた群馬フィッシングショーをのぞいてきた。たいした宣伝はしていないのに、ことしは例年以上の人出。著名メーカーのブースは隙間からのぞき込まないと見られないほどで、延べ竿の調子をゆっくりと確かめたかったが、果たせずに終わった。群馬県は1日に解禁を迎えたがまだ寒く、釣りに行くのはまだしばらく先である。 今回紹介するのは怪魚ハンター、小塚拓矢さんの最新刊「怪魚を釣る」(集英社インターナショナ [続きを読む]
  • 田代俊一郎「釣り具博物誌」
  •  2月22日はニャン、ニャン、ニャンで「猫の日」だという。私は子供時代に飼っていた鳩や小鳥、魚などをよく狙われたので猫ぎらい。猫好きの人に「長毛種のネコはおとなしいからぜひに」と勧められたこともあるが、とても飼う気にならない。 2月から4月にかけては猫の発情期。夜になると、唸るような鳴き声、駆け回る音が聞こえてくる。俳句で「猫の恋」は春の季語。正岡子規は「おそろしや石垣崩す猫の恋」と詠み、越智越人 [続きを読む]
  • 本山博之「スーパートラウトヤマメ編」
  •  釣りブログで、長野県の一足早い解禁情報が続々とアップされるようになった。群馬県は3月1日。直前の26日にフィッシングショーが開催されることになっており、解禁前のいまが一番、夢があって楽しい時期。ことしは何度くらい釣りに行けるだろうか。尺ヤマメとは出会えるのだろうか。期待が徐々に膨らんでいく。   今回紹介するのは本山博之さんのDVD「スーパートラウトヤマメ編」(釣り東北社、2013年)。イワナ編 [続きを読む]
  • 谷口ジロー「K」
  •  ことしもサラリーマン川柳が発表された。中間管理職で上司にも部下にも気を遣わねばならないバブル世代には、ことのほかサラ川が身に沁みる。 楽しいのは「シン・ゴジラ 俺の会社も 踏んでくれ」とか「アモーレも 今や我が家の 新ゴジラ」。笑えないのは「効率化 提案するため 日々残業」や「会議する 準備のために また会議」。仕事の無駄はなくならない。 かつて新人類と言われたわれわれも50代。どうしてこんなやつを採用 [続きを読む]