釣り竿 さん プロフィール

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釣り竿さん: 釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ハンドル名釣り竿 さん
ブログタイトル釣りの図書室〜雨の日の釣り師のために〜
ブログURLhttp://turitosho.blog.fc2.com/
サイト紹介文釣りに関する書籍やDVD、ささやかな日常をつづります
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供72回 / 365日(平均1.4回/週) - 参加 2014/08/04 19:06

釣り竿 さんのブログ記事

  • 池田清彦「底抜けブラックバス大騒動」
  •  お盆休みでキャンプに出掛けてきた。とはいってもコテージを利用した、なんちゃってキャンプ。あいにくの雨模様ですることもなく、ツタヤで大量にレンタルした漫画「キングダム」と「三月のライオン」を積み上げ、家族で読みふけっていた。釣りも2カ月ぶりに少し。ヤマメ1匹、イワナ1匹を釣ることができた。でも、これで夏休みも終わり。明日から仕事で、気が重い。 では本題。今回もテーマはブラックバス。紹介するのは生物 [続きを読む]
  • 番外編「挫折を経て、猫は丸くなった」
  •  台風一過、猛烈に暑い。お盆ということもあり、ここで釣りとは関係ないが、手軽に読める本を紹介。タイトルは「挫折を経て、猫は丸くなった」(新潮社、天久聖一編)。架空の小説の出だしだけを集めたもので、想像力が刺激され、とにかく面白い。 ウェブサイト「デイリーポータルZ」で、マルチな才能を発揮する漫画家・天久聖一さんが主宰する人気コーナーがあり、投稿の中から秀作を抜粋した。アメトークで光浦靖子が絶賛した [続きを読む]
  • 水口憲哉「魔魚狩り」
  •  軽井沢のアウトレットをのぞいてきた。夏休みの週末とあってにぎやかで、華やいだ雰囲気。私は高級ブランドに関心がないため、スポーツ・アウトドア関係のショップをいくつか覗けば、あとはやることがない。妻の買い物が終わるまで、もっぱら人間観察をして時間をすごす。 レトリバーやバーニーズなどの大型犬を連れ歩く人、ブランドに身を固めた中国人女性、ピアスをしたおしゃれな男性、どうみても釣り合いの取れていないカッ [続きを読む]
  • 白石勝彦「わが回想の谿々」
  •  朝日新聞夕刊の連載「左遷をたどって」が面白い。「あいつが戻るとうるさいから、という人がいて…。本部の部長にする人事案は通りませんでした」と伝えられた元銀行マンで作家の江上剛さん。〈道路公団、改革派「一掃」〉と新聞各紙が左遷人事を報道した民営化前の日本道路公団本社総務部調査役。仕事に人並み以上の情熱をもって打ち込んできた人が突如、組織から疎まれ、理不尽な仕打ちに遭う。 会社はときに悪意を内部に向け [続きを読む]
  • 佐藤慎司「Gijie2016秋冬」
  •  子どもの夏休みで自分の時間はすっかりなくなった。夜勤前の午前中はプールや塾の送迎、掃除、洗濯、昼食の準備と後片付けに忙しくへとへと。おまけに長男は受験生。進路指導があったり、オープンスクールにも行かねばならない。一つ一つは大したことないが、これが重なってくると怒涛の忙しさ。釣りなんて、いつ行けるのだろう。 今回紹介するのは雑誌「Gijie2016秋冬」(芸文社)。同誌の常連として何度も取り上げら [続きを読む]
  • 村越正海「職業釣り師の悠々釣記」
  •  物忘れがひどくなったという話は以前に書いたが、本棚を整理していたら伊集院静さんの「無頼のススメ」を見つけた。108円の値札が付いていたので、いつか読もうと買ったきり読んでいなかったのかと思い、楽しく読んだ。ところどころ知っているエピソードがあったが、どこかで読んだのかなと思ったら、終盤のエピソードまで来てやっと思い出した。「この本、読んだことがある」。 せっかくなので再読した「無頼のススメ」から [続きを読む]
  • 追悼・細山長司
  •  私淑していた細山長司さんが5日、肺炎のため亡くなった。享年68歳。シマノのホームページに突如掲載された訃報に接し、心にぽっかりと大きな穴が空いたような喪失感と深い悲しみに包まれている。 細山さんを知ったのは釣り具の上州屋店内で流れていたビデオ映像だった。それは1993年に発売された「本流大ヤマメ釣り」。渓流で小さなヤマメしか釣ったことがなかった私にとって、細山さんが桂川で46センチのアマゴを釣り [続きを読む]
  • 吉田勝次「洞窟ばか」
  •  ことしは本当に空梅雨。山上湖も表層水温が上がり、魚はすっかりやる気をなくしてしまったようだ。あるブログをのぞいていたら、トラウトのジギングがいいらしい。私はトローリング派なので曳き倒してしまうが、湖底に張り付いているレイクやブラウンにはきっと効果的だろう。 夏の中禅寺湖で釣果を上げているのはミノーのずる曳きやボートからフライを底に這わせる釣り方。魚探で探ると、魚がいるのは水深8メートルから12メ [続きを読む]
  • 夢枕獏「毎日釣り日和」
  •  猛烈な日差しが注ぐようになった。群馬県は首都圏で温められた大気の北上にともない、たびたび全国一の猛暑を観測する。ニュースで最高気温を記録したとしてよく出てくるのが館林市。仕事の都合で2年間住んだことがあるが、夏の午後は外出がためらわれるほどの暑さである。 だが、猛暑日をのぞけば、暮らしやすい街である。花山公園のツツジは見事だし、宇宙飛行士の向井千秋さんが生まれ育ったところでもある。といえばバスプ [続きを読む]
  • 白滝治郎「渓流釣り超思考法」
  •  築10年の木造住宅で暮らしているが、リビングに蟻が出てくるようになった。気付くと20匹くらいがウロウロしていて、駆除しても、駆除しても、いつの間にか現れる。侵入経路は不明だが蟻だけが分かる道を作るようで、いったん出没すると、次々と仲間を連れてくる。駆除剤をまいたりしているが、効果はいまひとつで困ってしまう。 田舎なので家にはいろいろな虫が入ってくる。ゴキブリ、カマドウマ、ムカデ、ゲジ。困ったこと [続きを読む]
  • 戸門秀雄「渓語り・山語り」
  •  趣味というか習慣というか、図書館や書店、古書店めぐりが日課のようになっている。どうしても読むペースよりも購入するペースが速く、未読の本がたまってしまうのが悩み。昨日はBOOKOFFで村越正海さんの「職業釣り師の悠々釣記」を見つけてしまい、つい購入。また本が増えた。 最近、BOOKOFFでは本のバーコードを機械で読み込んでいる人が増えた。「せどり」といって、転売の差額でもうけるビジネスだという。ネットでは副業で [続きを読む]
  • 今西資博「平の小屋物語」
  •  近所の沢にホタルがいるとの情報を得て、娘と出かけてきた。イノシシに遭遇したらどう逃げるか、そんな話をしながら夜道を歩くこと10分、想像を上回る乱舞を目にすることができた。 中年男1人なら薄気味悪いだろうが、娘を連れていたため、先に来ていた人が見どころを案内してくれ、ホタル祭りといったイベントにはない、静かなホタル狩りを堪能。帰宅後は妻が息子と出かけていった。 日本人は蛍を人の魂に見立て、数々の詩 [続きを読む]
  • 甲斐崎圭「山人たちの賦」
  •  釣りに出かけた。今回は釣趣を変えて、小渓流での餌釣り。田植えが終わったばかりのあぜ道を歩き、20年前の記憶をたどって思い出の渓に立った。そこは初めてヤマメを釣った場所。フライのエルクヘア・カディスにチビヤマメがライズした場所である。 餌を流すとチビヤマメの猛攻に遭い、ブローチにしたくなるほど鮮やかなヤマメが次々と釣れた。そして、昼なお暗い木陰の竿抜けから22センチのヤマメ。超軟調の渓流竿のため存 [続きを読む]
  • 矢口高雄「釣りバカたち」
  •  6月11日は「入梅」。きょうは晴れているが、雨の日は気分が落ち着いて集中でき、洗濯物が乾かないのをのぞけば、わりと好きな季節である。利根川の戻りヤマメも、中禅寺湖もいまが最盛期。ことしは都合が合わず行くことができないが、いい釣りができたのはだいたい6月だった気がする。 〈もうあまり会わなくなったきみの傘も濡らしてますか今日の夕立〉小島なお 30歳、女性歌人の歌。梅雨ではなく、夏の夕立を詠んでいる [続きを読む]
  • 大崎紀夫「麦わら帽子の釣り人」
  •  有名な小話をコピペする。メキシコの田舎町。海岸に小さなボートが停泊していた。メキシコ人の漁師が小さな網に魚を捕ってきた。その魚はなんとも生きがいい。それを見たアメリカ人旅行者は、「すばらしい魚だね。どれくらいの時間、漁をしていたの」 と尋ねた。すると漁師は「そんなに長い時間じゃないよ」と答えた。旅行者が「もっと漁をしていたら、もっと魚が獲れたんだろうね。おしいなあ」と言うと、漁師は、自分と自分の [続きを読む]
  • 開高健「風に訊け」
  •  休日になると、近所の草むらに娘とキジを探しに出かけるのが日課になった。「ケーン」という鳴き声を頼りに歩を進め、しばし観察していると、赤い頭部が鮮やかな雄の姿が見つかる。じっと観察していると、メスの姿も。そろそろ繁殖シーズンだろうか。頭上ではヒバリがさえずり、玄関ではツバメが巣作りを開始した。梅雨入り前のつかの間、初夏を感じるいい季節である。 紹介するのは開高健の「風に訊け」(集英社文庫、1986 [続きを読む]
  • 野田知佑「魚眼漫遊大雑記」
  •  自宅のパソコンで「か」と打ち込んだら、予測変換候補の筆頭に「かつら 臭い」と出てきた。検索したのは妻。気温の上昇とともに、上司から漂う臭いに悩んでいるという。その人は20代後半からかぶりはじめ、すでに30年近い、かつら歴。社内ではだれも話題にできない、暗黙の了解事項である。 そういえば、私の職場にも昔、帽子のようなかつらを着用した先輩社員がいた。網膜剥離の手術をしたというので見舞いに訪ねたら、ベ [続きを読む]
  • トランヴェール「秋田、早春の魚旅へ」
  •  個人的なトラブルがいくつも重なり、とにかく大変な1週間だった。どれもが深刻で、八方ふさがり。この前まで運がいいと調子づいていたのに。禍福は糾える縄の如しである。 釣りも3連敗。ゴールデンウィークのバラギ湖、雪解けで大増水の利根川、直近は15日の丸沼。利根川をのぞけば釣れてもいいはずだが、すっかり疲れてしまった。いまは釣りどころではなく、一番いい時季を逃しそう。 では本題。今回紹介するのは東京へと [続きを読む]
  • 「吉田幸二に訊け」
  •  ボート免許の更新に行ってきた。講義と船舶事故防止の啓発ビデオを見て、1時間半ほどで終わった。受講者の平均年齢は40歳くらいだろうか。船舶関係は経済力が物を言う大人の遊び。だから会場には何やら怪しそうな中高年が集っていた。実態は水上バイクを楽しむ人が多いのであろうが、外見からはとてもそうは見えない人もちらほら。怪しそうな集団というのは想像が膨らんで何やら楽しい。 今回紹介するのはバスフィッシングの [続きを読む]
  • 黒石真宏「フライフィッシングの一年」
  •  最長9連休というGWが終わった。休めたのは計4日間で、連休が一度。もう典型的なブラック企業である。 わずかな休日を利用して出かけたのは高原のキャンプ場。設備が充実している分ちょっとお値段高めのところで、首都圏や関西からの外車率が高い。キャンプサイトはほぼ埋まっており、まるでアウトドア見本市のよう。各メーカーの巨大なテントが立ち、入り口にはかざぐるまが回っていたり、LEDの電飾が輝いていたり。見ている [続きを読む]
  • 「釣りの常識」
  •  村上春樹のトークイベントに行ってきた。30年来のファンで、「ノルウェイの森」からずっとエッセイや短編などを繰り返し読んできた。村上さんがほとんど人前に出ないため、よもや姿を見ることはあるまいと思っていたが、幸運にもチケットを入手できた。460人ほどの定員に対し、10倍超の応募があったそうである。 イベント会場ではだれもがその場にいられる幸運に沸き立っていた。私の3列前には対談集を出したばかりの川 [続きを読む]
  • 西山徹「テツ・西山のフライ・フィッシング講座」
  •  ずっと子どもを風呂に入れてきたが、ついに娘から最後通牒を言い渡された。父親の間では「いつまで?」というのがよく話題となるが、おおよそ小学校4年というのが目安のようだ。友人は「先に入ってて」と言われたまま、それきりだという。 私が言われたのはつい先日。5年生になる直前の春休みのことだった。入浴中に「これからはもうパパを一人でお風呂にいれさせてやるよ」。そんな優しい言葉で終わりを告げられた。いっしょ [続きを読む]
  • 信濃川日出夫「山と食欲と私」
  •  バラギ湖でようやく今年初めての釣りを楽しんできた。今季は群馬県がPRしているスチールヘッド系の「ハコスチ」を放流したようで、湖畔には「ハコスチあります」みたいなのぼり旗が立っていた。 県水産試験場が開発したハコスチは、引きの強さが特徴。ある漁協は「糸が切れるか、竿が折れるか。責任は持ちません」といった刺激的な宣伝文句で人を集めている。この日の釣果は2時間で2匹。うち1匹がハコスチであった。 体長 [続きを読む]
  • 雑誌「Fishing Cafe」
  •  結婚以来、妻に何ひとつ宝飾品を買ってあげたことがなかったので、腕時計をプレゼントすることにした。妻の希望はカルティエである。だが、秘境群馬にカルティエの店はなく、ブランドショップの品ぞろえはいまひとつ。東京に出たついでに銀座へ行くことにした。 田舎者にとって銀座の一流ブランド店はハードルが高い。そもそもどんな服を着ていけばいいのか分からないのである。仕事用のスーツか。それとも中国人観光客のような [続きを読む]
  • 西山徹「初めてのルアーフィッシング」
  •  上野で開催中の大英自然史博物館展に家族と行ってきた。始祖鳥の化石、絶滅したモアやドードー、サーベルタイガーの骨格標本、オオツノジカの4メートルはありそうな角など見どころがたくさん。展示品には巨大なシー・パーチ(バラマンディ)の剥製もあって、その大きさに驚いた。 午後は息子と秋葉原めぐり。裏通りの小さなショップをはしごして、最後はヨドバシカメラ。地方の閑散とした電気屋しか見たことがない私には、その [続きを読む]