tabula rasa さん プロフィール

  •  
tabula rasaさん: tabula rasa
ハンドル名tabula rasa さん
ブログタイトルtabula rasa
ブログURLhttp://tabularasa-milano.blogspot.it/
サイト紹介文ミラノ在住。専門は、アートと哲学です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供7回 / 365日(平均0.1回/週) - 参加 2014/08/16 06:07

tabula rasa さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 形が変わることー絶え間ない多様化
  • 「昇ることが終わらない限り階段のステップが終わらないのではない、 それはそうと、階段を昇っていくための君の足の下が成長しているのだ。」 フランツ・カフカ 「(・・・) なぜ、対象もなく、"私"もなく、かたちもなく、 また原理もないかと言うと、それは、むろん、全てが目に見えない変化の中に 巻き込まれているから。でも、それらの全ては、絶え間ないのだ。」 クラウディオ・マグリィス [続きを読む]
  • 第三風景のマニュフェスト
  • フランスの庭園建築家であり、農学エンジニア、昆虫学者、作家でもあるジル・クレマンが提唱する"惑星の庭"は、私達が住むこの惑星つまり地球の環境システムをグローバルな観点で考察し、現代における人間と環境との関係を繋ぐ一つの概念である。”能動と受動の行動により均等が保たれ、庭師(人間)は、自然の為に労働者となる。それは、不調和の中にも調和を創り出す為でもある。" (クレメン、2006) クレメンは、生物多様性を擁 [続きを読む]
  • PHILO-SOPHIA (2)
  • ー 前回に引き続き、"PHILO-SOFIA"をテーマにしたマッシモ・カッチャーリによる講演内容の抜粋です。ーつまり、哲学とは、見たこと、そして、経験から得られたことに結びつく明晰な判断への愛なのである。しかし、これだけではない。HISTORIA から出発し、SOPHOS つまり、賢明さと調和へ到達すること、カントの言葉を借りれば、それは、理性の法廷において実践されないとならない。そして、哲学者たるものは、好奇心がなければなら [続きを読む]
  • PHILO-SOPHIA (1)
  • 哲学とは何か?  それは、現在のならず過去の偉大な哲学者達も問い続けてきた問題です。"PHILO-SOPHIA" と題されたマッシモ・カッチャーリーの講演を聴く機会があり、その内容を下記にまとめることで、哲学の意味をギリシャ語源から掘り下げ、長い歴史を経ながら、現代へと至る観点を考えるきっかけとなりました。2回に分けて、投稿します。古代ギリシャを起源とする伝統的な哲学とは、PHILIA (古代ギリシャにおける4つの愛の [続きを読む]
  • ヴィトゲンシュタインにおける記憶と永遠
  • わたしたちが植物みたいだったとき、どんなかたちも、かたちの内在性であり、かたちとしてはみえなかった。わたしたちが動物になったとき、あらゆるかたちは、かたちの視覚像だったが、かたちには[意味]がなかった。わたしたちが人間になったときはじめて、あらゆるかたちは、かたちの像(イメージ)としてみることができた。                            &n [続きを読む]
  • エルスント・ブロッホの時間性
  • ドイツの哲学者、エルンスト・ブロッホの『この時代の遺産』が80年ぶりに今年、イタリアで再出版された。編集にあたった哲学者ラウラ・ボエッラがレーモ・ボデェイを迎え、この著作をブロッホの倫理哲学的見解からの分析をテーマにした講演会があったので聴講した。倫理的見解からは、ナチズムが何故、急速に支持され、絶対的な権力を握ったかということが、この本の主題となっている。ブロッホは、"真実は知ることは出来ない"とい [続きを読む]
  • ハンナ・アーレント『ソクラテス』
  • ハンナ・アーレントの著作『ソクラテス』が、イタリア語に翻訳され、今年2015年、イタリアで初めて出版された。この出版の機会にこの本へ寄稿しているアーレント研究家である二人の女性哲学者、アドリアーナ・カヴァレーオとシモーナ・フォルティの講演を聴講した。下記は、特にアドリアーナ・カヴァレーオの論意をまとめ、その覚書を再考したものである。『ソクラテス』は、西洋における伝統的政治哲学の起源をソクラテスとプ [続きを読む]
  • ミメーシスの現代性 (1)
  • ヨーロッパの歴史の流れを汲む美学の主要な問題として、ミメーシス- 模倣の問題が挙げられる。ミメーシスは、古代ギリシャの時代から、芸術論理上の基本的概念であり、プラトンは、自然は、イデアの模倣であり、芸術は、さらに自然の模倣であるとした。言語学においては、ミメーシスは、修辞法の一つとされ、対象の言語や物を模倣する方法である。ヨーロッパ文化の中心とも言える表現芸術は、その歴史に意味と価値を与えてきた。そ [続きを読む]
  • 宮津 竹の学校 国際アートワークショップ 2015 (1)
  • 京都府宮津市 、丹後 海と星の見える公園 ・地球デザインスクールにて、竹テーマにした国際アートワークショップ iBard にアーティストとして参加中です。美しい丹後の海を一望する自然の中で、過去から現代へと継続する歴史を顧みつつ、竹と人間との共生や文化的解釈について、他の参加アーティスト達とディスカッションをしながらコラボレーション作品を制作をしています。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [続きを読む]
  • 講演会のお知らせ−サイエンスとアートの相関性
  • アートユニット"Prospettiva GK"として、コラボレーションをしているアーティスト、考古学者であるジューリオ・カレガーリの講演を通訳・コラボレーターとしてサポート。修復家 クリスティーナ・アンサローニの講演の通訳もします。講演会は、9月9日、京都大学博物館にて。 宮津・竹の学校特別講演会 「サイエンスとアートの相関性」日時|2015年9月9日(水)18:00-19:30会場|京都大学総合博物館/講義室→ http://www.mus [続きを読む]
  • 父を想う
  • 真の謙虚さとは、一つの宗教的問題である。『MS183』, L. Wittgenstein 父と私の誕生日が偶然にも同じ月日だったという事は、子供の時から特別な出来事であった。一年ごとに訪れる夏の終わり、誕生を祝うその日の訪れは、長い年月を経て、父の死がそれほど遠くない夏に来るだろうという予感へと変わっていった。異国の地から、病院のベットに臥す父の元へ帰り、その傍で過ごした20日間、最後にゆっくりと息を引き取る父を弟達 [続きを読む]
  • 過去の記事 …