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厳選!オススメ書籍(ビジネス書&小説) http://blog.livedoor.jp/yusuke4574/

オススメのビジネス書と小説を中心に書評を書きランク付け。海外でのビジネス・生活情報もアップしてます。

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2014/09/10

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  • 改訂 プロジェクト学習で始めるアクティブラーニング入門-テーマ決定からプレゼンテーションまで-

    改訂 プロジェクト学習で始めるアクティブラーニング入門-テーマ決定からプレゼンテーションまで-タイトルに「入門」とある通り、プロジェクト学習(Project-based Learning)の全体像をざっくりと掴める一冊。アクティブラーニングが注目されるようになった背景から、PBLの説

  • PBLの概念と進め方

    PBLの概念と進め方タイトルの通り、PBLの概念や実践方法についてまとめられた本書。PBLには2つの概念(問題解決型:Problem-based Learning、プロジェクト型:Project-based Learning)があり、よく混同されるのですが、本書では、それが以下のように整理されています。・問

  • グループの中に癒しと成長の場をつくる 葛藤を抱える青少年のためのアドベンチャーベースドカウンセリング

    大学院の授業でProject Adventure(PA)を体験する機会があり、完全にその魅力に惹き込まれました。それ以来、PAについての書籍を色々読みましたが、その多くは手法の紹介が中心でした。「もっとPAの歴史や背景にある学術的な理論についても学んでみたいなぁ」そう思っていたと

  • 子どもの誇りに灯をともす――誰もが探究して学びあうクラフトマンシップの文化をつくる

    著者のRon Bergerがこれまでアメリカの公立小学校で実践してきた革命的教育内容の数々や教育哲学が集録された本書。PBL(Project-based Learning)で有名なチャータースクール High Tech Highの創設者の1人でもあり、実践内容の多くにはPBLの要素がふんだんに含まれています。

  • 彼岸の図書館: ぼくたちの「移住」のかたち

    奈良県の東吉野村にひっそりと佇む人文系私設図書館ルチャ・リブロ。先日、不思議なご縁から訪問させていただく機会があり、そこで本書を購入させていただきました。とても素敵な空間でした。著者の青木さん夫妻が、なぜこの地で自宅兼図書館を開設しようと思ったのか、ルチ

  • サビカス キャリア構成理論 四つの〈物語〉で学ぶキャリアの形成と発達

    サビカスのキャリア構成理論(Career Construction Theory)について書かれた重厚な一冊。大学院仲間との勉強会に参加するために手に取りました。内容は、以下のような構成となっています。第1章(キャリア構成理論)では、キャリア構成理論に関する様々な理論等知見の解説第2

  • 人材開発・組織開発コンサルティング 人と組織の「課題解決」入門

    本書は、人や組織の課題解決、すなわち人材開発・組織開発について体系的にまとめられた日本初の教科書です。筆者・中原先生の、「人材開発・組織開発の知を民主化したい」という思いを実現すべく、膨大な知見がこの一冊にまとめられています。約460ページある分厚い本ですが

  • 騎士団長殺し

    大学院を卒業し、休日に時間ができたので久々に村上春樹の作品を。変わらず文章の一つひとつが美しい。物語としての魅力はもちろん、文章一文一文を眺めるだけでもそのリズムや表現の美しさに感動しながら読めるのが村上春樹の作品だと個人的には思っています。どうすればこ

  • Teaching Science in Elementary and Middle School: A Project-Based Approach

    PBL(Project-based Learning)に関する書籍をレビューします。当書籍の著者の1人Krajcikの以下の論文のレビューを以前書いたことがあるのですが、Project-Based Learning, The Cambridge handbook of the learning sciences (pp. 317-334)そこで紹介されている科学の授業をPBL

  • 冒険の書 AI時代のアンラーニング

    友人に薦められ、読書会をやることになるので手に取りました。「冒険の書 AI時代のアンラーニング」なかなか興味をそそるタイトルですよね。本書は、「学び」について筆者が探求していったそのプロセスがまとめられたものです。今の教育システムが作られてきたその歴史を概観

  • 探究の達人 子どもが夢中になって学ぶ! 「探究心」の育て方

    小中学校での「総合的な学習の時間」、高校での「総合的な探究の時間」と、積極的に探究学習が注目されている昨今。本書では、そんな「探究学習」について、必要とされている時代背景や、探究学習の効果やプロセス、実践例等について、非常に分かりやすくまとめられています

  • Zoom (Picture Puffins)

    大学院のワークショップの授業で教えていただいた、チームビルディングに使えるこちらの一冊をご紹介。こちらは、31枚のイラストが書かれた絵本になります。そして、タイトル(zoom)の通り、その1枚1枚が繋がっているデザインとなっています。つまり、31枚を横に並べていくと1

  • グループのちからを生かす―プロジェクトアドベンチャー入門 成長を支えるグループづくり

    プロジェクトアドベンチャー(Project Adventure)の入門書。お互いに助け合う関係が人を成長させる。助け合いう状況を経て、人は心を開く。人はなかなか自分自身で心の壁を下げることはできない。しかし、グループ活動を通して、相手の壁が下がるよう行動することで、結果とし

  • ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~

    クルミドコーヒーの経営哲学がまとめられた本書。ずっと積ん読状態だったのですが、今日、初めて実際にお店に伺うということで、その前に読破しました。様々な哲学・思想が書かれており、一見それは、現在、主流とも言える「効率」や「資本主義」「利益主義」的な価値観とは

  • プロジェクト・ベース学習の実践ガイド―「総合的な学習」を支援する教師のスキル

    非営利活動法人日本PBL研究所の初代理事長の上杉賢士先生による著書。日本PBL研究所では、私自身も学ばせていただき、PBL認定アドバイザーの資格を取得させていただいたところでもあります。本書は、「総合的な学習」の時間にPBLをいかにして導入するかという実践ガイドです

  • 大学の歴史

    タイトルの通り、大学の歴史についてまとめられた一冊。大学の起源から始まり、制度変容や改革、そしてヨーロッパ・モデルが世界中へと広がっていく流れが端的にまとめられています。ただ、注意すべきなのは、1945年以降の大学の歴史については書かれていないこと。それ以降

  • プロティアン 70歳まで第一線で働き続ける最強のキャリア資本術

    大学院の授業でダグラス・ホール教授の理論(おそらくプロティアン・キャリア理論中心)についてプレゼンすることになったので、まずは田中先生のこちらの書籍を拝読しました。めっちゃ分かりやすい。最初にこれを読んで正解でした。まず、伝統的キャリアとプロティアン・キ

  • 7つの習慣×アクティブラーニング

    「7つの習慣」×「アクティブラーニング」というカツカレーばりに大好物な2つの掛け合わせ。一体どんな感じで繋がっているんだろうと思い手に取りました。著者は高校教員として、物理の授業をアクティブラーニング化して成果を上げてこられた小林昭文先生です。「ビジネス社

  • なぜ人と組織は変われないのか

    ピーター・センゲの「学習する組織」、ドナルド・ショーンの「省察的実践とは何か」これら名著は組織学習の前進に大きく貢献しました。しかし、本書の著者であるハーバード大学教育学大学院のロバート・キーガン(Robert Kegan)教授は、これらの学習理論にも問題点があると本

  • シェアド・リーダーシップ

    立教大学大学院 リーダーシップ開発コースで学んでいる者としてこれは必読書の1つ。受験前に読んではいたのですが、先日授業でプレゼンがあり読み直す機会があったためレビューも書こうと思います。 リーダーシップにも様々な歴史・概念がありますが、このシェアド・リーダ

  • 承認とモチベーション

    マネジメントにおける「承認」の効果について調査・分析しまとめられた本書。大学院の授業の課題図書として読んだのでこちらでもまとめを残しておきます。 【分析手法】①質問紙による調査を承認を行う前と後の2回実施(42問の質問票)②第1回の調査回答を因子分析し、合成

  • アクティブラーニングの技法・授業デザイン (アクティブラーニング・シリーズ)

    アクティブラーニング・シリーズ全7巻のうちの第1巻。2と3を先に読んでしまったのですが、ここに来て第1巻を読了しました。アクティブラーニングの中核にはグループ学習が存在し、その効果を高めるには「協同学習(Cooperative Learning)」が有効であると言われています。前半

  • アクティブラーニングの評価 (アクティブラーニング・シリーズ)

    タイトルの通り「アクティブラーニングの評価」について理論と事例の双方を含んだ形でまとめられています。理論の部分では、いくつかの枠組み・物差しを提供してくれたおかげで、アクティブラーニングの評価について立体的に捉えることができるようになったように感じていま

  • アクティブラーニングとしてのPBLと探究的な学習 (アクティブラーニング・シリーズ)

    溝上先生監修による「アクティブラーニング・シリーズ 全7巻」のうちの1つである本書。PBLについて学びを深めたく、シリーズの中でも真っ先に手に取りました。前半部分で理論、後半部分で事例が書かれており、全体を通して参考になるものが多くありました。特に有益だったと

  • ディープ・アクティブラーニング

    大学でもっとアクティブラーニングを推進したく手にとりました。アクティブラーニングについて深く構造的に記載されていて、非常に学びになりました。メモ的な要素が多いですが、以下に学びをまとめます。キャッチーなタイトルでもある「ディープ・アクティブラーニング」と

  • プロセス・エデュケーション: 学びを支援するファシリテーションの理論と実際

    ラボラトリー方式の体験学習を核とする「プロセス・エデュケーション」について書かれた本書。「プロセス・エデュケーション」とは、エドガー・シャインが提唱した「プロセス・コンサルテーション」を参考に、ラボラトリー方式の体験学習を体現していく教育活動の総称のこと

  • 大学教育とキャリアの繋がりを解明 (PROG白書2021)

    IRや教学マネジメントについて調べていたところ本書に辿り着きました。PROGとは、大学生のジェネリックスキルを測定するアセスメントテストのこと。教育内容改善のためには、まず学習効果を可視化する必要がありますが、一般的な専門知識と異なり、ジェネリックスキル(汎用

  • 心理学・社会科学研究のための調査系論文の読み方 改訂版

    タイトルの通り、心理学・社会科学系の論文を読みたい・書きたいという方に向けた一冊。これまで統計学の全体をざっくりと掴む系の書籍は数冊読んできましたが、少し突っ込んで論文が読めるように(書けるように)なりたいと思い手に取りました。各統計手法の意味を理解し「

  • ULTRA LEARNING 超・自習法――どんなスキルでも最速で習得できる9つのメソッド

    自分自身の学習能力を高めたくて手に取りました。世界トップレベルと言われるマサチューセッツ工科大学(MIT)のコンピュータ科学の4年分のカリキュラムを入学することなく遠隔で、しかも1年間でマスターした著者が語る学習法。ウルトラ・ラーナーになれば、どのような分野で

  • カモメになったペンギン

    変革の8段階プロセスで有名なジョン・コッターが描いた変革物語。物語といってもペンギンの寓話で、子どもでも楽しめて読めるような内容です。しかし、侮るなかれ。ストーリーは、変革の8段階プロセス(以下)に沿って展開していき、物語を楽しみながら組織変革のプロセスを

  • 統計学がわかる 【回帰分析・因子分析編】 ファーストブック

    統計学がわかる ファーストブックの続編。今回は「回帰分析・因子分析編」として、「散布図と相関、相関係数、無相関検定、回帰直線、偏相関、単・重回帰分析、相関行列、因子分析」等々について書かれています。前編の時と同じく、物語に乗せて解説してくれているため、利用

  • 統計学がわかる ファーストブック

    統計の「と」の字も分からない頃、「この本から読むと良いよ」とオススメされ手にとった本書。タイトルの通り、統計学を学び始める初心者向けに書かれた本ですが、当時の全く無知の自分からするとそれでも難しく、積読状態になっていました。それが大学院の授業で統計を学び

  • 統計学が最強の学問である

    「ほとんどすべての学問に関わる学者は統計学を使わざるを得ない時代がすでにおとずれている」なぜなら、政治でも教育でも経営でもスポーツでも統計学を用いれば「最速で最善の答え」を明らかにできるから。このことを頭に叩き込めただけでも大きな収穫でした。データを用い

  • ダイアローグ 対話する組織

    組織における「対話の可能性」について書かれた本書。対話の持つ力については今まで何度も体感はしてきたんだけれども、背景や理論について深く知る良い機会になりました。「一生懸命に情報を伝えているんだけども、なぜかメンバーに響かず、組織が変わらない」こんな経験を

  • 現代語訳 風姿花伝

    世阿弥によって書かれた日本最古の能楽理論書。いくつか種類がありますが、本書は現代語訳版で読みやすい一冊です。元々は一子相伝の秘伝書だったものが、長い年月を経て一般に公開されることになったという点も非常に興味深い。「年来稽古條々」の章では、申楽者の障害を各

  • サーベイ・フィードバック入門――「データと対話」で職場を変える技術 【これからの組織開発の教科書】

    データと対話で職場を変える「サーベイ・フィードバック」についてまとめられた本書。人事部、経営企画部、現場のマネージャー、管理者、経営者、そして学校教育の現場にいる方々にお勧めとされています。「サーベイ・フィードバック」とは、その名の通り、「サーベイ(組織

  • アクティブ・ラーナーを育てる高校―アクティブ・ラーニングの実態と最新実践事例

    本書は「アクティブ・ラーニング」についての本ではなく、「アクティブ・ラーニングを生み出す学校をどのようにつくっていくか」に焦点を当ててまとめられたものです。アクティブ・ラーニングが重要視されている背景に始まり、データを用いた高校でのアクティブ・ラーニング

  • ポジティブ・チェンジ~主体性と組織力を高めるAI~

    アプリシエイティブ・インクワイアリ(Appreciative Inquiry、略称AI)についてまとめられた1冊です。AIは、人材開発や組織開発の手法の1つで、米国のCase Western Reserve UniversityのDavid L.Cooperrider教授、Taos InstituteのDiana Whitneyらにより、1987年に提唱されまし

  • 知がめぐり、人がつながる場のデザイン―働く大人が学び続ける”ラーニングバー”というしくみ

    タイトルの通り、”ラーニングバー”についてまとめれらた本書。ラーニングバーとは、筆者である中原先生が東京大学で開催していた、人材育成や組織に関わる実務家や研究者達が集い学び合う大人の学び場。ラーニングバーの誕生前夜で中原先生がMITに留学していた時のお話がか

  • チームワーキング

    現代社会は、VUCA(変動的で不確実で複雑で曖昧)と言われており、急激に変化し続けている。社会が変われば会社も変わり、当然その中の組織・チームも変化せざるを得ない。このような背景から、チームはダイナミックに常に動くものである(Team + working)とし、そこでは、

  • オープン・スペース・テクノロジー ~5人から1000人が輪になって考えるファシリテーション~

    オープン・スペース・テクノロジー(Open Space Technology:OST)という会議手法についてまとめられた本書。これは関係者が一同に集まり話し合うホールシステム・アプローチ(組織や上下の壁を越えて集まる大規模ダイアログ)というミーティング手法の1つです。1985年、ハリソ

  • オーセンティック・リーダーシップ

    ハーバード・ビジネス・レビューから生まれたEI(Emotinal Intelligence)シリーズ。本書は「オーセンティック・リーダーシップ」についてまとめられた一冊です。オーセンティック・リーダーシップとは、リーダーシップ研究の中でも比較的新しい概念で自分なりの価値観をもとに

  • 10年後の仕事図鑑

    落合さん、堀江さんの2人が語る未来の仕事。さらにその社会の変化に対してどのように対応すべきなのか等についても言及されています。達観しているお二人の言葉は示唆に富むものばかり。全体的に読むのをお勧めしますが、Chapter2の「なくなる仕事・変わる仕事」については、

  • リーダーシップ教育のフロンティア【研究編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」

    実践編に続き、こちらは対となる『研究編』より学術的な視点で書かれています。前半部分だけでもかなり非常にリッチな内容が盛り沢山です。リーダーシップには様々な理論・アプローチがあり、これまではそれらを個々にそれぞれの理論として理解していました。それの繋がりや

  • リーダーシップ教育のフロンティア【実践編】: 高校生・大学生・社会人を成長させる「全員発揮のリーダーシップ」

    リーダーシップ教育の「型」と「実践例」について書かれた本書。本書は「実践編」ですがもう1冊「研究編」もあります。自分が理想とするような授業のためのヒントがてんこ盛りでした。感謝感謝です。実践例は、立教大学経営学部 BLP(ビジネス・リーダーシップ・プログラム)の

  • 人材開発研究大全

    人材開発に関する論文が33本収録された合計870ページの研究論文集。超大作です。テーマは大きく4部に分かれています。第1部 組織参入前の人材開発第2部 組織参入後の人材開発第3部 管理職育成の人材開発第4部 人材開発の総発的展開目次を概観した時に気づきました。第1部

  • 【新版】組織行動のマネジメント―入門から実践へ

    世界各国のビジネススクールで組織行動に関する教科書として読まれてきた本書。そもそも、組織行動学が「心理学、社会学、社会心理学、人類学、政治科学」という学問が統合されたものということすら知らなかった自分にとっては、組織行動学を体系的にまとめてくれていた最初

  • 入門 組織開発 活き活きと働ける職場をつくる

    組織開発の入門書として、組織開発の全体像を網羅的・包括的にまとめてくれている本書。著者が、コーチングやファシリテーションから入り、その後、組織開発の全体像を学ばれたという点で、自分の経験とすごく通ずるものがあり、深い共感とともにページを捲りました。 加え

  • 善き経営 GBIの理論と実践

    幅広い経営学の各テーマについて、理論だけでなくケースも合わせてまとめられた本書。組織理論、ダイバーシティ、コーポレート・ガバナンス等々、幅広いテーマが登場しますがそれらは「善い企業とはどういうものか」という観点から選定されているように感じました。実際に、

  • 経営のルネサンス

    立教、上智、明治、埼玉等複数の大学の先生方による共同研究から生まれた本書。「経営とは何か」「企業とは何のためにあるのか」この問いに答えるべく、各分野の専門家が集結し、戦略と組織、人材マネジメント、経営哲学、CSR等様々な切り口から経営学について考察されていま

  • シェアド・リーダーシップ

    リーダーシップは1人のリーダーが発揮すべきものではなく、誰もが発揮すべきものである。この考えの下、提案されたのがシェアド・リーダーシップという概念。これは、「職場の誰もが、必要なときに必要なリーダーシップを発揮している状態」を指します。換言すると以下とも言

  • 経営学習論

    『経営学習論』これは、「企業・組織に関係する人々の学習」に関する学際的研究のことであり、複数の領域が合わさって構成される簡単には紐解けない壮大なテーマである。そのテーマに対し、筆者は2つのゴールを設定している。1つは、経営学習論という全体像の提示。本書では

  • 新しい経営学

    「経営学の6分野を高速で概観するためのベストな1冊」という読後感を持ちました。「経営学とは何か」を教える大学生向けの授業がベースとなって書かれたことから、経営学初心者にも分かりやすく書かれています。①経営戦略、②マーケティング、③アカウンティング④ファイナ

  • 「事業を創る人」の大研究

    新規事業創造に焦点を当て、「新規事業を創る際、組織内でどのような弊害があるのか」また、「どのようにして新規事業立ち上げをサポートすれば良いのか」等々についてまとめられた本書。新規事業経験者1,500名へのアンケート調査から定量的・定性的に分析・考察されまとめら

  • 組織行動 -- 組織の中の人間行動を探る

    組織行動論の入門書としてオススメな一冊。復習のために各章のテーマを以下の通り書き出してみましたが、組織行動論について、網羅的に分かりやすい文章で記載してくれています。この分野の初心者の自分でも楽しく読み進められました。1:行動を駆動する力 モチベーション

  • 君たちはどう生きるか

    原著は1937年という大昔。そこから時代を経て、語彙が平易になり、更に漫画化されたものが本書。教養教育の古典とも言われている歴史的名著です。 主人公は中学2年生の男子学生。あだ名はコペル君。そんな彼が、叔父さんとの手紙のやりとりの中で世の中の仕組みなどを見つけ

  • アクティブトランジション 働くためのウォーミングアップ

    教育機関と仕事領域の間に存在する「断絶」を乗り越え、スムーズに働きはじめるために必要なことは何が必要か?この問いに、ワークショップの開発実践と調査研究の両軸で挑んだ本書。本書では「キメラ」と表現されている、この実践と研究の両輪というのが非常に有難い。研究

  • 活躍する組織人の探求

    「組織に入り活躍する人材は、大学時代のどのような意識を持ち、どのような行動をしていたのか」「企業と教育機関との接続・移行」に焦点を当てた研究が非常に少ない中、この問いについて研究された本書は非常に貴重な一冊であろう。教育機関、特に大学に身を置き学生の

  • パワーか、フォースか

    「もし何かを選択する際、正しい選択肢が分かるとすれば・・・」そんな魔法のようなことを科学的なアプローチで解き明かしたのが本書です。著者は精神科医兼臨床医、また世界的著者としても有名なデヴィッド・R・ホーキンズ博士。数千人の被験者を対象に、20年以上何百万回も

  • 星の王子さま

    世界中で1億5千万冊以上、聖書の次に売れたとされる世紀の大ベストセラー。老若男女誰でも楽しめるストーリーですが、自分は大人になった今初めて手に取りました。人間は成長するにつれて本当に大切なもの、価値あるものがだんだん分からなくなってくる。その結果、大人はそ

  • やり抜く人の9つの習慣

    メンタリストDaigoが年末年始に読むと良いと推奨していたことに加え、最近努力の習慣化がうまくできていないと自戒の意味を込めて手に取りました。コロンビア大学でモチベーション理論について教鞭をとっている ハイディ・グラント・ハルバーソン先生が、 「心理学的に正しい

  • STARTUP(スタートアップ):アイデアから利益を生みだす組織マネジメント

    タイトルの通り、スタートアップ(起業)に焦点を当てたビジネス小説。どのような流れで事業を作り動かしていけば良いか、主人公の企業物語を擬似体しながら学ばせてもらえます。本書はビジネス小説であること、また伝えるべきポイントがぐっと絞られているという点でThe Goa

  • モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか

    モチベーションを科学し、ビジネス現場への応用を試みた本書。モチベーションのOS は時代とともに変化しており、現代版のOS 3.0に合わせたコミュニケーションをとることの必要性、そしてその方法についても言及しています。モチベーション3.0のOSを駆動させる方法論などはと

  • ザ・パワー

    The Secret(ザ・シークレット)の続編。The Secretでは、”引き寄せの法則”について語られていました。端的に言うと、”全てのものは自分の思考が引き寄せている”ということです。以下の動画を見ればおよそポイントは掴めると思います。 本書、The Powerでは、その引き寄

  • 質問型営業で断られずにクロージング 営業は「質問」で決まる!

    「質問」をフル活用した営業方法についてのハウツー本。アポ取りからクロージングまで、「質問」を中心に進めていくやり方についてまとめられています。「営業とは営業マンが売ることではなく、お客様に買ってもらうことである」北風と太陽のお話のように、営業マンがゴリ押

  • Instructional-Design Theories and Models, Volume IV: The Learner-Centered Paradigm of Education

    インストラクショナルデザインの研究として、主にこの本を読み込んでいます。インストラクショナルデザイン理論(ID: Instructional Design)とは、一言で言うと、「学習効果を高めるための、より良い学習環境設計」のことです。そのような学習環境をいかにして設計するか。世

  • ザ・ファシリテーター2―理屈じゃ、誰も動かない!

    前著のザ・ファシリテーターに続く第2作目。前作同様、組織変革に挑む物語の小説を読み進めながら、ファシリテーションについて学ぶことができます。ファシリテーションって何?という初心者の方には、1作目から読むことをオススメします。1作目の方がファシリテーター

  • 非常識マラソンマネジメント

    非常識マラソンマネジメント レース直前24時間で30分速くなる! (SB新書)大阪マラソンサブ4達成に向けて、サブ3ランナーの先生よりオススメいただいた本書。マラソンのタイムを縮めるために、レース10日前、前日、当日の戦略がこれでもかというくらいこと細かに書かれています

  • ファシリテーター養成講座

    ファシリテーター養成講座―人と組織を動かす力が身につく!森時彦さんによるファシリテーションを体系的にまとめられた著書。体系的にまとめられたものは他にも色々とありますが、「EQ・IQ的に最適なプロセスを提供する」や、「ファシリのスキル = コーチング+ロジカルシンキ

  • ファシリテーション革命

    ファシリテーション革命 (岩波アクティブ新書)ワークショップやファシリテーションの第一人者、中野民生さんの著書。ファシリテーションに関する書籍はいくつかありますが、この1冊で概要と大事なポイントはほぼ押さえられると思います。中野先生の優しく思いやりのある人柄

  • 研修開発入門

    研修開発入門---会社で「教える」、競争優位を「つくる」研修講師という仕事に携わる自分にとって、本書は”名著”という言葉の枠を遥かに超えた素晴らしい一冊。「本書は他の人には教えたくない」 正直、これが本音です。ですが、”方法や手法は世の中に流通した方が社会全

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