北山(ほくざん) さん プロフィール

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北山(ほくざん)さん: 北山の歌雑記
ハンドル名北山(ほくざん) さん
ブログタイトル北山の歌雑記
ブログURLhttp://ameblo.jp/n-hokuzan/
サイト紹介文短歌初心者の戯言
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供151回 / 365日(平均2.9回/週) - 参加 2014/09/09 12:42

北山(ほくざん) さんのブログ記事

  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その9(最終)
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。( ☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日日の暮れて人影の無き首塚に線香の香り強く立ち込む東京 大 塚 雅 子☆東京都千代田区にある平将門の首塚を通りかかった作者。日暮れてもう人影はない。それでも辺りに立ち込める線 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その8
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。( ☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日霜柱立つ畑中に動くかげ鶺鴒つつと餌漁りゆく茨城 乾   義 江☆霜柱立つ肌寒い日の朝。畑の中に動くものを発見した作者。餌を探し回る鶺鴒であったようだ。「鶺鴒つつと」に、その [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その7
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。( ☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日椿とは正月早ばや咲くものか青森なれば五月が見頃青森 東   ミ チ「子の家に来て」と題された連作の中の一首。東北北部に居住する作者。宇都宮に住む子の家で正月を過ごしたようだ [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その6
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。(☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日一直線飛行機雲はあざやかに松の内なる通りは静か東京 田 中 しげ子 青空を切り裂くように延びる飛行機雲に見入っている作者。空の気配に目が留まるほど、閑散として動きの無い街並み。 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その5
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日 真似ごとに正月の用意ととのへて除夜の鐘聞く独りの部屋に福井 橋 本 佳代子正月の用意を「真似ごと」と述べる作者。この内容のキーワドは結句「独りの部屋に」であろう。 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その4
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日化粧品販売の電話に九十歳と言へば話は短く終る東京 山 本 貞 子化粧品の勧誘販売の電話を受けた作者。年齢を聞かれ、正直に九十歳といった模様だ。そして早々に打ち切られた化 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その3
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日大掃除に孫ら廊下に手を並べ雑巾掛けの競争始まる茨城 大久保 修 司普段は独り暮らしの作者。年末は集う子や孫で大賑わいのようだ。そして孫たちによる大掃除の「雑巾掛け [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その2
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日あんなにも元気で居たる人も老い手術するなどおどろきて聞く茨城 佐 野 智恵子かつて懇意にしていた人々のその後の様子を知り得た作者。その地を離れてから、まったく訪れ [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 3月号 私の心に残った歌 その1
  • 前月に引き続き歌誌「冬雷」3月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日雨脚の強さ思はす高き音屋根打ち夜半の寝間を揺るがす 神奈川 浦 山 きみ子深夜に天井を騒がす音。横たわる作者は雨音とすぐ感じたようだ。結句「寝間を揺るがす」に、そ [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 1月号 冬雷集評
  • ワイパーを最速作動させ走る三週つづく木曜の雨澤木洋子ワイパーを最速作動させて走る程の豪雨。作者は毎週木曜日に車で出掛ける用事を持つ模様だ。下句「三週つづく木曜の雨」は、もううんざりといった作者の心情を感じさせる。わが部屋に棲みつきてゐる蝿ひとつ追へば逃げゆく追はねば寄りくる天野克彦作者の部屋に棲みつく一匹の蠅。「追へば逃げゆく追はねば寄りくる」と作者と蝿で繰り返されるいたちごっこも、作者は本気で捕 [続きを読む]
  • 掲載 二首
  •     歌誌「覇王樹」 平成29年 3月号 購読会員作品欄掲載歌              歯科治療歯石除去さなかにうつかり居眠れば口に流るる水に溺るる治療中うがひ即され飛び起きてのち二日程腹筋痛し にほんブログ村 俳句・短歌 ブログランキング [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年3月号 掲載歌
  • 左耳聴こえ難きにうろたへて土曜の朝に耳鼻科へ向かふわめきゐる幼の声をなだめつつ医師看護師も大声となる院内に轟く幼のわめく声瞬時に止みて静寂戻る母らしき女と出で来る幼な子の面晴れやかに涙の跡なし聴力の検査の音に混じりゐて度々聞こゆる看護師の咳改良せると自慢の金属カテーテル鼻孔に入るるに息を止めゐる久し振りに左耳より音聞けば聞こゆる事のただ有り難し枕辺の点鼻薬をば垂らしたり就眠前の習慣として宮城 中  [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その9(最終)
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日佐渡を見よ佐渡を見よとてうなさかは遠がすみして島影見えず 埼玉 町 田 勝 男(連作より)良寛の足跡を訪ねて出雲崎を訪れた作者。また佐渡を遠望出来る地でもあるらしい。 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その8
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日荒野原が以前田んぼと誰が知るあつといふ間に茅生え伸びて 静岡 植 松 千恵子一面の茅(かや)の生い茂る地を眺める作者。この荒れ野は以前水田であった模様だ。「誰が知る」は [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その7
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日水たまりに灯りが滲む雨上がりうつつ踏みしめ帰るとすらむ東京 関 口 みよ子☆周囲には街灯が灯りはじめた雨上がりの夕暮れ時。歩道の水たまりは作者の姿を映し出して [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その6
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日勉強もビジネス上の付き合いも漫画で学ぶビジュアル世代吉田佐好子☆(編集委員会賞受賞後第一作 ビジュアル世代より)作者の連作の題にもなった一首。学習本やビジネス関連本まで [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その5
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日 二人して掛けしベンチに今独り影とより添ひ日向ぼこする岩手 田 端 五百子かつて二人で腰掛けていた公園のベンチ。伴侶か仲の良かった友人かは窺い知れないが、「掛けし」 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その4
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日 生活に思いをすればマイカーを手放すことに心は渋る茨城 乾   義 江☆普段の買い物や病院などに通う為にマイカーを使用する作者。高齢化と共に運転に不安を感じている模 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その3
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日折をりに病む友救へと詣りたるとげぬき地蔵に吾がため祈る東京 増 澤 幸 子折々に病気の友の回復を祈念してきたとげぬき地蔵。作者は今はそこに、自身の回復を祈念しに行くと [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その2
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。 (☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日 血圧もおだやかになり長女との一日夫も笑顔となりぬ千葉 堀 口 寛 子 病を得た作者の夫。心配した長女が見舞に訪れた。 娘と過ごすひと日の中で血圧も安定し、笑 [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 2月号 私の心に残った歌 その1
  • 前月に引き続き歌誌「冬雷」2月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。(☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日寒気団張り出す予報に張り切りて大根十瓩竿に干しゆく愛知 澤 木 洋 子寒気団の張り出す予報を耳にした作者。干し大根は寒さが厳しいほど良質な製品に仕上がる様だ。「張り切りて」に [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2016年 12月号 冬雷集評
  • 畳屋の跡取り息子フィリピンの少女娶りて明るくなりぬ     白川道子なかなか出会いに恵まれなかった畳屋の息子。そんな彼がフィリピンの少女のような女性を娶った。結句「明るくなりぬ」と、周囲も驚くほどに明るくなった。畳屋の息子をよく知る作者にとっても悦ばしい出来事であった模様だ。土なかに球根は生きて季なれば茎突つ立てて彼岸花咲く水谷慶一朗土の中に埋まる彼岸花の球根。時期到来と共に一斉に芽吹き始める。そ [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年2月号 掲載歌
  • 己が顔に色付け施す若者らこれハロウィンと電車に乗り来る邸宅の植栽剪定二日目も軽トラ荷台に枝葉山盛る古ぼけた携帯に撮るスーパームーンかすみて灯りの如く写れり携帯の警告音と地震の揺れ朝の六時ににはかに目覚む ( 十一月二十二日)震度三乃至四かと思ひつつ揺るるベッドに終息を待つ地震のあと電気にガスに水道の通れば食事終へ支度して出づ地震後の運休遅延に乗り継げぬ人のなきらしホーム空きをり大風や落ち葉でも遅れし [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 1月号 私の心に残った歌 その8(最終)
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」1月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。(☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日重なりてひらく双葉の勢ひにひとかたまりの土もりあがる東京 小 林 芳 枝朝顔であろうか。無数に開く双葉の数々。その土を跳ね除けて芽を出す力はひと塊の土を盛り上げていた。ひょい [続きを読む]
  • 歌誌「冬雷」2017年 1月号 私の心に残った歌 その7
  • 前回に引き続き歌誌「冬雷」1月号の中で、私なりに特に心に残った 歌を抜粋してみました。鑑賞・評などと大それたものでは無く私なりに選ばせていただいた理由を少々、記させていただきます。(☆新仮名遣い希望者)尚、冬雷集感想の一部は後日幸村と漸く馴染みの名に変えて「真田丸」は終盤に入る岐阜 和 田 昌 三☆昨年のNHK大河ドラマ「真田丸」。主人公は真田幸村でお馴染みの戦国武将だ。しかしドラマの最終版までは「真 [続きを読む]