鮎川かりん さん プロフィール

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鮎川かりんさん: かりんの官能ミステリー
ハンドル名鮎川かりん さん
ブログタイトルかりんの官能ミステリー
ブログURLhttp://karinnovels.blog.fc2.com/
サイト紹介文小説家志望、28歳のOL”かりん”です。体験談を素材として、官能ミステリー小説を中心に書いてます。
自由文息づく乳房を目の当りにして、圭がどのように振舞うか、私は固唾をのんで待ちかまえた。圭の指が伸びてくるだろうと思っていた私は、圭の動作に戸惑った。頬摺りをし、再会できた子犬を愛撫するような優しさに、私は意外性を感じ、バギナの奥から愛液が、ひと吹き流れ出すのを感じた。
 悪くない。圭の肌の感触が心地いい。男らしさは感じないが、柔らかい肌の中に隠された柔軟な筋肉と堅牢な…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2014/09/09 20:04

鮎川かりん さんのブログ記事

  • 寿美の指は湿っていた あぶない女61
  • 第61章「目を閉じて、眠れる美女のように気持ちになって」「目を閉じることは出来るけど、美女にはなれそうもないけど、すべてお任せします」俺は、目を閉じ、何が始まるのか、かなり精神的に緊張を強いられた。当然のことだが、俺の男が急速にオスになることはなかった。「歳の割には肌が綺麗ね」寿美は、胸から腹部の辺りに指を這わせて、つぶやいた。特に答えなければならない呟きではないのだからだから、言葉は返さなかった [続きを読む]
  • 全裸になって あぶない女60
  • 第60章寿美が先に宿に到着していた。「お風呂お先したわ、あなたもお入りになったら」寿美はスリムな肉体を宿の浴衣につつんで、既にビールを一本空けて二本目の栓を開けているところだった。「かなりご機嫌だけど、何か良いことでもあったのかな」寿美が身体を許す気で酔っているのか、酔いつぶれて肉体関係を阻もうとしているのか、俺には判断がつかなかった。しかし、先日からの関係性において、ふたりの間には寿美がイニシア [続きを読む]
  • 電話が鳴った あぶない女59
  • 第59章その時、電話が鳴った。 俺と敦美のどちらの携帯が鳴ったのか判別つかなかった。俺の電話なら、出る気はさらさらないが、敦美の携帯が鳴ったのであれば、出ないわけにはいかなかった。敦美の携帯だった。やはり、殺された片山亮介は敦美の夫だった。遺体確認は直ぐに終わったが、事情聴取に時間がかかっていた。敦美が家を出てOホテルに滞在している事情を厳しく質された。夫婦仲が悪くなり、別れるつもりで家出をしたと [続きを読む]
  • 先日の旅籠で あぶない女58
  • 第58章寿美は間髪を入れず応答した。さも、誰かの電話を待っていたのではないかと思うほど早かった。まさか、俺からの電話が来ることを待っていたわけではないのだろうが、機嫌のいい声音だった。先日の1万円を返したい旨を伝えると、あっさり、先日の旅籠で会いましょうと提案してきた。寿美を誘う算段を色々想定していたが、あっさりと寿美によって打ち砕かれた。2戦2敗した気分で電話を切った。どこか吸いとり紙のような寿美 [続きを読む]
  • 亡くなられた片山亮介さんは あぶない女57
  • 第57章敦美からの連絡を待って、俺はベッドに寝ころんでテレビを見ていた。特に観たいものがあったわけではないが、ニュースのワイドショウにチャンネルを合わせていた。「………亡くなられた片山亮介さん(38歳)は昨日午後から夜にかけて、自宅マンションの一室で死亡していました。現場の状況から、殺害されたものとみて新宿南署は捜査開始しました。金品などを物色した跡がないことから、片山さんが何らかのトラブルに巻き [続きを読む]
  • 次の一手 あぶない女 56
  • 第56章次の一手に気づくのに、俺は1時間を要した。なんとまあ気がつかない男だと自分を罵りながら、敦美の携帯を手にした。他人の携帯電話を手にすることは、経験がなかった。奇妙に後ろめたい心持ちだった。しかし、事情は差し迫っていた。敦美に、何かが起きたと思える状況なのだから、彼女の携帯を見ることは、関係者として当然のことだった。見ないことの方が、不作為を責められる状況だった。メールの着信履歴は、俺の着信 [続きを読む]
  • 敦美の姿はなかった あぶない女55
  • 第55章「12万、それって相場よりも高いのかな?」「そう、高くも安くもないってことか……、だったら、明日にでも見に行きたいけど、そちらの都合は……」「そう、それは良かった。それで、敷金とか礼金とかは?」「へえ、敷金が1か月で、礼金は無しか……、今どきは、そういう傾向があるのか……。いずれにしても、それで条件的には問題ないよ……。そうだね、保証協会で処理した書類を作成して貰えば良いよ。金で迷惑をかけ [続きを読む]
  • 女房に毒を盛る亭主 あぶない女 54
  • 第54章敦美に、こんな町に住みたいと言った希望はなかった。生まれも育ちも新宿なのだから、他の町がどのような住み心地か知る由もなかった。彼女の目的は、自分の女房に毒を盛る亭主から逃げ出す緊急避難、当面の安全が目的だった。そういう意味で、住む部屋の環境さえ良ければ、文句を言わない筈だった。無論、追々には、住む町の環境などにも注文が出るかもしれなかった。その点は考慮しておいた方が良さそうだった。直感に過 [続きを読む]
  • 昼下がり、行きずりの男と女 あぶない女 53
  • 第53章昼下がり、行きずりの男と女が高級連れ込み宿の門をくぐり、一緒に風呂に入り、その檜風呂の中で、半ば強制的なかたちでフェラチオを受け、尚且つ射精したと云う事実から推測する限り、連絡をすると云うことは、概ね男女の関係になることを、強く暗示していた。しかし、と思った。敦美は根拠のある関係だが、新井寿美と云う女との関係は根拠薄弱だった。いや、殆ど男女の関係になる根拠はなかった。掴みどころのない男女関 [続きを読む]
  • あぶない女 52
  • 第52章家に向かうタクシーの中から、敦美が望む住まい探しを、知り合いの不動産屋に頼んだ。この不動産屋に、愛人の家探しを依頼したのは三度目だ。敦美の場合、愛人と云うわけではないが、他人は愛人に違いないと思うのだろう。相手が、どう思っているか、特別気にはならなかった。何らかの事情で、反目するような事があれば、多少のリスクにはなるが、バレタからといって、家庭騒動は起きるような家ではなかった。金に余裕のあ [続きを読む]
  • あぶない女 51
  • 第51章二度目の勃起は疲れを忘れたように縦横に動いた。敦美に潮吹きによるオーガズム以上のオーガズムを与えたい一心で、俺は、敦美の中に居座った。しかし、そのすべてが俺の思い込みだった。屹立状態のペニスに、あらゆる努力を命じたが、敦美に潮吹きの時に見せた恍惚の顔をさせることは出来なかった。達成感のない行為に疲れ果て、俺は身体も心もベッドの上に投げ捨てた。「怒ったの?」「まさか。単に疲れたから、今日は、 [続きを読む]
  • あぶない女 50
  • 第50章敦美の開放する言葉に誘導された俺の勃起は、まさしく、敦美の中心に収まった。不思議なこともあるものだが、俺は敦美の中に勃起を挿し込んだだけで、何をすべきか、失念していた。意志を失ったペニス、いや充分に勃起しているペニスを、敦美の中に埋没させておきながら、どのように動いて良いものか、方向を見失っていた。そんな迷路で戸惑っている俺のペニスを、強く撫でまわす力を感じて、たじろいだ。敦美の膣壁が強く [続きを読む]
  • あぶない女 49
  • 第49章敦美は、一糸まとわぬ姿でバスルームから出てくると、窓際に佇んだ。おいおい大丈夫かと思ったが口には出さなかった。まだ、俺の中では、敦美と云う女はテリトリーの外にいる女だった。その所為だろう、敦美が隣接のビルの窓から、その裸身を盗み見られても、特別気持ちが動くこともなかった。まだ、敦美と俺と云う男の関係が希薄だと云う証明ようだった。男女の関係でなくとも、親しい関係だったら、もう少し違った対応を [続きを読む]
  • あぶない女 48
  • 第48章敦美の膣口から噴き出した液体は、かなりの時間空気に触れてもアンモニアの臭いはしてこなかった。尿や水に比べて乾きが早く感じられた。尿道から噴き出した尿であれば、空気に触れることで、尿素が酸化してアンモニアガスを出すと云う化学変化が起きる筈だったが、いくら嗅いでも、その臭いは感じられなかった。これこそが、正真正銘の潮吹きなのだろうと、目撃はしたのだが、その正体やメカニズムを解明していないので、 [続きを読む]
  • あぶない女 47
  • 第47章敦美の裸身は、ホテル自慢の二面採光のベッドの上で、正真正銘の“潮吹き”の瞬間を待っていた。もう、敦美の口から言葉は失われていた。そして、ひたすら、潮が吹きだす瞬間を待ちうけていた。一瞬、敦美の腰が浮いた。次の瞬間、敦美の開かれた股間から、水がほとばしった。部屋の採光と、敦美のほとばしる水が、光の中で絡みあった。綺麗だ、俺は観察を忘れ、水と光の戯れを眺めていたが、観察を命じられていたことを思 [続きを読む]
  • あぶない女 46
  • 第46章敦美はフェイクとも思えない表情を顔に浮かべていた。眉間に二本の縦じわが浮き上がり、心なしか歯を食いしばっていた。俺は、そんな表情の敦美を確認した上で、迫り出した陰部の動きに神経を集中した。涙を蓄えたような敦美の陰部は、今にも雫を会陰に向かって滴り落とす寸前だった。しかし、その雫の原泉をあらためて凝視する俺の目は、雫のすべてが、尿道ではなく、膣口から湧き出ていることを確認した。「ねぇ、私の潮 [続きを読む]
  • あぶない女 45
  • 第45章「イク、イク、イクからね!」敦美は外れてしまった俺の指の存在などすっかり忘れて、憑き物に呪われたように、己のオ×ンコに熱中した。激しいオーガズムに至ることが目的なのだろうが、どこか神がかって、神聖な行事の一環にも思えた。敦美の両の指が大陰唇を押しひろげ、尿道口と膣口を際立たせた。そのメリハリの効いた女の部分は、充分な照明と窓からの採光に、そのすべてを晒し、怪しく蠢いていた。傍の人間が目撃す [続きを読む]
  • あぶない女 44
  • 第44章二方向に展開する大型の窓には、無論レースのカーテンも視界を塞ぐカーテンもあった。しかし、今さら、行為を中座して、カーテンを閉めに行く気はなかった。昼下がりのホテルの一室の男女の営みを目撃出来た人物は、単にラッキーな光景に出くわしただけだった。いや、場合によると、不快な光景に映る人いるだろうから、アンラッキーかもしれない。女のヴァギナに挿しこまれた俺の指は、敦美の指なのか、腕の一部なのか判ら [続きを読む]
  • あぶない女 43
  • 第43章敦美の言わんとする要点を理解しようと思ったが、指先から受け取る感覚は、考えるものではなく、感じるものだったので、その交通整理は容易ではなかった。「このままアイツと会わなければ、私は、薬を口に出来ないわけでしょう。禁断症状が出るほど重症なのかどうか判らないけど、それ程酷くない気がするの……。貴方は、どう思う?」「どうかな、覚せい剤の軽度の禁断症状ってのが、どんなものか良く判らないからね」「そ [続きを読む]
  • あぶない女 42
  • 第42章敦美は、快感ポイントを俺に知らせる仕事は放棄していた。そして、特に、強い性的刺激を求めている風でもなかった。幾分間延びした時間が最適だと言っているようだった。考えてみれば、当然かもしれない。敦美は、家出をしてきたばかりの人妻だ。性欲以前の問題に興味が集中しているのが当然だった。逆に、今後の身の上の心配よりも、一時の肉体的心地よさに身を委ねる余裕がある敦美と云う女は、やはり薬の影響を受けてい [続きを読む]
  • あぶない女 41
  • 第41章部屋は、二方向の窓が大きく開口されていたので、明るかった。遠くの超高層ビルの窓から望遠鏡で覗けば、ふたりの行為はまる見えだろうが、委細構わなかった。見たい奴がいたら、どうぞ覗き込んでマスターベーションでもしたら良い。OLが覗いたら、股間に手を伸ばすのも許してやろう。俺の身体は、鑑賞に堪えられないだろうが、敦美の女体は、観客を魅了するだけのものがあった。余程のもの好きでなければ、男の体を凝視す [続きを読む]
  • あぶない女 40
  • ーご挨拶ーいつもご愛読頂き、心から感謝いたしております。この度、思い切って楽天koboから 『結衣との関係』を出版させていただきました。ブログで一時連載掲載していた同作品を大幅に加筆修正の上、出稿しました。初出版のご祝儀?そんな優しいお気持ちの読者さまがいらっしゃるかどうか分らないのですけど、チョッとだけ、本の宣伝させていただいてます。以下の表紙画像を して頂ければ、鮎川かりんの本の販売ページが [続きを読む]
  • あぶない女 39
  • 第39章メールの意味を敦美が理解出来るかどうか、自信はなかったが、ここから先は、その能力を信じるしかなかった。幾分、誠実さを欠いた妥協という部分は残ったが、ほぼ他人に近い人間としての誠実さの限界だろう。これ以上、俺に何が出来るというのだ……。目が覚めたのは、昼近かった。俺は慌ててパソコンを開いた。どこか、後ろめたさを抱えた俺の目に、はじけた文面のメールが飛び込んできた。“ヤッホー!家出してきたよ。 [続きを読む]
  • あぶない女 38
  • 第38章“明後日ですね。分かりました。今にでも逃げ出したい気持ちですけど、我慢します。もう、薬は飲んでいません。だから、少し鬱っぽくなっていますけど、嫌いにならないで下さい。ちなみに、アイツには、させていません”敦美という女は、いつ寝ているのか頭をひねる速さで返事を返してきた。書き順は支離滅裂だが、言おうとしている要点は伝わるメールだった。こうなると、敦美の、手の平を返したような態度が気になった。 [続きを読む]
  • あぶない女 37
  • 第37章かなりの長文だから、レスポンスは夜が明けてからだろうと、パソコンを閉じて、読みかけの本を開いた。推理小説のイントロ部分を読みながら、ストーリーの展開が見えていた。読む時間が無駄な小説かもしれないと思いながら、ページをパラパラと捲った。やはり、名前を聞いたことがない作家の作品はこんなものだろうと落胆しながら、ページを飛ばした。ある同人誌に頼まれて、”隠れた作家発掘”と云うコーナーと云う連載に [続きを読む]