宇佐川ゆかり さん プロフィール

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宇佐川ゆかりさん: 迷宮金魚
ハンドル名宇佐川ゆかり さん
ブログタイトル迷宮金魚
ブログURLhttp://goldfishlabyrinth.blog.fc2.com/
サイト紹介文TL・乙女系作家宇佐川ゆかりのブログ。作品掲載中
自由文駆け出しのTL・乙女系作家です。
ブログでは書籍情報や既刊の番外編・短編等の作品を公開中です。

最新刊「お忍び陛下の専属侍女」(マリーローズ文庫)
9月25日発売予定「さらわれ令嬢と秘密の指輪」(エバープリンセス)
電子書籍は不定期に配信中。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供53回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2014/09/13 16:18

宇佐川ゆかり さんのブログ記事

  • 「熱愛皇帝の甘い鎖」にお問い合わせくださった方へ
  • メールでお返事させていただいたのですが、ひょっとして見えないかも…ということで、こちらでも書いておきます。編集部に問い合わせたところ、一度は配信されたものの、iBooks側のレギュレーションにより配信停止になったのではないかとのことでした。こういうケースの場合、もう一度配信される可能性は低いみたいなので、ほかのサイトを見たほうが早いかもしれません。また、詳しく状況を知りたいということでしたら、直接iBooks [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛(11)
  •  ヴィオレッタと共にアントリム王国に入ってから三日の後――。盛大に華やかに結婚式が執り行われた。  二人の王子が、同時に妃を迎えるというめでたい事態に、アントリム国民達は多いに盛り上がっている。「ヴィオレッタ様、今日もとてもお綺麗ですね」「あら、あなたも素敵――でも、今日からはお義姉様って呼んでもらった方がいいのかしら」 二人のドレスはそれぞれ共通点を持ちながらも、細部で少々違いがある。どちらのド [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛(10)
  •  ――まだ、正式な婚儀は終えていない。それなのにいいのだろうか。  慎みとか、恥じらい、とか。そういった類の言葉が頭の中を駆け巡る。 「どうかしたか」 国境まで迎えに来てくれたエドウィンとクリストハルトは、ヴィオレッタとルチアをそのまま馬車に戻したりしなかった。  なぜかあっという間にもう一台の馬車が用意されて、エドウィンとヴィオレッタ、クリストハルトとルチア――と、別れて乗せられてしまう。 (… [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛 (9)
  •  あの日から半年が過ぎた。今日、嫁いでいくヴィオレッタにしたがって、ルチアもあの国に戻ることになっている。恐れ多いことに、エドウィンとヴィオレッタの婚儀と同じ日にクリストハルトとルチアの婚儀も行われることが決められた。 クリストハルトからの手紙には、「何度も貴族を集めるのは面倒だから一度ですませる」とだけ書かれてたけれど、その後には、「早くルチアに会いたい」とも書かれてたから――たぶん、きっと、そ [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛 (8)
  •  襲撃の後始末を終え、一番近い街まで移動して改めてその町の長の家に落ち着いた時には、日は完全に沈んでいた。  クリストハルトは事前に完全に手配していたらしく、長の妻と娘がヴィオレッタとルチアに手を貸してくれる。彼女達の手を借り、汚れた身体を洗って衣服を改めた時には、二人とも落ち着きを取り戻していた。「あなたも大変だったわね」「いえ、私は……たいしたことはしていませんから。さあ、ヴィオレッタ様、鏡の [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛 (7)
  • 「ヴィオレッタ様、ご無事ですか?」 がたがた揺れる馬車の中、ルチアはヴィオレッタに声をかける。「だ……大丈夫だけれど……いったい、何が」 青ざめたヴィオレッタは、必死に手すりに掴まって顔を強ばらせている。ルチアも、手すりにしがみついた。「だ……誰か……!」 あげかけた声を、ルチアは慌てて閉じた。うかつに口を開いたら、舌を噛んでしまいそうだ。だが、周囲に聞くまでもなく、周囲がますます騒がしくなってく [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛 (6)
  •  こうして、ヴィオレッタとルチアが帰国する日がやってきた。  クリストハルトの使者が先行して父に手紙を届けているはずだから、屋敷に帰り着く頃には父も承諾の手紙を書き終えていることだろう。  父の返事がアントリム国王の手に届いた時、縁談が正式に成立することになる。 出立の準備を進めているルチアを呼び止めたクリストハルトは、ルチアを並んだ馬車の間に引っ張り込んだ。ここからは、他の人達からは見えることが [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛 (5)
  •  あれ以来、クリストハルトの様子がますます変化した気がする。ルチアは自分の指先をじっと見つめた。  求婚してくれたあの時、クリストハルトはルチアの指先にキスをした。まだ、指先に甘い痺れが残っているみたいだ。「失礼ですが、トゥラーティ侯爵のご令嬢ですか?」「はい、そうですが……」 一週間後には、クレディナ王国に戻ることになっている。まだ正式に発表されたわけではないけれどエドウィンとヴィオレッタの縁談 [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛 (4)
  •  従姉妹との縁談が具体的になり始め、クリストハルトがクレディナ王国を訪問したのは今から一年前のことだった。「……エドウィン様でお願いできない?」「話が早いな」 久しぶりに会ったヴィオレッタは、口の堅い侍女以外は人払いした部屋で単刀直入に切り出した。「クレディナ王国の王位継承権が欲しいと言うのなら、無理も言えないのだけれど」「ヴィオレッタの上に三人も兄上がいるだろうが。それに、隣国の王位が欲しいとも [続きを読む]
  • 侍女の困惑 王子の寵愛 (3)
  •  幸いなことに、ルチアに大きな怪我はなかった。押し倒され、首を絞められた跡は残っているが、それも襟の高いドレスを着用すればなんとかごまかせる範囲だ。 「ルチア――よかった。ここにいたのか」「殿下……何か、ご用ですか?」「俺の側を離れないようにと言っただろう」 それは、昨夜だけのことかと思っていた。一瞬にして、昨夜額に落とされたキスを思いだし、耳まで熱くなる。 そんなルチアを気にした様子もなく、クリ [続きを読む]