そよかぜ さん プロフィール

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そよかぜさん: そよ風のなかで Part2
ハンドル名そよかぜ さん
ブログタイトルそよ風のなかで Part2
ブログURLhttp://soyokaze2jp.blogspot.jp/
サイト紹介文自宅(大阪府堺市)を中心とした身近な所での、花・虫・鳥などとの出会いの記録です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供236回 / 365日(平均4.5回/週) - 参加 2014/09/16 09:04

そよかぜ さんのブログ記事

  • トサカホウオウゴケの雄株
  •  トサカホウオウゴケ Fissidens dubius は雌雄異株ですが、雄株は雌株の上で育つと聞き、雄株を探してみました。 下の写真は上のトサカゴケの赤い四角で囲った部分の拡大です。 上の写真の左右2ヶ所で伸び出した芽のようなもの (以下、左のものをa、右のものをbとします) がありますが、aとbは様子が異なるように思いました。 aは比較的太い茎があり、そこに小さな葉がついています。 bは上の写真では半分腹翼に隠れて [続きを読む]
  • 私の顕微鏡写真撮影方法
  •  最近はこのブログでも顕微鏡で撮影したコケの写真をよく載せています。 観察会などでその撮影方法について質問されたりもしますので、私の方法について載せておきます。 といってもたいしたことをしているわけでもなく、顕微鏡の上にコンデジを載せているだけですが・・・(いわゆる「コリメート法」です)。 もちろん高画質の顕微鏡写真を撮るにはよくクリーニングされた解像度の良い顕微鏡レンズや調光可能なLED光源と高性 [続きを読む]
  • ゼニゴケの精子はどのようにして卵細胞にたどりつくのか その2
  • ② 雌器托柄 前回の①では雌株の葉状体での精子の移動を考察しましたが、②では精子が卵細胞にたどり着くためには登らねばならない雌器托柄のつくりについて書くことにします。 上は雌器托が立ち上がっている際を狙って葉状体の断面を作ったものです。 前回、葉状体の腹面には有紋仮根の束が走っていることを書きました。 有紋仮根の束だと確認できるのは顕微鏡レベルなので、上の写真では確認は無理ですが、その束がそのまま [続きを読む]
  • ゼニゴケの精子はどのようにして卵細胞にたどりつくのか その1
  •  ゼニゴケ Marchantia polymorpha は雌雄異株です。 雨などで雄器床の表面に出てきたゼニゴケの精子(こちら)は、雄器床に雨粒などが当たると撥ね飛ばされ、散らばります。 この精子はどのようにして卵細胞にたどりつくことができるのでしょうか。 卵細胞のある造卵器は雌器床の下に守られるように垂れ下がっていて、造卵器の入口は下を向いています(こちら)。 精子が撥ね飛ばされて造卵器の入口にくっつくなどはほとんど不可 [続きを読む]
  • マンサクの花
  •  一説には「まず咲く」「まんずさく」が東北地方で訛ったものともいわれる早春の花マンサク Hamamelis japonica の花です。 長い花弁に目を奪われがちなこの花のつくりを、もう少しじっくり見てみることにしました。 花弁は細く軟らかですが、赤褐色のガクは丈夫であるうえに花柄は短く互いに寄り集まっていてがっしりとしています。 一見たよりなさげに見える花が、まだ気温が低くて活動する虫も少なく、温かい日にしか来てく [続きを読む]
  • ナガシタバヨウジョウゴケのスチルス
  •  上はナガシタバヨウジョウゴケ Cololejeunea raduliloba です。 上は腹面から仮根の出はじめているところを撮ったものです。 クサリゴケ科のなかで、ヒメクサリゴケ属( Cololejeunea )には複葉がありません。 ナガシタバヨウジョウゴケは以前にも載せていますが(こちら)、今回はスチルス(stylus)を観察してみました。 スチルスとは苔類の腹片の基部についている糸状のもので、柱状細胞ともいわれています。 上は腹片が分 [続きを読む]
  • ミヤマハイゴケ
  •  岩から垂れ下がるコケ、悪い撮影条件下での写真でかなりブレていますが、ミヤマハイゴケ Eurohypnum leptothallum です。 茎は不規則に分枝しています。 もう少し拡大して・・・ 湿ると上のように葉は開いていますが・・・ 乾くと上のように葉は枝に接します。 葉の長さは 1.3mm前後です。 葉は卵形で凹み、葉先は急に細くなり、鋭頭です。 中肋は短い2本ですが、葉によっては分からないものもありました。 葉縁上部に [続きを読む]
  • ツクシツボミゴケ
  •  種名が分からず、2015年3月26日に「ツボミゴケ科の一種」として記事にしたコケ(こちら)を、いろいろ教えていただきながら再度採集し、調べた結果は、どうやらツクシツボミゴケ Jungermannia truncata のようです。 上は2月22日の撮影で、残っていた数少ない蒴です。 ほとんどの胞子体は蒴柄のみが目立っていました。 2015年の記録も併せると、1月下旬の胞子体はほとんど蒴柄を伸ばしておらず、上の写真のような蒴が多く見 [続きを読む]
  • フクジュソウ
  •  上は自宅の庭に咲くフクジュソウ Adonis ramosa です。 もう20年以上も前に正月の寄せ植えにあった1株を植えたものですが、半日陰の場所で徒長気味で、肥料も全く与えていないのですが、徐々に増え、今年は4輪の花が咲きました。 フクジュソウもスプリングエフェメラルの一種。 この花を見ると春を感じます。 フクジュソウの花を見ていると、開いていたり閉じていたり。 直射日光が当たっていると開いているようなので、 [続きを読む]
  • アブラゴケの胞子体
  •  蒴のついたアブラゴケの写真を集めてみました。2015.10.30. 堺市南区豊田2016.11.30. 堺自然ふれあいの森2017.2.22. 堺自然ふれあいの森2015.11.11. 六甲山 日付けを見ると、アブラゴケの蒴は春(2月頃)と秋(11月頃)に目立っているようですが、2月頃の蒴は秋にできるはずのものが冬の寒さで遅れたのか、受精の時期が2度あるのか、どちらでしょうね。◎ アブラゴケの葉の様子や無性芽などはこちらに載せています。 [続きを読む]
  • ケチャタテの一種
  •  ヤツデの葉の裏にいたケチャタテの一種です。 体長は、きっちり測定できていないのですが、4mmほどです。 体色が黄色系のケチャタテはこれまで何度か載せていて、いちばんよく似ているのはこちらですが、やはり別種のように思います。(2017.2.3. 錦織公園) [続きを読む]
  • クサシギ
  •  上はクサシギ Tringa ochropus です。 遠くて暗い所にいるのを無理して撮って大トリミングしていますので、画質は荒く、ブレていますが・・・。 イソシギに似ていますが、① 体の下面の白が肩の部分に食い込んでいませんし、② 翼と尾がほぼ同じ長さです。 クサシギは、春と秋の渡りの時期には旅鳥として全国的に渡来しますが、関東以南では冬鳥として越冬します。 写真のクサシギは、時期からしても、越冬中の個体でしょう [続きを読む]
  • ゼニゴケの気室
  •  ゼニゴケ Marchantia polymorpha については、これまで有性生殖や無性芽などについて書いてきましたが、葉状体に関してはあまり書いてきませんでした。 そこで今回は、葉状体の断面を作り、特に気室を中心に観察してみました。 葉状体は層状構造を成しており、背面側には葉緑体を多く持った細胞からなる表皮組織があり、その下に葉緑体をほとんど含まない柔組織からなる分厚い髄質があります。 髄質は主に貯蔵組織として機能 [続きを読む]
  • クロアオヤスデゴケ
  •  写真は岩上に育っていたクロアオヤスデゴケ Frullania pedicellata です。 岩にへばりついてカメラを持った腕を伸ばし、ピントはカメラに任せてどうにか撮った写真で、やはり少しブレてしまいました・・・。 和名は色を表しているといえども、色は生育条件によって変化しますし、ヤスデゴケ属の種数は多く、上の写真のような背面からの写真だけでは、同定は難しいでしょう。 上は腹面から撮った顕微鏡写真で、背片と腹片の関 [続きを読む]
  • コバノイトゴケ
  •  樹幹に模様を描く2種類の細長いコケ、太い方はフルノコゴケですが、細い方は・・・ 乾いた状態では葉は枝に密着しています。 この状態での枝の幅は葉を含めて 0.1〜0.2mmほどです。(スケールの数字の単位はmmです。) 水をかけると瞬時に上のように葉を開きます。 葉の長さは 0.5mm前後です。 これらを見ると、サイズは少し小さいですが、以前載せたイワイトゴケによく似ています。 しかし・・・ 葉はイワイトゴケのよう [続きを読む]
  • ヤドリノミゾウムシ
  •  ケヤキの樹皮の裏で越冬していたヤドリノミゾウムシ Rhynchaenus (Orchestes) hustachei です。 体長は 3.5mmでした。 これまで何度も見ているのですが、体色の変異の大きいアカアシノミゾウムシ R. sanguinipes の1つの色のタイプだろうと思っていて、ブログには初登場となります。 上の写真で左上はヤドリノミゾウムシですが、右下の白いものが何なのか、気になりますが見当もつきません。(2017.2.3. 富田林市 錦織公園) [続きを読む]
  • キアシヒラタヌカカのオス?
  •  写真はヌカカ科Atrichopogon属の一種の、触角から見てオスでしょう。 ヤツデの葉の裏で越冬していました。 体長は 1.9mmでした。 前にこちらに載せたものは、触角は異なりますが、体色や翅脈、それに毛の配列もよく似ていて、このメスかもしれません。 おちゃたてむしさんのこちらに載せられている交尾中のものともよく似ていて、この記事にKKさんは Atrichopogon insularis(キアシヒラタヌカカ)の可能性が高いとコメン [続きを読む]
  • 雪のヒロハツヤゴケ
  •  斜めになった樹幹に積もる雪の間からヒロハツヤゴケが胞子体を出していました。 この程度の湿り気がちょうど良いのでしょうか、蒴歯がきれいに開いています。(2017.1.24. 堺自然ふれあいの森)◎ ヒロハツヤゴケの蒴歯の顕微鏡写真などはこちらに載せています。 [続きを読む]
  • クリオオアブラムシの越冬卵
  •  コナラの幹にびっしりついていた黒い楕円形の物体、幹にしっかり張り付いていて、取ろうとすると壊れて手に紫色の汁がつくのみでした。 手を思い切り伸ばしてやっとカメラが届くほどの高い位置ということもあって、写真の出来も良くありませんが、どう撮っても黒は黒、体表についているゴミはきれいに撮れても眼も脚も無く、分かり易く撮りようもありません。 何だろうと最初は悩みましたが、どうやらクリオオアブラムシ Lachn [続きを読む]
  • 帽の取れたばかりのヒジキゴケ
  •  第六十次式年造替を終えたばかりの春日大社、社殿が美しくなった一方で、燈籠のコケは由緒ある歴史を伝えてくれています。 燈籠には様々なコケが育っていましたが、ヒジキゴケ Hedwigia ciliata もたくさんありました。 上の写真のヒジキゴケ、先端の褐色の部分が気になって、ほんの少しいただいて帰りました。 拡大してみると、褐色のものはどうやら蒴の帽のようです。 ヒジキゴケの蒴は苞葉の間に沈生し、上の写真では壺は [続きを読む]
  • 銀色のギンゴケ
  •  擬木の上で、上のようなまっ白なコケをみつけました。 上のように背景を黒くすると、一層白さが引き立ちます。 白いコケで真っ先に思い浮かぶのはシモフリゴケですが、みつけたのは奈良市の標高170mほどの場所で、高山に生えるシモフリゴケがあるはずもありません。 持ち帰って葉を調べると・・・ 見覚えのあるギンゴケ Bryum argenteum の葉でした。 葉の基部には葉緑体がありますが、この部分はその上を覆う葉によって隠 [続きを読む]