バビロン東長崎 さん プロフィール

  •  
バビロン東長崎さん: 意味をあたえる
ハンドル名バビロン東長崎 さん
ブログタイトル意味をあたえる
ブログURLhttp://fktack.hatenablog.jp/
サイト紹介文文章としかいいようがない
自由文昼寝をしていたら、となりの家の布団をたたく音が聞こえ、それがどちら側のとなりなのかわからず、下手をしたら自分の家のベランダで叩いているようにも聞こえた。布団をたたく音について文字にするといかにも国語の先生が喜びそうだ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供234回 / 203日(平均8.1回/週) - 参加 2014/09/21 16:21

バビロン東長崎 さんのブログ記事

  • ダリのような叔母
  • 叔母の通夜に向かう電車の中で向かいに座った女がスマホと対面していたので私はスマホの裏側を見たらそこにダリの写真が貼ってあった。写真自体はプリクラくらいのサイズでそこにおさまりきらないダリの顔が目鼻くらいでおさまっていた。白目をひんむいたダリの顔がいかにもダリらしいなと思ったが私はダリにはぜんぜん詳しくなかった。ダリの裏をいじくり回す女は極彩色の柄のシャツを着ていかにも美大ですアピールがすごかったが [続きを読む]
  • 叔母
  • 叔母が先週死にこれから通夜へ行く電車の中で書いている。叔母はもう90歳を越えていて正確には大叔母だった。ちょうどプルースト「失われた時をもとめて」を読んでいて大叔父のことを叔父と呼んでいたから倣った。じっさい「おばさん」と呼んでいたが。私は少年時代落とし穴を掘ることに執心していた時期があり庭の畑に穴を掘ったりして家族がそこへ落ちることを期待したが誰も落ちなかった。私はがっかりしてやがて飽きてしまいカ [続きを読む]
  • カレー臭
  • 蒸し暑い中ひたすら倉庫で作業をしていたら不意に自分の身体・または衣服からカブトムシの臭いがした。具体的に言うとカブトムシの足の付け根のような臭いだ。私はカブトムシにはあまり詳しくないが背中の固いぶぶんというのは素材的に無臭な気がし臭うのはやはり裏側の栗の渋皮のような細かい毛の生えたぶぶんだと思う。毛は腹や顔にも生えているが脚の付近のそれはは動きによってしょっちゅう寝たり起きたりするから様々な空気を [続きを読む]
  • 趣味読書でいいじゃないか
  • この前町田康の康が「こう」なのか「やすし」なのかわからなくて調べたという記事を書いたが調べたときに町田康の読書にまつわるインタビューの記事があって読んだら割と本をもりもり読んでいるようで仔細は忘れたが「寝るまで読んで読み終わらなかったら起きてから読む」みたいな答え方をされていて私もそれにならって寝ても覚めても読書みたいなことをしたくなった。今は宇宙の本を読んでいてそれを熱心に読んだらやがて読み終わ [続きを読む]
  • わり算ができなくなった
  • 子供の算数を見ていたらわり算で「ある数をいくつで割ったら答えがいくつで余りがいくつになった。ある数とは?」みたいな問題があって子供ができないのでこの子は算数がな苦手なんだと思った。私は「最初に余りを引け。そしてかけろ。逆の符号が基本」と教えたあとに答えを見たら余りは足すものでしかも足すのは最後だった。私は子供のころは算数が得意だったから愕然としてしまった。ひょっとしたら私が子供のころ見た足利尊氏の [続きを読む]
  • 町田康
  • 町田康という小説家を知っているがまともに小説は読んだことはない。図書館で「告白」をぱらぱらめくった程度だ。以前は町田町蔵と名乗っていたことも知っていてそれは吉本ばななの著書に出てきたから知った。保坂和志と一緒に文学賞の新人賞とかやっているから顔も知っている。すっかりお馴染みなのに著書は知らない。人さえ知れば何冊か読んだことと同じことと思っているのだ。たまたま職場で町田康の話になって同僚は「まちだや [続きを読む]
  • 早く着きたいのではなく止まらず着きたい
  • 車通勤である。通勤路は大まかに3本くらいあって気分や用事によって使い分けているが期分のほうが多い。だいたいどれもかかる時間は同じである。途中に橋があり橋というのは渡らなければぜったいにその向こうへ行けることがないのでコースがかぎられてしまう。最初に大まかに3本と書いたが渡る橋は2本のどちらかだ。橋を渡る必要がなければもっとバリエーションを増やせるだろう。たまに違う道を通ると新鮮である。今の仕事はもう7 [続きを読む]
  • ニュアンス
  • 複数人で仕事をしているとニュアンスがまったく伝わらないということに気づいた。ことに私の職場はロボットのような人ばかりだから私が曖昧な指示をするとあり得ないような動きをする。コンピュータープログラムが人間とコミュニケーションをとっているようでその実こちらが文法を誤ると人間離れした動きを見せあ然とするのと同じである。むろんコンピューターではないから無限ループに陥ることはないがこっちが「そういうことじゃ [続きを読む]
  • 重い物を持ち上げた
  • 昨日は午後になってから畳のカバーを取り替えた。午前は昨日のブログに書いたとおり午前というか昼から午後にかけてだった。昨日は割とフル回転した一日だった。妻が「今日が長い」と言った。ラーメンを食った帰り道に「スタバに寄ろう」と言われたときはもう駄目かと思った。そのままずるずる休日が終わるんじゃないかと冷や冷やした。トランクには畳カバーが積まれたままで車内はい草くさかった。嫌いなにおいではないが車の中で [続きを読む]
  • ゴージャス
  • 休みだったので10時半まで寝ていた。一度5時半に起きて子供の支度を手伝った後に寝たから二度寝であった。妻に起こされるまで一割くらいは意識を残したような極めて集中を要する眠りに没頭していた。私は二度寝をすると金縛りの夢を見るから二度寝をおそれているのである。しかし朝は肌寒いし眠いから寝た。外から定期的に金属音が鳴っていて夢か区別がつかないが現実だった。その音について私は叔父の整備工場にある車を持ち上げ [続きを読む]
  • ほんわか日曜日
  • TSUTAYAで織田家家臣団の本を読んだ。今読んでいる本が読み終わったら読んでも良いと思った。昨日仕事終わりに同僚と別の同僚の悪口を言っていて私は隠し玉として「あの人営業のナカノが異動になるとき3000円のQUOカード渡したらしいよ」と話したら周りは「まじかー」となった。ここだけ単独で読んでもなにが「まじかー」なのか分かりづらいがあるいはナカノが女ならなんか未練たらたらみたいで面白いがナカノは男だ。補足するとナ [続きを読む]
  • 小説的(3)
  • 小説的 - 意味をあたえる小説的(2) - 意味をあたえる私がなんでこの文章を「小説的」というタイトルにしたかということについてなかなか触れる機会がない。タイトルというのは砂漠の蜃気楼のようなものですぐ近くにあるようなかんじがするが一向にたどり着く気配がない。書かずに済めば良いと思っている節もある。笹田の犬の話は確実にタイトルにつながる話だと思ったが書き終わったあとにブロガーのoさんが自分の犬のことを思い [続きを読む]
  • 小説的(2)
  • 笹田に対し私は「そういうことなら早く帰ってあげてください」と最大限相手の後ろめたさがな軽くなるよう言葉選びに努力した。私は実際の犬を飼ったことがないからこんなときどこまで気の毒がればいいのかわからなかった。なんせ人間だって他人の家族が危篤でもなんでもないのだから他人の飼っている犬なんて毛ほどの動揺も起きない。もしかしたら「犬の生き死にで退社するとはけしからん」と反応するのが正解かもしれない。昔はそ [続きを読む]
  • 小説的
  • 嘱託の笹田が犬の具合が悪いから帰りたいと言う。最近飼い始めたと聞いていた。それが去勢の手術で合併症を起こしたらしい。今の犬は雄も雌も去勢をすると笹田が言った。だから笹田の犬が雄なのか雌なのかわからなかった。言ったのかもしれないが聞き逃した。笹田は普段から早口でしゃべるから聞き取りづらいのだ。声も大きい。私は会議が終わったところだったのでなお耳が遠くなっていた。テレビ会議でテレビの接続がうまくいかな [続きを読む]
  • 相変わらず相対性理論
  • ハタチくらいから相対性理論丸わかりみたいな本を複数読んでいる。特殊相対性理論はなんとなくイメージがつかめたが一般のほうがまだまだである。そもそも教えるほうも苦戦しているような印象である。というのが特殊のほうの説明にかんしてはほとんどの本で「光の○パーセントの速さで進む列車」というのが登場しその中で真上に光を放って天井に鏡を置き再び戻ってきたら一秒とするみたいな比喩がたびたび登場するからである。速度 [続きを読む]
  • ぐでたまは死を超越している
  • ぐでたまというキャラクターがいるが朝からあんなとろんとしたしゃべりを聞かされて不愉快だ。別の放送局でも紙を切り抜いたみたいなウサギとリスのやり取りも本当にうすっぺらくてイラっとする。妙にへらへらしているウサギが私の神経を逆なでする。昔読んだ「マジカルたるるーとくん」という漫画で主人公の父親が厳格な人で夕飯を食べながらテレビを見ていたときに恋愛の男女が「君の瞳の中にぼくがいる」みたいな言葉を吐いてす [続きを読む]
  • 趣味のプログラム
  • 昔にマイクロソフトのアクセスで顧客管理のソフトを作ってからプログラムが好きだ。プログラムといってもそのころはせいぜい珍妙なクエリを組んでそれがプログラムだと思っていた。引き落としのデータをデータベースに取り込んで再引き落としのデータを何ヶ月分か吐き出すとかそういうのを考えるのは楽しかった。ITの波の全くおよばない職場でありさらに顧客の言いたい放題のサンドバッグの状態で例えばAさんは料金を1ヶ月遅れで [続きを読む]
  • どうぶつくん
  • さかなくんというのがいるのだからどうぶつくんというのがいても良い気がした。テレビをつけたらライオンが出ていた。ライオンがキリンの尻にかぶりついたがうまくいかずに足蹴にされていた。雨期で草食動物が広範囲に散ってしまい少々分が悪い相手でも襲わなければならなかった。雨が多いとそこらじゅうに草が生えて草食がいろんなところに行ってしまうのである。二歳の甥がライオンだのキリンだの大騒ぎする。獲得したばかりの語 [続きを読む]
  • カラス
  • 昨日カラスを踏んづけてしまった。車で踏んづけてしまった。ずいぶん間抜けなカラスもいたものだ。カラスは餌に夢中で飛び立つことも忘れていた。ひょこひょこと私の前に飛び出しそこは国道だったので私もそれなりにスピードを出していた。直前のコンビニで用を足し気分爽快なところであった。モンスターエナジーを飲みながらしかしもう会社の近くまで来ていたから残りは会社のデスクで飲もうと思った。仕事しながらエナジードリン [続きを読む]
  • 雷こわい
  • 会社を出るなり稲妻が前方に落ちたので驚いた。とっさにクレイジージャーニーの雷ハンターの人のことを思い出した。雷ハンターは北関東を拠点に雷の写真を撮り歩いている男だ。私は彼の考えや行動にはあまり刺激を受けなかったが彼そのものは好きだ。乗っている車がまずいい。何という車種か忘れたが国産車である。天井の高い「アラレちゃん」に出てきそうな車である。予報が出ると夕方から夜までひたすら雷スポットを移動しながら [続きを読む]
  • 夏至近し
  • 明るい夕暮れに書いている。今が六時半だと言われても疑わないが五時半である。階下から家族の笑い声が聞こえる。どこかの録画番組を見ているのだろう。今日は父も母も休みであった。父とは私である。母は川越をぶらぶらし父は娘の学校へ行った。校門から校舎まで歩くとわきの下に汗をかいた。夏至が近いのである。例えば自分が家族を持った場合に引き続き差別感情を抱かずに済ますことは難しいという記事を読んだ。取り上げられて [続きを読む]
  • 志賀直哉「佐々木の場合」
  • 最近日本の文学をちょこちょこ読む少し前に川端康成を読んでこの前は太宰で昨日は志賀直哉を読んだ。ここまでくれば文学と呼んでいいだろう。ぜんぶ短編である。どれも大して心に残らずスナック菓子を食べているようである。気楽である。川端は伊豆の踊り子太宰はトカトントンが読みたくて読んだが志賀はこれといってないからとりあえず最初の「佐々木の場合」を読んだ。「佐々木の場合」は一言でいうと女児が焼かれる小説である。 [続きを読む]
  • めまい
  • 今年くらいから毎あさ子供を駅に送るようになり私は駅に詳しくなった。子供のころから知っている駅だったが四五年前に建て替えられ小ぎれいになった。以前はロータリーもなくタクシーが道にまではみ出ていてすぐそばに果物屋があった。果物屋のそばには公衆便所があり公衆便所は「さわやかさん」という名前だった。あのときのタクシードライバーはもうほとんど死んでしまったのではないか。ケンタッキーがあり薬局がありそば屋があ [続きを読む]
  • 伯父は文字だ
  • 二歳の甥がお菓子やチョコばかりでご飯を食べないので「なにを食べさせて良いのかわからない」と嘆いている。私にも子供が2人いるがもう小学生なのでなにを食べさせていたか忘れてしまった。過ぎ去ったことなので大したことことのないように思えるしそのような悩みが微笑ましくも見えるが錯覚である。一方で回転寿司屋でおいなりさんやハンバーグを勧めても箸すらつけずチョコレートケーキの表層のチョコばかりほじくっているのを [続きを読む]
  • 私の生きてきた
  • もしかしたら昨日の続きのような話になってしまうが私が十代のころはちょうど1990年代と重なりそのころは盛んに「心の豊かさが」と言われた。物質的な豊かさが増えるのと裏腹に心が貧しくなったと言うのだ。あと「お金よりも大切なものがある」と盛んに言われた。大切なものはそのときの文脈で変わったが大体は命だった。フィクションで金に目がくらんで命を落とすというシチュエーションがよくあった。「そんなバカなことがあるも [続きを読む]