大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」 さん プロフィール

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大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」さん: 大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」
ハンドル名大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」 さん
ブログタイトル大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/goo1120_1948
サイト紹介文さすらいはアントニオーニの映画『さすらい』で、日乗は永井荷風の『断腸亭日乗』です。多くのジャンルをさ
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更新頻度(1年)情報提供195回 / 365日(平均3.7回/週) - 参加 2014/09/26 07:55

大衆文化評論家指田文夫の「さすらい日乗」 さんのブログ記事

  • 『霧笛が俺を呼んでいる』
  • 続いて芦川いづみシリーズ。1960年公開で、主演は赤木圭一郎、助演は葉山良二で、この頃は芦川との間を噂されていたが、本当だろう。横浜に貨物船が付き、赤木が下りてくる。貨物船なので、大さん橋ではなく山下ふ頭である。ちょうど山下ふ頭の一番手前の方ができた頃で、鈴江、日新、三井倉庫あたりができた頃で、画面の奥では建設が行われている。港の酒場に行き、赤木が親友の葉山のことを聞くと、女の天路圭子が近づいてき [続きを読む]
  • 『孤島の太陽』
  • 今回の日活特集でぜひ見たかった作品。芦川いづみの最後の作品なのだから。女性ファンが多いのが芦川いづみで、いつもは親爺ばかりのラピュタに伯母さんが多くて驚く。話は、高知県の孤島沖の島に赴任して活動した保健婦荒木初子の活躍を描くもの。主演は、芦川いづみではなく、テレビの朝ドラの『おはなはん』で大人気になった樫山文枝、ニセ医者で宇野重吉、フィラリアの調査で来る長崎大の教授で松下達夫、島の校長で嵯峨善兵な [続きを読む]
  • 『夜霧のブルース』
  • 逝ける映画人特集、野村孝と深江章喜で、『夜霧のブルース』 元はディク・ミネのヒット曲で、以前にも映画化されている。               横浜の荷役会社野上荷役社長の山茶花究に殺害の電話予告が入る。部下はいつもの垂水吾郎や深江章喜、柳瀬志郎など。そこでは、山茶花と対立する岡部企業の芦田伸介の会社も、港湾荷役作業で競っているが、労務者の取り合いから芦田の会社は苦境に追い込まれている。労務者と会 [続きを読む]
  • 斉藤由貴はなにを見たのか
  • 女優斉藤由貴の「不倫」が騒動になっているが、医者と一緒に見に行った映画館は、中区のシネマジャック&ベティらしい。 ここは、横浜でも数少なくなった名画座で、梶原支配人以下の若手が非常に頑張っている。私は、昔からよく見に行っていて、大映の勝新太郎や市川雷蔵の作品などは、ここでほとんど見た。今は、欧州の作品をよく上映し [続きを読む]
  • 朽木と言えば・・・
  • 台風5号が関西から北陸に抜けたようだ。大雨の地点として滋賀県朽木の名があったが、朽木と言えば、溝口健二の名作『雨月物語』である。これは、東洋的、やや中国的とも思えるエキゾシズムもあり、アメリカでも非常に評判になったようだ。ジャズのアート・ブレイキーの曲に『UGETSU』というのがあり、なんのことかと思うと溝口の『雨月物語』のことなのである。どこでブレイキーが『雨月物語』のことを知ったのかは、知らないが、 [続きを読む]
  • 岩瀬と米田は、どちらがすごいか
  • 中日の投手岩瀬仁紀が、一昨日に949試合登板で米田哲也の記録に並び、昨夜ついに抜いた。どちらが凄いかという話になるが、私はどちらも凄いと正直に思う。米田も、最後はかなり衰えていて、阪神時代には、まず別の投手が投げ、阪神がリードした4回から登板して5回終了で勝利投手になるといった時もあった。米田、梶本、金田、小山等の記録はその大半が完投なのだから凄いが、当時と今とでは打者のレベルが違う。それでも金田、米 [続きを読む]
  • 国語能力に問題あり 安倍晋三内閣
  • 安倍内閣が改造され、自ら「仕事人内閣」と言った。また、例によって「人づくり革命担当大臣」なる奇妙な大臣も新設された。仕事人とは、今までは仕事をしていなかったのかと思うが、それよりも仕事人のお仕事は必殺なので、一体誰を殺すのだろうか。            人づくり革命担当大臣と言い、安倍晋三君は、国語が苦手なのだろうか、言語的センスを疑ってしまう。横浜市にも変な局名を付けた市長がいたね、今はテレビ [続きを読む]
  • 『地獄の曲り角』
  • シネ・ヌーヴォの蔵原惟繕特集の『地獄の曲り角』は、サスペンス映画だった。設定は横浜らしいがホテルのボーイの葉山良二が、偶然手にした鍵の半分から起きる物語。ボーイの同僚は、大泉侃、柳瀬志郎、近藤宏などで、彼らはホテルの密会客の情報をヤクザの組長高品格に流して金を得ている。情報を聞くと高品らは、車で追跡し脅かすのである。こんな方法があったのかは不明だが、脚本家故笠原和夫さんは、大日向伝がやっていた銀座 [続きを読む]
  • フィルムは切れたが 『西鶴一代女』
  • 今回の横浜シネマリンの溝口健二特集は基本的にデジタルだが、『西鶴一代女』だけがフィルム上映だというので見に行く。京都のお公家さんの家に上がっていた女中のお春に、下級武士の三船敏郎が懸想して二人は隠れ家で捕まる。三船は打ち首、田中絹代は父の菅井一郎、母松浦築栄と共に都から追放になる。「こんな田舎住まいになったのも、お前の性!」となじる菅井。島原に太夫として上がると、人気となるが、田舎のお大尽柳永次郎 [続きを読む]
  • 『赤い殺意』
  • 映画館で見るのは、20年ぶりくらいで、やはり凄いと思った。だが、調べるとキネマ旬報ベストテンでは、なんと4位。1位は、『砂の女』、2位『怪談』、3位『香華』の次である。『砂の女』の実験性、『香華』の木下恵介の名声は仕方ないとしても、明らかに失敗作の『怪談』の2位はひどいと私は思う。話は、強盗の露口茂に強姦された主婦の春川ますみが、夫の西村晃に対して次第に太々しく、強くなっていくという今村昌平好みの女性の [続きを読む]
  • 昔の映画でシラケるのは
  • 私は、年がら年中昔の映画を見ているが、本当にいろんなことが感じられて面白い。ただ、残念なことにシラケるのは、主演女優の木綿のパンツが、デカパンのように大きくてぶかぶかしていることである。若尾文子などは、どうせ本人ではなく吹き替えなのだから、もっと小さなパンツにすればよいと思うが、いつもぶかぶかでがっかりする。1960年代で、小さなのだったのは、大映の渥美まりくらいだけだったと思う。そう考えると、時代の [続きを読む]
  • 日本映画で照明部が独立しているのは、スターのためである
  • 先週の横浜みなと映画祭でも、篠田正浩監督が言っていたが、世界の映画界では、照明はカメラマン(撮影監督)が担当して指示するもので、照明部が独立してあるのは日本だけなのである。歌舞伎の白塗りから来たのだと思うが、サイレント時代のスターはともかく白く見られることを望んだ。藤林甲という照明マンがいたが、彼は長谷川一夫の専属の照明であり、松竹から東宝、新東宝と長谷川について動き、最後は製作再開された日活に行 [続きを読む]
  • 安倍晋三とドナルド・トランプの共通点
  • 映画界には、「女優の選び方がひどい監督はダメ」との言葉がある。昨日の国会の閉会中審査を見ていても思うのは、「安倍晋三は女性の趣味が悪いな」ということだ。問題の稲田朋美をはじめ、丸川珠代、高市早苗など、不愉快な女ばかりだ。同様に、ドナルド・トランプの女性の趣味も非常に良くない。メラニア夫人は、どう見ても全身整形の身に違いない。さらに、もう一つ共通するのは、明らかに嘘とわかるウソを平然とつくことである [続きを読む]
  • マーティン・スコセッシは映画オタク
  • 昨日の篠田正浩のトークの中では、ニューヨークでマーティン・スコセッシの家に行ったことの話もあった。彼の寝室の壁には世界中の映画のポスターが貼ってあり、ベッドサイドには編集機まで置いてあったとのこと。彼は言ったそうだ。        「俺は映画『乾いた花』を篠田よりもよく知っている、なぜなら30回も見ているからだ!」彼の妻は、イザベラ・ロッセリーニだったが、さすがに離婚することになったそうだ。映画 [続きを読む]
  • 『しろばんば』
  • たしか太宰治の本に「子供の心は純粋だというのは嘘で、薄汚れたものだ」というのがあったが、私もそう思うので、こういう純情映画は好きではない。                        原作は井上靖で、舞台は伊豆湯ヶ島付近の農村、洪作(島村徹)は祖母北林谷栄と住んでいる。上の家と呼ぶ本家は、清水将雄が当主で、祖母は誰かわからなかったが調べると細川ちか子で、北林は先代の当主のお妾さんだったようだ。洪 [続きを読む]
  • 昔の映画雑誌は・・・
  • 今回、「早田雄二写真展」のシンポジウムやトークイベントに出るため、『映画ファン』を購入した。1954年の物だったが、読んでみると非常に面白かった。まず、表紙はカラーでスターの顔、大体は女優である。 そしてすぐはスターのグラビアページが続く、内部は新作映画の紹介が中心だが、今回の「写真展」でも1枚だけあったが、違う会社 [続きを読む]
  • 『七人の侍』の成立過程
  • 映画『生きる』が終わって、橋本忍は黒澤に呼ばれ、「今度は武士の一日を描き、普通のように登城し、そこで重大な失敗を犯して切腹する」というアイディアだったそうだ。江戸時代の武士は、地方公務員みたいなもので、その藩の財源の木材の江戸への搬出量の計算に間違いがあって大事件になるというものだったそうです。だが、江戸中期頃の普通の生活は、どういうものか不明だったので断念する。一番の問題は、一日は二食か三食か、 [続きを読む]
  • 渥美まりのファッション
  • 昨日、新宿で大映末期のスター渥美まりの3本の映画を見た。井上芳夫監督の『太陽は見た』が、大映には珍しい湘南の映画で、青春映画のような趣があって非常に良かった。これだけではないが、渥美というと、裸だけが注目されるが、着ているファッションも結構良いのではないかと思った。顔のメークのケバサだけが言われる渥美だが、ファッションも悪くないと思った。              誰が衣装を担当していたのだろうか [続きを読む]
  • 新珠三千代が意外だった
  • 昨日、横浜ニュースパークで始まった「早田雄二写真展」に行き、いろいろなタイプの写真があるので驚いた。          一番驚いたのは新珠三千代で、非常に妖艶な感じの姿を見せているのだ。彼女は、多分映画『人間の条件』の主人公梶の妻美千子で有名だろう。東 [続きを読む]
  • 『七人の侍』のコーラス
  • 先日の高校のクラス会では、映画についての話もあった。それは旧姓橋本さんと言う方からで、『七人の侍』の時、学校に黒澤明が来て、選ばれて撮影所に行ったというのだ。ただ、出演ではなく、コーラスだったというのだ。 黒澤監督は、「昔の日本人的な少女がほしい」とのことで、彼女は色白面長なの日本的な顔だったので、世田谷の学校から選ばれたのだそうだ。ただ、『七 [続きを読む]
  • 電動歯ブラシ
  • 昔から使っていた電動歯ブラシ(と言っても電池式のハピカという安物だが)、の取付のところが壊れてすぐに抜けてしまうので、ヨドバシに行って新しいのを買った。動きがまったく違い、ズーンと低い音で非常に細かい振動である。私は、昔から歯磨きが嫌いなので、電動歯ブラシにしてきた。今度のは、使い心地が良いので非常に満足している。 [続きを読む]
  • ヘーシンク対神永の柔道の決勝戦
  • 今も忘れられないオリンピックの試合と言えば、1964年の東京オリンピックの柔道無差別級の決勝戦である。オランダのヘーシンクと日本の神永の対戦で、ヘーシンクに押さえ込まれた神永は、足を動かすが体はまったく動かすことができず押さえ込まれ,神永の負けになった。審判の手が上がり、ヘーシンクの優勝が決まったとき、驚いたのは彼の次の行為である。喜びのあまり、畳に上がろうとしたオランダの男をヘーシンクは、右手を上げ [続きを読む]
  • 50年目の告白
  • 先週の土曜日は、高校の同級会があり、男女25人が来た。どうしても病気と家族の話になってしまうが、中でI君の話が最高だった。『ララ・ランド』の話をされたのだが、途中で『シェルブールの雨傘』になり、「実は、これをTさんと日比谷映画劇場に見に行ったのです」と言った!誰も知らなかったので、非常に驚いた。小山台高校は、非常にまじめな学校だったのだが、こういうことを密かにやっていた人もいたのかとうれしかった。   [続きを読む]
  • 『バラカン・モーニング』が終わったので・・・
  • インターFMの『バラカン・モーニング』が終わってしまったので、朝に必ず聞く番組はない。           昼と午後は、TBSラジオを聞いていて、他の局に比較すると、やはりTBSは大人の番組が多いと思う。菊池の『粋な夜電波』も、以前は毎回聞いていたが、このところはやや面白さに欠けるので、聞かない時も多い。NHKでは、サラーム海上君の『エキゾチック・クルーズ』を聞くが、月1なので、残念なところである。HPは、http [続きを読む]